こんばんわ。
新春松の内に新宿御苑を訪ねたのは、生まれてはじめてかもしれない(笑)。午前中、山種美術館で”大観展”をみたあと、ふと思いついて御苑に向かった。ちょっと、こんなことを考えていた。もみじ山の紅葉が12月中旬でも華やかだったので、ひょっとしたら、名残りの紅葉が見られるかもしれないと。さすれば、”新春の紅葉”としてニュースになるのではと。
そんなわくわくした気持ちで、千駄ヶ谷門から一直線、もみじ山へ。そして、そこで見たものは・・・な、なんと、名残りのもみじどころか、すべてが落葉し、冬枝ばかり。あんなに見事な仕事をしていたのに、時が来れば、一切、手を引く、なんという引き際の良さ。褒めてやりたいが、本音は、ちょっとくらい残しておいてよ、と言いたい。こうして、”新春の紅葉”の夢ははかなく消えたのだった。
こんなふうに見事な冬枝ばかり。
12月中旬のもみじ山↓
あてがはずれて、がっかりしたが、近くの、枝垂れ桜の株元の水仙(ペーパーホワイト)が見事で、気を取り直した。
さらに、ぼくを喜ばせたのは、サービスカウンター近くの寒桜が咲き始めていたこと。松の内、お正月の寒桜咲きぞめは、はじめてかもしれない。これで、わざわざ、御苑に来た甲斐があったというもの。
新春寒桜
さらに、その近くの十月桜が満開。これは、来るたんびに花数を増やしている。新春十月桜。
ジャノメエリカも見頃になってきた。新春エリカ。
名残りの新春紅葉はだめだったが、名残りの新春つわぶきはOKでごわす!
それでは、おやすみなさい。
いい夢を。
西郷どんも始まりもした。