気ままに

大船での気ままな生活日誌

博物館に初もうで

2025-01-05 11:24:13 | Weblog

おはようございます。

東博の初春恒例のイベント”博物館に初もうで”に今年も行ってきました。いつも、二日か三日に出かけるが、今年は四日。やっぱり三が日に行けばよかった、玄関前の和太鼓や獅子舞がなく、華やかさに欠けた。でも、玄関の門松風生け花がお正月らしさを演出していた。

本館に入ると、大階段の向こうに、特大の正月生け花が迎えてくれる。

池坊・蔵重伸氏の作。

二階に上がると、両脇の部屋で、今年の干支、蛇がからんだ作品がずらりと、ヘビーなパワーを放っている。

博物館に初もうで メインビジュアル

先ず、ポスターにもある自在蛇置物(宗義作 昭和時代・20世紀)本物みたい。大小合わせて222個の部材からなる自由に動かせる「自在置物」。別にこれの3D複製品で自動の蛇が展示してあり、まさに生きているみたい。

これは地中海東部出土のガラス容器。

今日から始まる大河ドラマ、蔦重に絡めたのかどうか、歌麿の浮世絵。蛇がにょろにょろ。この蛇も自在玩具で、娘さんもわらっておどろいている。

蛇の目傘。勝川春草の相合傘。

この陣羽織の模様も蛇の目。

重文 十二神将立像(巳神)京都・浄瑠璃寺伝来 (鎌倉時代・13世紀) 薬師如来が従える十二神将のうちの巳神。

頭上にとぐろを巻く蛇が。

弁財天坐像 鎌倉時代13世紀

とぐろを巻いた蛇の身体に老人の顔を持つ宇賀神を頭上にいただく。

胆松に白蛇 渓斎英泉筆 江戸時代・19世紀 朝日を浴びて、弁天様の使いとされるめでたい白蛇が松の木に絡む、元旦にふさわしい浮世絵。ヘ

清水寺縁起絵巻(下巻)土佐光信 どこに蛇?

ここに。

能衣裳白地鱗模様 鱗模様の衣裳は龍や蛇の役に象徴的に用いられる。

素戔嗚尊すさのうのみこと 歌川豊国 素戔嗚尊が八岐大蛇を退治する場面

ドイツ十九世紀の飾り皿。

深鉢型土器 (縄文時代)どこに蛇?

ここに。

蛇体把手(縄文中期)

冠断片(ガラス) エジプト 前8世紀

山本 芳翠 エデンの園 ヘビは何処?

ここです。

楽しい蛇展示でした。

東博の正月展示といえば、国宝室独占、長谷川等伯の松林図屏風。相変わらずの人気。

思い出すのは2021年正月、奇跡の一枚。たった一人で鑑賞!コロナ殿のおかげ。

物悲し気な松林。

〆は明るく、キティちゃん。まだやっていた。

写真撮影の行列。

月と金星、大接近(1/4夕方

五日月(元旦からお月見4連勝)

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

 

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あけましておめでとうございます^^ (Rancho)
2025-01-05 12:34:14
さっそく行ってこられたのですね。
それにしても、楽しい展示だ事^^

蛇の目がいっぱい^^
蛇の目といえば、阿呆な私はついつい助六を思い浮かべましたでございまする^^

豊国も素敵だし、、、
実は国芳なのですが,,、家族が正月に行こうって誘ってくれたのに、パスしてしまいました、、、トホホ、、、(笑  絶対行こうっと!)

清水寺縁起絵巻のお話は、面白そうですね。
柄も、初めて拝見しました^^
興味深い絵巻物を、ありがとうございます。

ドイツの飾り皿は、、、驚いてしまいました^^

蛇がいっぱいのご紹介をありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。

   バイバイ、キティちゃん^^v
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Ranchoさま (marbo)
2025-01-05 18:00:29
あけましておめでとうございます。

蛇の目傘といえば助六ですね。助六は出場していませんでしたが、いろんな蛇の目があり、楽しかったです。

大河ドラマで蔦重が今日からはじまるので、浮世絵ブームになりそうですね。こちらでも、早速、関連の展覧会が始まりました。

蛇、へび、ヘビ、とへび尽くし。こわがらず、楽しんでいただき、ありがとうございました。
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白蛇伝 (アナザン・スター)
2025-01-05 19:18:08
YouTubeでは、元旦から白蛇伝が観られてました。
森繫久彌さんと宮城まりこさんのお二人の何人もの役代わりです。
DVDを持っています。
日本のアニメも、ここから評価が変わりました。

蛇は、神の使いでしたが、エデンの園でイヴに林檎を採らせたことから、不気味な色に。
因縁を思わせるのでしょうか。
ノアの箱舟には、生き物として、つがいで乗りましたが・・・

今晩は朧月です。
初水天宮、白蛇の怪異かもしれません。
こちらには、荒神さまが祀られ、参拝者でごった返します。
旧暦の睦月朔日です。

本日は丑神さま。農耕の神さまで、多くの人出だったようです。
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アナザン・スターさま (marbo)
2025-01-05 21:24:58
巳年のはじめに”白蛇伝”の鑑賞、ぴったりですね。東映動画の第一作目でしたか、ぼくも見た覚えがあります。

”蛇物語”、いろいろ解説ありがとうございます。

>本日は丑神さま。農耕の神さまで、多くの人出だったようです

知りませんでした。ありがとうございます。

そちらではおぼろ月ですか。こちらでは、今日も明瞭な月で、金星の上に輝いています。

ボタンはまだ復活していないようですね。長すぎますね。
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Unknown (雪椿)
2025-01-05 22:22:08
巳年の人には悪いけど
ヘビ嫌いです
トカゲとかなら、まだマシですが
ヘビはダメですね
最近は実物を見る事もないので 
良かったですが
今年は、巳年なのでお目にかかる機会もあるかもしれません
この展覧会には
行けないです
置物でもゾワッとします
 
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新年 (エルフの隠れ里)
2025-01-06 09:15:07
あけましておめでとうございます。
トーハクに行かれたのですね。私も2日行こうかな~と思ったけど、すごい混んでそうなのでやめました。
どこかで行ければいいけどな~。

大河、みてますか?
大河宣伝テレビから渡辺謙、田沼の登場シーンの庭園、私、行ったことある、、高台寺??
と本編終わって検索してたら、智積院がヒット。
そりゃぁ、京都行く度に京博ついでの智積院、
いつでもすいててのんびりできる智積院、、。
渡辺謙背後の襖も素敵な美術品だな~と思ってたけど、ホンモノだったのですね。
3月に京都行くので再訪決定ですわ。(笑)
養源院、智積院、京博、三十三間堂は京都駅から徒歩圏内、これも何回も足を運ぶ理由です。

京都は2年ぶりです。いつも静かな冬場(特別公開)ばかりですね。
今年も素敵な写真を楽しみにしてます。
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雪椿さま (marbo)
2025-01-06 09:29:06
蛇の好きな人は少ないでしょうね。芸術品でも、模様にしずらく、雪椿さんが許されるのは蛇の目模様くらいでしょうか(笑)。
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エルフの隠れ里さま (marbo)
2025-01-06 09:40:00
あけましておめでとうございます。
”東博に初もうで”は4日に行きましたが、比較的空いてました。松林図屏風前はいっぱいでしたが。

蔦重見てますよ。さすが、隠れ里さま、よく見つけましたね。智積院庭園でしたか。ぼくも何度か行っていますが、すぐには気付きませんでした。その代わり、ちらりと鎌倉の円覚寺の松嶺院横の通りが出て、これは一瞬に気づきました(笑)。円覚寺には”べらぼー”のポスターが貼ってあります。
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