気ままに

大船での気ままな生活日誌

日比谷公園でもTOKYO GREEN 2012

2012-10-12 22:38:19 | Weblog
上野公園でみたTOKYO GREEN 2012。日比谷公園でもやってやした。


これはなんでしゅか。


願い事を書いて


ガーデンコンテストも






ハンギングバスケットのコンテストも


花園コンテストも




トイレではありません


内部は


復興支援も


ビールを飲んで復興支援という、誘いに乗って

日比谷図書館では”暫く”見学。”歌舞伎衣装展”を。


・・・・
根津美術館で”平家物語画帖”、ニューオータニ美術館で”小村雪岱”そして出光美術館で”日本の美・屏風絵”特別展と忙しい一日でやんした。

有楽町の東京国際フォーラムは、国際通貨基金(IMF)・世界銀行 総会開催で厳戒態勢でごわした。出光はこのための特別展示でありんす。






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夭折の画家 小野元衛

2012-10-12 07:50:45 | Weblog
神奈川近代美術館の鎌倉別館で、夭折の画家/小野元衛展が開催されている。ぼくにとっては、馴染みのない画家であったが、展覧会を見終えた頃には、親しみを感じる画家になっていた。

1919年に大阪に生まれ、近江八幡で育った。18才のとき京都で陶芸を学び、21歳で東京へ。御茶ノ水の文化学院では美術を学ぶ。そして、戦争の時代に入り、1942年に近江八幡に戻る。しかし、生来、身体が弱く、心身ともに疲れ果て、1947年、なんと、27歳の若さでこの世を去る。

本格的に絵を描き始めたのが18才だから、亡くなるまでの約10年間の油彩、水彩、素描など約130点の作品が並んでいる。18才の頃の、貝殻の写生図が、まず目に入る。子供の頃から遊んだ琵琶湖の貝殻だろうか、一つひとつ、思い出をたぐるように、ていねいに描かれている。そして、本展示室に入ると、なんとも、微笑ましい”童顔如来”が。これですっかり親近感をもってしまった。これも、十代の頃の作品らしい。そして、その延長線上に、木喰上人を主題とした絵がある。童仏、朱の仏、如意仏など、どれもほっこりした気分にさせてくれる。

そして、戦争やら家族の不幸などがつづき、ほっこりもしていられなくなったのだろう、主題は、建物に移ってゆく。ニコライ堂、法華堂金堂、民家の屋根、市役所などなど。いずれも、建物がゆがんでいる。ゴッホの”教会の絵”のように揺れている。心も揺れていたのだろうか。

この作家の回顧展は、これが初めてらしい。妹で染織作家の志村ふくみの作品も展示されている。兄の描いた模様の巻紙の上に、妹、自筆の少年と少女の童話を綴った、兄妹合作の”野の果て”も、奥の展示室でみることができる。








コメント (2)
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