・*・ etoile ・*・

🎬映画 🎨美術展 ⛸フィギュアスケート 🎵ミュージカル 🐈猫

【music】FOO FIGHTERS LIVE @日本武道館

2006-12-06 02:20:07 | music
'06.12.04 FOO FIGHTERS LIVE @ 日本武道館

早めに待ち合わせして軽くご飯食べてから行ったのでギリギリ・・・ 会場入りしたら丁度始まったところだった。そんなに押してなかった模様。Aブロックのチケ持ってるのに呑気なものだ(笑) Aブロック内も後ろの方は余裕で見れる感じ。なんでもこの日さいたまスーパーアリーナではU2だったらしい。それに月曜日だし。

フーファイは大好きだけど相変わらず曲とタイトルが一致しない・・・(笑) ノエビア化粧品の曲とかやった! フーファイってPVがすごいバカで楽しい。この曲だったかな? デイヴ・グロールが女装したりして機内のいろんな人に扮装するPVバカで笑った~ LIVEを見るのは初めてだけど、そんな楽しさそのままだった。

デイヴ意外に喋る。サービス精神なのか連続演奏が体力的にキツイのか(笑) 英語力不足のためイマヒトツの理解ではありますが、何年か前に来日したライヴ中にお腹を壊してしまった話をしていた。身振り手振りも交えて表情豊かに話してくれて楽しい。ドラムのテイラーのことを愛してると言ってみたりするし(笑)

もちろんLIVE自体も楽しめた。曲も(タイトルと一致はしていないが・・・)好きな曲ばっかりだったし。そういう意味ではバカトークも含めてサービス精神旺盛なLIVEだったと思う。やっぱ好き(笑)


FOO FIGHTERS Official HP

★SET LIST
ALL MY LIFE
MY HERO
BEST OF YOU
TIMES LIKE THESE
UP IN ARMS
LEARN TO FLY
NO WAY BACK
STACKED ACTORS
BIG ME
ENOUGH SPACE
DOA
GENERATOR
HEY JP
ONE
MONKEY WRENCH

LAST SONG
BREAK OUT
COLD DAY
EVERLONG

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【art】 「仏像 一木にこめられた祈り展」鑑賞@東京国立博物館 平成館

2006-12-05 01:00:41 | art
'06.12.03 「仏像 一木にこめられた祈り展」鑑賞@東京国立博物館 平成館

10月3日のスタート時には仏友MJ&SI(みうらじゅん&いとうせいこう)のトークイベントも開催された特別展。もちろんMJファンの私とTはイベントチケをゲトすべくプレオーダーしたものの抽選もれ(涙) もちろんMJの影響によるところ大だけど仏像やお寺などはもともと好き。この特別展自体も気になっていた。行こう行こうと思いつつ最終日になってしまった。

国立博物館平成館に到着したのは3時過ぎ。入場規制がされており20分待ちとのこと。実際はそんなに待たずに入場できた。一木彫りの仏像が約140体一挙に見られるという画期的な展覧会。一木彫りというのは文字通り1本の木から彫られた仏像。実際には頭部のみ一木で彫り、首から下はまた別の一木というものも含まれるらしい。なので大きさも様々。一木から掘り出すのだから大きければ巨木が必要になるだろうし、彫る労力も大変だろうけれども、小さいものでもその造作の見事さは負けてはいない。完全に悟りを啓いた如来像よりも、人々を導くために悟りの一歩手前で踏みとどまっておられる菩薩の像が多い。菩薩の方が造形がハデということもあるだろうけれども、そもそもは信仰のために造られたものだということが良く分かる。みな美しいお顔をされている。

素晴らしいものは何体もあったけれども今回のスーパースターは滋賀・向源寺の「国宝 十一面観音菩薩立像」完全に別格扱いで6角形に柱を組んだ特設ステージに立っておられる。その姿の優美なこと。観音菩薩なので女性を模している。腰を優雅にやや左に曲げわずかに前に突き出した優雅なポーズ。わずかに前に出された右足の突き出し方。全身にかかるドレープの美しさ。ふくよかなお顔。わずかに口角を上げたアルカイックスマイル。お顔や頭に頂く11面の観音様。後頭部で口を開けて怒りの笑いを浮かべる面の迫力。これは素晴らしく美しい。市原悦子による音声ガイドの白洲正子、土門拳、井上靖らが絶賛したというくだりよりも、織田信長に攻め入られた時に民衆が土に埋めてこの菩薩様をかくまったというエピソードに涙。仏像は本来そういうものだったのだ。

京都 宝菩提院願徳寺「国宝 菩薩半跏像」もお顔の美しさや衣装のドレープの美しさが素晴らしい。ある僧の素顔を見ようとしたところ、僧がおもむろに顔を割き中から仏の顔が出現したという逸話を掘り出した京都 西往寺の「宝誌和尚立像」も不思議な魅力。この像などは彫られた当時から信仰対象というよりも芸術色が強くなってきているのかも知れない。この頃になると彫り跡をわざと残すなど彫り方に流行も生まれていたりするのも芸術色が強くなっている証拠かも? と勝手に想像。

最後はスーパースター仏師円空の作品群と、円空の影響を受けて独自の作品を作り出した木喰の作品群。木喰の作品も愛嬌があってよかったけど、私は断然円空派! 今までの作品とは完全に一線を画したその独特の作品たちは、素朴というか大胆でかつ繊細。思うに任せて掘り出していったように見えて計算されつくした造形。ただ線のみで現されたお顔のなんとも優しい表情。高木ブー似のそのお顔がなんとも愛おしい。仰ぎ奉るだけではなく身近に感じることもまた信仰なのだと思う。

約2時間じっくりと見ることができた。点数の多さもさることながら作品の内容の素晴らしさも堪能。すばらしい展覧会だった。ギリギリ見れてよかった! 市原悦子の音声ガイドも分かりやすくてよかった、でも耳に心地よすぎて眠くなるけど(笑) 仏像自体もすばらしいけれどそれを彫った名もない仏師たちの素晴らしさ。それを守ってきた人々の気持ちも感じられる展覧会だった。


特別展 仏像 一木にこめられた祈り 公式サイト

追記:平成館からの帰りには是非常設展を見てから本館へ抜けて帰るべき。本館の常設展も見れるし、何と言っても本館エントランスの階段がアールデコで素晴らしい!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする