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【Googleのロゴ】アン・マクラーレン 生誕94周年

2021-04-26 02:17:07 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!

 

 

アン・マクラレーン生誕94周年

 


すみません💦どなたでしょう?

 


毎度のWikipediaは英語版しかない💦💦

翻訳かけたものを引用!

 


デイム・アン・ローラ・ドリンテア・マクラーレン、

 DBE 、FRS、FRCOG (1927年4月26日 - 2007年7月7日) は、

発生生物学の第一人者であった英国の科学者でした。

 彼女の仕事は、ヒトの体外受精(IVF)につながるのに役立った。

彼女は、英国王立協会の役員に任命されるなど、科学への貢献に対して多くの栄誉を受けた。

 


マクラーレンはヘンリー・マクラーレン卿、第2男爵アベコンウェイと自由党議員、

クリスタベル・メアリー・メルヴィル・マクナッテンの娘でした。

 1936年に公開された『H.G.ウェルズの小説『来るべきもの』の映画版に、

彼女は子供の頃に出演した

 


彼女はレディマーガレットホールで動物学を読みました,

オックスフォード, 後にMAを獲得.J.B S.ハルダンの下でショウジョウバエのダニの侵入を研究し、

彼女は1949年からユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで、

最初にウサギの遺伝学に関するピーター・メダワルの下で、

そしてキングスレー・サンダースの下で神経性マウスウイルスの大学院を続けました。

彼女は1952年にD.Phil.を取得し、

1952年10月6日に同級生のドナルド・ミッチー博士と結婚しました。 

 


1958年、彼女は「生殖生物学と医学の歴史の中で最も重要な論文の一つ」と呼ばれている

インビトロでマウスの最初の成功と誕生を報告する

ジョン・D・ビガーズとの画期的なネイチャーペーパーを発表しました。

この間、彼女には3人の子供がいました。

 


しかし、結婚は1959年に離婚に終わり、

マクラーレンは研究を続けるためにエディンバラの動物遺伝学研究所に移りました。

二人は仲が良いままでした。

単一のキャリアの親として子育てをした経験は、

マクラーレンを育児に対する政府の支援の強力な支持者にしました. 

 


マクラーレンの仕事はしばしば彼女を大学の外に連れて行った。

彼女は体外受精(IVF)と発生学の技術を調査するために設立された委員会のメンバーであり、

後にウォーノック報告書を作成しました。

彼女はナフフィールド生命倫理評議会(1991-2000)のメンバーでした。 

 


2004年、マクラーレンは夫と妻のブライアンとアン・クラークと共に

冷凍箱舟プロジェクトの共同創設者の一人でした。

プロジェクトの目的は「世界の絶滅危惧種のDNAと生存細胞を保存する」です。 

 


1989年に英国王立医学会でエリソン・クリフ講演を行い、

1990年から1995年まで王立研究所のフラーリアン教授を務めた。

1993年、彼女はDBEを創設しました。

1993年から1994年まで英国科学振興協会の会長を務め、

1998年には医学アカデミーのフェローに就任。 

2002年にはアンジェイ・K・タルコフスキに発生生物学への貢献で日本賞を受賞し、

2007年には『ダイムズ発生生物学賞』を受賞。 

 


マクラーレン(80歳)と元夫のドナルド・ミッチー(83歳)は、

2007年7月7日にケンブリッジからロンドンに向かう途中、

車がM11高速道路を出た交通事故で死亡した。 

 


科学研究の奨励のためのアン・マクラーレンの名の下に基金があります。

 ケンブリッジ大学のアン・マクラーレン再生医療研究所が

2009年にケンブリッジ生物医学キャンパスに開設された.

 


とのことで、要するに生物学者の方で、

日本でも賞を受賞されているらしい!

子供の頃映画に出たというのも興味深い🧐

 


長々引用したけど、英語版なので読みにくい😵

 


検索画面のロゴはこんな感じ!


動画も貼っておく😌

 


アン・マクラーレン | アン・マクラーレン 生誕 94 周年

 


Happy Birthday!🎂

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【Googleのロゴ】2021年アースデー

2021-04-22 20:36:02 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!

 

 

2021年アースデー

 

毎年書いているので、毎度のWikipediaからサラリと引用😌

(Wikipediaは性質上、不確かな情報も含みます)

 

アースデイ(別名:地球の日、Earth Day)は、

地球環境について考える日として提案された記念日である。

4月22日のアースデイが広く知られているほか

それ以外の日のアースデイも存在する。

 

公式サイトのリンク貼っておく😌

アースデイ東京

 

このロゴクリックするとYouTubeの動画が再生される

適当にスクショしたので貼っておく

 

女の子が木の苗を植える

ぐんぐん育って女の子はおばあちゃん

おばあちゃんの木の苗を男の子が植える

どんどん育って男の子はおじいさん

おじいさんの木の苗を女の子と車椅子の男の子

ぐんぐん大きくなって2人も大人

 

その木の苗をムスリム?の家族

どんどん育って周りを見ると、他にも木を育てている人たち

であふれて

Googleのロゴが出現

 

動画も貼っておく😌

 

Earth Day 2021 Doodle

 

 

検索画面のロゴはこんな感じ

でも例によって画面上では、もっとデザインされている

 

地球を守ろう!🌏🌎🌍

 

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【Googleのロゴ】ルーサー・ヴァンドロス生誕70周年

2021-04-20 00:32:22 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!

 

 

これクリックするといきなりYouTubeが再生されてしまう💦

誰の何のお祝いなのかもよく分からない🤔

 

どうやら、ルーサー・ヴァンドロスの生誕70周年らしい?

 

そして、すみません💦 どなたでしょう?

 

毎度のWikipediaによりますと・・・

(Wikipediaは性質上、正確でない情報も含みます)

 

ルーサー・ヴァンドロス(Luther Vandross、1951年4月20日 - 2005年7月1日)は、

アメリカ合衆国R&B歌手である。

 

バックアップボーカルでの活動が評判となり、

ゲストとしてチェンジ等のアルバムの一部でメインボーカルを担当し、

1976年にソロデビューにたどり着いた。

 

1980年代のいわゆるブラコン(ブラック・コンテンポラリー)の第一人者のひとりであり、

歌手としてだけではなく、サウンドクリエイターとしても知られる。

 

2003年脳卒中に倒れ、その後、復帰したものの2005年に亡くなった。54歳だった。

ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第54位

 

とのことで、受賞歴を読むと

毎年のようにグラミー賞にノミネート&受賞されている方なのね?!😲

無知で申し訳ない🙇

 

経歴なども引用したいのだけど、かなりのボリューム💦

ということで、割愛させていただきます🙇

詳しくはWikipediaで!

 

検索画面のロゴはこんな感じ

 

例によって画面上では星などがデザインされている

 

動画部分もスクショしたかったのだけど、もう眠くて💤

明日取れたら追加する!

 

とりあえずYouTubeを貼っておく😌

 

Celebrating Luther Vandross's 70th Birthday

 

Happy Birthday!🎂

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【cinema / DVD】2021年3月鑑賞まとめ

2021-04-19 00:45:16 | cinema / DVD

【cinema / DVD】2021年3月鑑賞まとめ

 

鑑賞レビューを書く時間がないDVDやTVで鑑賞した映画の記録を残しておきたいってことで、レビュー投稿している映画サイトcocoの投稿をもとに残しておく企画。

 

ということで感想をドゥゾ♪(っ'ω')っ))

 

#23.『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』@WOWOW(2021年3月7日鑑賞)

coco投稿

老美術商の最後の大勝負を、疎遠だった孫との交流と、娘との葛藤を交えて描く。

全てがスリリングで興味深く面白かった!

ラストの落としどころもほろ苦くも、ほっこりで良かった😊

 

#24.『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』@WOWOW(2021年3月7日鑑賞)

coco投稿

かわいらしいお顔とタイトルからは想像できない壮絶な過去。

それゆえ信念を貫く。

時には一般市民と怒鳴り合う姿まで見せるのはスゴイ。

 

#25.『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』@WOWOW(2021年3月7日鑑賞)

coco投稿

難解でめちゃくちゃだけど、人が人に与える影響とか責任とか、普遍的なことも描いている。

意外と切ない。

サンドラー×プライスがとても良い。

30年前に完成してたら、どんな作品だったんだろう?見てみたい。

 

#26.『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』@WOWOW(2021年3月13日鑑賞)

coco投稿

7年かけて作物や家畜だけでなく、人間も含めてファームが出来上がっていく過程が、

興味深く面白かった。

一つの形として理想的なのだとは思うが、リスクもあるしなかなか難しいだろうとも思う。

 

#27.『テッド・バンディ』@WOWOW(2021年3月14日鑑賞)

coco投稿

事件自体ではなく、その前後を2人の女性との関係を中心に描く。

裁判シーンなどは忠実に再現していて興味深い。

見ている側には心がないのは分かるのに、当事者になってしまうと難しいのかな🤔

ザックエフロン素晴らしい👏🏻

 

#28.『ザ・ピーナッツ・バター・ファルコン』@WOWOW(2021年3月16日鑑賞)

coco投稿

ダウン症の青年と、彼を心配する女性と、荒くれ男のロードムービー。

設定も落としどころもありがちだけど、じんわり感動してしまう。

タイトルの由来にニヤリ😁

小品ながらなかなかよかった🙂

 

#29.『シェイクスピアの庭』@WOWOW(2021年3月17日鑑賞)

coco投稿

引退し20年ぶりに家族の元へ戻ったシェイクスピアの居場所探し。

そこに性差別を絡める試みは良いが、面白いかというと微妙😅

原題はダブルミーニングだが真実はいかに?

映像が良い。

ジュデイデンチの存在感が巨大😳

 

#30.『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』@WOWOW(2021年3月20日鑑賞)

coco投稿

どちらも結婚を切り札としたが、方法も結果も真逆に。

本来はメアリー主軸の作品だが、Mロビーの素晴らしい演技で、ダブル主演作として楽しめる。

メロドラ的な部分もあるが見応えあり!

シアーシャが良い。

 

#31.『ワイルド・ローズ』@WOWOW(2021年3月25日鑑賞)

coco投稿

前半は主人公の言動にイライラしながら見てたし、いろいろツッコミどころもあるけど、

カントリー歌手だからナッシュビルだと突き進む姿には、やるだけやれと応援してた📣

吹替なしのジェシーバックリーが良かった✨

 

#32.『穴(2001)』@WOWOW(2021年3月28日鑑賞)

coco投稿

思ってたのと違ってたけど楽しめた。

ゾーラバーチの前半と後半の変わりっぷりにビックリ😳

特にトイレでキーラナイトレイの隣での自分語りが怖い😱

ラストの感じもイヤでいいけど、全体的にはふつうかな🤔

 

#33.『男と女 人生最良の日々』(2021年3月28日鑑賞)

coco投稿

53年後それぞれの道を歩き、人生の終わりを考える頃、再会を果たした2人。

現実と妄想が入り混じる構成が個人的に合わなかったかな🤔

でもアヌークエーメが相変わらず素敵だったので、おまけ加点✨

 

ということで、3月は11本鑑賞。オンライン含めた試写会鑑賞、劇場鑑賞はなし。コロナ対策で控えている部分もあるけど、ちょっと寂しい😢 とはいえ、4月ももう半ば過ぎたけど、全然見れてない💦 4月はアカデミー賞もあるのに、候補作ほとんど見れてないから個人的に盛り上がっていない。寂しいな😭 早くコロナ収まってくれーーーー🙏🙏🙏

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【art】「テート美術館所蔵 コンスタブル展」鑑賞@三菱一号館美術館

2021-04-18 02:33:29 | art

【art】「テート美術館所蔵 コンスタブル展」鑑賞@三菱一号館美術館

 

 

コンスタブルという名前は聞いたことはあったものの、正直あまりピンときていなかった。ターナーとの直接対決を再現ということろに惹かれて見に行ったのだけど、これはとても良かった! 

 

イギリスが世界に誇る風景画の巨匠ジョン・コンスタブル(Wikipedia)の回顧展。35年振りの開催とのことで、コロナ禍の中テート美術館から約40点の作品が来日。

 

感想をTweetしておいたので、それに追記する形で感想記事とする😌

 

 

 

 

三菱一号館美術館では毎月第2水曜日の17時以降、マジックアワーということで1200円で鑑賞できる。マジックアワーも時間指定制となっていて、18時入場回のチケットを購入。18時まで仕事して18時20分頃会場入り。そんなに混んでいなかったので自分のペースで見れた。

 

 

ぶらぶら美術博物館(記事はコチラ)では肖像画からスタートしていて、最初に「ジェイムズ・アンドリュー師」を紹介していたけれど、実際はこれは後の方の展示。展示順に紹介していたわけではなかったらしい🤔

 

「自画像」

 

ジョン・コンスタブルは製粉所を営む裕福な家庭の4男で、背が高く端正な容姿が評判だったらしい。この自画像だとちょっと頭髪が薄めな印象だけど、イケメン風ではあるかな🤔 

 

とても生真面目だったのか、スケッチではなくて屋外で完成まで描いたり、雲について研究したりしていて、その手法だったり作風が印象派やバルビゾン派に影響を与えるわけだけれど、本人的には自然な流れだったのかなと思ったりする。上手く言えないけど、天才肌の人ではなく秀才型なのかなと🤔 どんどん上達していっている感じだったので。

 

「デダムの谷」

 

コンスタブルの時代は浮世絵の影響は全くなかったと思うけれど、この木を手前に大きく描く手法がちょっと歌川広重(Wikipedia)っぽくて面白い。

 

「ヤーマスの桟橋」

 

とても気に入った作品の一つ。画面のほとんどを占める空は、おそらく後から語る「雲の習作」の成果によるものか雲がとても印象的。波の表現もいいし、やっぱり構図が面白い。

 

「チェーン橋、ブライトン」

 

妻のマライアが結核になってしまい、その療養のためにブライトンに行ったようだけれど、コンスタブル自身は気に入らなかったらしい。ブライトンには砕ける波と空以外にないと語ったのだそう。

 

海岸を描いた唯一の大型作品で、中央に描かれているチェーン橋は1823年11月に完成。近代的なものが漁師町を侵食していく様子を描いているのだそう。

 

右側が海で、左側から橋が伸びている構図は「ヤーマスの桟橋」と同じなのだけど、今作の方がいろいろ描き込まれている。まぁ、大きさが違うこともあるのだけれど。今作には"コンスタブルの雪"と呼ばれる、白い点々が波などに使われていた。

 

「雲の習作」

 

1821-22年まで空の研究をしていたそうで、空の習作を100点ほど描いたのだそう。描いた日の天候、日付、時間を裏面に記載しており、今作は「1822年8月27日 風向き南西 11時ー正午」と書かれているとのこと。1時間で描いたということらしい。

 

習作なので、作品として発表したものではないかもしれないけれど、これは立派に作品として成り立つと思う。見ていて飽きない。部屋に飾りたい。

 

 

「ウォータールー橋の開通式」

 

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー「ヘレヴーツリュイスから出航するユトレヒトシティ64号」

 

今回の目玉1832年に開催されたロイヤル・アカデミー展を再現した展示。同じく風景画の巨匠ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(Wikipedia)の作品と並んで展示された。

 

この頃には既にロイヤル・アカデミーの正会員になっていたようだけれど、とにかく批評家たちの評価を得ようと、アカデミーの展示で目立つように大作を出品し続けたそうで、「ウォータールー橋の開通式」はとにかく大きい! 

 

一方のターナーの作品は一回り以上小さい。ターナーとしては「ヘレヴーツリュイスから出航するユトレヒトシティ64号」はメインの作品ではなかったのかな? とはいえ、コンスタブルの大作に対して見劣りがすると考えたのか、波間に赤い四角を描き足したのだそう。

 

「ウォータールー橋の開通式」で描かれているのはテムズ川だけど、「ヤーマスの桟橋」や「チェーン橋、ブライトン」と同じく水面が右側に描かれており、左側から橋が伸びている構図。この構図好きだったのかな? ジョージ4世も描き込み、代名詞の"コンスタブルの雪"を存分に使った力の入った作品だけど、ちょっと過多かな😅 意気込み過ぎな気がする。

 

スッキリとした構図と光の表現でターナーの方が好みかな。やっぱり描き足した赤が効いている。この対決以外にもターナーの作品が展示されていたけれど、全体的にスッキリしていて、個人的にはターナーの方が好み。

 

 

「虹が立つハムステッド・ヒース」

 

 

最後の展示「虹が立つハムステッド・ヒース」は亡くなる前年の作品。このブランチヒル池の眺めは人気で、この構図を土台に何点も描いたけれど、今作が最後の一点とのこと。今作にも"コンスタブルの雪"がふんだんに使われている。

 

晩年になると実際にある風景をそのまま描くのではなく、例えば好んでよく描いていたという小作人ウィリー・ロットのコテージも、かなり大きな家として描いたりしていたらしい。なので、おそらく今作にもデフォルメや本来は無いものも描かれているかもしれない。それがなんだか幻想的というか、この世のものではない風景のように感じて、とても不思議な気持ち。

 

そうそう!「虹が立つハムステッド・ヒース」は撮影OK! 撮影OKの張り紙があるけど、わりと気づかないので注意!

 

 

 

美術展を見に行くと必ず購入するポストカード。今回は3種類。「ウォータールー橋の開通式」と「ヘレヴーツリュイスから出航するユトレヒトシティ64号」はこういう配置で並んでいた。直角になる感じ。ヴィンテージマーマレードは三菱一号館美術館に行くたび気になっていたので購入。食べるの楽しみ😃

 

正直に言うと好きになったというほどではない。前述したとおりターナーの方が好みだし。でも、後の印象派やバルビゾン派に影響を与えたというのがとてもよく分かったし、風景画を一つのジャンルとして評価を確立させた人物として知ることができてとても良かった。

 

18時20分頃から見始めて、しっかりメモ取りながら鑑賞。お土産も購入して美術館を出たのが20時頃。三菱一号館美術館はそんなに広くないし、点数もそんなに多くはなかったけれど、とても見応えがあった。5月30日までなので、5月12日にマジックアワーがある。これ絶対にお得だしオススメ✨

 

🎨テート美術館所蔵 コンスタブル展:2021年2月20日ー5月30日 @三菱一号館美術館

テート美術館所蔵 コンスタブル展

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【tv】ぶらぶら美術博物館「テート美術館所蔵 コンスタブル展」

2021-04-17 01:51:56 | tv

【tv】ぶらぶら美術博物館「テート美術館所蔵 コンスタブル展」

 

 

開催中の美術展や博物展を紹介する番組。今回は三菱一号館美術館で開催中の「テート美術館所蔵 コンスタブル展」を取り上げていた。見に行く予定だったので、メモ取りながら鑑賞。備忘メモとして残しておく。

 

19世紀前半まで西洋絵画界では宗教画や歴史画が主流だった。風景は背景であり、それをメインに描く風景画家は三流という時代。風穴を開けたのがイギリスが世界に誇る風景画の巨匠、ジョン・コンスタブル(Wikipedia)はジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(Wikipedia)だった。

 

コンスタブルは屋外にキャンバスを立てて油絵で風景を描いた先駆者。印象派やバルビゾン派にも影響を与えた。イギリスよりフランスで評価を得た。日本で35年振りとなる回顧展。コロナ禍で何とか開催💦

 

テート美術館から約40点の作品が来日。日本の美術館を信頼してくださり、学芸員は来ないが作品だけ貸してくれた。展示も自由でOK! 日本に対する信頼の強さを感じるとおっしゃるのは、今回の解説を担当する法政大学教授の荒川裕子先生。

 

ターナーがコンスタブルの絵を見て自分の作品を直した! そして、ウジェーヌ・ドラクロワが(Wikipedia)「キオス島の虐殺」を直したという逸話があるスゴイ人。

 

「ジェイムズ・アンドリュー師」

 

まずは肖像画から。肖像画を描かないと稼げない。肖像画はイギリスで長い歴史があり、誰もが描いてもらいたがり、孫子の代まで残したいというニーズがある。画家として成功したければ肖像画家になる。ナショナル・ポートレート・ギャラリーがあるくらい肖像画が大好き。コンスタブルは裕福な家庭出身。食べるのに困ることはない。

 

「ゴールディング・コンスタブル」

 

父親。農場主で製粉所所有。7年間家業を継ぐため修行した後、画家を志す。画家としては遅咲き。ターナーとのライバル関係で分が悪いのはスタートが遅かったため。没後100年で評価がターナーに追いついた。

 

「イースト・バーゴルド・ハウス」

 

コンスタブルの実家と土地。素人っぽいタッチ。代名詞である雲もイマヒトツ。コンスタブルは故郷を愛し、故郷の風景を描き続けた。

 

当時はロンドンで仕事をして、地方にお屋敷を持つのが一般的だった。屋敷と地所を描いてもらうことが多かった。風景画というよりは土地と不動産の肖像画。

 

コンスタブルは売れるより自分が何を描きたいかを優先したため、認められるのが遅く苦労した。ターナーは貧しい階級出身なので売れる作品を描いた。コンスタブルは芸術にまい進できる環境だった。自分のやりたいことをやっていたら、いつの間にか時代を先取りしていた。印象派やバルビゾン派の先駆者。

 

「デダムの谷」

 

サフォークのストゥーア川沿いの景色を延々と1802年から20年以上描く。構図は多少絵を加えているが、屋外にキャンバスと絵具を持ち出して描いていた。19世紀初めは画家が屋外で描き始めたが、ほとんどはスケッチのみ。コンスタブルは完成まで描いた。チューブ入り絵具が出来たので、クロード・モネ(Wikipedia)やピエール=ルオーギュスト・ノワール(Wikipedia)も屋外で描けた。コンスタブルの時代は豚の膀胱に絵具を詰めてピンで穴を開けて少しずつ出し、また穴をふさぐという面倒くささ。油絵具は乾きにくいので、屋外で描くのは考えられない時代。

 

見たまま感じたままに描くため、屋外で描いた先駆者。コンスタブルカントリーとして観光地になっている。それ以前は影響を受けたクロード・ロランのように理想の風景画。「ハガルと天使のいる風景」と同じ構図で実景を描く。誰もやっていない。

 

「フラットフォードの製粉所」

 

サフォーク時代の集大成。ロンドンに移る前の恩返し的作品。101.6cm×127cmの大作。全て外で描く。当時、風景画はあまり大きくない。しかし展覧会では目立たない。展示室の真正面の真ん中の段オンザラインを目指す。

 

大きいだけではなく技術も上がる。特に雲は少し湿気を帯びたような質感まで表現。緑の使い方。以前は茶色っぽく描いていた。あまりに生々しく描いたため、古典的なものを良しとしていたフランス画壇では評価されなかったが、ドラクロワなどに評価された。ターナー以上に評価。

 

木に白絵具を点々。"コンスタブルの雪"と呼ばれる。白を白のまま置く。印象派の筆触分割。印象派の時代は離れて見ると、自然に見えるというのが確立したが、この時代は粗いとか未完成だと思われた。下手なのでは?

 

「マライア・ビックネル、ジョン・コンスタブル夫人」

 

マライアと40歳で結婚し、ロンドンへ出て7人の子をもうける。ロンドンの中央にアトリエを構えるが、大作を描くのに時間がかかるので、小型で売れ筋の作品で生計を立てる。

 

「ヤーマスの桟橋」

 

海辺はリゾート地。家に飾りやすい。画面の1/3が空。雲が上手くなる。イギリスではよくある雲? 天気の移り変わり早い。湿気。ロイヤル・アカデミーの誰かが「コンスタブルの絵を見ると傘が欲しくなる」と語った。

 

「ハムステッド・ヒース「塩入れ」と呼ばれる家のある風景」

 

ハムステッド・ヒースはロンドンの北にある。1970-80年代に日本人が多く住んでいた。山田五郎氏のお父様も住んでいた。ロンドンまで地下鉄で15分くらいなので、田端くらいの感覚。ヒース=荒野。広大な空き地。19世紀ロンドンは霧の都と呼ばれ大気汚染が深刻化していた。

 

妻のマライアが胸を病んでいたので、療養のためハムテッドへ。夏の間だけ住んだが、後に一家で移住している。ロンドンより高台で見晴らしがよい。この空で磨きをかける。

 

「雲の習作」

 

雲が好き。2年間で100枚くらい描く。自然の表現に空が必要。空が全ての絵画の基調。感情を写し出す。気象学的が発達し、夏の暑い日にはこんな雲がイギリスではさかん。

 

コンスタブルの時代、古い絵画の伝統と科学的な知識の葉境。17世紀オランダ(例としてフェルメール「デルフトの眺望」)土地が低く空や雲を描いていたが、見たままを描くコンスタブルは、その雲が何故発生したのかサイエンス意識。裏にも観察日記あり。

 

「チェーン桟橋、ブライトン」

 

6フィート絵画(127cm×182.9cm) 展覧会で目立つため大きくターナーでもこの大きさはあまりない。ブライトンは湘南的な感じ。ロンドンから特急で1時間くらい南の温かいリゾート地。左に描かれているのはロイヤル・アルビオン・ホテルという現在も営業中の三ツ星ホテルで、この頃建ったばかり。

 

繁華街は描かず海岸描くも人が多く、ロンドンのピカデリーみたいで嫌だと語る。コンスタブルは結構悪口が多い。コンスタブルの手紙は人の悪口だらけ。性格が悪かったのかも? 生前にあまりウケなかったの理由。妻のことは大好き。療養に連れて来た。

 

当時、海水が結核に良いとされていた。海水浴用の馬車が並ぶ。中で女性が水着に着替え、馬車のまま水辺に行く。評価は割れた。白い点が不評。今見るとおかしくない。でも売れなかった💦

 

売れない作品が数百枚。コンスタブルが亡くなった翌年い売り立て45ポンド。当時のターナーの作品が1000ポンド。この大きさではなしに等しい。ターナーを尊敬しつつも僕とは違う人間だと語る。

 

「草地から望むソールズベリー大聖堂」

 

虹がかかった有名な作品の習作。ソールズベリーはストーンヘンジの近く。ソールズベリー大聖堂は時計好きは必ず行く。イギリスで一番古い1386年に作られた時計が現存する。

 

ソールズベリーにはコンスタブルの古くからの友人ジョン・フィッシャー大主教と、その甥が住んでいた。妻が亡くなった後、心を癒すために訪れていた。知っている所しか上手く描けない。名所ではなく、その場所に愛着があるから描く。

 

1832年のロイヤル・アカデミー展を再現! ターナー VS コンスタブル

 

「ウォータールー橋の開通式」

 

130.8cm×218cm。コンスタブル最大の作品。いかに目立ちたいか😅 力入れ過ぎ😅😅 ウォータールー橋、テムズ川、セント・ポール寺院。協会を描いた初めての作品。中央に後の国王ジョージ4世。輝かしい場面。あわよくば国王からの庇護を期待? 野心作。

 

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー「ヘレヴーツリュイスから出航するユトレヒトシティ64号」

 

いつものターナー。ターナーのメインの絵は別の部屋に展示してあり、今作は脇の部屋。とはいえ、隣のコンスタブルの絵に負けてしまうとうことで、水面に赤を加えた。1点だけで絵の印象を変えた! 天才的。それを見たコンスタブルは「ターナーがやってきて銃をぶっ放していった」とつぶやいた。逆転させた。

 

「ウォータールー橋の開通式」を展覧会後も描きたす。描き過ぎて買い手がつかない😢 ターナーの方が一枚上手。

 

「虹が立ったハムステッド・ヒース」

 

晩年の作品。荒野の虹。実際は水車はなし。妻が亡くなったあたりから、見たままではなく今まで描きためたものを組み合わせて作っている。絵画的に作っているが、にわか雨が上がって虹が出たという自然らしい風景が描けるようになってきた。ある意味、理想風景画に戻った。

 

技法的に新しい。"コンスタブルの雪"も使われている。亡くなる前年に描いた作品。61歳になる直前、心臓悪い。子供たちがテート美術館に寄贈。コンスタブルの評価が遅れたのは生前あまり売れず、子どもたちに作品が残り、大切に保管して長く持っていたこともある。1880年代後半、生き残った7人目の娘が手元に残していた作品を一気に寄贈。まとまって見てやっと認識。

 

ターナーは自分が死んだら作品を国家に寄贈するように言い残していたため、直ぐに目についた。コンスタブルは隠されていえ一気に来たと同時に時代的に印象派が評価されていたため、印象派の本家ということで再評価された。早過ぎた。

 

現在の自分たちは風景画の評価が確立されてから見ているわけだけど、なかなか認められない時代の中で、コンスタブルという画家が風景画を一つの芸術として認識させることに一役買ったということは、とても興味深かった。

 

記事書くの遅くなってしまったので、実はもう見て来た😅 ということで、近々感想記事UPする予定。

 

ぶらぶら美術博物館:毎週火曜日 20:00~21:00 @BS日テレ

BS日テレ - 「ぶらぶら美術・博物館」番組サイト

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【event】浅田真央サンクスツアー 千葉公演

2021-04-16 02:12:42 | event

【event】浅田真央サンクスツアー 千葉公演

 

浅田真央サンクスツアー(愛知県)の情報|ウォーカープラス

 

2018年5月3日新潟公演からスタートした浅田真央サンクスツアー。2018年は埼玉、神奈川公演を狙うもチケットが取れず💦 2019年も東京公演で玉砕💦💦 しかし! 栃木公演のチケットをゲット🙌 急行を使わず片道3時間かけて見に行った。しかし、2020年はコロナ禍で公演自体が延期や中止に😣 

 

その間、Blu-ray&DVDが発売され、2020年のツアー再開直後の滋賀公演と栃木公演(記事はコチラ)も生配信されたので、映像は見ていた。

 

サンクスツアーについてや、サンクスツアーがいかに画期的なアイスショーであるかは、栃木公演鑑賞時の記事(コチラ)で熱く語っているので、今回は割愛😌

 

 

 

そんな、浅田真央サンクスツアーを再び生で見る機会がやってきた! ということで、在宅勤務を定時で終えて、アクアリンクちばにやって来たー🙌🙌🙌

 

アクアリンクちばは2019年9月9日に台風19号で被災してしまい、11月に予定していた大規模改修工事を前倒しして、2019年9月9日から2020年5月末まで休業となった。2020年6月13日ー6月14日の浅田真央サンクスツアー千葉公演が休業明けの杮落しとなるはずだったのだけど、コロナ禍により延期に。

 

さらに2021年2月5日ー2月7日を予定していた公演も延期となり、この度4月9日ー4月11日の振替公演となったという経緯。ホントによく実現してくれました😭

 

 

 

 

 

実は、最寄り駅稲毛海岸駅を稲毛駅と勘違い💦 稲毛駅のセブンイレブンで有志の方が用意してくださったバナーをプリントアウトしたり、トイレを済ませたり余裕をもって行動していたはずが、いざバス停を探すも見つからない💦💦 駅員さんに聞いて初めて間違いに気づいた😫 稲毛駅から稲毛海岸駅までバスに乗り、さらに臨時バスに乗り換えて会場へ着いた時には、既にオープニングが始まっていた😣 バカーヾ(゚д゚)ノ゛でも、なんとか「Smile ~What a Wonderful World」から席で見れた。

 

本来席は今回2階席となっていた部分しかないのかな? 正面向かって左側にしか座席がないのだと思う。サンクスツアーでは近くで見て欲しいということで、ステージ上に席が作ってある。最前列がSS席、その後ろから5列目までがS1、それ以降がS2、A席が2階席で、立見席もあったかな? 

 

前回鑑賞した日光霧降アリーナは比較的大きめだったし、2階席での鑑賞だったので少し遠かった。今回はS2席で前から10列目のほぼ中央。そして真正面🙌 ということで、いきなり「Smile ~What a Wonderful World」でシットポーズで滑ってくる真央ちゃんが正面! これは幸せ😍

 

真央ちゃんは氷上での早着替えもあるけど、途中数回オーディションや練習風景などの映像を流す場面がある。前回は全く気付いていなかったけど、暗転中に次の演者が登場して準備している。近いからシャーッと滑る音が聞こえて、見てみたら無良くんが「鐘」の軌道を確かめたりしてた。

 

 

衣装は全く新しくなっているものから、黒リチュの鳥衣装にマント的なものがつくなどマイナーチェンジもある。「素敵なあなた」は以前は現役時代のフューシャピンクの衣装だった。この衣装は現役時代から好きだったけど、新衣装がとても素敵✨

 

これ映像で見ていた時には、ちょっと大胆で派手過ぎるかもと思っていたけど、「踊るリッツの夜」の短パンタキシードから、男性キャストが持つカーテン?の中で早着替えして登場した時のインパクトがスゴイ! フューシャピンクのフリンジが上半身とスカート部分についているのだけど、これが揺れてカワイイ😍 

 

「素敵なあなた」は男性キャスト4人がそれぞれアピールして、最後に真央ちゃんが1人を選ぶという趣向。それぞれ見せ場が用意されていて、エルニことエルネスト・マルティネスくんを逆リフトしたりと楽しいプログラム。今回、川原星くんがジャンプに失敗💦 それを見て真央ちゃんがズッコケたりして、みんなで和気あいあい。最終的に星くんを選ぶところが真央ちゃんの優しさ😊

 

 

現役最後のEXとなった「チェロスイート」 残念ながら試合ではGPSのアメリカ大会のみでの披露となってしまった。これコンパルソリーという今では無くなってしまった種目の技?から始まる。フィギュアスケートの語源となった氷上に図形を描く。これはとても地味なのだけど、スケートの基礎であり、技術が如実に現れてしまう。

 

解説者としてもおなじみの町田樹さんが選手時代、このコンパルソリーを徹底的にやったことでスケーティング技術が向上し、オリンピックシーズンに驚異的な伸びを見せ、ソチオリンピックで入賞したことでも分かる通り、基礎は大切!

 

この「チェロスイート」にはそういう、フィギュアスケートの基礎となるコンパルソリーや、様々なステップなどが盛り込まれている。ステップは難しくて全く覚えられないのだけど、足さばきなど見ていればすごいことをやっていることは分かる。でも地味。だからこそ、それを魅せるプログラムにしていることが画期的なプログラム。

 

もちろんジャンプやスピンなどの見せ場を入れていることもあるけれど、おそらく単調にならないように考えられているのだろうし、やはり真央ちゃんの音楽を奏でるような美しく滑らかな表現力と、それを可能にしている超絶技巧があってこそ! 

 

どのプログラムも大変だと思うけれど、これ多分ものすごくハードだと思う。細かいステップを連続させることは、それだけバランスを失う可能性もあるわけで、それらをこなしながら優雅に全身を使って音楽を表現しているわけで、これは本当に唯一無二のプログラム。このプログラムを滑りこなせるスケーターは、なかなかいないと思う!

 

 

サンクスツアーはノンストップで80分間。ほとんどの曲を真央ちゃんが滑る。とはいえ、さすがに全部を滑るわけにはいかないということで、今井遥ちゃんがソロ2曲と、女性群舞リーダーを務める。ソロの「So Deep Is The Night」も良かったけれど、女性群舞の「月の光」と「ジュピター」が素敵だった✨

 

「月の光」はスクリーンに満月が映しされていてて、それが沈んでいくと掲げた月となり、女性たちが月を持って滑る。ドビュッシーの幻想的な音楽に乗せて、青いドレスがまた美しい。女性キャストたちも上手くなった! 指先まで神経が行き届いていてキレイ。

 

「ジュピター」は東日本大震災があった2011年にEXとして滑ったプログラム。NHKが主催したチャリティーショーでは、被災地の学生がデザインした衣装を着て、自ら書いた詩のリベラの歌唱に乗って、子どもたちと滑った。その際、氷上に映し出された"奇跡の一本杉"が、スクリーンに映し出されていて、これは本当に泣けた😭

 

 

無良崇人くんもソロを滑る。曲決めの時、初年度には今井遥ちゃんの位置で参加していた、姉の浅田舞ちゃんが「鐘」は女子には無理だからと語っていたのが印象的。とはいえ、これは男子でも大変だと思う。あのスケーティング巧者の小塚崇彦さんが、THE ICEの浅田真央メドレーで滑った時、ステップを踏んでいる時に方向が分からなくなると難しさを語っていた。

 

確か練習の時無良くんも「なんでこんなに難しいステップやってたん?」と言ってたけど、3Aを2本跳んで、最後にこの超絶ステップだからね。そしてこの荘厳な曲を滑る難しさ。アップテンポの曲だったら観客が手拍子して、それが後押しすることもあるだろうけれど、この曲調ではそれができない。

 

無良くんは現役時代から力強い男性らしいスケーティングが持ち味。高さと飛距離のある3Aを跳ぶ。1本は抜けてしまったけど、2本目手はついたものの着氷したのはさすが 

 

前回の記事にも書いたけど、真央ちゃんはタチアナ・タラソワ先生のプログラムが無良くんに合うと思っていたそうだけれど、この「鐘」は無良のダイナミックなジャンプや滑りにピッタリ。

 

そして、改めて元男子トップ選手が滑ることで、19歳でこの難局に挑み、苦しみながらも最終的には自分のものにした真央ちゃんスゴイ そして、このプログラムに込めたタラソワ先生の強烈なメッセージを感じた。強い憤りと警鐘。現在のロシア女子を見ると、その警鐘はロシアには届いたのだなと思った。

 

 

黒リチュ、赤リチュというのは現役最後のSPとFSプログラム。アレクサンドル・ファリャの「リチュアルダンス」のピアノとオーケストラのバージョン違いで、SPとFSを演じ分けた。膝の故障でジャンプが決まらず、競技プログラムとしては完成形を見ることはなかったけれど、高い技術で実施されるスピン、ステップ、そして緩急自在のスケーティングからなる表現力は、今までさんざん言われてきた"大人の演技"そのものだった。浅田真央ここに極まれりとファンは感動したものだった😭

 

正直、復帰には複雑な思いがあった。でも、サンクスツアーでは復帰後の2シーズンで滑ったSP、FS、EX全てが使われていることを考えると、やっぱりこの2シーズンは真央ちゃんにとって重要なシーズンだったのだと思う。

 

上の方に貼ったTweetに書いてた「蝶々夫人」は復帰シーズンのFS。正直、あまりピンと来ていなかった。イヤ、もちろん嫌いではないのだけど、真央ちゃんが髙橋大輔選手との対談で、翌シーズンに持ち越ししようと思うと語っていた時、もう1シーズン見なくてもいいかな😅と思っていた。でも、このサンクスツアーでエルニくんと滑る蝶々夫人は情感タップリ。本当に美しくて切なくて素晴らしい😭

 

髙橋大輔選手がファンの方は新しいプログラムが見たいと思うよと言ってくれたことが影響したのか、翌シーズンで披露したのがSP黒リチュとFS赤リチュ、そして超絶技巧のEXチェロスイートだった。

 

黒リチュは男性スケーターと一緒に黒鳥をイメージした衣装で妖しく踊る。ベースの衣装は変わっていないと思うけれど、さらにマントのような羽根がついた。これ風の抵抗があるから滑りにくいと思うのだけど、これがとっても効果的。そして、真っ赤なドレスの女性たちが登場、黒鳥たちと絡み合うように滑っている間に、氷上で真央ちゃんが赤いドレス衣装チェンジ!

 

そして女性たちと情熱的に滑る。イメージとしてはフラメンコ? これがとっても素敵。黒リチュも赤リチュも10代では出せない世界。現役時代も衣装やメイク含めて好きだったけど、大好きなのにほろ苦くなかなか見返せないでいた。それがこんなに素敵なプログラムとして生まれ変わって、何度でも見たいプログラムになった! 

 

そういう意味では復帰シーズンがあってよかった! このプログラムに会えてよかった! 

 

 

ピアコンというのはラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」のことで、ソチオリンピックで奇跡の演技を披露したFSプログラム。ソチオリンピックから7年も経つけど、未だに真央ちゃんがテレビ出演すれば必ずこの映像が流れる。それくらい日本中、イヤ世界中を感動させた。

 

Tweetにもあるとおり、どのプログラムにも思い入れがあって、当時のアレコレがよみがえって泣けてくるのだけど、この曲はソチの演技が脳内再生されて毎回泣く😭😭😭

 

男性スケーターの演技リレーでつなぎ、満を持して登場した真央ちゃんが3Loから怒涛のステップ! 3Loに2Loをつけて連続ジャンプにするのだけど、これがだんだん長くなって最高7回まで行ったんじゃなかったかな?🤔 この日は3Lo単独。そして圧巻のステップ! この浅田真央のステップを至近距離で見れるの贅沢過ぎる🙌

 

 

2018年5月3日からスタートした浅田真央サンクスツアーも、今月27日の横浜アリーナ公演で千秋楽を迎える。本来は30歳になった昨年で終えるはずだったけれど、新型コロナの影響で延期になった。公演日の前日には自身のInstagramで告知してくれていて、自分が行けない公演でも楽しみだった。

 

そして、どこかでサンクスツアーが公演されていることは、とても励みになっていた。いつか見に行きたいと思っていたし、1度見てからは是非また見たいと思った。その願いが叶って、千秋楽のチケットも手に入った。でもねぇ・・・

 

生でなのか映像でなのか、真央ちゃんのスケートを見る機会はこれからもあるかもしれない。でも、サンクスツアーのようなショーは他にはない。唯一無二のこのツアーが終わってしまうのは本当に悲しくて、今も書きながらちょっと泣いている😢

 

 

 

 

 

サンクスツアーバスと書いちゃってるけど、本当はサンクスツアートラック! いつから登場したかな? わりと最近登場したトラックで、今回絶対撮ってこようと思ってた! しっかり目立つ場所に止まってた🤗

 

 

 

 

トラックにはツアーグッズのイラストも手掛けているいわにしまゆみさんによるキャストのイラストと、それぞれのサインが書かれている。全員分撮って来たけど、代表して真央ちゃんを載せておく。これはエンディングの衣装。この衣装も素敵✨

 

 

 

実は真央ちゃん2005年10月のオープニングイベントで滑っている。ここをホームとして練習している現役選手もいるリンク。通年のスケートリンクは全国でも閉館が相次いでいて、とても貴重。2019年の台風で被災してしまい、屋根の6割が破損してしまった。

 

全国のスケートファンから寄付が寄せられる中、2020年4月1日に発売された「浅田真央サンクスツアーBlu-ray / DVD」の売り上げ全額が寄付されることになった。もちろん購入! 

 

Tweetでは台風によりツアーが延期になってしまったように書いてしまったけど、これは間違い。すみません🙇 正しくは、前述したとおり、修復後の杮落し公演になるはずだった、2020年6月12日ー14日公演が新型コロナの影響で延期となり、2021年2月5日ー7日の公演も再延期。そして今回ようやく公演が実現という経緯。

 

 

 

そして、千葉公演初日のこの日2021年4月9日から発売開始になったのが「Mao Thanks Memories」スポニチ写真映像部の小海途良幹さん撮影の臨場感あふれるカッコイイ写真満載✨ これが2000円って😲 真央ファンは購入して損はなし!

 

自身が真央ちゃんがアイスショーについて構想を持っていることを知ったのが2017年10月29日のDVD発売記念のイベント(記事はコチラ)でのこと、そして生で初めて見たのが2019年9月15日、Blu-rayを購入して見たのが2020年4月、2020年8月15日滋賀公演、8月30日栃木公演のオンライン配信、そして今回2度目の生鑑賞。

 

どれも素晴らしかったけど、確実に全てがレベルアップしていたし、サンクスツアーというものが出来上がっていた。上手く言えないけど💦 ショーってスケーターが滑っている部分だけではない。当日の運営だけでなく、経理とか、事務とか、地元の臨時バスの運行など、関わった全ての人の力で成り立っている。途中から加入した人もいるだろうし、離れた人もいるとは思うけれど、とにかくサンクスツアーを形成している全てがいい形に形作られていると思った。

 

サンクスツアーも残すところあと7公演。自分が生で見れるのは千秋楽の1公演のみ😢 とりあえず励みに生きよう😄

 

そうそう! 4月26日・27日(千秋楽)公演オンライン配信あり! アーカイブもあり! これは是非是非見て欲しい! 詳しくはコチラ

 

浅田真央サンクスツアー ~浅田真央が全国に感謝を届けます~

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【Googleのロゴ】メトロポリタン美術館 151周年

2021-04-13 01:13:25 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!

 

 

メトロポリタン美術館 151周年

 

もちろん知ってるし、行ったこともあります!(๑• ̀д•́ )✧ドヤッ

 

とはいえ、毎度のWikipediaから引用!

(Wikipediaは性質上、不確かな情報を含みます)

 

メトロポリタン美術館(メトロポリタンびじゅつかん、

The Metropolitan Museum of Art、通称:The Met)は、

アメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタンにある世界最大級の美術館

5番街ミュージアム・マイルの区間)に面するセントラル・パークの東端に位置する。

 

メトロポリタン美術館の設立構想は、1864年

パリ7月4日アメリカ独立記念日を祝うために集まったアメリカ人たちの会合の席で提案された。

 

美術館は6年後の1870年に開館。

現在では絵画・彫刻・写真・工芸品ほか家具・楽器・装飾品など300万点の美術品を所蔵。

全館を一日で巡るのは難しいほどの規模を誇る、世界最大級の美術館のひとつとなっている。

 

メトロポリタンの特色は、そのコレクションの幅が極めて広く、

古今東西問わずあらゆる時代、地域、文明、技法による作品を収集していることにある。

そして最大の特色は、これだけの規模の美術館が、国立でも州立でも市立でもない、

純然とした私立の美術館である点である。

 

とのこと😌

ホント1日じゃ周り切れず、見たい作品にしぼって見た覚えがある。

そのため、一緒に行った友達とは別行動😅

行った時の記事あったかな? 🤔 あったらリンク貼っとく!

 

このロゴ、美術館のどこにどの作品があるか示されてて面白い✨

 

検索画面のロゴはこんな感じ

 

だけど、例によって画面上では美術館の建物がデザインされている

 

Happy anniversary!🎊

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【art】「特別展 小村雪岱スタイル ー 江戸の粋から東京モダンへ」鑑賞@三井記念美術館

2021-04-11 01:29:12 | art

【art】「特別展 小村雪岱スタイル ー 江戸の粋から東京モダンへ」鑑賞@三井記念美術館

 

 

気になっていた企画展。ぶらぶら美術博物館を見て(記事はコチラ)見に行くことに決定! 山下裕二先生(Wikipedia)による、2020年に没後80年を迎えた小村雪岱(Wikipedia)の足跡を紹介する企画展。番組を参考に見に行って来た。

 

 

 

 

 

 

コロナ対策のため土日含めて16時閉館で、日時指定での入場。入替はなし。ネット予約をして当日窓口でチケットを購入するシステム。前日朝チェックしたら全回売切れ💦 お昼にもう一度チェックしたら15時の回に1名空きが! 即ゲット👍

 

前述どおりミュージアムショップも16時閉館なので1時間しかない💦💦 なので、空いているところからどんどん見ていく。企画展はたいていテーマがある。ある人物を取り上げる場合、画家として成長していく過程が分かるように展示されていることが多い。なので順を追って見ていくべきなのだけど、時間がないから仕方がない😐 とはいえ、残り15分くらいになるとほとんど人がいなくなって、最初の方の展示に戻るとほぼ貸し切り状態で見れた。

 

感想をTweetしておいたので、追記する形で記事を書いていく。

 

 

「『日本橋』表紙」

 

「『日本橋』表紙」は小村雪岱のデビュー作。泉鏡花(Wikipedia)が40歳の時、当時27歳の雪岱を自ら抜擢。雪岱は鏡花に会った印象を「男にもこういう美しい人があるのか」と思ったと語ったのだそう。好みの問題もあるけどこれはイケメンということよりも、所作とか雰囲気とか全体的なことなのかなと思ったり。

 

ちょっと話がそれたけど、これは浮世絵版画的でありながら、とてもポップで今見ても全然古くない。これはとても好き。

 

「絵入草子おせん」

 

「おせん」は邦枝完二(Wikipedia)の小説で、朝日新聞に連載されていたものを書籍化したものが「絵入草子おせん」で、 挿絵の全てが収録されているのだそう。この冊子は第一展示室にあったけれど、別室でも挿絵を担当した冊子が10冊くらい展示されている。これが文庫本とハードカバーの中間くらいのサイズで、装丁はもちろん挿絵のレイアウトなど全体的なデザインが素晴らしい。特にこの「絵入草子おせん」欲しい!

 

 

「盃を持つ女」

 

「盃を持つ女」のポスターっぽ感じがとても好きだったのだけど、いい画像が見つからず💦 しかたなく自分が美術館の壁にかかっていた縦長ポスターを撮影した画像を載せておくけど、残念ながら盃が映っていない😅 しかし、これ江戸時代の浮世絵美人画と言われたら信じてしまう。"昭和の春信"と呼ばれたとおり鈴木晴信(Wikipedia)に似ている。

 

「赤とんぼ」

 

「赤とんぼ」は春信というよりは、雪岱自身が「国貞の画く女の顔を最も好みます」と語ったとおり、歌川国貞(Wikipedia)の影響があるのだそう。特に下唇やアーモンド形の目などにそれを感じるとのこと。たしかにこれは春信ではないね🤔 個人的には「盃を持つ女」の方が好みだけど、この「赤とんぼ」の方が昭和の時代には合っていたかもしれない。

 

「見立寒山拾得」

 

寒山と拾得というのは中国唐時代の隠者だそうで、それを当世美人に変えるという見立物。当世美人ということはモデルがいたのかしら? 浮世絵美人といえば江戸時代の喜多川歌麿(Wikipedia)で、難波屋おきたなどモデルがいたのだけど🤔

 

この2人も春信というより国貞っぽいけれど、額を寄せる2人がひし形っぽい形を作り出していて、とてもおもしろい。

 

「春雨」

 

今回とっても気に入った「春雨」だけど、説明表示がなかったので、描かれた背景やこの2人の女性についてなど全く情報がない😢 でもこの後ろ姿の女性2人の構図がとても好き。こちらに顔を見せている女性よりも、傘で上半身が隠れている女性の方が気になる。2人の話声まで聞こえて来るような楽しさと、女性2人の艶めかしさがとても好き。

 

 

 

「お伝地獄入墨」

 

高橋お伝(Wikipedia)をモデルとした邦枝完二の小説の挿絵。先日、「あやしい絵展」(記事はコチラ)で見た「お伝地獄挿絵」と同じ絵なのだけど、これは邦枝完二の私家版(Wikipedia)で非売品4点、大画面版2点のうちの1点。カラー刷りしたようで、保存状態もよく色がきれいで素晴らしかった✨

 

 

モノクロでも十分肉感的だしこちらもとても素敵なのだけど、色がついたことにより2人の熱を感じる。邦枝完二が私家版を作りたかった気持ちがとてもよく分かる。

 

 

鈴木晴信「夜更け」

 

「おせん 縁側」に影響を与えたと思われる「夜更け」以外にも、春信作品を展示するコーナーがあったり、最後の展示室では柴田是真(Wikipedia)の蒔絵なども展示。同時代に活躍した無線七宝の濤川惣助(Wikipedia)と有線七宝の並河靖之(Wikipedia)の作品が並んで展示してあってビックリ!😳 個人的には並河靖之の方が好きだけど、どちらも素敵だった✨

 

 

 

美術展に行ったら必ず買うポストカードは今回多めの5種。全部好きだった作品なのだけど、残念ながら「春雨」はなし😭

 

前述したとおり、全作品きちんと見て、さらに戻って貸切状態で見たい作品をじっくり見て、そして物販もキッチリ買って閉館時間に間に合った! 毎回貸切状態になるかは不明だけど、他の回よりは混まないのではないかなと思う。1時間で十分堪能できるので、最終回オススメかも🤗

 

恥ずかしながら今回初めて知った小村雪岱だけど、とっても気に入った! 山下先生がとても高く評価されていたけど、本当にもっともっと知られていい人だと思う。今後も企画展があったら見に行きたい✨

 

🎨特別展 小村雪岱スタイル ー 江戸の粋から東京モダンへ:2021年2月6日ー4月18日 @三井記念美術館

特別展 小村雪岱スタイル ー 江戸の粋から東京モダンへ

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【art】「あやしい絵展」鑑賞@東京国立近代美術館

2021-04-05 01:09:36 | art

【art】「あやしい絵展」鑑賞@東京国立近代美術館

 

 

 

 

 

「あやしい」がテーマの企画展。基本日時指定制。金曜日は20時まで開催。そんなに混んでいなかったのでストレスなく見れた。一部を除いて撮影OKというのがウレシイ😃

 

 

稲垣仲静「猫」

 

冒頭に登場する稲垣仲静(Wikipedia)の「猫」 この子が案内する設定。

 

 

こんな感じで解説してくれる。カワイイ✨

 

 

蘇我蕭白「美人図」

 

蘇我蕭白(Wikipedia)の人物画は狂気を孕んでいる気がする。生まれ持っての狂気。痴呆という意味での。そしてそれはとても妖しい。上村松園(Wikipedia)の「焔」と見比べて欲しいとの解説。

 

上村松園「焔」

 

上村松園の「焔」は「源氏物語」の六条御息所を題材とした作品。光源氏の妻葵の上の妊娠を知り嫉妬に苦しんでいたところ、お忍びで出かけたお祭で、葵の上の家来たちによって辱めを受ける。その屈辱と嫉妬で生霊となった姿。何度も見ているけどやっぱりすごい。女の情念。でも哀しさがある。

 

 

アルフォンス・ミュシャ「ジスモンダ」

 

アルフォンス・ミュシャ(Wikipedia)衝撃のデビュー作。ミュシャの作品展では必ずといっていいほど展示されるので、何度も見てるけどやっぱり素敵✨ 

 

アルフォンス・ミュシャ「サラ・ベルナール主演『トスカ』のポスター」

 

これ見たことあったかも?🤔 これサラ・ベルナール(Wikipedia)そっくり! サラ・ベルナールはミュシャやルネ・ラリック(Wikipedia)など、アール・ヌーヴォー誕生に多大な影響を与えた。

 

 

水島爾保布「人魚の嘆き」

 

水島爾保布「人魚の嘆き」

 

水島爾保布(Wikipedia)のことは知らなかった💦 今作にも影響が見られるオーブリー・ヴィンセント・ビアズリー(Wikipedia)も、作品を見て思い出した。でも、これとってもいい。

 

 

甲斐庄楠音「横櫛」

 

甲斐庄楠音「横櫛」

 

甲斐庄楠音(Wikipedia)の義姉が河竹黙阿弥(Wikipedia)の「処女翫浮名横櫛」の一場面を真似たことから着想。モナリザの影響を自称。これが見たくて行った。これは妖しい! この全体から感じる狂気。狂気を感じる美人画ではあるものの、蕭白の「美人図」、松園の「焔」の狂気とも違う。狂気に陥るも、本人は幸せという感じがする。上手く言えないけど😅 

 

甲斐庄楠音「幻覚踊る女」

 

タイトルで幻覚って言っちゃってるからね😅 踊る女の幻覚を見ているのか、幻覚を見て女が踊っているのか? 後者かな。

 

岡本神草「拳を打てる三人の舞妓の習作」

 

岡本神草(Wikipedia)も知らなかった💦 これも妖しい。一見かわいいけど表情もちょっと怖いし、手のひらの表現がおかしい。枠のようなもは、展覧会に間に合わせるため切断して出展したためらしい。

 

 

小村雪岱「「お伝地獄」挿絵」

 

小村雪岱「「お伝地獄」挿絵」

 

小村雪岱「「お伝地獄」挿絵」

 

「お伝地獄」

 

現在「小村雪岱スタイル」が開催中の小村雪岱(Wikipedia)の作品が!  邦枝完二(Wikipedia)「お伝地獄」の挿絵。いきなり豊満な胸も露わに刺青を入れられてるけど、これは妖しい。

 

 

小村雪岱「「おせん」挿絵」

 

小村雪岱「「おせん」挿絵」

 

小村雪岱「「おせん」挿絵」

 

小村雪岱「「おせん」挿絵」

 

こちらも邦枝完二の小説の挿絵。「おせん」の挿絵で確立された白黒で際立たせた「雪岱調」と、鈴木晴信(Wikipedia)を意識した作風で「昭和の春信」と呼ばれるようになった。品があってとても良い。傘の挿絵はデザイン的に素晴らしい

 

 

北野恒富「道行」

 

北野恒富「道行」

 

北野恒富「道行」

 

北野恒富「道行」

 

北野恒富(Wikipedia)も知らなかった💦 これすごく好きだった。この女性の表情から幸せな未来は一切見えない。とても良い!

 

 

鏑木清方「妖魚」

 

松園作品も、鏑木清方(Wikipedia)の作品も撮影禁止😢 清方は清々しい作品が多いけど、この「妖魚」は妖しい! 黒く長い髪と赤い唇が印象的。今作に限らず、肌が白く長い髪の人魚像は西洋文学の影響とのこと。

 

見応えタップリ。導線も見やすかったと思う。これは見て良かった✨

 

🎨あやしい絵展:2021年3月23日ー5月16日@東京国立近代美術館(前期後期で展示入替あり)

あやしい絵展公式ホームページ

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