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【play news】「CHESS the Musical」にラミン・カリムルー!

2019-08-31 23:58:08 | play news

【play news】「CHESS the Musical」にラミン・カリムルー!

 

 

 

TwitterのTLに流れて来た情報にビックリ😲 なんと! 2020年2月、東京国際フォーラムCホールにて、日英キャストで「CHESS the Musical」の上演決定! しかも、主演の1人はラミン・カリムルー!

 

「CHESS the Musical」は見たことない。でも、男性ミュージカル俳優のコンサートに行くと高確率で歌われる"Anthem"という曲が、このミュージカルの曲であることから気になってた。去年だったかな? 日本人キャストで上演されたけれど、資金難なので鑑賞候補から外れてた。申し訳ない🙇

 

今回、新演出版ということだけど、初めてなので旧演出も知らないし、キャスト名を聞いても"Anthem"を歌うアナトリーしかピンとこない😅 そんな知識量で大変申し訳ないけど、ラミンが出演するなら見に行きます!

 

現在発表されているキャストは以下の通り

 

 

 

出演者からもツイートが続々。代表してラミンとシュガーさんから😌

 

 

 

詳細はコチラCHESS THE MUSICAL|梅田芸術劇場

 

チケット取れますように🙏

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【dairy】『トールキン 旅のはじまり』鑑賞(感想は後日)

2019-08-31 18:09:40 | dairy

【dairy】『トールキン 旅のはじまり』鑑賞(感想は後日)

 

 

 

ニコラス・ホルトのインスタで知ってからずーーーーっと待ってた! 大好きな『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの原作「指輪物語」や『ホビット』(感想はコチラと、コチラと、コチラ)シリーズの原作「ホビットの冒険」の作者J・R・R・トールキンの半生を描いた作品。あの作品が生まれた背景はどうだったのかとっても知りたくて、公開初日に見に行ってきた😃

 

 

 

 

ザックリした感想はTweetどおり。感想は後日UP予定。今『Girl / ガール』書いてて、なんとかなりそうなのでその後。近々『us / アス』と『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』見に行く予定だから頑張らないと!

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【Hatchi】ウチの子になりました😃

2019-08-30 01:38:46 | Hatchi

【Hatchi】ウチの子になりました😃

 

 

 

3年前の8月。ふらりと勝手口に現れたハチワレ猫。母親が気づくと勝手口の網戸越しにこちらをじっと見ていたらしい。直ぐに帰ってしまったけれど、数日後また来たそうで、ついつい残り物をあげてしまったのだそう。すると翌日から来るようになった。

 

野良猫を餌付けしてしまうと、問題が発生することは分かっていた。繁殖問題、糞尿問題、ご近所問題。でも、一度でも猫を飼ったことがあると見過ごせなくて😣 ウチに来た時すでに左耳がカットされていたので、避妊済みの雌猫ちゃんであることは直ぐに分かった。おそらくどなたかがTNRされたのだと思う。TNRというのは、野良猫を捕獲して去勢・避妊手術をしてリリースする活動。とりあえず、繁殖問題は問題ないことが分かっていたということもある。言い訳ですが😅

 

2016年8月21日撮影

 

このかわいさを見てしまうとね😅 ウチの裏は畑になっていて、その向こうは栗林になっている。排泄はこの栗林でしている姿を何度か見かけた。栗林だからOKとは思わないけれど、少なくともどこかのお宅の庭でしてしまうよりはいいはずと言い聞かせていた。キャットフードを購入した時に、どのくらいの覚悟ができていたのかと問われると胸を張って保護する覚悟ができていたとは言えない。

 

2017年7月16日撮影

 

とにかく、毎日多い時には5回くらい来るくせに、エサを食べたらさっさと帰ってしまう。全くなつかない😢 とにかく、なついてもらわないととちゅーるを与え始めたのは1年くらい経った頃からかな。この頃はまだ、にゃんちゃんとか呼んでいたと思う。

 

ハチワレ猫だからハッチ。はっちゃんと呼び始めたのはいつ頃からだったかな。去年の夏にはそう呼んでたと思う。そして、その頃くらいからかな。勝手口にくると小さな声ではあるけどニャーと鳴くようになった。少し距離が縮んで嬉しかった。ちゅーるは手から食べるし、ちゅーるを食べてる時だけはなでることは出来たけれど、気持ちよさそうにしていることはなかったかな😅

 

ご近所の方々から直接何かを言われたりすることはなかったけれど、ちょっと態度がよそよそしく感じたりする方もいた。頭のいい子なのでいたずらをしたりすることはないとは思うけれど、猫が苦手な人は近所にいるだけでもイヤだろうとは思っていた。そこで、2018年12月頃保護を決意。捕獲後に入れておく猫用ケージを購入。

 

市役所などに電話をして相談。捕獲機の貸し出しは行っているけれど、保護支援的なことはしていないとのこと。TNRされた猫なのであれば、警戒して捕獲機に入らないかもしれないとも言われた。車がないので捕獲機を借りに行くのは大変だし、そもそも勝手口と塀の間に捕獲機を置くスペースがなく、成功するとは思えなかった。前に飼っていたアガサを病院に連れて行く時に使っていた洗濯ネットをかぶせて捕獲を試みたけど失敗😣 市役所の方からも飼うことを考えると恐怖を与えずに捕獲した方がいいので、一番いいのは抱っこして捕まえることだと言われいたこともあり、とにかく距離を縮めていこうと考える。

 

2019年2月3日撮影

 

グッと距離が縮んだのは今年に入ってから。勝手口以外の場所で見かけても逃げなくなったし、ニャーと鳴くこともあった。でも、なでさせてはもらえないし、さっさと帰ってしまうのは相変わらず😅

 

2019年3月21日撮影

 

去年くらいから雨が降っている時には台所の入口付近に入れてあげていたけど、今年に入って梅雨時期に母親がエサを台所のちょっと中の方まで入れたら、トコトコ入って食べ始めたらしい。翌日から晴れていても中に入れて食べさせ始めた。最初は入って来るまで時間がかかったりしていたけれど、最近では迷いなく入って来てた。これは保護できると思っていた。

 

2019年3月30日撮影

 

そして、昨日。仕事中にチラリとスマホを見ると着信あり。メールも来ていて「ハッチ捕まえたよ」とのこと! 驚いて電話をすると、いつものように台所に入れてエサを食べさせていたところ、勝手口のドアが閉まってしまったらしい。これが1つ目の偶然な幸運。はっちゃんは驚いて2階へ駆けあがってしまい、たまたま開いていた空き部屋に逃げ込んだ! 

 

実はこの部屋は旧弟の部屋で、弟が結婚して家を出た後はアガサの部屋だった。6畳あって隔離するにはいいので、ケージもここに組み立ててあった。この部屋に逃げ込んでくれたことが2つ目の偶然な幸運。この時点ではケージに入っていないので、自由に動ける状態だったけど窓際でじっと動かない。

 

トイレがなかったので帰りに買って帰り設置したけどトイレは未だに使っていない。おとなしくしているけれど、はっちゃんと声を掛けると鳴く。もちろん甘える鳴き声ではないけれど、シャーという威嚇でもない。基本は人間がいる時だけ鳴くけれど、1回だけ3度ほど鳴いた。大好きなちゅーるも食べない。

 

そして、3つ目の偶然な幸運は、この日母親の部屋にエアコンを取り付ける予定で、立ち会って欲しいと言われて有休を取っていたこと。野良猫を保護したら一番にすることは病院に連れて行くこと! そのためにお金も用意していた。最寄りの病院に電話をしたところ、特に予約の必要はなく連れて来てOKとのこと。あとはキャリーケースにいれるだけ。

 

しかし、これが大変だった! 意を決して母親と2人で向かった時には、昨夜と同じ場所でうずくまっていたはっちゃん。しかし、やっぱり猫は猫だった。全身全霊で抵抗。ひっかく噛みつく! 机の下に潜り込んでしまったり、引き戸と家具の間に入り込んでしまったり💦 そーっと引き戸を開けると1階へ降りてしまい、勝手口の扉に激突したり、網戸をよじ登ったり大暴れ💦 でも、勝手口のドアで追いつめて、なんとか洗濯ネットに押し込めることに成功! この時点で人間2人は傷だらけで、洗濯ネットは血だらけ😅 

 

洗濯ネットごとキャリーケースに入れると、とてもおとなしくなった。外に出ると一度動いたけれどあとはじっとしてた。車がないので自転車の荷台にキャリーケースを括り付けて病院へ向かう。いつもの自分なら5分程度でつくけど、後ろのはっちゃんを刺激しないようにゆっくり行ったので10分くらいかかったかな。

 

病院に着いた時には他に誰もいなくて直ぐ見てもらえた。洗濯ネットの血は人間のなので、猫はケガしてないですと言ったら分かりますと笑われた😅 診察台で体重を量ると3.8キロ。暴れたと言ったら先生は頑丈な手袋着用したけど全然暴れず。怖くて動けなかったらしい。血液検査と、ノミ駆除、爪切りをお願いした。

 

看護婦さんがいないので体を押さえるなどサポート。タオルを持ってきてくださったので、ネットの上からタオルをかけて押さえる。全く動かない。威嚇なども一切なし。我慢強い子。採血のためにゴムを巻かれても、注射針を刺されてもピクリともしなかった。エライ  検査結果を待っている間に爪切り。もちろん積極的ではないけれど、爪もおとなしく切らせた。ノミ駆除はフロントラインを首筋に垂らすだけなので、もちろん問題なし。まあ恐怖で動けなかっただけかもしれないけれど😌

 

検査結果は猫エイズ、白血病とも陰性! ただし、潜伏期間があるので、できれば半年後くらいにもう一度採血をした方がいいとのこと。雌猫だし、ケンカした様子などもなかったので猫エイズは大丈夫かなと思っていたけど、白血病は心配していた。どちらも大丈夫で一安心。ノミ駆除はこの処置だけで24時間で卵まで駆除できるけれど、1ヶ月後にまたやる必要があるらしい。ただし、自分でできるので連れてこなくてもOKとのこと。上手くできるかな? ちなみに、初診料、血液検査、爪切り、フロントラインで7,500円くらいだった! 2万円くらいかかると思っていたのでウレシイ。

 

キャリーケースを開くと自分から入って行った。帰り道でも全く暴れずいい子。ケージに入れてネットから出すと、すみっこに座って動かない。部屋でおしっこをしてしまっていたので、掃除したりしていたけど暴れることもなく動かない。エサと水を入れてあげたけど、全く食べないし飲まない。トイレもしていない。同じ態勢でじっとしている。絶望的な表情だけど、イカ耳になったり威嚇したりはしない。

 

幸せにしてあげたいと思っているし、絶対に幸せになって欲しい。何も怖くないからね! がんばろうね!!

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【shopping】dyson V8 fluffy

2019-08-28 00:34:04 | shopping

 【shopping】dyson V8 fluffy

 

 

 

6~7年使った掃除機が壊れてしまった💦 ホース部分なので部品取り寄せ可能だったかもしれないけれど、2階へ運ぶのも重いし、本体部分が転んだり、ドアに引っかかったり面倒なのでコードレス買換えを検討。

 

マキタかダイソンがいいなと漠然と考えていた時、愛聴している「伊集院光とらじおと」の通販コーナーでdyson fluffyが紹介されていた。自分的にダイソンのデメリットは値段が高い、重い、うるさいだったけど、それら全てがクリアされている感じで心が動いた。

 

念のためマキタの業務用とも比較記事など参考にして比べてみた。参考にした記事ではフローリング多めの一般家庭ならばマキタがオススメとのことだったけど、どちらがいいのか分からなくなってきたので、当初の予定通りダイソン購入を決定! 

 

au WALLETにいつの間にか残高が2万円ちょい貯まっていたのと、500円玉貯金が3万円くらいあったので、不足分を足してau wowma!で購入。ポイントも使って送料込み38,000円ちょい。

 

届いた時点で20%充電済み。組み立てなどに困ることは全く無し! 取説もとっても簡略化されてて分かりやすかったし、簡単な操作方法は本体にシールで貼ってあった。早速カーペット掃除してみた。朝(母親が)掃除したのに毛玉&髪の毛が💦 しっかりコロコロしてから掃除機かけてるのに😣 ちなみにデフォルトではMAX(強)になっていたのでより取れたと思われるけれど、通常モードでも十分にとれた。

 

充電時間が5時間となっていたけど、20%既に充電済みだったからか、2時間程度で完了した印象。この辺りはちょっと曖昧。フル充電で通常モードなら40分動作可能。

 

重さは2.6kgなので軽くはないかな🤔 カーペットだと片手でずっと動かすのはちょっとしんどい💦 でも、本体とホース部分を持って階段を上がることを考えると全然楽! 長さが変えられないのがちょっと残念かも。音はそれなりにするけど今までの掃除機と変わらないかも。

 

ゴミ捨てがめっちゃ楽。つまみ部分をグイッと上げるとゴミ捨て部分が上がって、底がパカッと開いてゴミが落ちる仕組み。ただし、埃は残っているのでキレイにするにはハンド作業が必要。定期的に部品の水洗いも必要になるらしい。

 

まだ軽く使っただけなので、全体的な使用感は分からない。ガッツリ掃除した時の仕上がり具合とか、疲労感とかがどうなのか。でもハンディにもなるので、階段掃除は確実に楽になると思う。

 

そして! 従来の掃除機のような本体部分がないので収納がスッキリ! デザインはマキタの方がシンプルだし白でいいけど、ダイソンのロボットっぽいデザインも嫌いではない。ということで、買ってよかった✨

 


 

 

楽天だとここが安いかも?

 

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【Googleのロゴ】セザリア・エヴォラ生誕78周年

2019-08-27 18:45:29 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!


 

セザリア・エヴォラ生誕78周年


すみません💦 どなたでしょう?
毎度のWikipeidaによりますと・・・


セザリア・エヴォラ(Cesária Évora、1941年8月27日 - 2011年12月17日)は、

カーボベルデ出身で、同国を代表する音楽ジャンルであるモルナの歌手。


もともとは同国内の盛り場で歌を歌って糊口を凌ぐ生活を送っていたが、

1992年にフランスでリリースしたCDの中に収められた曲"Sodade"が大ヒットし、

その後世界各地で活躍するようになった。


2003年にアルバム「Voz D'Amor 」で

グラミー賞の最優秀コンテンポラリー・ワールドミュージック・アルバム賞を受賞した。

2011年12月17日、死去、70歳。


あとはアルバムの紹介があるだけなので、ほぼ全文コピペ。


カーボベルデってどこだろう?🤔
調べてみた! 以下Wikipeidaより


カーボベルデ共和国(カーボベルデきょうわこく)、通称カーボベルデは、大西洋の中央、

北西アフリカの西沖合いのマカロネシアに位置する

バルラヴェント諸島とソタヴェント諸島からなる共和制の国家。

首都のプライアはサンティアゴ島に位置している。


なるほど、アフリカの島国なのかな?


出身地はポルトガルとなっているけど、亡くなったのはカーベボルデらしい。
どちらも公用語はポルトガル語みたいなので、最後のメッセージはポルトガル語で😌


検索画面のロゴはこんな感じ


Feliz Aniversário!

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【art】「みんなのレオ・レオーニ展」@損保ジャパン日本興亜美術館

2019-08-26 01:07:47 | art

【art】「みんなのレオ・レオーニ展」@損保ジャパン日本興亜美術館

 

 

 

 

見たいと思って早々とチケット買ってたけど、損保ジャパン日本興亜美術館は夜間延長していなくて、土日に行くしかなくなかなか行けなかった。やっと重い腰を上げて行ってきた!

 

実はレオ・レオーニ(Wikipedia)という名前を聞いてもピンと来ていなかった。このチラシを見てカワイイ😍となり、見に行くことを決めてから「フレデリック」や「スイミー」の作者だと知りビックリ😲 なので、ご本人については全く詳しくない。展示パネルから得た知識を書いておくと、1910年5月5日アムステルダム生まれ。母親は有名なソプラノ歌手。両親の都合で各国に移り住んだため、オランダ語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語が話せたのだそう。第二次世界大戦中にアメリカに亡命。グラフィックデザイナーとして大成功。孫のために作った「あおくんときいろちゃん」で絵本作家としても活動を開始。後に「平行植物」シリーズとして油絵、ブロンズ彫刻などを作成する。今回の企画展は初期の作品から晩年の作品まで網羅して展示。

 

いつものように感想をTweetしておいたので、それに追記する形で感想記事とする😌

 

 

全体を4つの章に分けて展示。意外にも前衛的というのは"CHAPTER4.リアル?フィクション?"の章に展示されている作品たちのこと。特に「平行植物」シリーズは前衛的で、彫刻にいたっては何を表しているのかサッパリ分からない😣 「フレデリック」と同じ作者が作ったとは思えない感じでビックリだった。これを製作したのは1970年代だったそうだけれど、この時代ってこんな感じだったのかしらね? 時代的にはサイケなイメージだけれども🤔

 

 

 

レオ・レオーニ「フレデリック」より

 

「フレデリック」は主人公のネズミの名前。冬支度のために食べ物やわらを集める仲間たちをよそに、フレデリックは太陽の光や色、そして言葉を集めている。冬ごもりを始めると最初は楽しく話していた仲間たちも、食料が少なくなってくると辛くなってくる。そんな時、フレデリックが集めた太陽の光や色、そして言葉が皆の心に明るさを取り戻すという話。コルデコット賞(Wikipedia)次点作とのこと。

 

損保ジャパン日本興亜美術館は初めて行ったけど、思ったよりも広くて展示点数も多かった。最初の展示室に「フレデリック」の原画がある。絵本の原画は全てそうだったけれど、水彩やパステルを使って描いている部分と、葉っぱだったりフレデリックたちなどはコラージュしてあったりする。その手法がとてもポップでありながら、かわいらしさを生んでいる。

 

「フレデリック」だけでなく他の絵本にも言えることなのだけど、絵本だからとても簡潔な言葉で語られているけれど、「自分とは何者か」というレオーニ本人の問いなどが込めれれていたりと、実は重くて深いテーマだったりする。子供の頃に読んでいたらどの程度理解できたのかは分からないけれど、とても良かった。Tweetにもあるとおり、絵本の原画展示のそばには絵本が置かれていて閲覧可能。原画が本になるとどういう効果があるのかが伝わりとても良かった。

 

レオ・レオーニ「アレクサンダとぜんまいねずみ」より

 

「アレクサンダとぜんまいねずみ」は人間に嫌われているねずみのアレクサンダが、持ち主に大切にされているぜんまいねずみと出会い、まほうとかげにぜんまいねずみに変えてもらおうと考える。光る石を持ってくるように言われて探しているうちに、新しいおもちゃを貰った持ち主にぜんまいねずみは捨てられてしまう。やっと光る石を探し出したアレクサンダはまほうとかげにぜんまいねずみをねずみにしてくれるようお願いする。アレクサンダが家に帰ると、ねずみになったぜんまいねずみウィリーがいたという話。こちらもコルデコット賞次点作。

 

レオ・レオーニ「コーネリアス」

 

「コーネリアス」は生まれながらにして立って歩けたワニのコーネリアスが、家族に理解されず旅に出てサルと出会い、逆立ちすることを覚える。旅を終えて家に戻り兄弟に逆立ちが出来ることを告げると、そっけない対応をされてしまうけれど、コーネリアスは実は兄弟が逆立ちの練習を始めたことを知っていた。という話。コーネリアスが積極的に社会に関わるさまを描いているとのこと。

 

絵本の中ではこの3本が特に好きだった。「フレデリック」は生活することに必要ではないことが、実は生きて行く上で人の心には重要であるということを表しているのだろうし、それは芸術家であるレオ・レオーニの存在意義でもある。「アレクサンダとぜんまいねずみ」は途中から立場が逆転し、幸せの基準が変わってしまい、価値観とか幸せの定義の曖昧さを表しているのかなと思う。「コーネリアス」は人と違っていることの肯定と、新しい世界への積極的な参加を促しているのかなと思う。大人になると理屈で考えるけれど、子供は本能で理解するからきっと伝わる。やっぱり子供たちにはこういう作品に触れて欲しいと思う😌

 

「アレクサンダとぜんまいねずみ」と「コーネリアス」は"CHAPTER2.自分探し"のコーナーにあった。前述どおりヨーロッパ各国で暮らし、様々な言語を話せるレオーニは、"自分とは何者だろう"ということを常に考えていたそうで、その辺りのことが表されているのだと思う。

 

 

裕福なユダヤ人家庭に育ったレオーニは、1939年にアメリカへ亡命したのだそう。グラフィックデザイナーとして働き始め、雑誌「フォーチュン」のアートディレクションを手掛け成功を収めた。1969年にイタリアのトスカーナにアトリエを構え、以後は行き来しながら暮らしたのだそう。前述の「平行植物」の彫刻はこのアトリエの庭に置かれていたらしい。

 

レオ・レオーニ「フォーチュン誌」

 

前衛的な作品はちょっと苦手だったのだけど、この「フォーチュン誌」の頃の作品は好きだった。アールデコっぽいというか・・・ 時代的なことを考えるとアールデコより20年くらい後なのでちょっと違うか🤔 

 

 

レオ・レオーニ「スイミー」

 

「スイミー」体の赤い兄弟たちの中で一匹だけ黒いスイミー。ある日兄弟たちがマグロに食べられてしまう。一人海をさまようスイミーは、兄弟たちと同じ赤い体の魚の群れに出会い楽しく暮らすけれど、彼らは岩場の陰から外に出ない。それではダメだと諭すけれど、兄弟たちはマグロが怖いと言う。そこでスイミーは一計を案じ、皆で大きな魚の形になって泳ぎマグロを撃退する。という話。

 

Tweetにもあるとおり「スイミー」は国語の教科書に載っていたと思うのだけど違ったかな? 読書の授業とかで絵本を読んだのかな? 全部のシーンを覚えていたわけではないけど、ザックリした話は覚えていたし、特に兄弟を亡くしたスイミーの"こわかった、さびしかった、とてもかなしかった"はよく覚えていた。韻を踏んでいることもあり覚えやすいというのもあるけど、スイミーの不安な気持ちがとても伝わって来た覚えがある。谷川俊太郎さんの訳が素晴らしい✨

 

 

今回はスロバキア国立美術館所蔵の原画5点が展示されている。これは同美術館が開催したブラチスラバ世界絵本原画展の第一回で金のりんご賞を受賞。その後、この美術館に収蔵される流れになったらしい。ただし、絵本の原画ではないらしい。絵本のページと一緒に展示してあるので違いが分かりやすい。微妙に違うものから、けっこう違いのあるものまで。絵本の原画はどこにあるのか不明だそうで、「スイミー」の原画としては今回展示の5点しか残っていないのだそう。不思議な話😲 とにかく原画が見れたのは貴重な体験だった!

 





損保ジャパン日本興亜美術館はビルの42階にある。エレベーターで上がるとチケット売り場があり、中に入ると撮影スポットがドーン。自分が撮ってた時は全然気づいていなかったのだけど、スマホを立てる三脚が置かれていて、使っている方がいた。素敵な心遣い😳 フレデリックがかわい過ぎ😍



フレデリック


コーネリアス


展示スペースを出ると小さな物販コーナーがあって、ここでポストカードを購入したのだけど、お目当てのぬいぐるみやコラボグッズなどはほとんどなし。1階エントランスに特設コーナーがあり、グッズの充実ぶりがスゴイ! 42階の物販コーナーにあったものは1階にあると思われるので、ぬいぐるみなど買う予定のある人は、42階はスルーでいいかも😅




自分土産は美術展では絶対買うことにしているポストカード3種。黄色い袋は中にじゃがバター味のおせんべいが入っている。そして今回絶対買いたいと思っていたフレデリックのぬいぐるみ。かなり大きなサイズのぬいぐるみもあったけれど、入手したこの子は耳を立てて17cmくらい。



フレデリックのみアップで撮ってみた! ジーンズ着てるのだけど、これEDWINとのコラボ。ちゃんとボタンにもEDWINって書いてる。カワイイ😍 この半開きの目がかわい過ぎる。しっかり吟味してお花がちゃんと前向いてるの選んできた👍


夏休みということもあってか子供たちの姿も多かった。ホントにこういう作品こそ子供たちに読んで欲しい! きちんと言葉で理解出来なくても、絶対本質的な部分は伝わるハズ! もちろん単純にフレデリックがカワイイでも全然いいと思う。触れることが大切。重複するけど絵本も読める展示になっているし、子供たちも楽しめると思う。もちろんおばちゃんも大満足!


毎回美術展の記事書く際には書いているけど、見れる機会があるなら本物を見るべき! しかもカワイイので是非!

 

みんなのレオ・レオーニ展:2019年7月13日~9月29日@損保ジャパン日本興亜美術館

みんなのレオ・レオーニ展

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【cinema】『ドッグマン』(試写会)

2019-08-23 01:23:23 | cinema

2019.08.09 『ドッグマン』試写会@キノフィルムズ試写室

 

cocoで当選! いつもありがとうございます。久々の試写会! 下手したら今年初ではないか? 予備知識を一切なしでチラシのイメージのみで応募。キノフィルムズ試写室初めてでワクワクしながら行ってきた~

 

ネタバレありです! 結末にも触れています!

 

「イタリアの海辺の貧しい町で、犬のトリミングサロン ドッグマンを経営しているマルチェロ。貧しいけれど、大好きな犬の世話をし、仲間とサッカーに興じ、離れて暮らす娘と過ごす時間を楽しみにしている。しかし、彼には町の厄介者シモーネとの腐れ縁が切れずにいた。ある日、シモーネが持ち掛けた話を断り切れず、事件が起きてしまう・・・」と、あらすじとしてはこんな感じかな。ホントにチラシのイメージだけで見に行ってしまったので、まさかの内容と展開にビックリ😲 イヤ、てっきり犬との心温まる話、もしくはコミカルな感じを想像していたので。実際に起きた殺人事件がベースになっているそうで、見ている間中イライラしっぱなしの不条理モノだった。その辺りは狙いだと思うので、そういう意味では監督の術中にはまっているということで、お見事と言えるのかもしれないけれど、好きかと聞かれると微妙ではある😅


マッテオ・ガローニ監督作品。代表作は『ゴモラ』ということだけど未見で、作品を見るのは初めて。作品について毎度のWikipeidaから引用。『ドッグマン』(Dogman)は、マッテオ・ガローネ監督による2018年のイタリアのクライム・ドラマ映画である。第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映されてパルム・ドールを争い、マルチェッロ・フォンテが男優賞を獲得した。第91回アカデミー賞外国語映画賞にはイタリア代表作として出品されたが、ノミネートには至らなかった。 とのことで、あとはキャストの記載があるくらい。俳優たちのWikipeidaも英語版もしくはイタリア語版のみで、知っている俳優はいなかった。

 

ほとんど説明のない映画で、見せられているシーンから人間関係とか主人公の現状を見る側が推測する感じ。例えば主人公の職業に関しても、冒頭犬を洗うシーンがあるので、これが職業だろうとは思うけれど、後のシーンで苦労して店を出したと言っているから、雇われているのではなくて経営していることが分かる。仲間とサッカーするシーンがチラリと入ることで、主人公の普段の生活とか楽しみが分かる仕組み。そしてサッカーシーンは後の伏線でもある。とにかくそういう作りなので、見ている側はいろいろ解釈しながら見るわけなので、特別ミスリードを誘うようなことはないけど、間違った解釈をしている可能性はある。要するに言い訳です😅

 

舞台となるのはイタリアの小さな町。詳しい説明がないので地名などは不明。主人公の店の前に何もない広場があって、反対側に団地的な建物があり、その奥に海が見える。とてもさびれていて、演出だと思うけれど常にどんより暗いイメージ。イタリアという言葉から連想する陽気なイメージはない。舞台となっている年代がハッキリと出た覚えがない。スマホとか出てきたかな? でもユーロという言葉が出て来たと思うので、少なくとも2002年以降ということなのかな🤔

 

主人公のマルチェロ(マルチェロ・フォンテ)は「ドッグマン」という犬のトリミング店を経営している。この店名が作品タイトルで原題も同じ。そしてこれはダブルミーニング。店はそれなりの広さはあるものの、暗くて清潔なイメージではない。後に娘とトリミングの大会的なものに出場し、優勝ではないものの3位くらいにはなったらしい描写が入るので、それなりに腕は良いと思われるけど、この店を見たら預けたくなる感じではないかも。でも、後におの場所が重要な意味を持つので、この辺りも伏線なのかも?

 

マルチェロはどうやら妻と離婚したらしく、一人娘のアリーダ(アリーダ・バルダリ・カラブリア)は元妻と暮らしているらしい。アリーダをとても愛していて訪問を楽しみにしている。2人で海外旅行に行こうという話をした後、海でシュノーケリングをしていたけれど、海から出た風景はリゾート地には見えなかったので、海外旅行は2人の夢であり、この思いがマルチェロにある行動をとらせたということだと思う。

 

マルチェロは小さくて痩せていて目がギョロギョロした貧弱な男性。演じるマルチェロ・フォンテには失礼だけど、この外見がとても効果的。前述どおり全編イライラさせる不条理モノなので、そのイライラ要素に一役買っている。ホメてます!

 

さて、早い段階で重要人物が登場する。町の厄介者シモーネ(エドアルド・ペッシェ)という男。説明があったか不明なのだけど、見終わった後何かの記事で元ボクサーという設定であることを知った。体が大きくて暴力的。絵に描いたような厄介者で、ゲーム機がたくさん置いてあるバー的なものをマルチェロのサッカー仲間が経営しているのだけど、ゲームが上手く出来ず損したからといってゲーム機を殴って壊してしまった挙句、損した分のお金を払えという始末。店主はもちろん断るけれど、ますますゲーム機を壊すので払わざる得ない。皆は腫れ物に触るという感じで、極力近づかないようにしているようだけれど、マルチェロは生きるすべとしてなのか、シモーネにドラッグを横流ししているらしい。代金を払わないばかりか娘が来ているからトイレで吸ってくれと懇願しても聞かない。もうホントに最悪な人物なわけです。

 

このシモーネには町中が困っていて、マルチェロたちも仲間で食事している際に、人を雇ってシモーネを始末してしまおうなどという話も出るくらい。イヤでもこういう人物がいるのは本当に困るわ😩 マルチェロもその際には仲間に賛同するようなことを言っているけれど、家の前でシモーネに待ち伏せされて、空き巣の手助けをしろと言われると、結局断り切れずいわゆるゲッタウェイドライバーをしてしまう。もう本当に聞く耳持たずに暴力的に脅してくるので、マルチェロの立場でキッパリ断れる人は少ないとは思うけれど、そもそもマルチェロならば言うことを聞くと思っているから目をつけられているわけで、その辺りが見ていてなんともイライラが募る😣

 

マルチェロは運転手をさせられただけなので、空き巣自体には関わらなかったのだけど、戻ってきたシモーネと仲間が犬に吠えられたので冷凍庫に入れてやったと話しているのを聞き、居ても立っても居られなくなる。結局、シモーネたちと別れた後、被害者宅に忍び込み犬を救出する。冷凍庫から出された犬はコチコチに凍っていたけれど、お湯をかけてマッサージしてあげたら息を吹き返した。犬が無事で見ている側もうれしかったし、マルチェロの犬好きエピソードとしてもほっこりで、コミカル要素でもありつつ、指紋をベタベタ残していくマルチェロに捕まってしまうぞとイライラしたりもする。マルチェロが忍び込んだ時、シモーネたちにより部屋が荒れ放題だったけれど、結局この件でマルチェロが逮捕されることはなかった。

 

しばらく、マルチェロとシモーネのエピソードが続く。順番が分からなくなってしまったのだけど、マルチェロはシモーネにストリップバー的なところに連れて行ってもらう。初めて来たのかキラキラしちゃって楽しそう。マルチェロはこういう時々優しくて、自分の知らない世界を見せてくれるシモーネに"友情"を感じてしまっているのかもしれない。それはいわゆるDV被害者の陥りがちな症状なのだと思う。

 

シモーネが何者かに撃たれた時も必死で助けてしまう。まぁ、自分の目の前で人が撃たれたら、誰でも同じ行動をするとは思うのだけど、その前に仲間が人を雇って始末するという話をしていたわけなのだから、放置してしまえば誰もが救われるわけで。と、こう考えてしまうのはやっぱりダメなのでしょうかね? 手の付けられない悪党は殺してしまえというのが乱暴な考えなのは分かるのだけど、必死に助けてしまうマルチェロののお人よしさ加減にイライラしてしまう。そして、それはたぶん狙い。

 

シモーネの実家に彼を運び込むと、彼の母親はシモーネがドラッグを使用していることに気づき、意識が戻ったシモーネを罵倒し、二度と家に来るなと追い出す。この期に及んでもマルチェロはシモーネをかばう。イライラ😤 

 

この事件の後だったと思うけれど、シモーネにねだられて麻薬の売人の所に行くシーンがある。シモーネは彼らを怒らせてしまい、売人がシモーネを撃とうとしたんだっけ? 殴って来たんだっけ? とにかく襲われそうになったわけです。ここでもマルチェロは気をつけろと叫びシモーネを助けてしまう。結果、シモーネは売人を殺害してしまったと思うのだけど、これは単純に気を失ってただけだっけ? さすがに死人が出ていたら警察が動かないことはないか🤔 重症でも命に別条がなければ状況か状況だけに相手も通報できないかも。前述したストリップバーはこのお礼で連れて行ってくれた設定だったかもしれない。

 

いろいろ記憶が曖昧だけど、ここで大切なのはマルチェロには2度もシモーネを見殺しにする機会があったということ。そしてマルチェロはそれをしなかったということ。

 

ある夜、いい考えがあるとシモーネがドッグマンにやって来る。マルチェロの店の壁に穴を開けて、隣の店からお金を盗むというのだった。隣人はマルチェロの友人。当然ながらマルチェロはそんなことをしたら自分は全てを失ってしまうからやめて欲しいと懇願するけどシモーネは聞かない。ホントにこのシモーネの聞く耳を持たないというか、話が全く通じない感じがすごくて、ダメだと分かっていても根負けしてしまう感じはよく分かる。常に平行線という感じ。結局マルチェロは見て見ぬふりをすることを承知してしまう。

 

翌朝、店にやって来たマルチェロが見たのは、警察官と野次馬たち。店入ると壁には大きな穴。シモーネはバレないように上手くやると言っていたのに、隠す気すらない。初めからマルチェロのことなど考えてもいない。マルチェロは連行されてしまう。場面変わって警察署内。取調室ではなく、署長と思われる人物の部屋。シモーネの犯行だと見ている署長は、マルチェロに本当のことを言うように促すけれど、マルチェロは頑なに拒否。ならば刑務所に入ることになると言われても言わない。もう何故なの?😟 マルチェロのようなタイプが刑務所に入るとどうなるか分かるかと脅されても、結局シモーネが主犯だと認めることなく収監されることになる。友人を裏切らなかったと言えばそうなのだけど、そういう清々しさが一切感じられないのは、やはりイライラさせる演出になっているからだと思う。なのできっとイライラして正解。

 

刑務所に入る際には屈強で悪そうな男たちがマルチェロを見ているシーンがあったけれど、実際マルチェロがどんな目に遭ったかは描かれないので不明。場面は1年後に切り替わる。マルチェロが出所して戻って来る。被害者となった隣の店の友人には裏切者と罵られる。住むところも失ったマルチェロはドッグマンで寝泊まりする。夜に別の友人のゲームバーに行けば、やはり裏切り者と罵られて店から追い出される。こうなることはマルチェロ自身が分かっていたことだと思うけれど、そうまでして何故シモーネを庇うのか。そこが本当に分からない。イヤ、分かるけど分からない。

 

マルチェロはシモーネに何度も無視されるけれど、やっとの思いで話す機会を得て分け前をくれと言う。でも、シモーネがくれるはずもない。シモーネは完全にマルチェロをバカにしていて、マルチェロのことなど利用するだけの存在だと思っている。おそらく誰のこともそうだけれど、特にマルチェロに対してはそう思っている。マルチェロにはサッカーや食事をする仲間がいたけれど、その仲間よりもシモーネに惹かれてしまう部分があったのかもしれない。憧れとかそういうことではなくて。上手く言えないけれど。この離れられない感覚は分からなくもない。とはいえ、とうとうマルチェロは怒りを爆発させて、シモーネのバイクを棒でボコボコにしてしまう。見ている側も少し胸がすく思いがするけれど、直ぐにシモーネにボコボコにされてしまう。見ているのが辛過ぎる😩

 

書き忘れていたけど、マルチェロは店をドッグホテルとして再開していて、それなりにお客がついている。マルチェロはシモーネをドラッグをエサに言葉巧みに店に誘導し、檻の中に監禁してしまう。この後の展開により、マルチェロがシモーネをどうしようと思っていたのか分からなくなってしまったのだけど、どうしうとしてたのかな🧐 それがちょっと気にかかる。シモーネは檻から脱出することに成功し、マルチェロともみ合いになるのだけど、マルチェロは機転をきかせてシモーネを鎖で絞め殺す。このシーンの緊迫感は凄かった。

 

マルチェロはしばし呆然となってしまうけれど、シモーネの遺体をなんとかしなくてはと苦労して車の荷台に乗せる。てっきり遠くに運ぶのかと思ったら、わりと近場の草むらでシモーネを燃やし始める。なかなかスゴイなと思っていると、マルチェロは遠くで仲間がサッカーをしていることに気づく。大声で仲間を呼ぶけれど誰も気づかない。ふと気づくとそれはマルチェロの幻想だった。我に返ったマルチェロはシモーネの火を必死で消す。何故 そして、焼けただれた遺体を運び出す。何故 そして、公園のような所でシモーネを下ろし、自分も腰かけて何とも言えない表情を見せて映画は終わる。何故

 

うーん。とにかくマルチェロの行動がいろいろ謎。謎なのだけど非力で小心者のマルチェロが、シモーネのような人物に目をつけられてしまった場合、こんな風に生きるしかないのかなと思ったりもする。それは地獄のように思うけど、でも時にはストリップバーに連れて行ってもらったりと優しくされると、とても楽しくてうれしかったりするのかもしれない。DV被害者の心理なんだよね。そして、そこから抜け出すためには相手を殺すしかなかったということなのかな。その後の行動は謎過ぎるけれど。でも、何故かマルチェロならばこんな感じになってしまうの納得してしまう。最後までイライラさせられるけれど、なんだかスッキリしていなくもない。爽快感は全くないけれど😅

 

キャストは全員知らない俳優さんだったので、そのまま役柄として見れたという利点はあったかもしれない。とはいえ、シモーネのあの常識の全く通じない粗野な人物を演技でやっているのだとしたら、エドアルド・ペッシェはスゴイ! もうホントに話通じないって絶望しかない。そして、マルチェロのマルチェロ・フォンテが容姿を含めてスゴイ。よくこの人見つけたねと言いたくなるくらい。小さくてガリガリに痩せていて猫背。頬はコケて目がギョロギョロしている。全体的にオドオドしていて、でも意外に大胆なところがあったりする。もう見ていてイライラしてしまうのだけど、それが狙いなのでお見事!

 

町全体のさびれ具合がスゴイ。これどこでロケしたんだろう? イタリアのイメージはどこにもない。マルチェロの男所帯の家は真っ暗だし、ドッグマン店内も薄暗い。犬のトリミングとかホテルという言葉からイメージするかわいらしさとか清潔感もない。全体的にどんよりしていて、結構暴力的。マルチェロの理不尽な状況や、彼の謎行動にイライラしっぱなしだけど、不思議と目が離せない。時々クスッと笑わせる部分もあったりする。

 

うーん。これはどの層にオススメすればいいんだろう? カンヌ映画祭っぽい作品好きな方オススメって感じかな🤔

 

『ドッグマン』公式サイト

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【Googleのロゴ】鳳飛飛生誕66周年

2019-08-20 00:39:54 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!

 

 

鳳飛飛生誕66周年

すみません💦 どなたでしょう?

 

毎度のWikipediaがない💦

鳳飛飛と書いてフォン・フェイフェイと読むらしいのだけど、

どちらで調べても詳しいことがよく分からない😅

 

コチラの記事によると、どうやら台湾の国民的歌手の方のようで、

2012年1月3日に亡くなってしまったらしい。

帽子を被って歌うことから"帽子歌后"と呼ばれていたのだそう。

 

『風が踊る』『ステキな彼女』という映画で主演しているようで、

この時にはアイドル歌手としての出演だったっぽい。

なるほど😌


検索画面のロゴはこんな感じ


生日快樂!


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【Googleのロゴ】誕生日おめでとう!

2019-08-19 00:44:04 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!


誕生日おめでとう!


本日8月19日お誕生日でございました😌

忘れていたよ😅


8月19日のWikipediaによりますと・・・


8月19日グレゴリオ暦で年始から231日目(閏年では232日目)にあたり、

年末まであと134日ある。


134日あるって134日しかないじゃんね😣


8月19日の"できごと"からいくつか抜粋!


紀元前43年 - オクタウィアヌス(後の初代ローマ皇帝アウグストゥス)がローマに入城。

元老院に自らを執政官に選出するよう強要する。

 

745年天宝4載7月18日) - の楊太真が玄宗皇帝の貴妃(楊貴妃)になる。

 

1839年 - ルイ・マンデ・ダゲール

世界初の実用的カメラダゲレオタイプ」をフランス科学アカデミーに報告。

 

1960年 - ソ連で有人宇宙船試験機スプートニク5号打ち上げ。2匹の犬ほか多数の動植物を搭載。


こんな感じかな

自分の好みで選んだけれど、1960年のは2匹の犬ってライカ犬かな?

『マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ』で主人公が自分の人生の方がマシって言ったライカ犬?


8月19日生まれの有名人は・・・


1743年 - デュ・バリー夫人フランス国王ルイ15世公妾(+ 1793年

 

1848年 - ギュスターヴ・カイユボット画家(+ 1894年

 

1871年 - オービル・ライト、ライト兄弟の弟(+ 1948年

 

1883年 - ココ・シャネルファッションデザイナー(+ 1971年

 

1945年 - イアン・ギランミュージシャンディープ・パープル

 

1951年 - ジョン・ディーコン、ミュージシャン(クイーン

 

1980年 - ディーン・フジオカ、俳優

 

1995年 - 水上颯、クイズプレイヤー

 

好みで選んでみたけど、ディーン・フジオカと水上颯は知らなくてビックリ😲

あれ?ディーン・フジオカは去年も書いたかも?忘れた😅

水上颯くんは東大王だよね?

同じ誕生日だからと言って頭の良さは違うんだね😢


検索画面のロゴはこんな感じ

 

よい1年になりますように 🙏

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【動画】『市川雷蔵祭』予告編

2019-08-16 23:20:49 | 【動画】cinema

【動画】『市川雷蔵祭』予告編

 

 

往年の名優市川雷蔵の出演作品を一挙上映する「市川雷蔵祭」が8月23日から角川シネマ有楽町で開催される。市川雷蔵の映画祭は毎年開催されている気がするけど、今年は没後50年の特別企画となっているらしい。



市川雷蔵(Wikipedia)は、生後6ヶ月で伯父である市川九團次の養子となり、歌舞伎役者として15歳で初舞台を踏んだ。1941年には市川寿海の養子となり市川雷蔵を名乗る。寿海の方針もあり大きな役がつかなかった雷蔵は、1954年に映画界に転身した。



そこから1969年に37歳で亡くなるまでの15年間に、『眠狂四郎』シリーズ、『忍びの者』シリーズなどの時代劇はもちろん、『炎上』『陸軍中野学校』シリーズなどの現代劇など、シリアスからコメディまで幅広く出演。出演作品は160本を超える😲  1年に10本以上の映画に出演したということになる。そりゃ体も壊すわ😣💦



20年くらい前に自分の中で市川雷蔵ブームが起きた。きっかけは会社の嘱託社員のおじさまに教えてもらったことから。テレビ放送があるとせっせと録画して、かなりの本数の映画を持っていたのだけど、すべてVHSで再生できるプレーヤーも壊れてしまったので、泣く泣く処分してしまった😢



radikoで聴いてる「伊集院光とらじおと」の"プレゼンと"のコーナーで二週に渡って特集。プレゼンターの河野かずお氏はすっかり雷蔵ファンになってしまい、二週間で24本見てしまったのだとか! 現代の男性が見ても惚れてしまう魅力があるってことだね😳



スケジュール的に見れる本数は限られているし、見たことある作品も多い。でも、今年はなんとか参加しようと考えている。前述の河野かずお氏が推薦していた『炎上』は絶対見たいと思っている。あと狙っているのは『切られ与三郎』と『弁天小僧』



ということで、前置きが長いけど予告動画を貼っておきます😌

 

『市川雷蔵祭』予告編

コメント (2)
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