気ままに

大船での気ままな生活日誌

安養院政子の大紫躑躅 

2024-04-30 10:04:09 | Weblog

おはようございます。

つつじの季節も終盤に入ろうとする頃、鎌倉大町の安養院の大紫つつじが華やぐ。北条政子のお墓があり、政子の法名、安養院が寺名である。大紫つつじがお寺の周りを囲い、また境内にも大きな大紫が植えられている。そして、本堂裏の政子のお墓の前には一番大きな大紫躑躅が墓守をしている。今年も、最高の咲きっぷりを見てきました。

鎌倉駅から山沿いの道を15分も歩き、大町の大通りに出るとすぐ、道路沿いの大紫が目に飛び込んでくる。よし、満開、見頃だ。

山門前。

大紫躑躅の木がそれぞれ大きい。

山門から覗く境内の大紫つつじ。拝観料は200円です。

本殿前の大紫。

庫裡前のつつじ。

境内の真ん中に槙の巨木がある。樹齢700年の市の天然記念物である。

円覚寺のビャクシン(柏槇)に着生していたカヤ蘭がいるかどうか調べたが、ここには棲んでいなかった。その代わり、木の下に同じラン科のエビネ蘭が咲いていた。

さて安養院政子の大躑躅を見に行こう。本堂横の小径を通る。ガラス戸に写る躑躅も見頃(笑)

右に折れると大躑躅が。これが、安養院政子の大紫躑躅(笑)。 

この大躑躅の左先、右に宝篋印塔(重要文化財)、左に政子の墓がある。

身代わり地蔵さんは躑躅の陰でお昼寝。

今年も安養院のつつじを見られてよかった。来年もまた。

このあと、この大通りをまっすぐ進み、横須賀線、江ノ電を渡り、一気に鎌倉中央図書館まで歩く。そこで休憩。田辺聖子の”ひねくれ一茶”を楽しむ。帰りに、ふと、元鎌倉大谷美術館の玄関口の大紫つつじを思い出し、回り道をした。安養院ほどではなかったが、見事なつつじは変わらぬままだった。

2009年12月に突然閉館してしまった鎌倉大谷美術館。デュフィ、ヴラマンク、マリー・ローランサンもここで好きになった。加えて、大観、御舟、古径、青邨、福田平八郎などのぼく好みの日本画も常に展示していた。大谷米一の鎌倉別邸の各部屋が展示室という、今、考えると、夢のような美術館であった。

邸宅の並ぶ佐助(地名)の住宅街を抜けると、鎌倉駅に通じるバス通りに出る。隧道をくぐって、右に市役所、左にフクちゃんでお馴染みの大漫画家、横山隆一の旧邸宅。現在はスタバが入っている。プール付きの庭は残っていて、そこの八重桜とフジもフクちゃん以来のもの。ここで一服。八重桜はもう散ってしまったが、フジは残っていた。

プールには花筏。

駅前の花屋さんにはもう紫陽花。季節は超特急で巡っていく。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で。ぼくはこれから大谷選手の応援席へ。8号プラス猛打賞、いくぞ!

コメント (2)
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