'09.10.12 『僕の初恋をキミに捧ぐ』(試写会)@ニッショーホール
yaplogで当選。たまには高校生の切ない恋愛モノも見てみたいと思い応募した。14:30開映なので、14:00頃到着するよう行く。ホールわきにすごい列! 座れるのか?と思ったけど、動き出したら意外に早く中に入れた。そしてけっこう空いてた。あの行列は一体何だったんだろう? 同行したBちゃんからニッショーホールって日本消防会館(だったかな?)のことなんだねって言われるまで全然気づかなかったけど、入口前のホールには昔の消防車が展示されていたり、入口わきのウィンドーには防災グッズなども展示されてた。ニッショーホールには何度も来てるのに全く気づいてなかった! ビックリ。まぁ、余談ですが(笑)
*ネタバレありです!
「幼なじみの繭と逞。お互い初恋の相手。その恋心を大切に育ててきた。でも、2人の恋にはタイムリミットがある。心臓病の逞は主治医である繭の父から20歳まで生きられないと宣告されていた。7回目の入院中、逞は繭の将来のため別れる決心をするが・・・」という話で、これは累計600万部を売り上げた青木琴美の人気コミック。原作は読んでないけど、これはホントに少女マンガだなという感じ。少女マンガを読んでいたのは20年くらい前のことになるけど、基本的なことは変わっていないんだなと思って少しうれしくなった。
映画は2人が8歳の時から始まる。入院中の逞は病院の庭で、主治医の娘繭と出会う。病気で友達と遊べない逞も、母がいないため父の病院で過ごすことの多い繭もお互い孤独だった。ある日、2人は偶然逞の命の期限を知ってしまう。2人は四葉のクローバーを探す。逞が見つけたクローバーを奪うようにして「逞を助けてください!」と泣きながら祈る繭。そのクローバーの前で「繭ちゃんと結婚するのが僕の夢」と言い、繭にキスをする。そんな2人を引きの画で映す。もう冒頭から力いっぱい少女マンガの世界です。子役2人の演技が正直・・・なので、感動とは逆に「少女マンガだなぁ(笑)」と思えて、むしろ良かったかも。イヤ、ホントにこれぞ少女マンガだと思えるシーンは後に出てくる。この幼い2人のキスシーンはかわいかったけれど、少女マンガフィルターを通すと、なんとも美しいシーンになる。だからこれは是非、原作を知らなくても少女マンガなんだと思ってみるべき。もちろんバカにしていないです! そして少年逞くんの正直・・・な演技であっても、発作を起こし小さな胸を心臓マッサージされるシーンでは、彼より少し小さい甥っ子達を思いやっぱり泣いてしまうのだった。年をとると涙もろくなるのって、気持ちが弱くなるからではなく、呼び起こされる記憶や、辛い目に遭っている登場人物たちに置きかえてしまう守るべき存在ができるからなんだと思ったりする。
繭と逞は中学生になるけど、井上真央ちゃん22歳、岡田将生くん20歳。だから正直中学生には見えないけど、その辺りはまぁOK。そもそも公立中学校らしいのに、パーマをかけているのはOKなのかというのは、これは少女マンガなんだと思ってしまえば、真央ちゃん達が中学生に見えないことも全然OK。優等生っぽく成績優秀な逞と、明るく活発で物怖じしないけど勉強はイマヒトツの繭という図式も、いくつかある主人公カップルの王道パターンの1つ。そして後の伏線。体操服姿の繭が男子生徒たちの悪ふざけで水をかけられてブラが透けちゃうという、ちょっぴり性を感じさせるところや、だからこそ普段は温厚な逞が自分の体もかえりみず、男子生徒につかみかかり、とっくみ合いのケンカになる感じも、逞の体を心配して逆に彼を少し叱ったりする感じも、もう絶対に1度は読んだことあるハズ。そして2人きりの保健室で「繭のブラを自分より先に見られたのが悔しい」発言や、「そんなことくらいでケンカしたの? バカ逞」など、中学生が言わねーよフツーというセリフからのキスシーン。そんな時には繭は逞のぶかぶかブレザー着用です。これも王道。そしてもちろん8歳の時と同じように、午後のやさしい日差しバックで。もう王道! 何で保健室に2人きりなんだというツッコミはなし!
逞はこのままでは繭がダメになってしまうからと、別れる決意をするけれど言い出せない。しかも理由は大好きな繭に自分から別れを告げることなんてできないから。うーん純愛。中学生だよ(笑) まぁ、中学生だからという見方もありますが。逞は県内トップの全寮制の高校に合格する。会えなくなれば自然に別れられるというわけ。しかし、入学式の日トップ合格して新入生総代として壇上に上がったのはなんと繭。そして彼女は開口一番「バカ逞! 私と別れようなんて100万年早いのよ!」 あり得ない(笑) でも、あり得るんです少女マンガの世界なら。そんな冷静になってみればDS(どーかしてる)繭に、同じく新入生で学園のアイドル昴サマこと鈴谷昴が猛アタック! 「昴サマー」と女子高生達が騒ぐ感じも、昴サマが繭を"姫"と呼ぶのも、「俺の彼女になれ」と言うのも、ないだろフツーと思うけど、このキャラも少女マンガには必要! 主人公を強引に愛するライバル、決してなびかないヒロイン、勝手にライバル視されるけど取り合わない彼氏、でもここぞという時には心臓病をおして100m走を全力でガチ勝負です。あぁ、ホントに何一つ変わっていない。あの頃読んでたあの世界と(笑) 実は昴サマは心臓病で父を亡くした経験から、繭が辛い思いをしないよう心配している側面もある。そして彼は2人にとって別の意味でのキーパーソンでもある。
さんざん少女マンガの世界だ、王道だと言っているけど、決してバカにしているのではない。少女マンガで育っているので、この感じにはなじみがある。正直、当時からこの感じはあり得ないだろうと、客観的に冷めた目で見つつも、嫌いではなかったし(笑) 次々展開される少女マンガの世界に逆に感動したりする。今の高校生はかなりの生徒がすでに性体験があるという。そんな彼女達もこの世界観に共感するのかと少しおどろいたりもする。まぁ、この映画(マンガ)でもそういうシーンは出てくるけれど。別に性体験があるから大人なわけでもないし、純愛に性描写は不要とも思わないけれど・・・。うーん。上手く言えないけど、とにかくこの世界観が今も現役であることは正直ビックリした。人って意外に変わらないのかもしれない。
そんな少女マンガの世界にどっぷり浸っていると、命の重さを考えさせられる出来事が起こる。逞に心臓移植のドナーが現れる。逞の命が救われるのは、1人の命が失われるから。この事実は重い。実はこの映画を見たいと思ったのは、井上真央ちゃんがドナーの家族と思われる人達に「逞に心臓を下さい」と土下座している姿を予告で見たから。実際はこの土下座よりも、ドナーの祖父が、時々涙を流したり、指を動かす孫のそれは、筋肉の痙攣とか現象みたいなものであると説明されて、頭では孫の脳が死んでしまったことを理解しても、やっぱり家族にとっては希望だと語る言葉によって、命の重さや生きること、生かされていることを知ることになるのだけれど。祖父役の山本学さんの演技がとっても良くて、善良な人が下すその決断は逞を見殺しにするということでもあることを思えば、彼に決断させるということを含めて、その運命は辛いし命はとっても重い。
そして逞は運命を受け入れ、たった一度の奇跡を起こす。実はこの結末は原作と違うと原作コミックを読んだBちゃんが言っていたけれど、命の重さを伝えることが主題なのであれば、この結末で良かったかと思う。そして、この奇跡のシーンからラストまでこれでもかというくらいに少女マンガの世界。でも、多分この全編どっぷり少女マンガだったからこそ命の重さを伝えるシーンが、そんなに生々しくリアルになり過ぎず見ることができたのかもしれない。脳が死んでしまったと告げられて、いくらその体の一部で救われる人がいると言われも、愛する人の肉体の死を決断しなくてはならない。そして、それを拒否することは、助かる命を見殺しにすることになってしまうかもしれない。それは想像もつかないほど重い決断。不治の病は少女マンガや韓流ドラマではよく扱われるテーマではあるので、勝手に命の重さと決断する運命の重さに反応してしまっただけで、あくまで描きたかったのは純愛の方かもしれないけれど・・・。
前述の山本学さんはじめ脇を固める役者さん達は皆良かった。ドナーの母親役で元劇団四季の堀内敬子が出ていてビックリ。大好きなミュージカル「キャッツ」の子猫シラバブが・・・ そして、何と言っても主演の2人がそのままマンガから抜け出したように劇画タッチ。ポスターやチラシになっている制服姿の2人が教室でキスしようとしている姿は、公式サイトにあった青木琴美さんのイラストそのまんまでビックリ。2人ともキレイな顔だけど、ちょっとマンガ的なんだよね。特に井上真央ちゃん。最近すごくキレイになったけど、やっぱりマンガ的(笑) ほめてます! 演技は正直特別上手いとも思わなかったけれど、こういう映画やこういう役は若いうちしかできない。何十年かして見直した時、消え入りたくなったとしても、やっぱりこういう役はやっとくべきなんじゃないかと思う。ってエラソウ(笑) イヤ、一応彼らより先輩でもあるし(笑)
ということで、少女マンガの世界がホントに苦手な人にはちとキビシイかも。今まさに現役少女マンガ世代ならかなり感動できると思う。真央ちゃん、岡田くん含めて少女マンガそのままなので。少女マンガからしばらく遠ざかっていた身としては、懐かしくもアリ、新鮮でもあり。そして命の重さについて考えさせられたし、それはそんなにビックリするほど先のことではない両親との別れや、守るべき存在である甥っ子達を思って泣いてしまったのだけど。でも、今繭や逞と同世代の子達が見て少しでも"命の重さ"を知ったら、例えそれがすぐに理解できなかったとしても、何十年かたって形になったら、それはいいことなんじゃないかと思った。少女マンガ、純愛ドラマ好きの方にオススメ。
『僕の初恋をキミに捧ぐ』Official site
井上真央ちゃんのCMでおなじみ、肌荒れニキビにチョコラBBライト2を頂いた。ウレシイ
yaplogで当選。たまには高校生の切ない恋愛モノも見てみたいと思い応募した。14:30開映なので、14:00頃到着するよう行く。ホールわきにすごい列! 座れるのか?と思ったけど、動き出したら意外に早く中に入れた。そしてけっこう空いてた。あの行列は一体何だったんだろう? 同行したBちゃんからニッショーホールって日本消防会館(だったかな?)のことなんだねって言われるまで全然気づかなかったけど、入口前のホールには昔の消防車が展示されていたり、入口わきのウィンドーには防災グッズなども展示されてた。ニッショーホールには何度も来てるのに全く気づいてなかった! ビックリ。まぁ、余談ですが(笑)
*ネタバレありです!
「幼なじみの繭と逞。お互い初恋の相手。その恋心を大切に育ててきた。でも、2人の恋にはタイムリミットがある。心臓病の逞は主治医である繭の父から20歳まで生きられないと宣告されていた。7回目の入院中、逞は繭の将来のため別れる決心をするが・・・」という話で、これは累計600万部を売り上げた青木琴美の人気コミック。原作は読んでないけど、これはホントに少女マンガだなという感じ。少女マンガを読んでいたのは20年くらい前のことになるけど、基本的なことは変わっていないんだなと思って少しうれしくなった。
映画は2人が8歳の時から始まる。入院中の逞は病院の庭で、主治医の娘繭と出会う。病気で友達と遊べない逞も、母がいないため父の病院で過ごすことの多い繭もお互い孤独だった。ある日、2人は偶然逞の命の期限を知ってしまう。2人は四葉のクローバーを探す。逞が見つけたクローバーを奪うようにして「逞を助けてください!」と泣きながら祈る繭。そのクローバーの前で「繭ちゃんと結婚するのが僕の夢」と言い、繭にキスをする。そんな2人を引きの画で映す。もう冒頭から力いっぱい少女マンガの世界です。子役2人の演技が正直・・・なので、感動とは逆に「少女マンガだなぁ(笑)」と思えて、むしろ良かったかも。イヤ、ホントにこれぞ少女マンガだと思えるシーンは後に出てくる。この幼い2人のキスシーンはかわいかったけれど、少女マンガフィルターを通すと、なんとも美しいシーンになる。だからこれは是非、原作を知らなくても少女マンガなんだと思ってみるべき。もちろんバカにしていないです! そして少年逞くんの正直・・・な演技であっても、発作を起こし小さな胸を心臓マッサージされるシーンでは、彼より少し小さい甥っ子達を思いやっぱり泣いてしまうのだった。年をとると涙もろくなるのって、気持ちが弱くなるからではなく、呼び起こされる記憶や、辛い目に遭っている登場人物たちに置きかえてしまう守るべき存在ができるからなんだと思ったりする。
繭と逞は中学生になるけど、井上真央ちゃん22歳、岡田将生くん20歳。だから正直中学生には見えないけど、その辺りはまぁOK。そもそも公立中学校らしいのに、パーマをかけているのはOKなのかというのは、これは少女マンガなんだと思ってしまえば、真央ちゃん達が中学生に見えないことも全然OK。優等生っぽく成績優秀な逞と、明るく活発で物怖じしないけど勉強はイマヒトツの繭という図式も、いくつかある主人公カップルの王道パターンの1つ。そして後の伏線。体操服姿の繭が男子生徒たちの悪ふざけで水をかけられてブラが透けちゃうという、ちょっぴり性を感じさせるところや、だからこそ普段は温厚な逞が自分の体もかえりみず、男子生徒につかみかかり、とっくみ合いのケンカになる感じも、逞の体を心配して逆に彼を少し叱ったりする感じも、もう絶対に1度は読んだことあるハズ。そして2人きりの保健室で「繭のブラを自分より先に見られたのが悔しい」発言や、「そんなことくらいでケンカしたの? バカ逞」など、中学生が言わねーよフツーというセリフからのキスシーン。そんな時には繭は逞のぶかぶかブレザー着用です。これも王道。そしてもちろん8歳の時と同じように、午後のやさしい日差しバックで。もう王道! 何で保健室に2人きりなんだというツッコミはなし!
逞はこのままでは繭がダメになってしまうからと、別れる決意をするけれど言い出せない。しかも理由は大好きな繭に自分から別れを告げることなんてできないから。うーん純愛。中学生だよ(笑) まぁ、中学生だからという見方もありますが。逞は県内トップの全寮制の高校に合格する。会えなくなれば自然に別れられるというわけ。しかし、入学式の日トップ合格して新入生総代として壇上に上がったのはなんと繭。そして彼女は開口一番「バカ逞! 私と別れようなんて100万年早いのよ!」 あり得ない(笑) でも、あり得るんです少女マンガの世界なら。そんな冷静になってみればDS(どーかしてる)繭に、同じく新入生で学園のアイドル昴サマこと鈴谷昴が猛アタック! 「昴サマー」と女子高生達が騒ぐ感じも、昴サマが繭を"姫"と呼ぶのも、「俺の彼女になれ」と言うのも、ないだろフツーと思うけど、このキャラも少女マンガには必要! 主人公を強引に愛するライバル、決してなびかないヒロイン、勝手にライバル視されるけど取り合わない彼氏、でもここぞという時には心臓病をおして100m走を全力でガチ勝負です。あぁ、ホントに何一つ変わっていない。あの頃読んでたあの世界と(笑) 実は昴サマは心臓病で父を亡くした経験から、繭が辛い思いをしないよう心配している側面もある。そして彼は2人にとって別の意味でのキーパーソンでもある。
さんざん少女マンガの世界だ、王道だと言っているけど、決してバカにしているのではない。少女マンガで育っているので、この感じにはなじみがある。正直、当時からこの感じはあり得ないだろうと、客観的に冷めた目で見つつも、嫌いではなかったし(笑) 次々展開される少女マンガの世界に逆に感動したりする。今の高校生はかなりの生徒がすでに性体験があるという。そんな彼女達もこの世界観に共感するのかと少しおどろいたりもする。まぁ、この映画(マンガ)でもそういうシーンは出てくるけれど。別に性体験があるから大人なわけでもないし、純愛に性描写は不要とも思わないけれど・・・。うーん。上手く言えないけど、とにかくこの世界観が今も現役であることは正直ビックリした。人って意外に変わらないのかもしれない。
そんな少女マンガの世界にどっぷり浸っていると、命の重さを考えさせられる出来事が起こる。逞に心臓移植のドナーが現れる。逞の命が救われるのは、1人の命が失われるから。この事実は重い。実はこの映画を見たいと思ったのは、井上真央ちゃんがドナーの家族と思われる人達に「逞に心臓を下さい」と土下座している姿を予告で見たから。実際はこの土下座よりも、ドナーの祖父が、時々涙を流したり、指を動かす孫のそれは、筋肉の痙攣とか現象みたいなものであると説明されて、頭では孫の脳が死んでしまったことを理解しても、やっぱり家族にとっては希望だと語る言葉によって、命の重さや生きること、生かされていることを知ることになるのだけれど。祖父役の山本学さんの演技がとっても良くて、善良な人が下すその決断は逞を見殺しにするということでもあることを思えば、彼に決断させるということを含めて、その運命は辛いし命はとっても重い。
そして逞は運命を受け入れ、たった一度の奇跡を起こす。実はこの結末は原作と違うと原作コミックを読んだBちゃんが言っていたけれど、命の重さを伝えることが主題なのであれば、この結末で良かったかと思う。そして、この奇跡のシーンからラストまでこれでもかというくらいに少女マンガの世界。でも、多分この全編どっぷり少女マンガだったからこそ命の重さを伝えるシーンが、そんなに生々しくリアルになり過ぎず見ることができたのかもしれない。脳が死んでしまったと告げられて、いくらその体の一部で救われる人がいると言われも、愛する人の肉体の死を決断しなくてはならない。そして、それを拒否することは、助かる命を見殺しにすることになってしまうかもしれない。それは想像もつかないほど重い決断。不治の病は少女マンガや韓流ドラマではよく扱われるテーマではあるので、勝手に命の重さと決断する運命の重さに反応してしまっただけで、あくまで描きたかったのは純愛の方かもしれないけれど・・・。
前述の山本学さんはじめ脇を固める役者さん達は皆良かった。ドナーの母親役で元劇団四季の堀内敬子が出ていてビックリ。大好きなミュージカル「キャッツ」の子猫シラバブが・・・ そして、何と言っても主演の2人がそのままマンガから抜け出したように劇画タッチ。ポスターやチラシになっている制服姿の2人が教室でキスしようとしている姿は、公式サイトにあった青木琴美さんのイラストそのまんまでビックリ。2人ともキレイな顔だけど、ちょっとマンガ的なんだよね。特に井上真央ちゃん。最近すごくキレイになったけど、やっぱりマンガ的(笑) ほめてます! 演技は正直特別上手いとも思わなかったけれど、こういう映画やこういう役は若いうちしかできない。何十年かして見直した時、消え入りたくなったとしても、やっぱりこういう役はやっとくべきなんじゃないかと思う。ってエラソウ(笑) イヤ、一応彼らより先輩でもあるし(笑)
ということで、少女マンガの世界がホントに苦手な人にはちとキビシイかも。今まさに現役少女マンガ世代ならかなり感動できると思う。真央ちゃん、岡田くん含めて少女マンガそのままなので。少女マンガからしばらく遠ざかっていた身としては、懐かしくもアリ、新鮮でもあり。そして命の重さについて考えさせられたし、それはそんなにビックリするほど先のことではない両親との別れや、守るべき存在である甥っ子達を思って泣いてしまったのだけど。でも、今繭や逞と同世代の子達が見て少しでも"命の重さ"を知ったら、例えそれがすぐに理解できなかったとしても、何十年かたって形になったら、それはいいことなんじゃないかと思った。少女マンガ、純愛ドラマ好きの方にオススメ。
『僕の初恋をキミに捧ぐ』Official site
井上真央ちゃんのCMでおなじみ、肌荒れニキビにチョコラBBライト2を頂いた。ウレシイ