大船フラワーセンターに、梅、桃、桜が揃い咲き、まるで、三つの春がきたみたい。しばらく、三春のフラワーセンターと呼ぶことにしよう!
3月3日に梅が咲いているのはわかるけど、桜と桃が咲いているのは、おかしい!と首をかしげる人は、このサクラをミヨ!
桜です! とはいっても、玉縄桜ですが・・・見頃を迎えていますよ。
桃です! 照手姫です!とはいっても、温室育ちですが・・・
梅です! これは正真正銘の地植えの梅の木です。満開の見頃です。
反対の大通り沿いの梅林には、素晴らしい枝垂れ梅が!宝戒寺のに負けないゾ。
おかめ桜も咲きはじめました。
河津桜は満開。
いかがでした。サクラ、モモ、ウメの揃い咲き。でも、何故、今咲くのか、ちょっと補足説明を。
玉縄桜の由来。ソメイヨシノの自然交雑実生株の中から早咲きのものを、当園で選抜育成した。原木は、芍薬園の片隅にあります。
花モモの照手姫(遊行寺ゆかりのお姫さま)も、ここの育成品種です。直立性で枝が拡がらない特性があります。”照手一家”は5品種あり、そのうちのひとつです。
ひな祭りに合せて咲かせるために、温室でていねいに加温して、2月20日に、ここに植えしました。なお、温度処置をしない、地植えの照手姫家族は、まだ固い蕾です。
ついでながら、おかめ桜の由来も。豆桜と寒緋桜の種間雑種より選抜したものです。
地元の玉縄桜を広める会などの活動により、鎌倉市内で玉縄桜がどんどん増えています。これは、大船駅の観音さま側の道路脇のです。こちらも、見頃を迎えています。
では、みなさん、今日もお元気で!