気ままに

大船での気ままな生活日誌

秋分の日にうれしい白星 高安&遠藤

2016-09-22 23:09:16 | Weblog

こんばんわ。今日は秋分の日&お彼岸のお中日。いかがおすごしでしたしょうか。

秋分の日は秋場所12日目。高安と遠藤に、うれしい白星がプレゼントされた。ともに、二桁勝利の10勝目。

新関脇の高安は、すでに二横綱、二大関を破った上での10勝目。先場所、小結で11勝しているので、今日の白星で、来場所での大関とりが確実となった。大関昇進基準が”直前3場所が三役の地位で合計33勝以上”なので。あと三日、白星を重ねれば、13勝。来場所は9勝でOKとなる。それどころか、今場所は、まだ優勝の可能性まで残している。兄弟子、稀勢の里の初優勝、横綱昇進がほぼ消滅したので、その分、ぜひ、がんばってほしい。

高安、うれしい白星

稀勢関、あとは任してください。

そして、遠藤もうれしい10勝目。一年半前、大怪我をして、十両まで下がり、低迷していたが、今場所は見事な復活。角界一の人気者で、相撲女子の増殖(笑)に大きな貢献をした。まだ、初優勝の可能性も残しているので、もしそうなれば、すもう人気はさらに沸騰することだろう。

おめでとう、遠藤関。

場所入りにも嬌声が!

豪栄道もうれしい白星。12連勝。横綱、鶴竜も撃破し、初優勝が近づいた。ほんとは稀勢がこの立場になるはずだったのに。


遅かりし稀勢の里も白星。あと3連勝で、十一月も綱とり場所にしたい。

お彼岸のお中日。ぼくの散歩道の川沿いの彼岸花が満開となった。

稀勢関にあと白星三つ、お願いします!すもうの神さま。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


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妹背山婦女庭訓 吉野川

2016-09-22 11:36:23 | Weblog

両国で東西両横綱の土俵入りをみてきたばかりだが、秀山祭・九月大歌舞伎の”吉野川”も横綱土俵入りをみるようだった。東に中村吉右衛門、西に坂東玉三郎、そしてそれぞれ太刀持ち、露払いに染五郎、菊之助ら。なかなかみられない豪華な布陣。ただ、こちらは、悲しくて悲しくてとてもやりきれないといった場面での横綱土俵入り。

幕が開くと、はっと驚くような美しい景色。中央に水色の吉野川が観客席の方に向かって流れている。その周りを桜が爛漫と咲き揃っている。川を挟んで、東の背山側に、大判事清澄(吉右衛門)とその子息久我の助(染五郎)の館。西の妹山側に、太宰後室定高(玉三郎)と息女、雛鳥(菊之助)の屋敷がある。

妹山のお屋敷では、雛飾りがされ、腰元たちによって桃の節句の支度がされているが、雛鳥は物思いに沈んでいる。一計を案じた腰元たちは恋文を小石に結び付け川へ流す。これに気付いた久我の助が歌をみとめた柏の葉を流す。こうして、川をはさんで束の間の逢瀬を楽しむ。しかし、両家は反目しあう中で、二人の恋は叶えられない。

観客席の東にも臨時の花道が拵えてある。これが背山につづく道。通常の花道は妹山へつづく道。東に吉右衛門、西に玉三郎が登場する。観客席が吉野川だ。両岸で二人の会話。永年の両家の諍いをおさめることができるかどうかは、今日の互いの決断に依ると玉三郎に語りかける。そして、蘇我入鹿に反目する息子を斬り殺すという。玉三郎も、息女を入鹿へ入内させるつもりだが、断った場合には、雛鳥を殺すつもりだと言う。これを聞いた吉右衛門は持っている桜の枝をそのまま流したときには良い知らせであると話す。

二人は、不和の仲ではあるが、互いに我が子を犠牲にして相手の子供だけは助けようとの心づもりでいたのだが、悲しい結末が待っていた。切腹をし、息も絶え絶えの久我の助(染五郎)の前に持ってこられたのは雛鳥(菊之助)の首。ここで、大判事が息子の介錯をして、二つの首を両脇にかかえ、吉野川に佇む。対岸には悲しみに沈む玉三郎の定高がいる。なんとも悲しい出来事によって、両家の和解がなされるのである。

涙なしにはみられない、悲しい芝居ではあるが、幕間なしの二時間余り、気の抜けない、素晴らしい舞台であった。

吉右衛門と玉三郎

吉野川をはさんで向かい合う妹山(左)と背山(右)

(筋書より)

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両国で観戦の日に稀勢終戦

2016-09-22 08:48:31 | Weblog

おはようございます。昨日、両国の国技館に行ってきました。ちょっと、残念な結果となりましたが、観戦記をお届けします。

秋場所11日目の大一番。全勝豪栄道に、二差で追う稀勢の里。これに稀勢が勝利すれば一気に逆転Vに弾みがつく。一方、これに負ければ三差となり初優勝、綱とりがほぼ消滅。いってみれば、稀勢にとっては天国か地獄の大事な一戦だった。

十両の対戦がはじまり、幕内土俵入り、横綱土俵入りがあり、幕内の相撲がすすみ、両力士の対戦が近づいてくる。館内も次第に緊張が高まり、いよいよ、稀勢と豪栄道が土俵にあがると、これまで聞いたことのないような大歓声が館内に響く。大部分は稀勢への応援だが、ごおえいどおと叫ぶ、声援もときどき耳に入る。

大歓声の館内(声は写真に撮れないので想像してください)

そして制限時間いっぱいまで、大歓声はつづく。そして、最後の仕切り

立った!

稀勢が攻め込んで、これはいくぞと、決定的写真を撮ろうと、シャッターを押したら、ななんと、勝っていたのは豪栄道だった。

がっくり、稀勢の里と観衆。それでも、豪栄道の全勝を祝う声援も多い。

なんてこった、ぼくが両国に応援に行ったときに、稀勢の(ほぼ)終戦を目撃するとは・・・とほほ。でも、実はちょっと不安もあった。ぼくが国技館に応援に行く日には稀勢が負けるというジンクスがあるのだ。たしか、勝率は2割程度かな。いつもヤケ酒を飲んでいる気がする(笑)。

さてと、気を取り直して、結びの一番、高安と日馬富士戦に集中する。兄弟子、稀勢の弔い合戦だ!

両力士、土俵に上がる。

さあ、立ち合い。

高安、互角に応戦するも、たちまち日馬に押し込まれ、土俵際。

そのとき大歓声!逆転の突き落とし!転がったのは日馬!何も写っていない(汗)。

座布団が飛ぶや飛ぶ。稀勢敗戦の鬱憤を晴らすように。

おめでとう、高安。2敗堅持。まだ優勝の可能性も残す。それに、あと1勝で二桁勝利、来場所は大関とりへ。

これより前、1敗の遠藤も負け、これで、全勝の豪栄道を二敗の日馬富士、高安、遠藤が追う展開となった。ただ、三敗の稀勢、鶴竜らもかすかに可能性は残っている。それこそ奇跡の大逆転となるが。まず、今日の豪栄道と鶴竜の対戦がカギとなる。”ほぼ終戦”でもまだまだ、あきらめないゾ。

東西の幕内土俵入り

横綱土俵入り


そのあと、翌日の取り組みが紹介される。稀勢の里は魁星と、豪栄道は鶴竜と。

中入り後の取り組みがはじまる。中盤、ひときわ大きな声援。遠藤登場!

しかし、9連勝ならず。

ここで、ちょっと不安が、稀勢の里もこうなるかと・・・

ふりだしに戻る

それでは、みなさん、今日も高安関のように権威に負けず(笑)、一日、お元気で!

 

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