'06.09.15 Tと『ラジニ・カーント★チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター』@シアターイメージフォーラム
スーパースター!ラジニ・カーント主演のインド映画。『ムトゥ~踊るマハラジャ』の主演がラジニ・カーント。あれから10年くらい経つのか? その後も何本か主演映画が来ていたけど、最近は見かけていなかった。どうやらスーパースターらしく政治家になって欲しいというファンの要望が多く、本人としてはその意思がないので、いろいろゴタゴタしていたらしい。そんなワケで5年ぶりの日本公開作品とのこと。
「優秀な精神科医サラヴァナンは、親友センティルの結婚式のためにアメリカから帰国。2人の新居は忌まわしい事件が起きた館。本家の人々と館に移り住んだ後、センティルや妻ガンガの命を狙う事件が頻発する。サラヴァナンは何とか2人を救おうとするが・・・」という話。インド映画は長い。この作品は165分。インドでは映画の途中にインターミッションが入るのが普通だそうで、たいていの映画はそれらしい画面が入る。前半と後半で話のトーンががらりと変わってしまったりするので、そのまま続けて見るとそのギャップが面白かったりする。
インド映画といえば歌と踊り。いわゆるラブシーンができないので感情の高まりを歌と踊りで表現しているとのこと。このシーンがすごくて大抵1曲で主役の男女は何着も衣装を着替え、たくさんのバックダンサーを従えて踊り、場所さえも変わる。今回の目玉ダンスシーンは何故かトルコで撮影。後にも先にもトルコは一切関係なし(笑) スポンサーの関係なのか、単純に風光明媚なところで踊りたいのか不明だけど、以前見た映画では明らかにブダペストなのにイタリアだと言い張っていたし(笑) その辺のいいかげんな感じもとっても好きな理由。バカにしているのではなくて、それがインド映画だから!
大抵は前半は派手なアクションシーン(飛ばされ方がハンパない)やダンスシーンなど、陽気でコメディータッチなことが多く、いろんな要素が詰め込まれていて「これでどうまとまるのか?」と心配になるくらいいい意味で破綻してたりする。それが後半は一気にシリアスになったりして、気がついたら話がきれいにまとまってたりする。この作品もご同様。前半いろんな人が出てきていろんな要素が盛り込まれている。特にタイトルのチャンドラムキの悲劇を絡めてミステリー調になっていたのは面白かった。
そして意外な展開! なんとなく犯人は分かっていたけど、まさかそんな理由とも思っていなかったし。いろいろ複雑な部分を一気に片付けてしまうの感じは、すごい手腕というよりも強引だったりもする。ただ、その強引さもインド映画の魅力だったりするし、何よりスーパースターの魅力ゆえ! ラジニから目が離せません! ムトゥから約10年全く衰えていない。どう贔屓目に見ても胡散臭いオッサンにしか見えないのにモテモテ。それも納得(笑) なんでもアメリカで優等生メダルを獲得した精神科医なのだそう。優等生メダルって一体何?(笑) まぁこれは字幕がおかしいだけかもしれないけど…。
彼は自分の命をかけて犯人に立ち向かう。導師の力を借りつつ精神科医の立場から最新の療法を使って犯人を直すと言う。下手をしたら命はないらしい。それが・・・(爆) もう! このシーンだけでも見る価値あり! っていうか必見! 死ぬかと思った(笑) 美人女優ジョーティカーの熱演含めて必見っ!
スーパースター!ラジニ・カーント主演のインド映画。『ムトゥ~踊るマハラジャ』の主演がラジニ・カーント。あれから10年くらい経つのか? その後も何本か主演映画が来ていたけど、最近は見かけていなかった。どうやらスーパースターらしく政治家になって欲しいというファンの要望が多く、本人としてはその意思がないので、いろいろゴタゴタしていたらしい。そんなワケで5年ぶりの日本公開作品とのこと。
「優秀な精神科医サラヴァナンは、親友センティルの結婚式のためにアメリカから帰国。2人の新居は忌まわしい事件が起きた館。本家の人々と館に移り住んだ後、センティルや妻ガンガの命を狙う事件が頻発する。サラヴァナンは何とか2人を救おうとするが・・・」という話。インド映画は長い。この作品は165分。インドでは映画の途中にインターミッションが入るのが普通だそうで、たいていの映画はそれらしい画面が入る。前半と後半で話のトーンががらりと変わってしまったりするので、そのまま続けて見るとそのギャップが面白かったりする。
インド映画といえば歌と踊り。いわゆるラブシーンができないので感情の高まりを歌と踊りで表現しているとのこと。このシーンがすごくて大抵1曲で主役の男女は何着も衣装を着替え、たくさんのバックダンサーを従えて踊り、場所さえも変わる。今回の目玉ダンスシーンは何故かトルコで撮影。後にも先にもトルコは一切関係なし(笑) スポンサーの関係なのか、単純に風光明媚なところで踊りたいのか不明だけど、以前見た映画では明らかにブダペストなのにイタリアだと言い張っていたし(笑) その辺のいいかげんな感じもとっても好きな理由。バカにしているのではなくて、それがインド映画だから!
大抵は前半は派手なアクションシーン(飛ばされ方がハンパない)やダンスシーンなど、陽気でコメディータッチなことが多く、いろんな要素が詰め込まれていて「これでどうまとまるのか?」と心配になるくらいいい意味で破綻してたりする。それが後半は一気にシリアスになったりして、気がついたら話がきれいにまとまってたりする。この作品もご同様。前半いろんな人が出てきていろんな要素が盛り込まれている。特にタイトルのチャンドラムキの悲劇を絡めてミステリー調になっていたのは面白かった。
そして意外な展開! なんとなく犯人は分かっていたけど、まさかそんな理由とも思っていなかったし。いろいろ複雑な部分を一気に片付けてしまうの感じは、すごい手腕というよりも強引だったりもする。ただ、その強引さもインド映画の魅力だったりするし、何よりスーパースターの魅力ゆえ! ラジニから目が離せません! ムトゥから約10年全く衰えていない。どう贔屓目に見ても胡散臭いオッサンにしか見えないのにモテモテ。それも納得(笑) なんでもアメリカで優等生メダルを獲得した精神科医なのだそう。優等生メダルって一体何?(笑) まぁこれは字幕がおかしいだけかもしれないけど…。
彼は自分の命をかけて犯人に立ち向かう。導師の力を借りつつ精神科医の立場から最新の療法を使って犯人を直すと言う。下手をしたら命はないらしい。それが・・・(爆) もう! このシーンだけでも見る価値あり! っていうか必見! 死ぬかと思った(笑) 美人女優ジョーティカーの熱演含めて必見っ!