・*・ etoile ・*・

🎬映画 🎨美術展 ⛸フィギュアスケート 🎵ミュージカル 🐈猫

【art】「ねこ休み美術館」東京・大阪・札幌で開催

2016-08-30 23:32:21 | art

🐈【art】「ねこ休み美術館」東京・大阪・札幌で開催🐈

 

 

先日、日本橋髙島屋でも開催されてたよね? タダ券貰っていたのにうっかりして行きそびれてしまった 今回は行きたいな~ Twitterでもおなじみのミルコちゃんの写真もあるのね? 楽しみ

 

🐈「ねこ休み美術館」in東京:2016年9月14日~20日 大丸東京 11階 催事場

「ねこ休み美術館」東京・大阪・札幌で開催 -スター猫が名画とコラボ、「ねこ休み展」参加作家が勢ぞろい|ニュース-ファッションプレス

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【cinema】『X-MEN:アポカリプス』

2016-08-28 00:27:47 | cinema

2016.08.13 『X-MEN:アポカリプス』@TOHOシネマズ日本橋

 

前作エンドロール後のおまけ映像を見てから、ずっと楽しみにしていた。ジャパンプレミア応募したけどハズレ 公開から2日後見に行ってきた~

 

 

ネタバレありです! 結末にも触れています!

 

「1983年。マグニートーによるホワイトハウス襲撃事件により、英雄視されているミスティークは、東ドイツで不当に扱われているミュータントを救っていた。マグニートーはポーランドで家族と共に暮らしている。プロフェッサーXの「恵まれし子らの学園」には新たな仲間を迎える。そんな中、世界最初のミュータントと言われるアポカリプスが長い眠りから目覚めようとしていた・・・」という話で、これはおもしろかった。ちょっと前作のこととか忘れていたこともあり、前半はウトウトしかける部分もあったのだけど、後半の巻き返しがスゴイ! やっぱりこのシリーズはおもしろい

 

前作に続きブライアン・ジンガー監督が続投。毎度のWikipediaも、公式サイトも撮影秘話的な記述がほとんどないので、興行成績など詳細は書けないのだけど、そんな中でも少しだけ記載しておくと・・・ 「マーベル・コミック」の「X-MEN」の実写映画化作品。映画シリーズとしては通算で第6作品目。スピンオフ作品も含めると第9作品目となる。X-メン結成以前から始まった若い頃のプロフェッサーXやマグニートーを主軸に据えたシリーズとしては、『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』、『X-MEN: フューチャー&パスト』に続く3作目で完結編とされる。前作『フューチャー&パスト』での戦いで歴史が変わり、新たな世界観を歩みだした1983年が物語の舞台となる。本作は第1作目『X-メン』の時代へと繋がる内容となっており、シリーズ全体の歴史がひとつとなると制作者は語っている。とのこと。

 

『X-MEN:フューチャー&パスト』のレビュー(コチラ)にも書いたのだけど、アメコミは著作権が版元にあり、作画者や作品全体のトーンを変えて、新たなシリーズを出版したりすることがある。この「X-MEN」シリーズ(Wikipedia)がどんな形で続いているものなのか調べていないので不明。そのくらい読み込めよという話ですが・・・ 前作には一応ベースとなる原作シリーズがあったようだけれど、今作についてもあるのかは、前述したとおりWikipediaにも公式サイトにも記載がないので分からない。今作のヴィランであるアポカリプスが、原作でもこのX-MENの成り立ちを描いた3部作の時代に登場するキャラなのかも不明。いちいち不明なら書くなよとも思いますが、要するに全く予備知識なく見たということと、あくまで映画を見た感想ですよということが言いたいわけです

 

もう一つ断り書き。前作鑑賞前はシリーズ未見で、ジャパンプレミアに当選して慌てて『X-MEN』と『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』を見た。その後、残り2作も見て一応スピンオフ作品以外は全部見た形。ただ、順番が変になったこともあり、ごちゃごちゃになってしまった(笑) ミュータントの数も多いし、前日譚3部作では違う俳優が演じているため、誰が誰やら という状況の中、復習なしで今作鑑賞しているので、ちょっとトンチンカンな部分があるかと思われます┏○ペコ

 

冒頭、古代エジプトが舞台。両サイドに高い城壁のような建造物。その上には兵士たちがビッシリ。大勢の人が沿道を埋め尽くす中、巨大な輿が進んでいく。兵士の数人が不審な動きをする。前作のおまけ映像で、アポカリプスが古代エジプト時代のミュータントであることは分かっていたので、この不審な動きをする兵士たちが、アポカリプスを裏切るのかな?というのは何となく分かる。輿の人物はアポカリプスことエン・サバー・ヌール(オスカー・アイザック)。後の説明によると、世界最古のミュータントで、魂を悦の体に移すことが出来る。体が老いると別のミュータントの体に乗り移る。その際、そのミュータントの能力も引き継ぐことが出来るため、どんどん能力が増えていく。最強のミュータント。外見は真っ黒で固そうな皮膚。その能力により古代エジプトに君臨していた。これから別のミュータントの体に移る儀式を行うらしい。献体(本人の意思によるものかは不明)と並んで横になり、意識を移行していく。その儀式を見守る黙示録の四騎士。どうやら、その時々で4人のミュータントを従えているらしい。1983年でも4人のミュータントを集めることになるけど、特別黙示録の四騎士について説明はなかったように思うので、見ている間は4人であることに意味があるとは思っていなくて残念

 

アポカリプスはオスカー・アイザックが演じているけど、前述したとおりの容貌なので、全く誰だか分からない 意識移行する直前に、献体のミュータントとして横たわっていたのが唯一映る素顔。ただし寝てます もう1人素顔が全く写らないミュータントが後に登場する。さて、意識移行が進む中、先ほど不審な動きを見せていた兵士たちが反乱を起こす。この戦闘シーンはなかなか迫力があった。アポカリプスがいる所までたどり着き、あと一歩というところまで迫るけれど、ミュータントたちの必死の抵抗で阻まれる。ミュータントたちも命を落とす。しかし、建物が崩れアポカリプスが生き埋めとなり、長い眠りにつくことになる。これは何故長い間眠っていたのかな? とっさに意識を閉ざして自分を守ったってこと? なにしろ次に目覚めるのが1983年なので、確実に2000年は眠っていたことになるからね(笑)

 

1983年。教室で授業を受けていたスコット・サマーズ(タイ・シェリダン)は、目に激しい違和感を感じトイレに駆け込む。好きな女子生徒に色目を使ったと難癖をつけて同級生が追いかけてくるけど、個室の扉ごと吹き飛ばしてしまう。なんと目から光線が飛び出しているのだった。これがサイクロップスの覚醒。サイクロップスの兄でハボックことアレックス・サマーズ(ルーカス・ティル)も胸から光線が出るミュータント。ハボックは力を制御できないため目を開けることができないサイクロップスを「恵まれし子らの学園」に連れて来る。プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア(ジェームズ・マカヴォイ)や、ビーストことハンク・マッコイ(ニコラス・ホルト)たちの前で能力を披露したサイクロップスは、学園に迎えられる。その際、ジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)とお互い意識し合う。サイクロップスはX-MENの中でも重要な人物だし、ウルヴァリンとジーンをめぐって三角関係になったりするので、この辺りの流れはシリーズファンとしてはニヤリなのだけど、前述したとおり記憶がごちゃごちゃになっているので、あれ?サイクロップスってまだ登場してなかったけ?(o゚ェ゚o) みたいな状態だったりする(笑)

 

舞台変わって東ベルリンではミュータントたちが地下の檻つきリングで戦わされていた。翼をもつエンジェル(ベン・ハーディ)が連勝記録を更新したところで、連れてこられたのは全身が青く鱗のようなもので覆われ、トカゲのような尻尾をもつナイトクローラーことカート・ワグナー(コディ・スミット=マクフィー)だった。能力は瞬間移動。触れたものも同時に移動させることが出来る。彼は怯えてえおり、逃げ回るけれど、結果エンジェルに勝利してしまう。檻に流れる電流でエンジェルは翼を負傷。そこにミスティークことレイヴン・ダークホルム(ジェニファー・ローレンス)が現れ、ナイトクローラーを助け出す。原作ではナイトクローラーはミスティークの息子という設定らしい。映画ではそういう説明はなかったので、急にミスティークが現れて救出する理由が分かりにくいけど、そんなに気にはならない。2人は偽造パスポートを取得するのだけど、瞬間移動できるのであれば必要ないのでは? そこまで遠くは移動できないのか? あと、ナイトクローラーはミュータント姿のままで、人間の姿にはならない。なので、コディ・スミット=マクフィーが演じているの全然気づかなかった! で、そんなミュータント姿写真でパスポートはOKなのか? まぁ偽造だけど 2人は「恵まれし子らの学園」を目指す。

 

その頃エジプトでは、アポカリプスの復活を願う人々により、密かにある儀式が行われようとしていた。その動きを察知したCIAのモイラ・マクタガート(ローズ・バーン)は地下の部屋に潜入し、アポカリプス復活の一部始終を見届ける。その瞬間、全世界で地震のような揺れを感じる。復活したアポカリプスは街であるミュータントと遭遇する。天候を操ることができる少女で、その能力を使ってスリのようなことをしていた。カモにした相手に捕まりそうになったところをアポカリプスが助ける。その能力がおもしろい。相手の体を砂のようにできるらしく、壁と一体化させちゃったりする。助けた少女の家に行き、テレビから情報を得るアポカリプス。数千年の歴史を一気に取り込んだらしい。テレビを見ただけでとか思うけど、まぁ全然OK。そして、少女を仲間に誘う。その際、彼女に触れてパワーアップさせることができるようで、髪の色が銀色に変わる。そう!彼女はストームことオロロ・マンロー(アレクサンドラ・シップ)。アレクサンドラ・シップからハル・ベリーへのイメージはしやすかった。そうそう、サラリとCIAのモイラが出ているけれど、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の記憶が全くよみがえらず、全然気づいてなかった。その後、プロフェッサーXが彼女への思いを語る部分などがあるけど、全く思い出せなくてビックリしながら見ていた

 

アポカリプスは東ベルリンでエンジェルと会う。翼を負傷してしまった彼は用済みになってしまったのか? アポカリプスはエンジェルをパワーアップさせて、翼を金属製に変えて四騎士に迎え入れる。そういえば腕が剣のようになるサイロック(オリヴィア・マン)というミュータントも、パワーアップさせてスカウトしていたけど、これはどの段階だったっけ? エンジェルよりは前だった気がするのだけど?(o゚ェ゚o) サイロック微妙な活躍具合だったので忘れてしまった

 

一方、マグニートーことエリック・レーンシャー(マイケル・ファスベンダー)は正体を隠しポーランドで家族と暮らしていた。妻はエリックがマグニートーであることを承知しているようで、2人の間には幼い娘がいる。能力は使わず鉄工所で働き、それなりに仲間に受け入れられている様子。森の中の家で幸せに暮らしていた。しかし、アポカリプスが目覚めた際の地震で、機械に潰されそうになった同僚をとっさに能力を使って助けてしまい、その様子を他の同僚に見られてしまう。慌てて家に戻って妻に事情を説明。姿を消そうと荷造りを始めるも娘の姿が見えない。探しに森に入ると、娘は警官たちに捕えられていた。娘と引き換えに投降するマグニートー。しかし、娘が興奮して能力を発揮してしまう。その力に怯えた警官たちは娘と妻を殺害してしまう。深い悲しみと怒りにかられたマグニートーは、妻のペンダントを使って警官たちを一瞬で殺してしまう。これは辛い 正直マグニートーに家族がいる設定に違和感があったりもしたのだけど、これは原作シリーズにもあることなのかな? 奥さんはともかく、子供がいるというのがピンとこなかったのだけど、後にもう1人子供がいることが判明して驚愕(´゚Д゚`)ンマッ!!

 

マグニートーは密告者に復讐するため鉄工所にやって来る。力を発揮しようとした瞬間にアポカプスが3人のミュータントと共に現れ、一瞬で鉄工所の人々を砂化してしまう。アポカリプスはマグニートーをアウシュビッツに連れて行く。少年エリックが能力で曲げたあの門。そこで人間に対する怒りを思い出させて仲間に加わるように言う。ハッキリと同意はしないものの、アウシュビッツを破壊することで、アポカリプスの側につくのであろうことは伝わる。これは仕方がないかなぁ・・・ エリックは能力を最大限に発揮する場合の原動力が怒りなので、辛いエピソードが多くて辛い なんとなく誰かの配下に入るのはキャラ的に違う気もするけど、やっぱりマグニートーのキャラとしては反人間の側でないとダメだと思うのでOK。アウシュビッツ破壊シーンの映像は迫力あるけど、インパクトとしては前作の球場持ち上げの方がすごかった気もする。

 

その頃、「恵まれし子らの学園」ではジーンが悪夢を見ていた。ジーンは自分の能力に怯えていて、力を解放できていない様子。度々悪夢をみてはうなされているため、他の生徒達には迷惑がられているっぽい。彼女が見ている悪夢は世界が破壊される場面で、どうやらそれは予知夢らしい。このことからプロフェッサーXはモイラ・マクタガードに協力を求める。前述したとおり前作までの記憶が曖昧になってしまったため、この再会に対して「おー」っとなることができなかったのだけど、かつて2人の間には恋愛感情があったのだっけ? ファスジェネのラストでプロフェッサーXが記憶を消してしまったので、モイラはチャールズのことを覚えていない。切ない 演じているのがマカヴォイなのでより切ない。

 

プロフェッサーXがセレブロでマグニートーを探していたと思うのだけど、これはなんでだったんだっけ? マグニートーに戻ってくるよう諭すけれど、逆にアポカリプスに見つかってしまうことになる。アポカリプスはプロフェッサーXと同調し能力を増大させて、世界中の核兵器を宇宙に向けて発射する。これは核兵器を廃棄したってことなのかな? それに関してはよいことをしたのではないかと個人的に思う。この辺りは核兵器廃絶のメッセージが込められているのかな? この映像もスピード感と迫力があった。

 

アポカリプスは四騎士と共に瞬間移動してくる。狙いはプロフェッサーX。彼の能力を手に入れたいアポカリプスは、現行の体を捨て意識移行しようと考えているらしい。それを阻止しようとしたハボックは光線を発射するが、避けられて大爆発を起こしてしまう。あわや大惨事というところで、たまたま学園を訪ねて来たクイックシルバーことピーター・マキシモフ(エヴァン・ピーターズ)が大活躍! 残念ながら爆心にいたハボックを救うことはできなかったけれど、超高速移動で学園じゅうの生徒や教師たちを安全な場所に移動させる。この画が楽しい! クイックシルバー以外は止まってしまっているような映像。実際は超高速なのだけど、映像としては止まっている人を動かしている。時々遊び心もあったりして見ていて楽しい。やっぱりクイックシルバー゚゚*。最 (*゚д゚*) 高。*゚

 

学園の建物は崩壊。そこに追い打ちをかけるようにウィリアム・ストライカー大佐(ジョシュ・ヘンマン)の部隊がやって来る。ビースト、ミスティーク、クイックシルバー、そしてモイラが捕えられてしまう。ナイトクローラー、サイクロップス、ジーンは密かにヘリに乗り込み後を追う、到着したのは軍の施設? 原作好きの方や、シリーズファンの方ならピンとくる場所なのかもしれないけれど、記憶が曖昧な自分にはよく分からず。4人を探して施設内をさまようジーンたち3人。ある部屋に、窓のない檻のようなものを発見する。中にはミュータントが捕えられている様子。ジーンが解放すると、中から現れたのは鉄?の爪を持つミュータント! もちろん、ウルヴァリンことローガン(ヒュー・ジャックマン)だけど、この時点ではウェポンXと呼ばれているらしい。兵士たちをなぎ倒していくウェポンX。ひとしきり大暴れした後、ジーンに記憶を戻してもらうと、雪の中けっこうな薄着で飛び出して行ってしまう。ヒューすごいチョイ役 いくら親日家のヒューでも、さすがにこれでは来日しないね(笑)

 

ウェポンXが大暴れしたおかげで、兵士たちがいなくなった施設内。3人はミスティークたちが捕えられている部屋を見つける。ナイトクローラーの指示とカウントダウンで、サイクロップスが光線で扉を破壊するシーンはコミカルで笑った(笑)

 

そんな中、エリックは能力を最大限に発揮。なんと地軸も動かしちゃう。マグニートーの能力がイマヒトツ分かっていないのだけど、金属を自在に操れるってことではなかったっけ? 地軸を動かすことができるというのはどういうことなのか? その辺りの化学的?科学的?な知識が全くないので分からない 橋などの巨大建造物も次々破壊されていく。この映像はスゴイ! ただ能力がスゴ過ぎてボーっとしてしまう(笑)

 

アポカリプスは能力を使ってピラミッドを造る。ものすごく巨大だけど、これは一体何のために建てたのだろ? プロフェッサーXに意識移行するためには箱モノが必要ってことかな? それにしては巨大過ぎないか? 後に君臨するため? とか、いろいろ思うけど、映像がすごくて楽しいのでOK。プロフェッサーXの能力のこともイマヒトツ分からないのだけど、テレパス的な能力以外には、対外的に非力ってことなのか? 一応の抵抗を試みていたようには思うけれど、あっさりと意識移行が始まってしまう。今作でプロフェッサーX役のジェームズ・マカヴォイがスキンヘッドになったことは知っていたので、ここかと思うわけです。まぁ、もう時間も時間だしここしかないよねってことで、意思移行に際して髪が全て抜け落ちてしまう。マカヴォイがパトリック・スチュワートにはならないだろうと思っていたけど、ハゲてみたら意外になるかも?と思ったり。でもマイケル・ファスベンダーがイアン・マッケランにはならないね(笑)

 

話が反れましたが、現場に到着したミュータントたちが、なとか意識移行を阻止しようと奮闘する。ここからはスピード感がすごくて、詳細は覚えていないし、きっと書いてもおもしろくないので要点だけ。プロフェッサーXのことは、瞬間移動能力を使ってナイトクローラーが救う。ミスティークがサイロックに擬態して救ったのは誰だっけ? そうそう!書き忘れていたけど、クイックシルバーはマグニートーの息子なのだそう マグニートーはその事実を知らない。クイックシルバーはそのことは告げないまま、ミスティークとともにマグニートーを説得する。予想通りマグニートーはこちら側に戻って来る。同じく寝返ったストームも加わって、ミュータントたちは必死に戦い、プロフェッサーXが能力で倒そうとするけれど、アポカリプスは手ごわく、プロフェッサーXもダメージが大きかった。そこで、プロフェッサーXはジーンに力を解放するように諭す。ジーンがその能力を発揮し、アポカリプスは滅びる。ジーンはある意味最強と聞いたことがあるけど、たしかにスゴイ! とにかく、この一連の戦いはスピード感と迫力があって、映像的にもスゴイので、見ていてとっても興奮した。

 

場面変わって「恵まれし子らの学園」 破壊された建物を能力で直すジーンとマグニートー。これはおもしろかった。ミスティークがクイックシルバーに親子の名乗りをしないのかと尋ねるけれど、今はこのままにしておくと答える。3部作はこれで終わりだそうだけれど、その後2人はどうなるのか? これは『X-MEN』シリーズで描かれていたっけ? そちらのシリーズにクイックシルバーって出てたっけ? プロフェッサーXはマグニートーに学園に残って欲しいと頼むけれど、マグニートーはこれを断り出て行ってしまう。まぁ、キャラ的にそうでしょう。ビーストらを中心にX-MENが形作られる。そもそものX-MENメンバーのことが分かっていないのだけど、これで一応揃ったってことなのかしら? あ、ウルヴァリンがいないってことか? 映画はここで終了。

 

キャストは相変わらず豪華で良かったと思うけれど、意外に演技の印象が薄かったかな。念力を使って橋を壊したり、全身真っ青な鱗に覆われていたりと、荒唐無稽な設定にリアリティーを持たせていたのは、間違いなくキャストの演技おかげだと思うけれど、なんとなくグッとくる見せ場がなかったというか・・・ 唯一、マイケル・ファスベンダーの妻子が殺害されるシーンくらいかなぁ。アポカリプスのオスカー・アイザックを楽しみにしていて、確かに好演していたと思うけれど、特殊メイクしたままだったので、誰だか全く分からなかった。それは、ナイトクローラーのコディ・スミット=マクフィーにも言える。それはまぁ設定上しょうがないのだけど ということで、いつも書いているキャスト評は、みんな好演していたということで割愛(o´ェ`o)ゞ 

 

原作というか、シリーズ通して考えると整合性がとれない部分もあるかもしれない。ただ、そういうの別にいいから!的な潔さを感じる。力技で持っていくというか・・・ それは別に悪いことじゃないし、こういう作品は楽しんだもの勝ちだと思うので、細かいことは気にせずに見ればいいのかなと思った。前述どおり、記憶もごちゃごちゃになっていることだし(笑) とはいえ、いろいろその後となる前3作につながるところはつながったのかなと思う。しっかりと読み込んで?(見込んで?)ミュータント関係や人間関係、その他もろもろ頭に入っている人は、きっと楽しめるんじゃないかと思う。個人的にはやっぱりプロフェッサーXの頭髪問題が興味深かった。ってそこ(笑) 原作でもプロフェッサーXはスキンヘッドなのかしら? だからパトリック・スチュワートがキャスティングされたの?とか(笑) いやいや、もちろんストームがX-MENに加わった経緯など、いろいろ楽しめた。

 

ただ、このシリーズの魅力として、キューバ危機など実際の出来事とリンクしていることや、人種差別などと絡めて描いていることがあると思うのだけど、今作はあまりそれがなかったような? 前日譚シリーズであるこの3部作は、1作目が1962年、2作目が1973年、そして今作が1983年を舞台としていて、前2作についてはその時代にする意味があったように思うけれど、今作に関しては特に1983年である理由もなかったような? 人種差別問題については、ミュータントが差別されることで描いていたのだと思うけれど、今作ではミスティークが英雄視されているなど、その辺りも薄かったし。差別されている人を見るのは辛いので、そちらの方は個人的にはいいのだけど、実際の事件と絡んでいるのは見たかったかなぁ・・・

 

でもまぁ、やっぱりドキドキしたし、映像がスゴイので是非劇場で見て欲しい! オススメ ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー好きな方是非!


ところで、スタン・リーはどこに出てたのだろ┏(゚ェ゚) アレ?

 

『X-MEN:アポカリプス』Official site

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【Googleのロゴ】Doodleフルーツゲーム 17日目!

2016-08-21 23:28:05 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!

 

 

Doodleフルーツゲーム 17日目!

アプリDLはコチラからドゥゾ♪(っ'ω')っ))


オリンピック最終日ということで、このシリーズも終了なのかな?

いちごが優勝したってこと?(o゚ェ゚o)

DLはしないので、内容は不明


検索画面のロゴはこんな感じ


2016.08.21現在、リオオリンピック日本のメダル獲得数は・・・


金:12個 銀:8個 銅:21個


今現在、まだ男子マラソンの競技中ではあるのだけど、

とりあえず総括しておくと・・・


競技別のメダル獲得数を見ると、

金メダル獲得数はレスリングが最多の4個(銀:3個 銅:0個)

メダル獲得数最多は柔道の12個(金:3個 銀:1個 銅:8個)


卓球シングル初のメダル、テニスで96年ぶり、

トラック競技では88年ぶりとなる400mリレーの銀メダルなど、

終わってみれば史上最多の41個のメダル獲得


スゴイぞ日本!

お疲れさまでした

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【event】神宮外苑花火大会

2016-08-21 00:32:10 | event

【event】神宮外苑花火大会

 

 

 

 

tomomeからのお誘い。大雨警報が出ていたこの日、順延になってしまうのか?と心配しつつ出かけてみた。小雨なら決行ということだったけど、直前にかなり強い雨が降ったりしていたので、決行したものの土砂降りの中見るのは辛過ぎるし・・・ などと心配性

 

そんな心配はよそに、無事開催され、途中雨も全く降らなかった。さすが超晴れ女 ただし、湿気があったためか、花火が連続で上がると煙がたちこめてしまい、せっかくの花火が半分以上隠れてしまうことも でも、概ね楽しく見ることができてよかった

 

 

 

 

 

動画見れるかな?

 

 

 

 

 

 

 

花火はそれぞれ提供企業ごとに区切って打ち上げられる。スポンサーの紹介と連動してたヤクルトのタフマンがおもしろかったのだけど、撮り忘れ ってことで、とっても色と形がかわいかったLuLuLun提供の花火を代表で!

 

 

動画見れるかな?(o゚ェ゚o)

 

 

ラストというか、アンコールという形で打ち上げられたのだけど、これはすごかった! トータル5分くらいあったのだけど、全部はUPできなかったので最後の45秒だけ切り取った。見れるかな?

 

 

神宮外苑花火大会といえばアーティストとのコラボ。コラボといっても共演しているわけではないのだけど・・・ なんと花火後、10月に開幕する「ミス・サイゴン」キャストによるパフォーマンスがあった! トータルで15分くらいあったのだけど、全部UPできなくて最初の140秒。でも、「ドリームランド」の部分が全部入ったのと、ダイヤモンドユカイ氏の挨拶が一応入ったのでOKかと。

 

パフォーマンス自体は神宮球場のステージで行われていて、自分は秩父宮ラグビー場で見ていたので、モニター鑑賞。肉眼では見えているのだけど、iPhone画面じゃ反射しちゃって全く写ってない でも、とりあえず音だけでも聴こえればと録っておいた。聴こえるかな?

 

 

パフォーマンスのセトリ(?)はtweetどおり。これ聴けるのかなり貴重だと思うのだけど、みんなどんどん帰ってしまって残念 思わぬサプライズでうれしかったヽ(・∀・)ノ♪

 

ということで、花火もパフォーマンスもとっても楽しめた 

 

2016 神宮外苑花火大会|花火とアーティストの饗宴 

 

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【Googleのロゴ】Doodleフルーツゲーム 16日目!

2016-08-21 00:16:19 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



Doodleフルーツゲーム 16日目!

アプリDLはコチラからドゥゾ♪(っ'ω')っ))


相変わらずDLしないので、

内容は不明


検索画面のロゴはこんな感じ


2016.08.20現在、リオオリンピック日本のメダル獲得数は・・・


金:12個 銀:8個 銅:21個


男子4×100mリレーで、

山県亮太選手、飯塚翔太選手、桐生祥秀選手、ケンブリッジ飛鳥選手が、

銀メダル獲得

トラック競技で銀メダルを獲るのは88年ぶりなのだそう∑(゚ω゚ノ)ノ


ガンバレ日本!

(●'д')bファイトです

 

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【Googleのロゴ】Doodleフルーツゲーム 15日目!

2016-08-20 00:10:57 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



Doodleフルーツゲーム 15日目!

アプリDLはコチラからドゥゾ♪(っ'ω')っ))


相変わらずDLしないので、

内容は不明


検索画面のロゴはこんな感じ


2016.08.19(08.20 0:13)現在、

リオオリンピック日本のメダル獲得数は・・・


金:12個 銀:6個 銅:19個


レスリングの川井梨紗子選手、

バドミントンの高橋礼華&松友美佐紀ペアが金メダル獲得


しかし、今オリンピックで1番応援していた選手である、

吉田沙保里選手4連覇ならずで、まさかの銀

イヤ、もちろん銀メダルも素晴らしいのです!

ものすごいプレッシャーの中、

しっかり決勝まで進みメダルを獲得した。

でも、銀メダルって負けて獲るんだよね・・・

吉田沙保里選手が負ける日が来るなんて

金メダルを獲らせてあげたかった

今後のことは不明だけど、

まずはゆっくり休んで欲しい。

おつかれさまでした


ガンバレ日本!

ファイト━━(ノ゚д゚)人(゚Д゚ )ノ━━!!

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【Googleのロゴ】Happy Birthday to me!

2016-08-19 00:14:57 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



これ何かと思ったら・・・




自分のお誕生日だった~

Googleにお祝いしてもらっちゃった―ヽ(・∀・)ノ―♪


検索画面のロゴはこんな感じ


ってことで・・・

また一つ年を取ってしまったけど、

今年も良い年になるといいなぁ


Happy Birthday to Me

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【Googleのロゴ】Doodleフルーツゲーム 14日目!

2016-08-18 23:10:57 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



Doodleフルーツゲーム 14日目!

アプリDLはコチラからドゥゾ♪(っ'ω')っ))


相変わらずDLしないので、

内容は不明


検索画面のロゴはこんな感じ



2016.08.18現在、リオオリンピック日本のメダル獲得数は・・・


金:10個 銀:5個 銅:18個


明け方にうれしいニュース!

レスリングの伊調馨選手、登坂絵莉選手、土性沙羅選手が金メダル獲得

そして、卓球男子団体が銀メダル獲得!


ガンバレ日本!

ガンバァ━━(`・д・´)ノ━━!!

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【Googleのロゴ】Doodleフルーツゲーム 13日目!

2016-08-17 23:17:50 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



Doodleフルーツゲーム 13日目!

アプリDLはコチラからドゥゾ♪(っ'ω')っ))


相変わらずDLしないので、

内容は不明です


検索画面のロゴはこんな感じ



2016.08.17現在、リオオリンピック日本のメダル獲得数は・・・


金:7個 銀:4個 銅:18個


卓球女子団体銅メダル獲得 感動した~。゚(●'ω'o)゚。うるうる


ガンバレ日本!

ガンバって(●'∀'人)ネ♪

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【cinema】『ハートビート』(試写会)

2016-08-17 00:49:51 | cinema

2016.08.09 『ハートビート』(試写会)@東宝東和試写室

 

cocoで当選。いつもありがとうございます 主人公がバレエダンサーを目指すと聞いて、バレエシーンたくさん見れるかな?と楽しみに行ってきた

 

ネタバレありです! 結末にも触れています!

 

「奨学金を得てMCAでバレエを学ぶため、ニューヨークへやって来たルビー。ルームメイトのジャジーとも仲良くなり、レッスンは厳しいけれど楽しい日々を送っていた。ある日、地下鉄で荷物を奪われそうになり、助けてくれたジョニーに惹かれていくが・・・」という感じの王道青春ラブストーリー。思った通りに展開して、思った通りに着地する。美男美女の主人公には、それぞれライバルもいる。教師たちは時に厳しいけれど愛があり、少しの挫折もするけれど、才能と努力で成功を手に入れる。と、これは少女マンガの様でもある。でも、だからこそ楽しめた。だって、少女マンガで育ってきたし なによりダンスシーンがすごくて楽しめた。

 

毎度のWikipediaはなかったし、公式サイトにも撮影秘話的な記載はないので、作品の詳細は書けない でも、ビックリしたのはマイケル・ダミアン監督って「ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート」の主役を演じたことがあったのね しかもミュージシャンとしても活躍されていたのだとか。なるほどと納得の音楽とダンスが素晴らしい作品だった。

 

主人公はバレエダンサーを夢見るルビー(キーナン・カンパ)なのだと思うけれど、ヴァイオリンでストリートミュージシャンをしているジョニー(ニコラス・ガリツィン)も主役という扱いなのかな? 冒頭、ジョニーがベッドの上で上半身裸でヴァイオリンを弾くというサービスカットから始まる(笑) こういうの何ていうんだっけ? ワンフロアの倉庫とかの本来は居住空間ではないところを部屋にしている感じ。かなり広い。ベッドヘッドの壁にはモナリザの目かな?を拡大したパネルが飾ってあったりと、かなり独創的なインテリア。雑誌やインテリア関連のサイトなどで紹介されていそうな部屋。実はこの部屋の主はジョニーではなくて借りているそうなのだけど、その人物との関係は謎。度々メールで家賃を催促されていて、相手はかなり怒っている様子で、その後どうなったのか不明なまま終わったけど、この設定は何だったんだろ?(笑)

 

ジョニーがヴァイオリンを弾き終わると、床下から突き上げるような音。文字通り床が振動する。階下の部屋にカメラが移ると、10人程度の男女が集まって来て踊り始める。これはヒップホップダンスかな? 一糸乱れぬ動きがスゴイし、全員キレッキレ! 音楽としてはヒップホップは苦手なのだけど、このダンスはスゴイとしか言いようがない。楽しい!  

 

ジョニーは地下鉄へ向かいホームでヴァイオリンを弾き始める。この曲クラシックをアレンジしているのだと思うのだけど、何って曲だったっけ? クラシックって曲とタイトルが一致しない いわゆる正統派ではないけれど、とってもカッコイイ。端正な顔立ちのジョニーにはあまりにあっているとは言えないけれど、基本ロッカーっぽいいでたちなので、そういう方向で行きたいということなのかな? なかなか好評なようで、次々お金が投げ込まれている。でも、上手いとほめてもらっても、無視してしまうような性格らしい。シャイなのか? ひねくれているのか? 多分両方(笑)

 

場面変わってタクシーに乗るルビー。母親と共にNew Yorkにやって来たらしい。MCAというのが架空の学校なのか不明だけど、どうやらバレエ(ダンス?)と音楽の学校らしい。ルビーは奨学金を得てMCAに入学する。校長は女性でなかなか厳しそう。ルビーは1年先輩のジャジー(ソノヤ・ミズノ)とルームシェアすることになる。そして、ジャジーと親友になる。ルビーが来る以前は1人暮らしだったのか?とか、友人はいなかったのか?とか思うけど、まぁその辺りのツッコミはなしで(笑) 遅刻厳禁だというのに、着いて早々夜遊びに誘うジャジーはかなり奔放な性格らしい。後に、この性格で少し問題を起こす。ジョニーも含めて、この人物紹介はテンポがあってよかった。ちなみに、校長室へ向かう途中でルビーがぶつかったのが後にライバルとなる、学校一上手いエイプリル。翌朝、音楽教室から出てきて、ルビーを気に入るイケメンだけど女好きで、ちょっと自信過剰な男子生徒カイルが、ジョニーのライバル。この辺りのキャラ設定や紹介の仕方もベタだけど好き。

 

さて、ルビーは帰宅途中、地下鉄に乗ろうと駅に向かうと、ホームでヴァイオリンを弾くジョニーを見かける。一目ボレ。すると、到着した電車の中からガラの悪そうな一団が・・・ それを見たホームで工事をしていた男たちが立ち上がる。まさかの乱闘?と思ったら、なんとダンス対決。このダンスもまたスゴイ。これはもしかしてミュージカルのダンス版なのか?と思ったりする。変な言い方だけど(笑) なので、これは踊っているようで踊ってないというか・・・ 上手く言えないけど、主人公たちの感情とかをダンスであらわすパターンか?と思ったのだけど、その様子をYouTubeにアップして、その動画をジョニーの階下のダンサーたちが見るシーンがあるので、現実にゲリラダンスバトルが行われているということらしい。警官も駆けつけたし。

 

この騒ぎに乗じてスリが活動。ルビーのバッグも奪われそうになる。それを助けてくれたジョニーのヴァイオリンが盗まれてしまう。このヴァイオリンは生活の糧であるだけでなく、祖父の形見でもあるらしい。そのわりあまり動揺していないように思ったりもするけど、その辺りは若い役者の硬さだったりするのかも? まぁ、ジョニーがあまり感情を表さないタイプというのもあると思うけれど・・・ 責任を感じたルビーはジョニーに同行。こういう場合、ヴァイオリンは質屋に持ち込まれるのではないかと、店主に連絡先を残したことにより、後にこのヴァイオリンは見つかる。この時点ではジョニーはルビーをそこまで気に入ったわけではなさそうだけど、ルビーの方はジョニーを気に入ったようで、帰宅後ジャジーに連絡先を交換したことを話している。なかなかやるな(笑)

 

ジョニーはストリートミュージシャンとして稼いだお金をある人物に渡す。どうやらグリーンカードが欲しいらしく、弁護士に依頼しているということらしい。こういう場合、弁護士に依頼するものなのか分かっていないのだけど、事務所でもない場所で会っている人物は、どう見ても胡散臭い。後からこの男は詐欺師であり、ジョニーは1500ドルを騙し取られてしまったことが分かる。後にこの件で警察に連れて行かれるけれど、その男が逮捕されたのか、ジョニーのお金が戻るのか不明なまま終わる。ジョニーは大金を失ってしまい、家賃が払えず部屋の持ち主からかなり強めの文調のメッセージが届くのだけど、前述したとおり、この問題が解決したのかも不明なまま終わる。結構、放り投げっぱなしのエピソード多数だったりする(笑)

 

ある日、ジョニーは階下の住人たちに食事に誘われる。最初は断るけれど、結局おじゃますることに。後に一緒に給仕のバイトをしているので、これは彼らに紹介してもらったのかな? この人懐っこくて、キャラが濃そうで、そうでもないダンスグループはスイッチ・ステップスと言い、後に重要な役割を果たすことになる。

 

一方ルビーは厳格な教師にも気に入られる才能があり、真面目に努力することもできる。ただし、コンテンポラリーが苦手。自身もバレエの先生に聞いたことがあるけど、劇中でコンテンポラリークラスの教師(ジェーン・シーモア)が言っていたように、現在ではコンテンポラリーが踊れないと、バレエダンサーとしてやっていくのはキビシイのだとか。コンテンポラリーが苦手で奨学金を見直す必要があると言われてしまうけど、これは後の伏線。バレエダンサーになるにはどのくらいの種類のダンスを習う必要があるのか不明だけど、映画ではクラシッククラスとコンテンポラリークラスしか出てこない。

 

ある日、ルビーはMCAでは学生に楽器を貸し出していることを知り、この制度を利用してジョニーのためにヴァイオリンを借りる。たしかにルビーはMCAの生徒だけど、ダンサーコースとか音楽コースとか分かれているんじゃないのかしら? たいして確認もせずに貸出してたけど大丈夫なのか?というツッコミはなしで(笑)

 

早速ヴァイオリンを持ってジョニーの家を訪ねる。何故家を知ってるんだ?というツッコミは・・・ たぶん電話でもしたんでしょうということでいいか(笑) ヴァイオリンを借りて来たことと、「弦楽器&ダンスコンクール」というコンクールに一緒に出場しないかと誘う。優勝すれば賞金も出るし、MCAに入学することが出来るというのだった。よい話だけどジョニーは型にはめられたくないと断る。イヤでも、ジョニーがどういう形のミュージシャンを目指しているのか不明だけど、学校に行ける機会は貴重では? 経歴は重要だし、基礎があって初めて型にはまらない演奏が出来るんだと思うのだけど? まぁでも、不法滞在中だしね(笑) ルビーもちょっと強引かなと思わなくもないけど、恋する女性はこのくらいやらないとね とはいえ、ジョニーの態度に腹を立てて帰ってしまう。

 

ジョニーのライバルとなるカイルは将来有望なヴァイオリン科(?)の生徒。どうやらルビーに気があるようで、彼女をパーティーに誘う。これはどうやら彼の支援者を募るパーティーらしい。好きな人がいるのに、明らかに自分に気がある男性の誘いに乗ってしまうのはどうなの?とも思うけど、まだジョニーとつき合っているわけでもないし、ケンカしちゃったし(笑) なんと、この会場でジョニーはスイッチ・ステップスのメンバーたちと給仕のバイトをしていた。仕事そっのけでルビーとタンゴを踊り出すジョニー。なかなか上手い。キーナン・カンパの姿勢と足さばきが美しい! 2人の姿を見たカイルが嫉妬。なんとジョニーとヴァイオリン対決となってしまう。弾き比べだけじゃなくて、弦を剣のように使って対決までしちゃう(笑) スイッチ・ステップスまで踊り出してなかなか楽しい。

 

ジョニーがMCAを訪ねて来たのは、このバトルの後だったよね? クラシックのクラスで自主的に居残り練習をしているルビーの姿に見とれてしまうジョニー。キーナン・カンパの踊りが素晴らしく、ジョニーと共に見入ってしまう。テクニックもだけど、手足が長くスタイルがいいので見栄えがするし、優雅で美しい。ジョニーは多分、この時ルビーに恋したんだと思う。話しそれるけど、クラシッククラスの先生は、杖をついた白髪の老紳士だけど、こればドガの「バレエ教室」にも登場するジュール・ペロー先生がモデルだったりするのかしら?


この先生ね


ジョニーはルビーに謝罪。お詫びのしるしにディナーに誘う。てっきりお店に行くのかと思ったら、自宅に招待。借りてるから自宅ではないけど(笑) 料理こそスイッチ・ステップスのメンバーの1人に作ってもらったものの、部屋に至る階段からキャンドルを並べ、バラの花びらを散らす演出がスゴイ。おばちゃんとしては、スゴイなと思ってしまうけれど、若い娘さんなら素敵となってしまうかも? オシャレな部屋にロマンティックな演出、おいしい料理、そしてイケメン。まさに少女マンガの世界。これは女子は好きでしょう! ジョニーはMCAのヴァイオリンを借りることにして、ルビーと一緒にコンクールにも出場することになる。


翌日、ライバルのカイルから、コンクールに一緒に出ようと誘われるルビー。ジョニーと出るのでもちろん断る。すると、急に機嫌を悪くしたカイルは、それなら学校一のダンサー エイプリルと組んで出場すると宣言し、ルビーたちに宣戦布告する。おお、これまた王道。これでコンクールが盛り上がる!

 

強力なライバル出現ということで、ジョニーには秘策が。ジョニーは自ら作曲もするようで、次々と頭の中に音楽があふれて来る描写があった。彼は自らのオリジナル曲で勝負しようと考えており、ルビーとスイッチ・ステップスのコラボレーションを考えていたのだった。メンバーたちと練習を開始するルビーたち。楽しい時間。この辺りはモンタージュ形式でサラリと流し、全体像はコンクールシーンまで分からないので、期待が高まる。

 

ルビーがコンクールに向けて充実した時を過ごしている中、親友のジャジーは年上の男性との連日の夜遊びで、レッスンの遅刻を繰り返していた。遅刻は厳禁なので、ついには次に遅刻をしたら退学と言われてしまう。それでも、夜遊びをしてしまい、朝起きられないジャジー。必死に起こすルビー。ジャジーが疲れているのは、もちろん朝帰りして寝不足だからなのだけど、それ以外にもバレエ漬けの生活に耐えられないという描写でもあるのかな? 描かれいるレッスンシーンでは、テクニック部分はさておき、厳しくて辛いという印象はなかったし、前述したとおりクラシッククラスと、コンテンポラリークラスの2つしか出てこないし、ルビーたちとも飲みに行ったりしているので、そんなにバレエ漬けの日々という感じでもないのだけど でもまぁ、やっぱり自分の実力とかそういう部分の悩みもあるのかも? そういう部分を脳内補完させてしまうのはどうかと思うけれど、青春映画でもあるので、軽い挫折は必要かも。

 

さて、コンクール当日。会場に向かおうと家を出たジョニーは刑事たちに連行されてしまう。不法滞在がバレたのか その間も次々と順番が近づいてくる。ジョニーが来ないことで慌てるルビーとスイッチ・ステップスのメンバー。そんな中、カイルとエイプリルの演技が始まる。完璧な融合。エイプリルだけでなく、バレエ学校の精鋭たちを集めたという演技は、コンテンポラリーではあるものの、端正で正統派。その演技と、ジョニーが来ないことで焦るルビーたち。でも、ルビーは彼を信じて準備をして待とうと言う。ありがちな設定なので、ギリギリ間に合うであろうことは分かっているのだけど、捻りを加えて間に合わない展開もなくはないので、ちょっとドキドキ(笑)

 

ジョニーが呼ばれたのは例の偽弁護士の情報が欲しかったから。情報提供する代わりに不法滞在は見逃すということらしい。見逃されても不法滞在であることは変わりないのでは?と思ったりするけど、とりあえずは安心。これは間に合うパターンだなと思うわけです まぁ、ルビーたちの演技を見せずに終わるっていうことはないと思うので、ジョニーが間に合うことは想定内。もちろん、ギリギリで間に合う。

 

さて、ルビーたちの出番。ケルト音楽のようなジョニーオリジナル曲が良かった。この曲なんていうタイトルなのかな? これに合わせて真っ赤な衣装で踊るルビーが素敵。コンテンポラリーが苦手という設定がここで生きて来る。といっても失敗してしまうわけではなく、要するに恋するルビーが、彼や仲間たちと楽しみながら踊ることで、苦手を克服したということ。スイッチ・ステップスの踊りも相変わらずキレキレで、このコラボは楽しい。コンテンポラリーとはいえ、バレエとヒップホップが融合するなんておもしろい! やっぱり優れたダンサーたちの踊りは、ジャンルを超えて見応えがある。

 

クラシッククラスの先生も、コンテンポラリークラスの先生も、そして校長も絶賛。女性審査員はこれはダンスではないと言うけれど、男性審査員はルビーたちを評価している描写も入る。これはどうなるのか? もちろんルビーたちが優勝するのだと思っているけど、2位になるってパターンもあるし・・・ と、ついつい疑り深く見てしまう(笑) そんな心配は無用とばかり、これは王道パターンで、ルビーたちが優勝する。コンテンポラリーを克服したルビーは奨学金の見直しはなしになっただろうし、ジョニーはMCA入学の道が拓けた。賞金2万5千ドルは皆で分けるとジョニーが答えているけど、家賃問題はどうなる? そして、前述したとおり不法滞在問題が解決していない以上、入学は無理では?と思ったりするけど、映画としてはここでめでたしめでたしのハッピーエンド。まぁ、楽しかったから細かいことは全然OK 


原題は『High Strung』で、これは緊張しているとか鋭敏なという意味みたいだけど、どうなんだろう? 青春ラブストーリーとして王道であって、ちょっとイヤミなライバルは出て来るものの、最終的にはお互いの健闘をたたえ合うなど、嫌な人は出てこない。詐欺師は出てくるけど、それもジョニーのコンクール遅刻の理由になるなど、アクセントになっていて、とにかく安心して見られる。ご都合主義的だったり、ツッコミどころも多々あるけど、今作の見どころはダンスシーンなので全然OK。


若いキャストたちの演技は正直に言うとまあまあというところ。それぞれ本職はダンサーだったり、ミュージシャンだったりするそうなので、この辺りは大目に見るとして、本職部分ではしっかり見せてくれたと思う。英国ロイヤル・バレエ団に在籍していた、ジャジー役のソノヤ・ミズノは、バレエの見せ場こそルビーほどではなかったものの、経験者として本格的な踊りを披露。奔放なところはあるものの、ルビーを明るく引っ張る親友役をキュートに演じていたと思う。なんと東京出身なのだそう。ベテランとしては『ある日どこかで』のジェーン・シーモアがコンテンポラリークラスの教師役で出演。昔はきれいな人だったけど全然分からなかった

 

ジョニー役のニコラス・ガリツィンは、ミュージシャンでもあるそうなのだけど、ヴァイオリン経験者なのかな? サイトにも記載がないので、演奏シーンなどはご本人がしていたのかは不明。繊細で、ほんのちょっぴり陰があり、ロマンティックな部分もあるという、少女マンガの王子様的なキャラにピッタリの容姿。好みはあると思うけど、人気が出そうなイケメン。演技は特別上手いと思わなかったけど、普通に良かった。ルビー役のキーナン・カンパは、あのワガノワ・バレエ・アカデミーで学び、アメリカ人で初めてマリインスキー・バレエ団に入団したのだとか。背が高く長い手足が優雅で美しいダンサー。顔もかわいらしい。コンクールでのコンテンポラリーも良かったけれど、やっぱりジョニーが見とれたクラシッククラスの自主練習が美しくて良かった。演技は上手くはないけど、下手ではなかったと思う。これから本格的に女優を目指すのかな? 頑張って欲しいと思う

 

ロンドン、パリ、 L.A、そしてNew Yorkから集められた、世界最高峰のダンサー62人が圧巻のパフォーマンス。クラシックやコンテンポラリーのバレエはもちろん、集団で踊るヒップホップダンスがキレキレでカッコイイ そうそう! ジャジーに誘われて行ったお店で、ダンス対決になって、テーブルの上で踊った「白鳥の湖」の"四羽の白鳥"が良かった! ワンピースにブーツ姿で踊っちゃうんだけど、きちんとパッセで足をダブルで打ってる。これ以前、バレエのクラスで年末恒例の、バレエナンバーを踊ってみるという企画で、踊ったことがあるのだけど、先生がとっても簡略化して下さったのに、通して踊り切ることが出来ず、2組に分かれて3つのパートに分け、前半、中盤をそれぞれが踊り、後半を全員で踊ってフィニッシュしたという大変なプログラム。まぁ素人と比べてはいけないけれど、とにかく軽やかに踊る見た目と違ってとってもハード。これは本当に素晴らしかったし、楽しかった。

 

少女マンガの世界が好きな方、インド映画の突然踊り出す感じ好きな方オススメ。バレエやヒップホップダンス好きな方も満足できると思う。オススメ

 

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