今日は都内のホテルから投稿です。御苑や後楽園のしだれ桜が見頃に入っていますよ。今日は六義園へ。
2,3日前、散歩の途中で寄った、鏑木清方記念美術館の”麗しき女性たち”展の美人さんの絵を載せたいと思います。今回の展覧会は、”清方の挿絵を中心に”ということで、文芸倶楽部の挿絵などのほか、水野年方の弟子時代である、16、7,8歳頃の作品も観ることができる。栴檀は双葉より芳し、見事な絵にびっくり。
そのびっくりはじめから。
まず16歳作の歴史画、”小楠公内侍を救う”。そして、17歳で”肉筆回覧誌(美術くらべー)の内”美人舞の図”、18歳で”肉筆回覧誌(研究画林巻之壱)の内”道成寺”。そして、盲目の三味線弾きの母親と幼い娘が月を見上げている図、”寒月”は19歳の作だそうだ。いずれも写真がなくてご免なさい。
それでは、いよいよ別嬪さんをお出ししましょう。いずれも文芸倶楽部の口絵から
花ふぶき 文芸倶楽部にはじめて描いた口絵
雛段の下
爪紅
松の内(清方・鮨崎英明の合作)
師匠の年方、梶田半古、武内桂舟の作品も。紅葉と桂舟、これほど息の合うコンビはいないと清方は述べたそうだ。
鏑木清方記念館
小町通りから
蜂蜜屋さんのみつろう
東寺のハンサム帝釈天さまが、ざるになっていた。
サクラ、さくら、櫻
ろくでなし猫でござんす。