・*・ etoile ・*・

🎬映画 🎨美術展 ⛸フィギュアスケート 🎵ミュージカル 🐈猫

【cinema / DVD】『イラン式料理本』

2014-01-30 00:00:00 | cinema / DVD
『イラン式料理本』鑑賞
『イラン式料理本』見た。監督の妻、妹、母親など、身近な女性達が料理をしなから、自身の結婚生活や、人生観などを語る。イランの今が見えて来るって説明だったけど、これはそのまま日本の現実でもある。男女の考え方のズレ、年配夫婦と若い夫婦、妻の悩みは同じでも、結果の違いが現代的。良かった。 Posted at 12:39 AM



ネタバレありです!

イラン映画。モハマド・シルワニー監督が、自身の母、妻、妹など、身近な女性たちが料理をする姿を通して、イランの現実を描くという感じかな・・・ 監督の作品を見るのは初めてで、お名前も存じ上げなかったのだけど、主にインディペンデント系のドキュメンタリー作品を多く撮られている方なのだそう。

見たいと思ったのは、アスガー・ファルハディ監督の『別離』(感想はコチラ)や、昨年のアカデミー賞作品賞『アルゴ』(感想はコチラ)が面白かったことと、大好きなミュージカル俳優ラミン・カリムルーのルーツであるということから、個人的にイランに対する興味が高まっているから。といっても、そんなに深いものでもないのだけど・・・(o´ェ`o)ゞ

公式サイトのショーレ・ゴルパリアンさんのコラムによると、ちょうど『アルゴ』の舞台となった1979年のイラン革命前後で、イラン映画は大きな転換を迎えたのだそう。革命前は夢を描いたり、娯楽的な作品が多かったけれど、革命後は現実を描く作品が増えたのだそう。その中で"食事"は大きな意味を持っているとのこと。シュルワーニ監督がこの作品を撮ろうと思ったのは、「本作は、イランの女性たちへの賛歌だ。(中略)台所は、私の母が30年以上も過ごした場所だ。そして私は、台所の細部がどうなっているか、今までほとんど知らずにいた」とご本人が語っていることからも、イランの女性を語る上で食事を避けて通れないと考えたからなのでしょう。

料理を作る姿を撮影しながら、監督が女性たちにインタビューするという形。それぞれ料理が完成し、食事を終えるまでを描いている。1人ずつ完結するのではなくて、交互に差し込まれていて、同時進行しているような感覚。母の友人、義母、妻、妹、友人の母、母、伯母(ほぼ登場順)の7人の女性たちにインタビューしているけれど、友人の母は99歳と高齢のため料理は作らないし、義母のシーンでは途中で姑が登場したりする。後に、それぞれの夫や家族も登場する。99歳の友人の母、義母の姑を第一世代とすると、母、義母、伯母、母の友人が第二世代、妻、妹が第三世代という構図になっているのも面白い。

一応、簡単に登場人物と料理を紹介すると・・・

母の友人:14歳で40歳の夫に嫁いだ。料理:豆のピラフ
義母:主婦暦35年5人の子供あり。料理:ドルテ、クフテ(巨大肉団子) 所要時間:5時間
:現代女性代表 料理:缶詰のシチュー
:双子の息子あり。大学生に通い始めた。料理:ナスの煮込み 所要時間:5時間
友人の母:9歳で結婚。料理:作らない
:主婦暦40年。料理:ラマダンの豪華料理
伯母:13歳で結婚。料理:宝石ピラフ(ラマダンの豪華料理の一品)

なかなか興味深いラインナップ!

最初は皆、料理の説明から入る。材料や作り方など、饒舌な義母は料理の先生のような感じ。この義母が作った料理は伝統料理なので、結果的にとっても時間がかかっているけど、姑も言うとおり手間のかかる料理だけど、見ているととっても手際が良くて、時々愚痴を交えたり、姑に昔嫁いびりをされたと口撃したりと、見ていて飽きない(笑) 「どうしてあんなにいじめたんですか?!」などと、かなり強い口調で詰め寄ったりするので、ドキドキするけど、そこは長年の絆があるのでしょう。ケンカしている気はしないし、今ではわだかまりはないと語る姿は逞しい。監督の身近な女性が多いので、語りやすいことはあったと思うけれど、年配の女性たちはやはり言葉を飲み込む部分が多かったように思うけど、第二世代の女性の中では、この義母が一番オープンに語ってくれた印象。

第一世代、第二世代の女性たちは、幼い頃に嫁いで、義母に料理を教わったと話す。もちろん、実家でも教わっていたのだろうけれど、婚家に従うってことなのかな。義母と姑のやり取りにもあるとおり、それは厳しいものだったのかもしれないけれど、女性は結婚して家事をするという選択肢しかなかった時代、その家の味やルールを守るというのは、大切なことかもしれない。ただ、義母は息子の嫁に料理をさせることはないのだそう。この嫁は登場しないし、詳しい説明もなかったように思うので、何故この嫁が料理をしないのかは不明。おそらく仕事をしているのでしょうけれど、すでに帰宅している様子なのに手伝いにも来ていない。義母が特にさせようとしていないのは、自分の領域に入れたくないって部分もある気もするけれど、やっぱり同じ苦労をさせたくないという思いはあるのでしょう。そんなことを言っていたように思う。そして、時代の流れということなんだと思う。

現代女性を代表するのが妻と妹。自身も彼女たちの年代に近いので、一番感情移入した。美しい妻は仕事を持っていたと思うけれど、とにかく料理はしたくないという印象。どうして自分の時間を家庭に捧げなきゃいけないのかという発言もあったし、今回の料理も缶詰のスープ。監督との会話では、以前監督の友人が家に来た時にも缶詰料理を出し、友人から料理の腕をホメられると缶詰だと答え、ドン引きさせてしまったらしい。まぁ、確かに缶詰使ってもいいけど、せっかくホメてくれたのだから話し合わせておけよと思うけれど、一見妻の返事に対して文句を言っているように思える監督の言葉の中に、料理を作らない不満も感じてしまうのは事実。そして、妻の言う連絡もなしに突然連れて来られて、作るのに何時間もかかる料理なんて出せないというのはとっても分かる! 何人来たのか分からないけれど、冷蔵冷凍技術が進んだとはいえ、普段からお客さんの来る家じゃなければ、そもそもそんなに材料そろっていないし! この妻の肩を持つわけじゃないけど、全ての旦那さんたちは家事や料理の大変さが、基本分かっていない様子・・・

夫の理解が足りないと一番感じるのが、監督の妹。双子の息子を育てながら、大学に通っている。最近、大学に通い出したようなので、おそらく何か思うところがあったのでしょう。妹の料理は伝統的なイラン料理で作るのに5時間かかった。正直、妹の手際はあまりよいとは言えない。妻と彼女以外はベテラン主婦だからというのを除いても、手際はよくないと思う。自分でもそれは感じている。多分、料理はあまり好きではないのだと思う。妹は妻ほど主張は激しくないけれど、やはり家事だけで人生が終るのは嫌だと感じている。だから、料理に身が入らないのかもしれない・・・ 夫は女性は家事をするものという考え方。大学で習ったのだそう(笑) この料理に何時間かかったと思う?という質問は、どの夫にもしていたけれど、かかった時間を伝えていたのは、妹の夫だけだったような・・・ 5時間だと答えると、時間がかかるのは本人の能力が足りないからだという夫∑(*゚ェ゚*) 確かにそういう部分はあるし、何度も言うけど妹は手際は良くない。夫婦だから、料理以外にも感じていることなのかもしれないけれど、あまりに冷たいと感じた。夫の言うとおり、能力が足りないのであれば、妹は料理に向いてないわけだし、監督の妻のように料理自体が嫌いな人もいる。嫌いなことを女だからという理由でさせられていて、一切の感謝もなく、おいしいとホメられたこともなく、文句ばかり言われていれば、そりゃやる気も出ないよと!

と、まぁ嫁にも行っていないのに熱くなっておりますが(笑) では、女性たちが旦那さんの仕事の大変さや苦労をどれだけ分かっているかと言われれば、お互い様なのかもしれない。事実、第二世代の夫たちは、妻への感謝の言葉を口にするし、監督の母の夫、つまり監督の父は、妻が大変な時には自分が料理をすることもあると言う。妻を愛してると真面目に答える旦那さんもいる。これは前述のショーレ・ゴルパリアンさんのコラムによれば、イランでは大変珍しいことだそう。監督が身内や友人であるということもあるだろうし、多少自分を良く見せようという意識もあるかもしれないけれど、例え5時間かかった料理を、1時間くらいしかかかっていないと思われていたとしても、喜んでくれさえすれば作りがいもあるし、素直にうれしいと感じる。

ゴルパリアンさんによると、イランでは結婚式や宗教的なお祭りに、女性が集まり料理を作りながらコミュニケーションを図るという習慣があったそうで、ホームパーティも多く、長い時間かけて料理をすることが多かったのだそう。作品に登場した第一、二世代の女性達のほとんどは、10代前半で結婚しているわけだから、狭い社会の中でそういうコミュニケーションの場というのは必要だったのだと思う。でも、『別離』の記事書いた時に調べてみたところ、現在イランでは女性の大学就学率が男性を抜いたそうだし、共働き家庭も増えているとのことだった。となると、必然的に毎日5時間もかかる料理をしている時間はないし、あえてコミュニケーションの場を持つ必要もないのかも。ただ、人脈が広がったことと、関係が蜜になることは別だし、親戚や友人たちとコミュニケーションの場を持つことは大切なことだと思う。ただ、それを煩わしく思う部分もあったりするわけで・・・ 特に、妹や妻のように料理することを負担だと思っているのであれば、参加するのも苦痛かも。事実、若い世代の夫婦は外食が増えているのだそう。

見ている間も、こうして記事書いている間も感じていたことは、イランも日本も同じだなということ・・・ これはあくまで女性の側の言い分を、監督が一方的に聞いたという形で作られている。監督自身が質問している内容も、女性の側に立った質問が多かったように思う。何が大変かとか・・・ 私自身は母にも妻にもなったことないけれど、やっぱり女性だから母親から家事については躾けられてきた。洗濯も掃除も高校を卒業してからは自分でしていたし、高校時代もお弁当箱を洗い忘れたら、翌日のお弁当はなかった。弟のお弁当は母親もしくは、私が洗っていた。母親の留守中に雨が降ってきても、洗濯物を取り込まなければ叱られるのは自分であって、弟は決して叱られなかった。それは、女性が嫁に行くからであって、嫁ぎ先で恥をかかないようにという親心であったろうと今では思うけれど、女性=家事をする人、男性は何もしなくてOKという考え方については、やっぱり違和感がある。監督自身は、フェミニストになるつもりはなかったと語っているけれど、目線としては全体的に女性に優しかったように思う。でも、妻には本音が出てしまっているのが興味深い。

前述した理由の他にも、この映画を見てみたいと思ったのは、イランがイスラム教の国だから。イスラム教について詳しくはないので、あくまでイメージとしてだけれど、思い浮かぶのは男尊女卑。だから、第二世代の夫たちが妻への感謝や愛情を口にするのが意外だった。まぁ、リップサービス的な部分もあるだろうし、前述したとおり、自分をいい人に見せたいという部分もあるかもしれないけれど、珍しいことらしいので。監督自身は妻に対しては、少し不満があるようだし、妹の夫の男尊女卑ぶりについては、見ていて腹が立ったので、やっぱりこれは年の差なのかもしれない。それぞれの年齢というよりも"夫婦年齢" 第二世代の夫婦たちにも、きっと若い頃にはいろいろあったのだ思う。ただ、それらを乗り越えて来たからこそ、相手に対して感謝する気持ちが芽生えたのかも。

映画は、それぞれのその後が紹介されて終る。99歳の友人の母はその後100歳で亡くなったのだそう。第二世代の妻たちは相変わらず元気に料理を作り続けている。第三世代の監督と妻は離婚。妹も離婚を決意したというセリフで終る。監督夫婦については、家事をしたくない妻と、本音では少しは家事をしてほしい監督の間でのズレが、おそらくいろいろな部分に広がってしまっていた印象。監督自身が妻に対して愛情が残っているのかは、分からなかったのだけど、妻の方は冷めてしまっている感じだった。監督の言葉では「妻は僕と離婚した」という言い方だったので、おそらく妻の側から言い出したのかなと・・・ 妹の方はねぇ・・・ イランの風習がそうなのであれば、一方的に夫が間違っているとは言えないけれど、少なくとも21世紀の日本に生きる独身OLちゃんとしては、5時間かけて料理を作った妻にねぎらいの言葉もなく、時間がかかるのは本人の能力不足だと言い放ち、妻が1人後片付けをする横で子供たちと椅子座り手伝いもせず、コップを取ってと頼んでいるのに取らない息子を叱るでもなく、その様子が撮影されているからなのか、別の部屋に息子たちを連れて引き上げてしまうに至っては、こんな男とは離婚しちゃえと思ってしまう。イヤ、夫も手伝うべきとかいう以前に、思いやりがなさ過ぎる! 考え方は人それぞれだから、男は家事をしないという考え方を全否定する気はないけれど、困っているからお願いしているのであって、家事に手を出さないから助けないというのは違うだろうと! コップくらい取ってあげればいいのに・・・ そうすれば、明日もまた5時間かけて料理する気になるのに・・・ と、ちょっと個人攻撃みたくなってしまった(笑)

男性だろうが、女性だろうが、生きていくには食べなきゃならないわけで、だったらおいしく食べたいってことで、料理が生まれたんだよね?きっと・・・ そもそもは、おいしく食べたい、食べさせたいという発想だった料理が、誰かの負担になってしまうのであれば、外食にするとかレトルトや缶詰を使うという選択肢があってもいいのかなと思う。伝統料理が廃れてしまうという懸念はあるし、それじゃ寂し過ぎないかという気もする。おいしく食べさせたいというのは愛情だからね・・・ ただ、共働きで疲れていて、料理も得意でなかったら、やりたくないと思う気持ちは分かる! 時代が変わり、特に女性の生き方が変わった以上、柔軟な発想は必要なんだと思う。妹の夫のような考え方の人は、家事が大好きで専業主婦になりたい女性を妻にすればいいのだと思うし、そういう女性も間違いなくいる。生き方はそれぞれだから、それを時代遅れとも思わない。愛した女性が料理をする時間もないし、したくないと思っていて、自分がそれに賛同できれば、その女性と結婚すればいいわけで・・・ そして、料理や家事だけが結婚生活ではないと思うし・・・ きっと他にも問題が出てくるのだと思う。それらを一緒に乗り越えられないのならば、続けてはいけないわけだからね・・・

と、なんだかダラダラ書いた割には、まとまらないなぁ あまりクドクド書いてもなんなので、この辺で終りにしとこうかな(笑) まぁ、いろいろ考えさせられたということで(o´ェ`o)ゞ

公式サイトがカワイイ! 各カテゴリーのアイコンが動いたり凝ってる! 豆のピラフのレシピもある

『イラン式料理本』Official site


http://twitter.com/maru_a_gogo


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【Googleのロゴ】ウジェーヌ・エマニュエル・ヴィオレ・ル・デュク生誕200年

2014-01-27 00:39:10 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



ウジェーヌ・エマニュエル・ヴィオレ・ル・デュク生誕200年!

すみません・・・ どなたでしょう?
毎度のWikipediaで調べてみたところ・・・

ウジェーヌ・エマニュエル・ヴィオレ・ル・デュク
(Eugène Emmanuel Viollet-le-Duc)は、
19世紀フランスの建築家、建築理論家。
中世建築の修復、及びゴシック建築の構造合理主義的解釈で知られる。

1840年からのラ・マドレーヌ教会堂の修復を手始めに、
パリのサント・シャペル、ノートルダム、アミアン、ルーアンの大聖堂など、
多くのロマネスクやゴシックの教会堂、城館の修復、復興に携わった。

修復の傍ら、経験を元に『中世建築辞典』を著している。
1863年にボザールの教授になるも、学生や教授との意見対立により辞任。
その後発表した『建築講話』において自らの建築理論を展開した。

1879年スイスのローザンヌにあった自邸「ラ・ヴェデット」にて死去。

なるほど! ノートルダム寺院を修復した方なのね!
Merci, monsieur

修復した主な建築物や、建築論などについて詳しくはWikiで!

検索画面のロゴも同じ



Joyeux anniversaire!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【MJ】 「国宝みうらじゅん いやげ物展」 & サイン会

2014-01-26 00:00:00 | MJ
みうらじゅんサイン会



MJこと、みうらじゅん氏のイベント「国宝みうらじゅん いやげ物展」が渋谷のパルコミュージアムにて開催中! この日はトークショーとサイン会も開催! トークイベントは17日の10:00から70枚限定発売。17日は平日だったので、仕事終りじゃ当然売り切れてるよねと諦めた サイン会は当日10:00から100枚限定で整理券配布。しかも1,000円以上のグッズ購入者対象。ってことで、こちらも諦めムードだった・・・

当日一緒に行く予定だったbarumix一家との待ち合わせは11:00。もう、この時点で諦めた時間設定だったにもかかわらず、大寝坊 起きたのが10:50! 急いで向かう途中、朝からイベント見に来ていた、お友達のワッピーさん&イベリコ豚さんご夫婦が整理券2枚ゲット! その1枚を分けていただけることになった!! ワチョ――ヽ(・∀・)ノ――イ♪



ということで、お2人と合流。J. S. Burgers Cafeでランチして、集合時間の13:45にパルコミュージアムへ向かう。整理番号順に階段に列を作る。すでにイベントはご覧になった、お2人といやげ物の話で盛り上がる!

30~40分くらい待ったかな? 順番キタ━━━(゚∀゚)━━━!! 久しぶりのサイン会! 相変わらず気さくで飄々とした雰囲気のMJ! イベント内に設置されている都道府県キャラスタンプ(「みうらじゅん郷土愛2004」の時に作ったスタンプ)を押すために持参したメモ帳の表紙裏にサインをお願いした。「小さい(笑)」と言われてしまったけど・・・(o´ェ`o)ゞ 事前に整理券の裏に書いて欲しい名前"maru"を記入しておいたので、装飾文字で書いてくれた!



もちろん握手もしてもらった! 毎回後から気づくのだけど、大好きなオロナミンCを差し入れすればよかった・・・βακα_φ(゚∀゚ )アヒャ

「国宝みうらじゅん いやげ物展」」
で!!行ってきたよ!! http://t.co/Pz4ZLlLhpt Posted at 09:11 PM



まず、遺影… このイベントは写真撮影OK! http://t.co/DbbK9zQSp4 Posted at 09:12 PM



フィギュ和の世界 http://t.co/YxaFUg6tWo Posted at 09:13 PM



土佐犬ペル http://t.co/0r3okFcOAZ Posted at 09:14 PM



勝手に日本各地を視察と称して観光し、地域振興用ポスター&ご当地ソングを作る活動を行う勝手に観光協会。AHこと安齋肇氏とのユニット。雑誌の企画から始まり、その後CS放送のテレビ番組へ。既に全国制覇したけれど、現在も活動中のハズ・・・ 東京MXで始まった「ゆるキャラに負けない」という番組は、勝手に観光協会のスピンオフ番組でもある。

と、前置きが長いわけだけど、そんな勝手に観光協会で高知県を視察した際に購入したのが、土佐犬ペル! ペルっていうのは以前MJが飼っていた犬の名前。あれ? ペルだったよね? 見直してみよう!

猫ひろしが買って来たミャンマーのへん軸 http://t.co/s5Rzw83AmV Posted at 09:15 PM



変な掛け軸でヘンジク。修学旅行とかで行くお土産屋さんに、ペナントと一緒に売られていた。観光地を詰め込み過ぎた掛け軸。これ時間が経つと金箔(ではないと思うけど(笑))部分がボロボロ落ちてくるらしい(笑)



こんなのもあった! これは・・・ これ本人達は知ってるのかな? さすがに事務所の許可は取ってると思うけど、今見ると悲しいものがある・・・

ひょうたん君の世界 下は、やしやん http://t.co/xdaq4iDtp7 Posted at 09:17 PM



会場内の映像スペースでは、MJが全ての展示カテゴリーについて解説している。全部で30分くらいかかるけど必見! その映像の中で語られていたところによると、ちょっと見えにくいけど中の列の右端と右から2番目。おかめとひょっとこらしい。これ、実家が新地したとのことで、お祝いに帰省した際、リビングのテレビの上に飾られていて、その破壊力に驚愕したといういやげ物。どんなオシャレな空間も、一気に破壊してしまうひょうたん君! 素晴らしい

やしやん 左:バックスバニー 右:ポパイ http://t.co/orGt2BMB8k Posted at 09:18 PM


左:バックスバニー 右:ポパイ

やしやんというのはヤシの実を使ったいやげ物。何故これを作ろうと思ったのか? お土産屋さんで最初に発見したのはバックスバニー。当初は、バックスバニーとは気づかず、その異形に驚いて買ったのだそう。


ドナルドダック

前述した映像の中では、ミニーマウスだと気づいたから全体像が見えたとおっしゃっていたけど、以前はこのアヒルのような子がドナルドダックだと気づいて、全てが繋がったとおっしゃっていたような・・・ まぁ、たくさん取材受けるから記憶も曖昧になるよね(笑)

ハブ vs http://t.co/1DOmKMLN0L Posted at 09:20 PM



マングース http://t.co/YcEKFsDDDj Posted at 09:20 PM



これ買ったのかなMJ?! ハブもさることながらマングースの気持ち悪さといったら・・・

5円玉ファミリー http://t.co/l1F9oyHmPO Posted at 09:21 PM



これ実物見たのは初めてだったかな? この破壊力はスゴイ・・・ 何故、小銭をお土産にする? しかも、髪の毛や鼻などの造詣も曖昧・・・ これは本当にいらない!!

入口にはお遍ローラーのMJ人形! http://t.co/uR6mwmf2zh Posted at 09:23 PM


お遍ローラーMJ


これもMJ

国宝みうらじゅん いやげ物展コラ作った☆ http://t.co/Bntisvc0Xx #cameranコラージュ http://t.co/U6QcZxWpHf Posted at 12:53 AM



イベントごとのお約束! いやげ物展コラージュ作った! あんまりかわいいスタンプないテンプレ使っちゃったので、意外にシンプル(笑)


入場特典のカスハガ

入場料は一般500円。チケット購入時にいやげ物がもらえる(笑) カスみたいな絵葉書カスハガ。何枚か種類があるみたい・・・ 私のは海女さん? 購入した文庫本「カスハガの世界」では、どなたか(オーケン?)と、この中だったら誰がいいか?見たいな話をしていた。もちろん1番前という結論だったような(笑)


左:甘えた坊主ポストカード(150円) 中:ツッコミ如来ステッカー(315円)
右:飛び出し坊やステンシル(351円)


グッズコーナーは展示スペースの一番最後。Tシャツ関連が多かった気が・・・ 3,000円以上買うと、清水ミチコさんとのイベントや、スライドショー12でのいやげ物、A3サイズの3Dカードが貰えるらしい。持っているからもういい(笑) 甘えた坊主のポストカードは普通にカワイイから、いやげ物じゃないな(笑) ツッコミ如来のステッカーも、飛び出し坊やのステンシルももったいなくて使えないー

国宝みうらじゅん いやげ物展:2014年1月17日~2月3日@パルコミュージアム
国宝みうらじゅん いやげ物展

J. S. Burgers Cafe
I'm at J. S. Burgers Cafe 渋谷パルコ店 (宇田川15-1, PARCO PART-1 1F, 渋谷区) [pic]: http://t.co/WwDIc6keOU いやげ物展前ランチ♪ Posted at 01:16 PM


五穀JSバーガー(1,380円) & 生ビール(300円)

行動順としては、J. S. Burgers Cafe ⇒ サイン会 ⇒ hutte ⇒ とりビアー ⇒ 「国宝いやげ物展」の順番だったんだけど、メインのイベントを先に書いといた(笑)

J.S.バーガーとドリンクのセット1,380円に+300円で生ビールが飲める!ってことで、こちらをオーダー。生ビールはHeineken。ガッツリ系にはあっさりでいいかも♪ お肉は脂身の少ないタイプ。パンはプレーンと五穀が選べたので五穀をチョイス! いわゆる高級バーガーだけど、ボリュームたっぷり! ポテトがおいしかった♪

J. S. Burgers Cafe:
渋谷区宇田川町15-1 PARCO PART1 1階
tel:03-6415-2017

JOURNAL cafe

渋谷店のブログに「国宝みうらじゅん いやげ物展」の記事名m9(o゚∀゚o)見ッケ!
いやげもの展【JSB渋谷パルコ店】|J. S. BURGERS CAFE 公式ブログ

とりビアー
I'm at とりビアー (宇田川町13-8, ちとせ会館 2F, 渋谷区) [pic]: http://t.co/grQc1uhE0E カンパーイ!!19時までマッコリ、赤ワイン、芋焼酎飲み放題! Posted at 05:38 PM



結局、この日はbarumix一家とは別行動になってしまった。12月がお誕生日だったため、前日にBDプレゼントを用意。何とか渡せたのだけど、私の寝坊のせいで時間がずれてしまって、会場内が込んでいたこともあったりで、あまりじっくり見れなかったそうで、大変申し訳ないことをしてしまった・・・

hutteでお茶してたら、とらねこさんから連絡。合流して、ちとせ会館へ。最初はタイ料理を食べる予定だったのだけど、ハッピーアワーで19:00までマッコリ、赤ワイン、芋焼酎飲み放題と聞き、こちらのお店へ(笑)

生ハム http://t.co/AA5svUkDFg Posted at 06:11 PM



ジャンボ唐揚げ http://t.co/VvgCYnlRxq Posted at 06:11 PM



生親子丼 http://t.co/br0Pjq68Kx Posted at 06:12 PM



通常親子丼っていうのは鶏肉をダシで煮て、卵でとじてご飯の上に乗せたもの。この生親子丼は鶏肉と卵が生! ご飯の上に鶏さしと天かすが乗り、その上に生卵を落としたもの。醤油がかかっている。これはおいしい! もう鶏が溶けちゃう!! 天かすがいい仕事をしていて、そのおかげでボリューム感がある。

テレビや雑誌でも取り上げられたみたいで、お店には画像が貼られていた。マツコが食べてる画像もあった!(笑)

全然行ってなかったね… 鶏皮ポン酢 http://t.co/TaMKyMF1NO Posted at 09:05 PM



香りシイタケ http://t.co/s1U1Yipw7G Posted at 09:05 PM



シイタケ大好き このシイタケ肉厚でおいしかった---!!

ナスの揚げびたし http://t.co/ZGtqi33LHS Posted at 09:07 PM



鶏皮のパリパリ揚げ http://t.co/UlrzYbgiLL Posted at 09:08 PM



まもちゃん焼き http://t.co/LsD4rXho4b Posted at 09:10 PM



19時まで飲み放題タダだったので、たらふく食べて1,250円!安い!! Posted at 09:09 PM

tweetにもあるとおり、飲み放題タダだったのでマッコリ3杯飲んでもタダ! あんまりお腹空いてなかったこともあったけど、これだけ食べて1人1,250円!! うれしすぎ! そうそう! ハッピーアワーはマッコリ、赤ワイン、芋焼酎飲み放題タダだけど、1人2品のオーダーが必要! まぁ、でも全部おいしいから普通に頼んじゃうけど(笑)

4人とも次の予定があったので、1時間くらいしかいられなかったけど、映画談義で盛り上がり! 楽しかった

とりビアー 渋谷肉横丁店:
渋谷区宇田川町13-8 ちとせ会館 2F
tel:03-5458-2986

鶏とビールがうまい店 とりビアー

http://twitter.com/maru_a_gogo


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Les Misérables Colm & Ramin: Together At Last!

2014-01-18 23:57:15 | 【動画】musical
Les Misérables Colm & Ramin: Together At Last!


YouTubeにオススメされたので、これもUPしとく!
これはチャリティー公演についての、記者会見かな?

2人の感じがとっても素敵

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Les Misérables featuring Colm Wilkinson

2014-01-18 23:47:39 | 【動画】musical
Les Misérables featuring Colm Wilkinson


2014年1月11日ソワレ公演に神降臨!

オリジナル ジャン・ヴァルジャン、コルム・ウィルキンソン氏が司教様役で出演!
チャリティーの一環ということで、出演されたのはこの1回のみ!

これはカーテンコールの様子!
Raminとのデュエットもいいけれど、最後のホ-------ゥムが。・゜・(ノД`)・゜・。
Raminの歌い出しも素晴らしいけど、やっぱりこの方こそJVJだと思ってしまう!

映画版でも司教様を演じたコルムさん、この舞台も素晴らしかったんだろうなぁ・・・

どうかいつまでもお元気で! 素晴らしい歌声を聴かせてください!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【Googleのロゴ】Dian Fossey's 82nd Birthday

2014-01-16 00:26:27 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



Dian Fossey's 82nd Birthday!

クリックするとDian Fossey検索結果が表示されるけど、
何故か英語・・・

普通にGoogleChrome開くと通常ロゴなんだけど、
別のサイトから飛ぶとこの画面になる・・・ 何だろ?

英語じゃ埒が明かないので"ダイアン・フォッシー"で検索!
毎度のWikipediaによりますと・・・

ダイアン・フォッシー(Dian Fossey)はアメリカの動物学者、
動物行動学者、生物学者。
ルワンダの森林(火山国立公園)にて古生物学者のルイス・リーキーと共に
18年間にも及ぶマウンテンゴリラの生態系の調査を行った。
彼女の業績はジェーン・グドールがチンパンジーに対して行ったものに類似。

1966年、フォッシーはリーキー博士の助力を得て、
マウンテンゴリラの長期間にわたる研究を始める。
野生のゴリラの群れに入っていくという、
それまで考えられなかった斬新な調査によりゴリラ研究を促進させた。

そうなのだけど・・・

1985年、何者かに殺害された。犯人は未だに不明である。

とのこと! え?! 殺されてしまったの?!(´゚Д゚`)ンマッ!!

で、『愛は霧の彼方に』シガニー・ウィーバーが演じた方なのね?!
映画未見だけど・・・(o´ェ`o)ゞ

検索画面のロゴも同じ



このロゴいいね

Happy Birthday



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【Agatha】本日のアガサ:ふっくら

2014-01-12 01:08:07 | Agatha
【本日のアガサ】in Bed
【本日のアガサ】久々投下!かわいく撮れたので゚+。ゥフフ(o-艸-o)ゥフフ。+゚ http://t.co/JQd3ssVjIk Posted at 04:58 PM



久々【本日のアガサ】! アガサも今年の8月で13歳・・・ 年を取ってしまったので痩せてしまったし、毛が抜けてしまってもなかなか生えてこなかったり・・・ 写真撮るのもなんとなくかわいそうで・・・ でも、久々にふっくらかわいく撮れたのでtweet! カワイイ

http://twitter.com/maru_a_gogo


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【cinema / DVD】『ある殺人に関するテーゼ』

2014-01-12 00:00:00 | cinema / DVD
『ある殺人に関するテーゼ』鑑賞
録画しといた『ある殺人に関するテーゼ』見た。殺人事件ものとして見ると、ここで終わり?!ってなって消化不良だけど、心理サスペンスとして見ると余韻を残した終わりってことで、いいかも。個人的には主人公が正しいと思うんだけど、どうかな?『瞳の奥の秘密』のリカルド・ダリンが良かった!#映画 Posted at 05:12 PM



ネタバレありです!

「元弁護士でロースクール教師のロベルト。彼のクラスに旧友の息子ゴンサロがスペインから留学してくる。授業中、女性の惨殺死体が発見される。ロベルトはゴンサロが犯人ではないかと疑い始めるが・・・」という話。うん。まぁ、おもしろかった。tweetにもあるとおり、ここで終わり?ってとこで終るので、犯人探しの話として見ると肩透かしかも。心理サスペンスとして見たら、まぁこんな感じもありかも?

原題は『Tesis sobre un homicidio』(殺人に関する論文)で、ディエゴ・パコウスキによる同名小説が原作。日本劇場未公開作品を放送するWOWOWの番組枠ジャパン・プレミアで放送。見てみたいと思ったのは『瞳の奥の秘密』のリカルド・ダリン主演だったことと、プログラムガイドによるあらすじから。上記のあらすじは自分で考えて書いたけれど、プログラムガイドの紹介文もほぼ同じ。ただ、ロースクールという部分を見落としていたので、ゴンサロが高校生くらいなのかと思っていた。ロースクールのことがあまりよく分かっていないので、学生たちの平均年齢がよく分からないのだけど、ゴンサロは28歳。個人的にこの時点でちょっと魅力半減してしまった。自分が勝手に高校生くらいだと思い込んで、違っていたからガッカリされても迷惑な話だと思うけれど、ガッカリしちゃったものは仕方ない・・・(;´・ω・`)ゞごめんなさい

何故そんなに容疑者=高校生にこだわっているのかというと、結局犯人が誰なのか結論が出ずに終るから。あくまでロベルトの目線で描かれているので、見ている側としては犯人はゴンサロなんだろうなとは思う。確かに、ロベルトの主張はあくまで状況証拠だし、ゴンサロには前科もない。だけど、ゴンサロが怪しい行動を取っていることは間違いない。こういう場合の常として、何故か周囲の人間は全てロベルトの説を否定する。その際、見ている側にイヤどう見てもゴンサロが犯人だろう!と思わせないと面白くない。で、その際に容疑者となる人物は憎らしいくらい魅力的であった方がおもしろい。あらすじ読んだ時点で自分の中では『少年は残酷な弓を射る』(感想はコチラ)のエズラ・ミラーみたいな美少年を想像しちゃったから(笑) まぁ、ゴンサロ役のアルベルト・アンマンも頑張ってはいたけれど、残念ながらカリスマ性はないかも・・・

ロベルトは元弁護士だけれど、何故弁護士を辞めたのかは不明。説明してたかな? ただ、思い込みで判断を誤ったことがあったらしいので、それが関係している? 今回も、その件があるので、事件の予審判事に信じてもらえないという部分もある。ちみにこの予審判事は、ロベルトの元妻の現在の夫。ロベルトは今でもモニカに未練たっぷりで、留守番電話も2人でメッセージを吹き込んだままとなっている。このことから、ロベルトが思い込みが激しく、執着心の強い性格であることが分かる。授業にしてもユーモアを交えて人気があるようだけれど、結構上から目線で気取った印象。まぁ、講師なのだし生徒に対して上からなのはありなのかもしれないし、本の出版パーティに多くの人が集まる著名人らしいので、やや傲慢な部分はあるのかも? パーティに来ていた昔の教え子(?)をお持ち帰りしてしまうなど女性関係も派手な様子。と、ちょっと嫌なヤツではあるのだけど、不思議とムカつかないのはリカルド・ダリンの魅力かな?

どうやらロベルトはゴンサロの母親とも関係があったそうで、ゴンサロがロベルトが自分の父親ではないかとほのめかすシーンがある。そしてこの母親が重要となってくる。ロベルトは生徒達と距離を置きたいと思っているようで、講義終了の打ち上げに誘われても断ったりしている。ゴンサロは旧友の息子とはいえ、そういう彼の距離感を無視して彼の領域に入ってくる。その辺りに違和感を感じていたところに、犯罪に関する持論を展開するなど、自信家で挑戦的な性格を見せる。元弁護士という観点から、ゴンサロに普通でない感じを抱いたのかもしれない。その後もちょろちょろとゴンサロは怪しい言動を見せる。

よく分からないのだけど、授業シーンに夜が多い。ロースクールって昼間働いている人とかが通うことが多いのかな? 殺人事件が起きたのも夜間の授業中。校内の駐車スペース。女性の遺体が発見される。ロースクールの向かいのカフェの従業員でヴァレリ・ディナターレ。ホルマリンを注射され、レイプされた挙句惨殺された。この時のゴンサロがやけに落ち着いた様子であったことと、被害者が身に着けていた蝶のネックレス、現場に残されていた「彼女に似ている女は殺す」というメモから、ゴンサロが犯人なのではないかと疑いを持つ。蝶のネックレスについては、蝶を例に出して犯罪論を披露したからというのと、このネックレスが別の人物に譲られることになるから。あと、絞殺されたにも関わらず、首に鎖の痕がないため、後からつけられたのではないかということで、警察が考えている通り魔による犯行ではなく、計画的な殺人だと考えたから。

警察署でロベルトは偶然、被害者の妹ラウラと知り合う。彼女の顔を見た時、ある考えが浮かぶ。ロベルトは昔のスライド写真を探し出す。そこに写っていたのは被害者ヴァレリー、そして妹ラウラに良く似た女性。彼女はゴンサロの母親だった。自分が母親とロベルトとの不倫によって生まれたのではないかと疑ったゴンサロが、母親に良く似た女性を殺しロベルトに警告しているのではないか?と考えたというわけ。まぁ、猟奇殺人者にはありそうな話だし、ロベルトがそう考えるということは、ゴンサロがロベルトの息子であることも含めて、可能性が0ではないということなのでしょう。

ロベルトの家には通いの家政婦がおり、彼女はゴンサロの家にも通っていた。この後、留守の間にゴンサロの家に行くという彼女に、料理を作って欲しいと指示し引き留めておいて、彼女の合鍵を使ってゴンサロの家に侵入する。彼の家からドラッグストアのレシートを見つけたゴンサロは、同じドラッグストアへ行き。犯行に使われたゴム手袋、ホルマリン、注射器を購入。67ペソには足りないので、レジ脇にあったゴンサロがいつも舐めているミントタブレットを追加すると、ピッタリ67ペソになる。怪しい・・・

一方、ゴンサロは講義終了時に提出するレポートについて、ロベルトにポルトガルの事件を題材にしようかと思ったが、今回のディナターレ事件にしようと考えていると話す。現在進行形の事件だからと難色を示すロベルト。その夜、彼はネットで検索し、ポルトガルでディナターレ事件に酷似した事件があったことを発見する。この事件の犯人もゴンサロでなないのか? ロベルトは元妻で精神分析医のモニカに打ち明ける。精神分析医からの意見を聞きたいという。モニカには疑わしいところはあるけれど、ロベルトの妄想だと言われてしまう。モニカに未練があるロベルトは午前3時に彼女に電話をかけてしまったり、ここでも嫌味を言ってしまったりと、彼の執念深い一面を強調している。

姉が勤めていたロースクール向かいのカフェで働き出したラウラ。姉の事を聞き出す目的で会ううちに、彼女に惹かれていく。しかし、彼女にはそのつもりはない。ラウラのカフェでゴンサロと食事をしていた際、接客したラウラがゴンサロに興味を持つ。そして2人は急接近する。彼女の身を案ずると同時に、嫉妬心を抱くロベルト。ある日、ロベルトの家を訪ねたラウラは、長かった黒髪をバッサリ切り、事件の被害者だった姉ヴァレリーそっくりの髪型に変えていた。ゴンサロの指示に違いないと確信したロベルトは、彼女を問い詰めてしまう。怯えた彼女は洗面所を使いたいと言い、ドラッグストアで購入したゴム手袋、ホルマリンン、注射器を発見してしまう。これさ・・・ 何でわざわざ洗面所の棚に入れてるかな? レシート検証のために購入しただけなんだから、捨てちゃえばいいのに。ラウラがロベルトに疑いを抱き、自身の身に危険が迫っているにも関わらず、ロベルトの意見を聞く耳を持たなくなってしまうという流れにしたいのは分かるのだけど、ちょっとお粗末な気が・・・

自身がゴンサロの家に侵入したのとは逆に、ゴンサロが同じ手口で自宅に侵入した痕跡を発見したロベルト。本棚においてあった剣モチーフのペーパーナイフが無くなっていることに気づく。ゴンサロが持って行ったに違いない。ゴンサロへの疑いで頭がいっぱいになったロベルトは、熱に浮かされたような状態で、ラウラが通っているというポールダンス(だったかな?)の店へ。熱狂的に騒ぐ若者たちの間にラウラを発見。声をかけるも聞こえず。その時、彼女の背後にゴンサロ。何か尖った物を手にしている?! ロベルトのペーパーナイフ! 我を忘れてゴンサロに飛びかかるロベルト。彼をボコボコに殴ってしまう。

暴行罪で捕まったロベルトのもとに予審判事アルフレードが現れる。ゴンサロは無事だったこと、彼は告訴しないと話したことを告げる。ゴンサロが犯人だと言い張るロベルトに、ポルトガルの件は犯人が逮捕されているというインタポールからの報告書を見せる。それでも納得しないロベルトに呆れ顔の判事。自分としてはここまで庇ったのが精一杯であり、ロベルトが失ったものは大きいと言い残して去っていく。自宅に戻ったロベルトは焼却炉の中で、あのペーパーナイフが燃えている幻想を見て目が覚める。映画はここで終了。

うーん・・・ 多分、映画としてはゴンサロが本当に犯人なのか?全てロベルトの思い込みからくるミスリードなのか、そもそも全て彼の妄想なのかって形にしたいのだろうけれど、正直あまり上手く行っているようには思えないかなぁ・・・ 事件を追っている部分で、ロベルトの妄想であると思わせるような部分があまりなくて、ただ周りの人に「あなたの妄想だ」といわれているだけなんだもの・・・ 前述したけど確かに状況証拠だけで、これだけで犯人だと断定するのは難しいけど、頭からロベルトの説を否定するのも理解できない。ラストにしても全て妄想だったのかー!ガ━━━( ゚д゚ ;)━━━ンって感じのオチではないし・・・ 全て妄想なのであれば、彼が妄想しやすい人物であること、過去にもそういう事例があることを匂わせないと・・・ 確かに、判断ミスがあったと言っているけど、それは妄想によるものなのか、単純にミスなのか見ている側には分からないわけで・・・ 上手く言えないけど見ている側に対する提示が少ない気がする。

個人的にはゴンサロが犯人だったのだと思うけれど、ポルトガルの事件も彼による犯行なのか?それとも模倣犯なのか? 彼が犯人だとしたら、母親と実の父に対する復讐なのか? それとも、犯罪学の権威であるロベルトへの挑戦なのか? その辺りが曖昧・・・ ディナターレ事件自体は通り魔の犯行で、それを利用してロベルトに自分が犯人だと思わせ、全てを失って破滅させることが復讐とも考えられる。でも、それだと犯行が偶然過ぎるし・・・ まぁ、tweetにもあるとおり、犯人探しの話というより、ロベルトが全てを失う心理サスペンスなのだと思うので、そういう面では見ている間は楽しめた。ラストも余韻を残す終り方とも言えるけれど・・・ モヤモヤしちゃったからなぁ・・・ イヤ、そういう映画があっていいと思うのだけど、だったら徹底的に後味悪くしないとねぇ・・・

もう少しサラリと書こうと思っていたのに、思いのほか長文に(笑) 集中力が続かなくて、たびたび動画見たり四川省やったりしてたので、時間もたっぷりかかっちゃった(o´ェ`o)ゞ ということで、キャストについては文中に書いたので割愛!

長々書いた割にはオススメ!!って感じではないけれど、アルゼンチン映画ってなかなか見る機会ないし、見ている間は面白かった。前述したけどロベルト役のリカルド・ダリンが良かった!ロベルトの部屋の家具とかがミッドセンリュリーモダンな感じで好き! 壁一面の本棚憧れる

劇場未公開作品だけど、2014年3月5日にDVD発売が決定したそうなので、興味のある方は是非!

ある殺人に関するテーゼ|映画|WOWOWオンライン


http://twitter.com/maru_a_gogo


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【cinema / DVD】『シャンボンの背中』

2014-01-10 00:00:00 | cinema / DVD
『シャンボンの背中』鑑賞
録画しといた『シャンボンの背中』見た!W座の安西水丸氏&小山薫堂氏がカンヌ映画祭で買付た作品。お2人も言ってたけど、あらすじ書いたら数行で終わっちゃう話。でも、独特の余韻があって良かった!大人な話。音楽がキーになってるのもいい!ステファンヌ・ブリゼ監督作品だったのねー #映画 Posted at 11:31 PM



ネタバレありです!

「フランスの田舎町。美しい妻と息子3人暮らしの大工のジャンは、代理教師として赴任してきたシャンボン先生に惹かれてく・・・」という話で、予想通り2人は恋に落ちる。tweetにもあるとおり、結末までのあらすじを書いたとしても5行くらいで終ってしまう感じ。フランス版『恋におちて』と呼ばれているのだそう。『恋におちて』は昔見た覚えがあるけどほとんど覚えていない・・・ ロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープだよね?ゥ──σ(・´ω・`;)──ン

tweetにもあるとおり、WOWOWのW座という枠での放送。W座については以前も書いた気がするけれど、安西水丸氏と小山薫堂氏が、映画の始まる前に招待状と称した紹介トークと、本編放送後にそれぞれの感想を述べるトークがある放送枠。この枠の特別企画で2013年のカンヌ映画祭でお2人が映画を1本買い付けて来た。それがこの『シャンボンの背中』 ちなみに安西水丸氏はこの作品4回見たそうで、独特の余韻がお気に入りとのこと。同枠では全国のミニシアターと連動した「旅するW座」という企画があり、W座で放送予定もしくは放送済みの作品を、ミニシアターで上映するというもので、本作は2013年10月~12月の期間に、6つの劇場で上映されたのだそう。

エリク・オルデという方の原作があるようだけれど、日本で出版されているのかは不明。どうやらWikipedaの記載には誤りがあるようで、一部もしくは全部削除する方向らしいので、この情報も違っているのかも?(笑) 原題は『Mademoiselle Chambon』で、『シャンボンの背中』とタイトルをつけたのもW座のお2人。映画を見てみるとなるほど!って感じで、いいタイトルだと思う。

前述したけどホントに中年男が息子の学校の先生を好きになり、不倫の関係になるってだけの話で、過去いろいろなパターンやアレンジでさんざん見てきた。でも、あまりセリフもなく行間を読むという感じで、しかも淡々とした語り口なので、余白のようなものを感じる作品で、飽きることなくじっくりと見ることができた。最終的に2人は肉体関係を持つのだけど、それまではお互いの気持ちを抑えようとしている。どちらかが、少し積極的な行動に出れば、どちらかが抑えるというような感じ。シャンボン先生は独身だけれど、ジャンにはもちろん家庭があるわけで、その辺りの2人の配慮が大人な作品にしていると思う。

ジャンとシャンボン先生が知り合い、お互いを知って行く感じが、日常の中の出来事として描かれているのがとっても自然。ジャンの妻は美しく、家計のために仕事もしていて、家事もきちんとこなし、夫と息子を愛している。何も申し分のない妻がいるのに、どうしようもなくシャンボン先生に惹かれてしまう。その過程が、劇的な出来事があるわけでもなく、日常の流れとして描かれているのが良かった。ジャンの妻の描写にしても、特別説明的な描写があったわけでもないけれど、何気ない会話とか、機能的でセンス良くまとめられたキッチンの映像で見せる感じ。そういう映画が好きなので、この辺りは良かった。

大工という仕事柄から考えるとジャンは無骨な男性のように思うけれど、シャンボン先生に頼まれた子供たちに仕事の話をし、質疑応答に答えるという授業での対応を見ると、真面目で思慮深く繊細な人のよう。シャンボン先生もそんなジャンの人柄を知ったから、自室の窓枠について相談したのだろうし・・・ ジャンの妻のケガがきっかけで、息子の送迎をするようになってシャンボン先生と出会い、別の父親がするはずだった授業の代わりを頼まれたわけで、そのことから気心が知れて、壊れた窓枠のことを相談するのは自然だし、ジャンが見てみましょうという流れも自然。だから、女性教師の家に入るという事実もそんなに禁断感はない。でも、やっぱりそこに2人きりになって大丈夫?と見ている側に思わせるのが上手い。やっぱり禁断感はあるし(笑)

だからこそ、ジャンが窓枠工事に来た時の禁断感といったら! もちろんジャンはちゃんと職人として仕事しに来ているわけだし、先生は依頼主として距離を置いているのだけど、この禁断感も手伝って2人お互いが気になってしまう感じがいい。作業の邪魔になるのと、気まずいのとで、先生は寝室で読書するけど眠ってしまう。作業が終ったことを告げに行くと、ドアの隙間から先生が眠る姿が見える。あられもない姿で寝ているわけではないけど、素足が色っぽい。どうしてそういう話になったのか忘れてしまったけど、先生がヴァイオリンを弾くことに気づいたジャンが、テレビで聞いて気になっている曲を弾いて欲しいと頼む。上手くないので恥ずかしいと言う先生に、だったら背中を向けて弾けばいいと言うジャン。ジャンの熱意に押されて背中を向けて弾く先生。W座のお2人が邦題をつけたのはこのシーンからだと思う。先生が背中を向けてヴァイオリンを弾くだけなのにとっても官能的なシーン。でも、この日は何も起きない。

後日、街で偶然会った2人。挨拶を交わしただけで別れるけれど、ジャンは先生のいる店へ。あの時の曲のCDになっていますか?と聞いたのはもちろん先生と話すきっかけ。シャンボン先生もそれが分かっているから、よかったらお貸ししますって言う。この流れは一見自然だけど、お互い恋に発展するパターンに則ってる。その辺りが上手い。だってCD貸すってことは、また先生の家に行くってことだから( ̄ー ̄)ニヤリ で、オススメCDをいろいろ見せてくれる先生。CD自体が目的じゃないけど、よく分からないながらも興味のあるふりをするジャン。と書くとコメディっぽいけど、そうではない。こういう感じ分かるなと思う。音楽を聴きながら気持ちが盛り上がる2人。でもキスだけ。

ジャンは妻から妊娠を聞かされる。ジャンは別に妻のことが嫌いになったわけではない。家族のことも愛している。前述したとおり良い奥さん。彼女に不満があるわけじゃないけど、夫婦の関係が"日常"になってしまっているってことなのでしょう。つまり、新鮮味がない・・・ 自分に落ち度がないのに、新鮮味がないから恋に落ちたよって言われたら、ふざけるなと思うけれど、映画としてはいいと思う。そういうこともあるよねと・・・

シャンボン先生は代理教師。正教師が産休などで休む間だけクラスを受け持つ。赴任地はフランス全土。任期はだいたい1年。母親との電話シーンでの情報によると、優秀な姉がおり最近検事になったらしい。母親はこの姉が自慢な様子。それは当然のことだし、この母親はシャンボン先生のことも愛していて、心配しているようだから、出来の悪い妹を疎ましく思っているということではない感じ。それでも先生が姉に対して劣等感を抱くのも分かる。そして、そいういう部分が代理教師という生活をさせているのかなとも思う。代理教師としての任期は終ったけれど、教師の空きが出たから、是非後任にと懇願される。だから、教師として優秀なのだと思うけれど、どこか根を下ろしてしまうことに不安を感じているというか・・・

ジャンから「あなたのことを思っている」という手紙を受け取った先生は、ジャンの仕事場を訪ねる。そりゃ、あんな手紙もらって自分もジャンのことが好きならば行動を起こすでしょう。でも、ジャンは何故か妻が妊娠したことを告げる。ジャンの誠実さってことなのでしょうけれど、この辺りがラストシーンに繋がるのかなとも思う。その一言で全てを察し、後任の話も断ってパリに戻る決心をするシャンボン先生。謝りたいと訪ねてくるジャンに1度は居留守を使うものの、待ち伏せされて家に入れてしまう。この時も特に何もないけれど、何故かジャンは父親の誕生日パーティーでヴァイオリンを弾いて欲しいと頼む。「それって、いい考えかしら?」と言いながら、先生は応じた様子。

父親のパーティーは親戚一同が会し、とても楽しいものになった。準備が楽だからビュッフェにしたいと申し出た妻に、足の悪い父親を立たせておくのかと激怒したジャン。もちろん、座る場所は用意すると言っても、誕生日パーティーを開くのがイヤなら止めるとキレまくる。ここ、なんでそんなに怒ったんだろ? 確かに妻は言葉足らずだったと思うけれど、家に人を呼ぶのって大変なんだよね。20人分の料理なんて大したことないだろうって言うけど、大変ですよ!! じゃあ作ってみろよと言ってやりたい!(笑) 嫁という立場で、家に親戚を呼ぶってことが、どれだけ気を使うかってことが男の人には分からないのかな?ヤレヤレ┐(´д`)┌ 自分、嫁にも行ってないけど分かるけどなぁ(笑) まぁ、当日は女性たちが頑張って盛大なパーティーになったわけで、そういう場所にやってきた先生は浮世離れとまではいかないけれど生活感のない感じで、ジャンが憧れのようなものを抱くのは分かる気がする。ジャンの思いに気づく妻・・・ ここで先生が演奏したのがエルガーの「愛の挨拶」これ好き!

シャンボン先生を車で送るジャン。途中、先生に見せたいと言った景色が素敵。明日10時の電車でパリへ発つという先生。車を降りた彼女を見送るジャン。泣き出してしまう・・・ すると、先生がアパルトマンから出てくる・・・ とうとう、結ばれる2人。その熱に浮かされたのか家族を捨て一緒に行くというジャン。気持ちは分かるけどそこまでだったかな? と思ったりする・・・

翌朝、それぞれ駅へ向かうジャンと先生。発車時間が近づく。ホームへ向かう先生とジャン。ホームで待つ先生。ジャンの歩む速度が遅くなる・・・ ジャンが来るであろう方を見つめる先生。発車のベルが鳴る。先生のいるホームへ続く階段の下で立ち止まるジャン。ジャンは行けない。電車に乗り込む先生。家に戻り妻と何気ない会話を交わすジャン。シャンボン先生も素敵だけど、この奥さんを不幸にしちゃダメだと思う! 妻への愛に気づいたとか、シャンボン先生に対してそこまでの愛情が持てなかったとか、後から考えれば理由付けはできると思うけれど、そういうことじゃなくて、あの瞬間現実に戻ったってことじゃないのかな・・・ シャンボン先生という掴みどころのない女性に憧れていたっていうか・・・ 全てが幻想だったって言ってしまうと先生がかわいそう過ぎるけれど、ジャンが先生の本当の姿を見ていたとは思えないし・・・ 長々とこの映画の感想を書いてみようと思った理由は実はここで、この現実に戻った感じが良かったから。ドロドロした不倫の関係にすることもできるけれど、あくまで"恋"として終らせたことが良かった。お互い美しい思い出になる気がする。

tweetにも書いたけれどステファンヌ・ブリゼ監督作品。といっても最近『母の身終い』(感想はコチラ)を見ただけだけど(笑) 『母の身終い』は尊厳死という重いテーマと、母と息子というこれまた重いテーマを淡々とした語り口で描いた作品だった。この作品のテーマはそこまで重いものではないけど、やっぱり淡々とした語り口が余韻を残す。そこに、介護問題とか、夫婦間のことなどさりげなく盛り込んでいるのもいい。1つの場面をじっくり見せて、何気ない日常を描く感じも好き。2作品しか見ていないけれど、この監督の作品は好きなのかもしれない。

『母の身終い』で息子を演じていたヴァンサン・ランドンがジャン役。上手い役者さんだと思う。ジャンのシャンボン先生への憧れのようなものが、恋に変わる感じや、でも結局憧れだったんじゃないかと現実に戻る感じが、セリフにはないのにとっても伝わってくる。それはヴァンサン・ランドンの演技のおかげ。妻役のオーレ・アッティカも良かったと思う。この奥さんのことは、分かりやすく良くも悪くも描いてはいないけれど、いい奥さんだと思わせた。もちろん演出もあるけど、イヤミなく受け入れられた。シャンボン先生のサンドリーヌ・キヴェルランの儚げな美しさがいい。シャンボン先生って色気が前面に出てる人じゃダメ。控えめにしているのに、どこか官能的な感じがにじみ出ちゃう感じ。その感じがよかった。ヴァンサン・ランドンとサンドリーヌ・キヴェルランは元夫婦だそうだけれど、こういう役って演じにくくないのかな? その辺りはさすがプロだな。

シャンボン先生の地味ではあるけど、意外に胸の開いた服装が女性っぽくて好き。色合いで言ったらこの記事の色みたいな感じの服が多い。ワンピースとか女性らしい。ジャンの家のちょっとポップなカントリー調のキッチンとか、藤色の壁紙のベッドルームも好きだったし、シャンポン先生の白を貴重としたシンプルだけど女性らしい部屋も好きだった ステファンヌ・ブリゼ監督って、そういう部分もセンスが良い気がする。

これはDVDレンタルとかあるのかな? 現状はWOWOWに加入してないと見れないのかも?

大人な恋愛映画見たい方オススメ! ヴァンサン・ランドン&サンドリーヌ・キヴェルラン好きな方もオススメ! ステファンヌ・ブリゼ監督作品好きな方是非!

シャンボンの背中|映画|WOWOWオンライン

http://twitter.com/maru_a_gogo


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【nephews】甥っ子1号の年賀状

2014-01-04 00:00:00 | nephews
甥っ子1号の年賀状
甥っ子1号&2号帰って行った、そして2号から年賀状来てたヽ(・∀・)ノ http://t.co/leN9Ii7NSo Posted at 03:29 PM



2日からお泊りしてた甥っ子1号&2号。この日も朝からずっとDS(笑) お昼に甥っ子2号のリクエストでカレーを食べて、3時ごろお迎え来て帰って行った。ケンカばかりしてるから怒ったこともあったけど、帰ってしまうと寂しいなぁ・・・ なんて思っていたら、甥っ子1号からの年賀状が届いていた!

おもちって注釈つけたところにグッとキタ! Posted at 03:33 PM

おもちの絵を描いていたのも好きだったのだけど、横に"おもち"って注釈つけたのがグッときた!

【本日のおやつ】ごぼうチップス
これおいしい☆ http://t.co/kpWLRRxDuD Posted at 10:35 PM


ごぼうチップス

お迎えに来たお嫁ちゃんが持ってきてくれたコレ! コレおいしい! チーズ味がごぼうと合う。これ好き



http://twitter.com/maru_a_gogo


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする