'10.07.27 『ソルト』ジャパンプレミア試写会@東京国際フォーラム
rose_chocolatさんのお誘い。rose_chocolatさんありがとうございました! アンジェリーナ・ジョリー舞台挨拶つき! かなり時間ギリギリだったけど、これは行くしかないでしょう! 生アンジー見たいぞ(笑) レッドカーペットイベントも行われるけど、私達は入場できない。そのかわり、スクリーンでイベントの模様を見ることができる。rose_chocolatさんが引き換えておいて下さったので、ゆったり座ってアンジー登場を待つ。
レッドカーペットイベントは国際フォーラムのロビーで行われる。黒の大きくスリットの入ったドレス姿のアンジーがエスカレーター上に登場! うわぁー セクシー! しかし、アンジーのセクシーなお姿をしっかり見れたのはここだけ。カメラマンの方! ヘタ過ぎます 写っていた時間の1/3は後ろ姿、残りがほぼ横顔… 一瞬こちらを向くも引いてしまう。ようやく角を曲がって正面向いたと思ったら、スゴイ勢いで場所移動… ソルトと書かれた報道陣用撮影ポイントでも、やっとアップきたと思ったら、またもやスゴイ勢いでの引き… どうやら、スリットから見えるアンジーの美脚を、下からなめるように撮りたかったみたいだけど、なめらかな動きとは言いがたく… まぁ、スクリーン上での鑑賞自体がご好意なのだろうから、見れただけでもありがたいことではあるのですが(笑)
やっとアップ撮影
急激に引かれたので勢いのある写真に(苦笑)
試写会は舞台挨拶つきなので、レッドカーペットイベントを終えたアンジーを待っての開始。伊藤さとりさんの司会で始まる。アンジー登場! 40列目くらいだったけど、会場自体が広いので遠い… 表情までは確認出来ず。でも、スタイルいい! すごいセクシーなんだけど、男っぽい印象。カッコイイ! 今回、スパイ映画ということで、本物のスパイの人に会って話を聞いたのだそう。スパイの人ってそんな気軽に会えちゃうものなのか? 元スパイ? 実際に会った印象はスパイは意外に地味で、孤独で、辛い仕事なのだそう。まぁ、そうでしょう…(笑) あらかじめ、質問も答も用意されている感じだけど、きちんと答えてくれてる印象。昼間の記者会見時には、パンツスーツで髪は下ろしてたみたいだけど、夜だけに夜会巻風。前述の黒のドレスはVERSACE、パンプスはGUCCIとのこと。今回はお子さん達も一緒に来日。なんと、この後すぐにソウルに向かうとのこと。ホントに女優さんはタフじゃないとできないね。というわけで本題へ…
*ネタバレありです 辛口かも?
「CIAエージェントのソルトは、仕事も充実し、愛する夫と幸せに暮らしていた。ある日、ロシアのスパイと名乗る男が自首してくる。男はソルトという名のロシアのスパイがCIA内部にいると告げるが…」という話で、アンジーが舞台挨拶でも語っているとおりスパイ映画。個人的にはアンジー鑑賞映画かなと… つまらなくはなかったけど、アンジーじゃないと辛いかも。
普通のOLちゃんにとって、スパイなんて映画か小説の中の出来事だろうと思っていたけど、つい最近アメリカでロシアのスパイが捕まったことを考えると、いまだにスパイというのは存在するんだね。イヤ中東とか、情勢不安な地域なら想像できるけど、冷戦時代が終わってずいぶん経っても、アメリカとロシアは探り合う関係なのかと思ってビックリ。まぁ、それこそスパイという言葉のない時代から、そういうことは行わていたし、会社内の噂話だって情報戦とも言えるか(笑) 多分、先日逮捕されたスパイも、アンジーの言うとおり活動自体も意外に地味で、いわゆるスパイ映画みたいに、銃撃戦を繰り広げたり、荒唐無稽なスパイ用具を使ってセキュリティをくぐり抜けたりしてはいない気はするけれど(笑)
で、何故スパイのことをそんなにつらつら書いたのかといえば、実際に地味なスパイに会ったと言うわりに、これはやっぱり"スパイ映画"なのであって、見所はアクションシーンとアンジーのみ(笑) まぁ、この2点だけでも十分楽しめるのだけど… うーん。感想終わっちゃったな(笑) まぁ、要するにアンジー堪能映画なのですが、原作のソルトは男性なのだそう。映画ではイブリン・ソルトとなっているけど、ホントはエドウィン・ソルトだったのだそうで、トム・クルーズが演じる予定だったらしい。うーん…
そもそも、さんざん書いたとおり、スパイ映画というのは、誇張があるものなのだと思っている。ホントの地味で孤独なスパイを描いて、見応えのある作品もたくさんあるけど、スパイ映画と聞いて思い浮かぶのは『007』シリーズとかのスパイアクションで、いかに危険で難しいミッションをやり遂げるかというもの。この作品ももちろん後者なんだけど、そこにイブリン・ソルトの悲しい生い立ちと、一人の人間としての幸せや、悲劇を盛り込んだという感じ。その幸せ部分のために彼女は闘ったのだろうから、そういう意味では男性よりも女性にした方が説得力があったかもしれない。そして悲劇がより際立ったかも。
ロシアスパイ達の目的は、自国の大統領を暗殺し、それを口実にアメリカに報復攻撃を行うというもの。そもそも原作の設定は現代なのかな? 冷戦時代ならともかく、いまだに微妙な関係ではあったとしても、自国の大統領を犠牲にするという作戦自体もさることながら、そもそもそこまでして今アメリカと戦う理由がよく分からない。まぁ、スパイ達が潜入したのはかなり前で、彼らが探している"ソルト"は少女の頃に、ロシア(ソ連?)で事故に遭い、両親を失った少女になりすましてアメリカに潜入しているので、当時はこんな情勢になるとは思ってなかったのかも知れないけれど。でもまぁ、そもそもの計画自体や、アクションが荒唐無稽だったとしても、そこはハリウッド・ルールのスパイアクションということでありかと(笑)
アクションシーンの迫力はスゴイ。CMでも流れてたと思うけど、逮捕されたソルトがパトカーから逃げるシーンは、CGなしで撮影されたとのことで、生の迫力はスゴイ! でも、CG慣れしてしまうとやっぱりこじんまり感はある。いくら"正義"のためとは言え、一般人を巻き込み過ぎなのもどうかと思うし。といっても、この映画も結局巻き込むけど(笑)ただ、何となくスピード感に欠けた気がする。アンジーの走りも遅い気がしたし(笑)
映画としては、CIAに現れた謎の男により、ロシアスパイの嫌疑をかけられたソルトが、いかにして逃走するかが第1の山場、逃走を続けるソルトが、ロシアスパイ達が計画を進めるロシア大統領暗殺を実行し逮捕され、再び逃走するまでが第2の山場。そして、ソルトの真の姿と目的が明らかになり、黒幕と対決するまでが第3の山場という感じなんだけど、黒幕自体もわりと早い段階で分かってしまうので、なんとなく一番盛り上がるべき第3の山場が一番盛り上がらず… そして何となくチープな印象。ホワイトハウスの地下には、シェルター状の執務室があるらしいけど、なんだかチープな感じ… まさか本物そっくりに作ってはいないと思うけど、それにしても世界大戦を起こせるだけの決定的な装置のある部屋にしては、なんとなくチープ(涙)
何十年も潜伏して指令を待ち続けたスパイが起こすにしては、何となく荒唐無稽で説得力に欠ける理由。着のみ着のままで脱出したはずのソルトが、豪華な衣装で登場。など、ツッコミどころ満載ながら、これはアンジー鑑賞映画なんだと思えば全てOK(笑) イヤ、バカにしてないです! アンジー鑑賞映画なんだという視点で見れば、良く出来た映画だと思う。冒頭から下着姿のアンジーが、北朝鮮の警察(?)から拷問を受けている。目が潰れるくらい殴られていても美しい! スパイ容疑をかけられたアンジーが逃走するため、監視カメラをふさいだのは、自分が身につけていた下着! スリットの入ったタイトスカートのまま、素足で逃走。一度家に戻ってジーンズに着替えるけど、いつ下着を着用したのか? 実は結構気になっちゃいました(笑) 変装のため黒髪に染めるアンジー。メイクも合わせてアイラインを強調してダークなイメージ。このアンジーもセクシー! ロシアスパイのアジトに向かう時には、ポンチョみたいなのがついてる黒のコートで、全身黒ずくめ。これは直後のシーンの伏線なのかな… そして、ラストは男装です。最初はちょっと変装してるけど、直ぐに素顔に戻るので大丈夫! まぁ肩幅とかが華奢なので、正直男性用の軍服は似合いませんが、マニッシュな格好はセクシー!
ソルトを追う同僚役でリーヴ・シュレイバーとキウェテル・イジョフォーが出てたくらいで、その他の役者さんはほとんど知らなかった。オルロフの人は見たことがある気もするんだけど… 上記の2人は上手いけど、この人達でなければという役柄でもないかも。それでもリーヴ・シュレイバーは後半に見せ場があって、映画としてもオチになっているんだけど、正直彼では弱いかな… もう早い段階で分かっちゃってるってこともあるんだけど、オチにならない感じって言ったらヒドイかな。特別推理力がなくても、そこしかないでしょってとこに落ち着くので、よっぽどのカリスマ性がないとオチとしては辛いかも… って失礼か(笑)正直、『特効野郎Aチーム』のオチも個人的には弱い気がするけど、あちらが楽しめたのは、バカだったから(笑) 褒めてます! 要するに楽しむところが他にもあったってこと。そもそも、テイスト自体が違うので、比較するのは間違いなので、比べてるわけではないんだけど。
多分、悲しい生い立ちのソルトという女性スパイが、愛する夫とのつかの間の幸せも壊されるという悲劇を背負い、ロシアスパイやCIAを敵に廻し、悪と一人対決するシリーズを作りたいんだと思う。それにしては旦那さんが地味だった(笑) っていうか、どう考えてもアンジーが男前過ぎるんだよね。登場人物の中で断トツで男前なので(笑) まぁ、だからこそクモを愛する穏やかな旦那さんを愛したのかもしれないけれど。ほどよくイケメンだし(笑)
この暗い感じは嫌いではないし。アクションシーンは見応えあり。山場がなんとなくチープになってしまったのが残念だけど、ラストのヘリコプター内でのキウェテル・イジョフォーとの駆け引きはよかったし、その後のシーンもカッコイイ。ここは切なかった。続編作る気満々な終わりもイヤではなかった。ただ、続編見るかは微妙… DVDなら見るかも。
アクションシーン満載だけど、話の内容が暗いのでスカッと感はない。適度に考えなくてはならないけど、オチは比較的分かりやすいので、そういう感じが好きな人はいいかも。黒髪アンジーはアメコミヒロインっぽいので、アメコミ好きな方もいいかも。アンジーファンなら是非!
バタバタしてて、記事UPに一ヶ月かかっちゃった(涙) もう終わってるかも…
『ソルト』Official site
rose_chocolatさんのお誘い。rose_chocolatさんありがとうございました! アンジェリーナ・ジョリー舞台挨拶つき! かなり時間ギリギリだったけど、これは行くしかないでしょう! 生アンジー見たいぞ(笑) レッドカーペットイベントも行われるけど、私達は入場できない。そのかわり、スクリーンでイベントの模様を見ることができる。rose_chocolatさんが引き換えておいて下さったので、ゆったり座ってアンジー登場を待つ。
レッドカーペットイベントは国際フォーラムのロビーで行われる。黒の大きくスリットの入ったドレス姿のアンジーがエスカレーター上に登場! うわぁー セクシー! しかし、アンジーのセクシーなお姿をしっかり見れたのはここだけ。カメラマンの方! ヘタ過ぎます 写っていた時間の1/3は後ろ姿、残りがほぼ横顔… 一瞬こちらを向くも引いてしまう。ようやく角を曲がって正面向いたと思ったら、スゴイ勢いで場所移動… ソルトと書かれた報道陣用撮影ポイントでも、やっとアップきたと思ったら、またもやスゴイ勢いでの引き… どうやら、スリットから見えるアンジーの美脚を、下からなめるように撮りたかったみたいだけど、なめらかな動きとは言いがたく… まぁ、スクリーン上での鑑賞自体がご好意なのだろうから、見れただけでもありがたいことではあるのですが(笑)
やっとアップ撮影
急激に引かれたので勢いのある写真に(苦笑)
試写会は舞台挨拶つきなので、レッドカーペットイベントを終えたアンジーを待っての開始。伊藤さとりさんの司会で始まる。アンジー登場! 40列目くらいだったけど、会場自体が広いので遠い… 表情までは確認出来ず。でも、スタイルいい! すごいセクシーなんだけど、男っぽい印象。カッコイイ! 今回、スパイ映画ということで、本物のスパイの人に会って話を聞いたのだそう。スパイの人ってそんな気軽に会えちゃうものなのか? 元スパイ? 実際に会った印象はスパイは意外に地味で、孤独で、辛い仕事なのだそう。まぁ、そうでしょう…(笑) あらかじめ、質問も答も用意されている感じだけど、きちんと答えてくれてる印象。昼間の記者会見時には、パンツスーツで髪は下ろしてたみたいだけど、夜だけに夜会巻風。前述の黒のドレスはVERSACE、パンプスはGUCCIとのこと。今回はお子さん達も一緒に来日。なんと、この後すぐにソウルに向かうとのこと。ホントに女優さんはタフじゃないとできないね。というわけで本題へ…
*ネタバレありです 辛口かも?
「CIAエージェントのソルトは、仕事も充実し、愛する夫と幸せに暮らしていた。ある日、ロシアのスパイと名乗る男が自首してくる。男はソルトという名のロシアのスパイがCIA内部にいると告げるが…」という話で、アンジーが舞台挨拶でも語っているとおりスパイ映画。個人的にはアンジー鑑賞映画かなと… つまらなくはなかったけど、アンジーじゃないと辛いかも。
普通のOLちゃんにとって、スパイなんて映画か小説の中の出来事だろうと思っていたけど、つい最近アメリカでロシアのスパイが捕まったことを考えると、いまだにスパイというのは存在するんだね。イヤ中東とか、情勢不安な地域なら想像できるけど、冷戦時代が終わってずいぶん経っても、アメリカとロシアは探り合う関係なのかと思ってビックリ。まぁ、それこそスパイという言葉のない時代から、そういうことは行わていたし、会社内の噂話だって情報戦とも言えるか(笑) 多分、先日逮捕されたスパイも、アンジーの言うとおり活動自体も意外に地味で、いわゆるスパイ映画みたいに、銃撃戦を繰り広げたり、荒唐無稽なスパイ用具を使ってセキュリティをくぐり抜けたりしてはいない気はするけれど(笑)
で、何故スパイのことをそんなにつらつら書いたのかといえば、実際に地味なスパイに会ったと言うわりに、これはやっぱり"スパイ映画"なのであって、見所はアクションシーンとアンジーのみ(笑) まぁ、この2点だけでも十分楽しめるのだけど… うーん。感想終わっちゃったな(笑) まぁ、要するにアンジー堪能映画なのですが、原作のソルトは男性なのだそう。映画ではイブリン・ソルトとなっているけど、ホントはエドウィン・ソルトだったのだそうで、トム・クルーズが演じる予定だったらしい。うーん…
そもそも、さんざん書いたとおり、スパイ映画というのは、誇張があるものなのだと思っている。ホントの地味で孤独なスパイを描いて、見応えのある作品もたくさんあるけど、スパイ映画と聞いて思い浮かぶのは『007』シリーズとかのスパイアクションで、いかに危険で難しいミッションをやり遂げるかというもの。この作品ももちろん後者なんだけど、そこにイブリン・ソルトの悲しい生い立ちと、一人の人間としての幸せや、悲劇を盛り込んだという感じ。その幸せ部分のために彼女は闘ったのだろうから、そういう意味では男性よりも女性にした方が説得力があったかもしれない。そして悲劇がより際立ったかも。
ロシアスパイ達の目的は、自国の大統領を暗殺し、それを口実にアメリカに報復攻撃を行うというもの。そもそも原作の設定は現代なのかな? 冷戦時代ならともかく、いまだに微妙な関係ではあったとしても、自国の大統領を犠牲にするという作戦自体もさることながら、そもそもそこまでして今アメリカと戦う理由がよく分からない。まぁ、スパイ達が潜入したのはかなり前で、彼らが探している"ソルト"は少女の頃に、ロシア(ソ連?)で事故に遭い、両親を失った少女になりすましてアメリカに潜入しているので、当時はこんな情勢になるとは思ってなかったのかも知れないけれど。でもまぁ、そもそもの計画自体や、アクションが荒唐無稽だったとしても、そこはハリウッド・ルールのスパイアクションということでありかと(笑)
アクションシーンの迫力はスゴイ。CMでも流れてたと思うけど、逮捕されたソルトがパトカーから逃げるシーンは、CGなしで撮影されたとのことで、生の迫力はスゴイ! でも、CG慣れしてしまうとやっぱりこじんまり感はある。いくら"正義"のためとは言え、一般人を巻き込み過ぎなのもどうかと思うし。といっても、この映画も結局巻き込むけど(笑)ただ、何となくスピード感に欠けた気がする。アンジーの走りも遅い気がしたし(笑)
映画としては、CIAに現れた謎の男により、ロシアスパイの嫌疑をかけられたソルトが、いかにして逃走するかが第1の山場、逃走を続けるソルトが、ロシアスパイ達が計画を進めるロシア大統領暗殺を実行し逮捕され、再び逃走するまでが第2の山場。そして、ソルトの真の姿と目的が明らかになり、黒幕と対決するまでが第3の山場という感じなんだけど、黒幕自体もわりと早い段階で分かってしまうので、なんとなく一番盛り上がるべき第3の山場が一番盛り上がらず… そして何となくチープな印象。ホワイトハウスの地下には、シェルター状の執務室があるらしいけど、なんだかチープな感じ… まさか本物そっくりに作ってはいないと思うけど、それにしても世界大戦を起こせるだけの決定的な装置のある部屋にしては、なんとなくチープ(涙)
何十年も潜伏して指令を待ち続けたスパイが起こすにしては、何となく荒唐無稽で説得力に欠ける理由。着のみ着のままで脱出したはずのソルトが、豪華な衣装で登場。など、ツッコミどころ満載ながら、これはアンジー鑑賞映画なんだと思えば全てOK(笑) イヤ、バカにしてないです! アンジー鑑賞映画なんだという視点で見れば、良く出来た映画だと思う。冒頭から下着姿のアンジーが、北朝鮮の警察(?)から拷問を受けている。目が潰れるくらい殴られていても美しい! スパイ容疑をかけられたアンジーが逃走するため、監視カメラをふさいだのは、自分が身につけていた下着! スリットの入ったタイトスカートのまま、素足で逃走。一度家に戻ってジーンズに着替えるけど、いつ下着を着用したのか? 実は結構気になっちゃいました(笑) 変装のため黒髪に染めるアンジー。メイクも合わせてアイラインを強調してダークなイメージ。このアンジーもセクシー! ロシアスパイのアジトに向かう時には、ポンチョみたいなのがついてる黒のコートで、全身黒ずくめ。これは直後のシーンの伏線なのかな… そして、ラストは男装です。最初はちょっと変装してるけど、直ぐに素顔に戻るので大丈夫! まぁ肩幅とかが華奢なので、正直男性用の軍服は似合いませんが、マニッシュな格好はセクシー!
ソルトを追う同僚役でリーヴ・シュレイバーとキウェテル・イジョフォーが出てたくらいで、その他の役者さんはほとんど知らなかった。オルロフの人は見たことがある気もするんだけど… 上記の2人は上手いけど、この人達でなければという役柄でもないかも。それでもリーヴ・シュレイバーは後半に見せ場があって、映画としてもオチになっているんだけど、正直彼では弱いかな… もう早い段階で分かっちゃってるってこともあるんだけど、オチにならない感じって言ったらヒドイかな。特別推理力がなくても、そこしかないでしょってとこに落ち着くので、よっぽどのカリスマ性がないとオチとしては辛いかも… って失礼か(笑)正直、『特効野郎Aチーム』のオチも個人的には弱い気がするけど、あちらが楽しめたのは、バカだったから(笑) 褒めてます! 要するに楽しむところが他にもあったってこと。そもそも、テイスト自体が違うので、比較するのは間違いなので、比べてるわけではないんだけど。
多分、悲しい生い立ちのソルトという女性スパイが、愛する夫とのつかの間の幸せも壊されるという悲劇を背負い、ロシアスパイやCIAを敵に廻し、悪と一人対決するシリーズを作りたいんだと思う。それにしては旦那さんが地味だった(笑) っていうか、どう考えてもアンジーが男前過ぎるんだよね。登場人物の中で断トツで男前なので(笑) まぁ、だからこそクモを愛する穏やかな旦那さんを愛したのかもしれないけれど。ほどよくイケメンだし(笑)
この暗い感じは嫌いではないし。アクションシーンは見応えあり。山場がなんとなくチープになってしまったのが残念だけど、ラストのヘリコプター内でのキウェテル・イジョフォーとの駆け引きはよかったし、その後のシーンもカッコイイ。ここは切なかった。続編作る気満々な終わりもイヤではなかった。ただ、続編見るかは微妙… DVDなら見るかも。
アクションシーン満載だけど、話の内容が暗いのでスカッと感はない。適度に考えなくてはならないけど、オチは比較的分かりやすいので、そういう感じが好きな人はいいかも。黒髪アンジーはアメコミヒロインっぽいので、アメコミ好きな方もいいかも。アンジーファンなら是非!
バタバタしてて、記事UPに一ヶ月かかっちゃった(涙) もう終わってるかも…
『ソルト』Official site