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【MJ】「週刊SPA! グラビアン魂 AWARD2008 期待されても困るんですよ」

2008-12-28 02:25:10 | MJ
'08.12.21 「週刊SPA! グラビアン魂 AWARD2008 期待されても困るんですよ」@タワレコ渋谷

2~3年前のお正月か年末に放送された番組「みうらじゅんとリリー・フランキーの期待されても困るんですよ」DVD発売と、2人が週刊SPAで連載している企画の年間大賞を表彰する「グラビアン魂 AWARD2008」の合同イベント。

タワレコ渋谷店もしくは新宿店で「期待されても・・・」のDVDを購入するとイベントの整理券がついてくるということで、発売初日に買いに行った。20時近くになってしまったので心配したけど、渡された整理券は9、10番(笑) これはDVD込みでbaruの誕生日プレゼントにするつもりだったけど、イベントは都合により参加できなくなってしまったのでDVDのみとなった。この日のイベントは会社のKさんを誘って参加。

タワレコ渋谷店のB1 STAGE ONEにて開催。16:00~だけど30分前に1F階段付近に並ぶようにとのことで、行ってみると渋谷店と新宿店それぞれ購入店によって壁側と手すり側に分かれて番号順に並んでいく。結構な人数が購入したようで少し安心。立見かと思っていたけれどイス席あり。立見の人もいたけれど、ほぼ座れたんじゃないかと思う。私達は前から2列目のほぼ真ん中の席をゲット。すばらしい ドリンク付きだったのはうれしかった。ソフトドリンクのみだけど(涙)

「期待されても・・・」のDVDを見ながら待つことしばし、MJ登場。漫談口調で紹介されたのはウクレレえいじ。ウクレレを奏でながら"ジングル・ベル""きよしこの夜"などを熱唱するウクレレさん。Merry Christmas!と叫んで退場するも、再びMJより紹介されネタを披露するということが何度か繰り返される。なるほどリリー・フランキー遅刻しているんだなと思う(笑) 遅刻と言えば空耳アワーでおなじみ安齋さんだけど、今ではリリーと言われているそうで「リリーさんは忙しいけど、安齋さんは暇でしょう」と言われて安齋さんがショックを受けていたとMJでラジオで語っていたことを思い出したりする。ウクレレさんが4~5個マニアックなネタを披露してはMJが軽くMCし、ウクレレさんへつなぐという事が5~6回繰り返され、ウクレレさんがグッタリしてきた頃、リリー・フランキー登場。明らかに今着いたばかりという感じ。そして一切あやまらない(笑)

司会進行役として再びウクレレさん登場。汗だく(笑) 一応、台本を見ながら進めようとするウクレレさんだけど、台本を読むのもたどたどしく噛みまくり、どこから読むのかも分かっていない様子。このグダグダ感がおかしい(笑) とりあえずは第1部「期待されても・・・」、第2部「グラビアン魂」となっているみたいだけど、お2人とも「期待されても・・・」の事はほとんど覚えていないもよう。たしかに放送時も台本はタイトルのみで何も書かれていなかった(笑) ホントに2人で思いつくままにダラダラ喋っただけなので、今になって思い出せと言われてもムリかもしれない。この番組を撮る事になったきっかけはという質問を、ウクレレさんがテンパって何度も繰り返してしまったため、その都度MJが苦笑いしながら説明してくれた。きちんとネクタイをしめたテレビ局の人が企画を持ち込んできたけど、最初は断っていたそうで、最終的に四ツ谷にある2人の行きつけの焼鳥店どげん までネクタイの人達がやって来たので、その本気度に心打たれたからとの事だけど、どこまで本当かは不明(笑)

というわけで「期待・・・」の方は特別に撮影裏話が披露されることなく終了し「グラビアン魂」へ。SPAの連載も読んだ事がないし、女子なのでグラビアにもあまり興味がないので、よく分からないのだけど、前述のどげんなどでお酒を飲みながらグラビアについて2人が語る企画らしい。そのグラビアン魂で年間大賞を決めることになり、この日発表という事のもよう。各賞を発表するも受賞者達は来ず(涙) いよいよ大賞の発表。大賞は、やはりグラビアとなるとそれぞれの好みがあり、意見の一致をみなかったそうで、みうら大賞とリリー大賞がそれぞれ選出された。リリー大賞は辰巳奈都子。細い! でも胸デカ! そして肌キレイ。ひざツルツル。すごいオバちゃん的な感想だけど(笑) そしてMJ&リリーも言ってたけどいい匂いがした。みうら大賞は森下悠里。黒のレザー調の水着で登場。おしりが大きくてムチムチした印象。シンプルだけどハードな水着はほぼTバック。「これスゴイんです~」なんて言いながら、オシリをみせる姿にプロを感じた。なかなかしたたかでいいかも(笑) ちなみに私の好みは辰巳奈都子、Kさんは森下悠里ということで、ここでも意見の一致をみることなし(笑)

大賞受賞の2人が退席すると同時に皆で退場という台本だったようだけど、またもやグダグダとなり、ダラダラ話し、結局ウクレレさんはまとめられずMJの「帰ろうか」の一言でダラっと帰っていった。さすがです(笑) こんなグダグダ感がゆるされるのもMJ&リリーならではかも。そして全く仕切れなかったけど、ウクレレさんが大汗かいて頑張っていた姿が笑えた。もちろん褒めてます!

というわけで、最初から最後までグダグダだったのがおかしくて、楽しめた。さすがMJ! 素敵です


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【cinema】『ミラーズ』(試写会)

2008-12-24 01:08:01 | cinema
'08.12.17 『ミラーズ』(試写会)@九段会館

これshowbiz countdownか何かで見て気になっていた。シネトレのサイトでお世話になっている、たーくん.さんのおかげで試写会で見ることができた。たーくん.さんありがとうございました!

「同僚を誤って射殺してしまい、休職中の警官ベン・カーソン。事件が原因で彼の生活は荒れ、医者の妻と2人の幼い子供達とも別居状態。妹のアパートに居候しながら見つけたバイトは、5年前に警備員の放火により全焼し、廃墟となったデパートの見回り。そこで彼はある鏡を見つけて…」という話でホラー映画。これはおもしろかった。

主人公は同僚を射殺してしまい心に傷を負い、強い薬を服用しているらしい。この設定は見ている側に今見ている超常現象は、本当に起きていることなのか、彼の妄想なのかと思わせる為かとも思うけれど、意外にそういう感じでもない気がする。もちろんそういう狙いはあると思うけど、むしろそのことが原因で周囲の人に理解されないばかりか、自分自身も信じられなくなったりする事の伏線なのかもしれない。個人的には超常現象を全く否定はしないけれど、全面的に信じてもいない。その方が怖くないし(笑) でも、映画として見る場合、それをどれだけ違和感なく受け入れられるかってことが重要な気がする。その点は素直に受け入れられた。

作りとしてはシンプルで特別いろんな伏線が張り巡らされているわけではないし、話としても割りと単純。でも、ベンの前任者が何かに追われてるように地下鉄構内に逃げ込んでくる冒頭からテンポが良く引き込まれた。彼は鏡に囲まれ、鏡によって命を落とすことになる。そのシーンも死に方はグロイけど、適度に怖くて、適度におもしろい。ここでの展開に違和感がなかったので、その後のストーリーにもすんなり入り込めた気がする。タイトルどおり鏡が重要アイテム。鏡の中に別の世界が広がっていたり、霊的なモノが宿ったりするのは、映画などで数多く描かれている題材である事も受入れやすかったのかもしれない。

廃墟となったデパート内部のデザインがいい。豪華な装飾のデパートだったことが想像できる。焼けただれたマネキンが不気味で、その中で一切の汚れもなく美しく輝く鏡が妖しい。主人公のベンが思わず引き寄せられてしまうのも分かる。女性の悲鳴に導かれるように辿り着いたフィッティング・ルームの鏡の中だけに存在する苦しむ女性など、この辺りはドキドキしておもしろい。そして鏡は次第に主人公の周りに触手を伸ばし始める。妹がバスルームで鏡によって殺されるシーンがすごい。ここは怖くてホントにおもしろかった。あんな風に死ねるのかどうかは別として、とんでもない姿になってしまう。すごくグロイけど、すご過ぎて逆におかしい。って変な言い方だけど。この殺人は鏡がある目的を果たすために行ったもの。それはベンに"エシィカー"を探させること。

エシィカーとは何なのか? そして鏡の本当の目的は? という謎解きへベンが向かう間、鏡の攻撃は彼の愛する家族へ向けられる。鏡に魅せられていく幼い息子マイケルの姿は『シャイニング』のREDRUMと呟く少年を思わせるけど、あちらの方が不気味。ベンの美人の奥さんエイミーが、常に必要以上に胸の開いた服を着ているのが気になっていたけれど、最終的には白いキャミソールがびしょ濡れになって、ブラがすけすけになるという大サービスで盛り上げてくれる(笑) 鏡がエシィカーにこだわっている理由は、無宗教の人間からするとかなり荒唐無稽だけど、それはそれで受入れられた。そこまでのテンポのよさと、その映像の迫力のおかげもあるし、そうでもしなければオチもつかないでしょうということもある。

エシィカーを探し出し、鏡と対決するシーンの舞台となる鏡張りの部屋のデザインがいい。エシィカーの悲しい運命と、決断を思い感慨にふけっていると、対決後とんでもないことになって主人公を襲う。ここのスピード感はスゴイけど、正直どんなことになっているのか、早すぎてほどんど見えなかった(涙) ラストのオチは別にハッピーエンドでもいいんじゃないかと思ったりするけれど、彼が家族を守りたい一心でしたことは、もちろん間違ってはいないけれど、実は世界を破壊しかねない事であって、それは突き詰めるとエゴであることを思えば、これは当然なのかもしれない。そしてある人物の思いが作用しているのかも。復讐ではなく・・・。

役者さん達は、主役のキーファー・サザーランドくらいしか特別印象に残らなかった。妹役のエイミー・スマートは『バタフライ・エフェクト』のケイリーだったそうだけど全く気づかず・・・。妻エイミー役のポーラ・パットンは絶叫する美女役としてはハスキーだけど、子供達を守る強い母としてはOK。そして胸の谷間に釘付け(笑) キーファーといえば『24』のジャック・バウアー。役どころも近いので、もうジャックにしか見えない。いつもはテレビの吹替え版で見ているので、脳内では小山力也さんの「くそーっ!」などと変換してしまっていたけど、ジャックよりはあきらかに弱い。そして『24』の時は気づかなかったけれど意外に小柄。でも、この荒唐無稽な話を飽きずに見ていたのは、彼のジャックっぽい演技(褒めてます!)と、映画のスピード感のおかげだと思う。

霊的なモノを扱いつつも一応コチラが納得できる説明がなされているのが良かった。例えば、何故火事から5年も経っているのに未だにそのままにされ、さらに見回りまでしているのかの理由も説明される。そいう、ホラー映画にありがちな強引さがないところがいい。オチにしても特別「やられた!」みたいな感じもしないし、ストーリーも別に目新しくはない。でも、おもしろかった。CGはあまり多用していないようで、エシィカーと対決する鏡の動きなど人工っぽくてよかった。オープニングの鏡を使ったトリックアートみたいなNYの街並みの映像がおもしろい。子供のころスケールこそ違うけど、似たような遊びをしたことってあるはず。この映像はいい。

特別、何かが残るわけでもないけど、荒唐無稽な存在を描いた作品でありながら、嘘っぽくなかったのがいいし、適度にお色気を入れたりして楽しめる。謎解きもあるし、適度にドキドキして怖すぎない。全てが適度な感じでおもしろかった。褒めてます(笑)


『ミラーズ』Official site

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【cinema】『ミーアキャット』(試写会)

2008-12-17 01:56:44 | cinema
'08.12.15 『ミーアキャット』(試写会)@九段会館

『ディープ・ブルー』『アース』のBBCが撮ったドキュメンタリー。カラハリ砂漠に生きるミーアキャットの話。これは見たかった。

ミーアキャットとはマングース科の哺乳類で、サソリなどの昆虫を主食とし、砂漠に巣穴を掘って群れで暮らす。群れは主に家族で構成される。雌は生涯70匹の子供を生むけれど、その過酷な環境から3分の1は大人になる前に、他の動物に捕食されたり、飢餓で命を落としてしまうのだそう。体長は大人になっても30cm程度、それぞれの子供に教育担当がつき、生きるすべを教える。ミーアキャットについては後ろ足で立つことくらいしか知らなかったけれど、この辺りの事はポール・ニューマンもしくは三谷幸喜が説明してくれるので心配なし!

生まれたばかりの男の子コロを主人公とし、彼の教育担当となった兄とともに成長する姿を描いた物語。怖いもの知らずで好奇心旺盛なコロはその性格ゆえ危険な目にも遭う。時には兄すら危険にさらしてしまう。でも、そんな無邪気なコロが困難を乗り越えて立派な大人に成長する姿は感動。しかし、どこまで演出されたものなんだろう。野生の彼らに演技をつけたハズはないし、ストーリー自体あらかじめ用意したものでもないとは思うけれど、彼らの巣穴はまだしも、群れからはぐれたコロが一夜を明かす穴ぐらにもカメラが入っていたし・・・。エンドロールに「この作品を作るにあたり・・・」みたいな英語のコメントが表記されていたけれど、席を立つお客さんの頭で見えず(涙) まぁ見えてもどこまで理解できたか謎だけど(笑) 撮影についての知識がないので、どんな風に撮られた映像なのか不明だけれど、巣穴で丸くなって折り重なって眠る姿はかわいらしい。そして1人はぐれてしまったコロの不安な1夜の姿も。その映像だけで表情にはない感情が伝わってくる。その辺りは映像の力だと思う。ペットを飼っている身としてはコロの姿がかわいそうで仕方がない。

ミーアキャットへの密着ぶりがスゴイ。彼らの周りには外敵だらけ。ライオンや鷲、猛毒のコブラや、時には同じミーアキャット同士で縄張り争いをすることもある。そんな彼らに密着するには撮影スタッフにとっても危険だったと思う。子供達が巣穴の奥までコブラに追われるシーンの迫力はスゴイ! 翼を広げると2mを越えるという鷲に空から襲われるシーンも。ここでは悲劇が起きてしまう。その圧倒的な弱肉強食というか"生きる"という事のサガをきちんと見せるのは良かった。捕食者と被捕食者の立場という視点を変えれば、鷲も生きていかなくてはならないということだし、守るべき存在があるということ。それにミーアキャットだって昆虫を食べているわけだし。1方向からの視点しかないのは中途半端だし、見たいものしか見ないのはエゴになってしまう。その辺りの事は押し付けがましくなく、きちんと語られていてよかったと思う。生きる事は誰にとっても辛い。ミーアキャットだって鷲だって辛い。そう考えれば、おそらく生態系の頂点にいるであろう人間が辛くないはずがない。そういうことが自然に落ちてくる。

単なる子育てでなはく「教育」をする哺乳類は、今のところ人間以外はミーアキャットしか確認されていないそうだけれど、この教育が感動的。それぞれの子供に教育担当がつく。コロには一つ年上の兄がつき、昆虫の捕り方など、身を守るすべ全てを教える。そして大人は子供を全力で守る。その姿には涙が出た。少しでも危険を感じると、大人たちは子供を後ろから抱きかかえるようにして守る。子供達がコブラに襲われたとなれば全員で威嚇し撃退する。その自らの危険をかえりみず、助けを呼ぶ子供達のもとへ全力で駆けつける姿には、ただただ感動(涙) もちろん私達人間だって親になれば全力で子供を守っているハズ。もしかすると「愛するものを守る」というよりも「種を守る」ということがプログラミングされていて、考える間もなく本能で行動しているのかもしれない。それは人類も含めて。だからこそ"守るべき存在"を持つ者は強いのかも。それでもやっぱり、コロの危機に全力で駆けつける兄の姿には、その後に起こることも含めて涙が止まらない。そして頭が下がる。

映像は相変わらず美しい。前作『アース』でも多用していた空からのなめるような映像は今回も多用。それがやや余分な気がしないでもない。でも、真夏の太陽が照りつけ、数ヶ月雨の降らない乾ききった大地の温度は70度にも達する。その熱や乾きを感じる映像はスゴイ。あまりの暑さに気を失って倒れる姿はかわいらしいけれど、過酷。日々衰弱していく彼らにもたらされる恵の雨。雨や雷をこんなに美しいと思ったことはない。そして、ありがたいと思ったことも今までなかった。蛇口をひねればいつでも水が出てくる環境、雨をウザイものと思える事は幸せな事なのだと実感。このスコールの映像は神々しい。

ラスト近く、コロは相変わらずの無鉄砲さから思わぬ大冒険をするはめになる。この辺りにやや演出的なものを感じたりもする。HPなどの資料を何も見ていないので、本当のところは分からないけれど、素材自体をつなぎ合わせて編集している以上、作り手の意図や意思が反映されているのはどんな作品でも同じことかも。でも、この冒険を乗り越えて成長した姿には終始微笑みっぱなし。子供はいないけれど、自分の子供の成長を見守っている気分。もしかすると、この経験がなくても本能でコロは大人としての務めを果たせたのかもしれない。でも、映画としては"この大冒険を乗り越えて大人になった"という形にした方が説得力があるのは確か。仮にそういう演出がされていたとしても悪いこととは思わない。

ポール・ニューマンの抑えたナレーションが素晴らしい。映像やミーアキャットの世界の全くじゃまになっていない。そして的確に伝わってくる。そして、そのナレーションでは声高に自然保護も叫んではいない。ただミーアキャットが日々カラハリ砂漠で生き延びることの奇跡を静かなトーンで語る。それは多分、人間が生きることも同じですよというメッセージでもあると思う。いかに自分が親に守られてきたかが分かるし、今自分がある程度の知識を持って人並みの生活が出来ていることは、両親や周りの人達が導き教えてくれたからなんだと思える。そして生きることは辛くて当たり前なんだと思ったりする。自分は何もしていないくせに、誰も何もしてくれないと思っているなんて甘いということも・・・。そんな事をカラハリ砂漠で懸命に生きるミーアキャットに教えられたりする。そして、彼らだけではなく人類も含めた全ての生物が今日も生きている環境を守りたいと思う。そう思うことも奢りなのかもしれないけれど・・・。

とにかくミーアキャットがかわいい。体を温めるための日光浴をしているそうだけれど、後ろ足で立ち上がる姿が愛らしい。その姿を見るだけでも楽しめると思う。


『ミーアキャット』Official site

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【MJ】「みうらじゅんといとうせいこうのバカ映画に愛を込めて」

2008-12-03 01:36:06 | MJ
'08.11.23 「みうらじゅんといとうせいこうのバカ映画に愛を込めて」@浅草公会堂

これはbaruからの数ヶ月遅れの誕生日プレゼント。本当は一緒に行く予定だったけれど、行けなくなってしまい残念(涙) 当日はMッスと一緒に鑑賞。

11/21~24まで浅草で開催された「第1回したまちコメディ映画祭in台東」はコメディ映画の上映はもちろん、デーモン小暮閣下による歌唱など様々なイベントが浅草各地で催されたらしいけれど、今回はこのトークショーのみ鑑賞。18:30~だけれど、その前にお笑いイベント「したコメお笑いアワード2008」を見ることも出来た。17:00~とのことだったけれど、お茶してから行ったらネタ披露は終わってしまっていて、いきなり優勝(?)と特別賞が発表されたけれど、おもしろかったのかさっぱり分からない(笑)

というわけで「みうらじゅんといとうせいこうのバカ映画に愛を込めて」から見ることに。この2人といえば「ザ・スライドショー」MJが撮ってきたおかしなモノのスライドにSIがツッコミを入れるというもの。今回もこれの縮小版という感じ。まずは軽いトークから。バカ映画とはという事について語る。MJによるとバカ映画とおバカ映画は違うのだそう。おバカ映画とはあえてバカであることを狙って撮られた映画で、バカであることに気取りがあるのだそう。おバカの"お"はオシャレの"お"なのだそう。バカ映画とはバカなものを作っている意識はなく、本人達は真剣に作った結果バカなものになっている映画を言うのだそう。最近の映画で言えば清水の任侠一家を描いた有名俳優監督作品とか、大女優と個性派俳優共演の古代の謎を探る夫婦愛映画などがあてはまるのだそう。どちらも未見なのでホントのところは分からないけれど、何となく納得(笑) MJはそういうバカ映画の香りがぷぃ~んとする映画をあえて朝一番の回で見ているのだそう。MJのそういうある意味攻めの姿勢には感動。こんな紹介のされ方は映画に携わった方々には不本意かもしれないけれど、実はMJには愛があるのだということをわかって欲しい! と何故か力説(笑)

そしてスライドショーへ。MJは中学生の頃からのパンフレット・コレクター、パンフレッターなのだそう。何千(?)というコレクションの中から、これはというパンフレットをスライドで紹介。バカ映画もしくは、バカパンフのデザインには太陽や青空が使われていることが多いということで「バカは太陽」「バカは青空」などとカテゴリー分けをしているけれど、これは少々こじつけっぽかったりもする。多分、カテゴリー自体にはそんなに意味はなくて、分かりやすくおもしろく分類しただけで、見せたいのはバカであるということ。どんなにバカであるかってことでもないんじゃないかと思う。「これバカでしょう」ってことが重要で、そしてその視点に愛がある(笑) 全然ピンとこない人もいると思うけど、それは感性が違うというだけ。でも、普段何気なく目にしているものも、何か変だなって目線を持ったら楽しくなる。MJはそういう目線を持っている。サブカルチャーの本当の意味はあまり理解できていないけれど、そういう目線を持ってるっていう事なのかな・・・。MJの目線をおもしろいと思っているから、日常の中に「クスッ(笑)」を見つけられるようになったのか、そもそもメインカルチャーよりサブカル的な人間だからMJが好きなのか分からないけれど、自分としてはバカをおもしろいと思える人生の方が楽しい気がする。まぁ、バカの定義も人それぞれだし、それこそ感性の違いもあるけれど。なんて熱く語ってしまった(笑)

イベント自体はもともと終了時間があったのか不明だけど、何故かSIが「もう2時間以上もやってる!」と焦って終わりにしてしまったけれど、実は1時間半くらいしかやってなかった(涙) でも、MJ初監督作品『お笑い虎の穴』が見れたのはうれしかった。10年くらい前に吉本の若手お笑い芸人(当時)多数出演のバカ映画。ラストシーンの撮影でふざけて真面目にやらない芸人にキレた助監督の安齋さんが、勘違いしてナイナイ矢部を叱りつけてしまい、矢部が怒って帰ってしまったという撮影秘話を、伊集院のラジオ番組で語っているのを聞いた時から気になっていた。「アホの坂田師匠が双子の少年達の命により、真のお笑い芸人を生み出すべく地下組織を作り、若者をさらっては過酷な訓練を強制する"お笑い虎の穴"から1人の芸人が脱出を試みるが・・・」というストーリーもあってないようなもの。一応主演のナイナイ岡村を始め若手芸人(当時)のお笑いシーンは一切なし。その代わり泉麻人やいとうせいこうがMJ作の漫才を披露するというのが見どころ。いわゆるMJとそのお友達に興味のない人には全くおもしろくないであろう作品で、これはゆるい。まぁ、映画ファンとしては尊敬するMJ作品としても・・・という感じだけれど、バカであるという事に関しては一点の曇りもなし! まぁ、多分こんな機会でもなければお目にかかれない作品だと思うので本当に見れてよかった!

というわけで大満足! やっぱりMJはバカで素晴らしい。baru素敵なプレゼントありがと~


したまちコメディ映画祭in台東Official site

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