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【Googleのロゴ】ジョアキーノ・ロッシーニ生誕220年

2012-02-29 20:20:11 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!


どうしてカエル?

ジョアキーノ・ロッシーニ生誕220年!

ロッシーニは知ってる! でも、一応調べた(笑)
閏年生まれなのねぇ・・・

ジョアキーノ・アントーニオ・ロッシーニはイタリアの作曲家。
生涯39のオペラを作曲したが、
作曲活動をしていたのはわずか20年で、
最盛期には1年で3~4本のオペラを作曲していたらしい!
(´゚Д゚`)ンマッ!! スゴイ・・・

代表作は「セビリアの理髪師」「ウィリアム・テル」
偉大な作曲家としてだけでなく、美食家としても有名なのだそう。
詳しくはWikipediaへ

Buon Compleanno!



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【cinema news】第84回アカデミー賞授賞式 @ WOWOW

2012-02-28 00:00:00 | cinema news
アカデミー賞見てますけどね!セットがアールデコで素敵☆ #eiga #wowow Posted at 09:58 PM



日本時間2月27日に開催された第84回アカデミー賞授賞式。お昼にチェックしたらtwitterのTLはほぼこの話題だった(笑) 今年も会場はLA コダック・シアター。セットがアールデコで素敵★ 司会はビリー・クリスタル。老けたね・・・ おもしろいかは個人差があると思うけど、さすがの安定感。

全ての賞は映画関連サイトや、映画ブロガーさんたちのblogで紹介されているかと思うので、とりあえずは自分のtweetに合わせて受賞した賞を紹介して、コメントを載せようかな・・・ あとは、主要な賞を追記しときます!

クリストファー・プラマー82歳で初助演男優賞受賞!史上最年長!おめでとうございます(涙) Posted at 10:18 PM



助演男優賞は82歳のクリストファー・プラマー! 『人生はビギナーズ』での受賞。『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』でノミネートされたマックス・フォン・シドーとの82歳対決も(自分の中で)話題だったけど、前評判どおりクリストファー・プラマーに決定。82歳で初受賞かぁ・・・ 感慨深いものがある・・・ おめでとうございます

ペネロペ色っぽい(☆∀☆) Posted at 10:27 PM



賞とは全く関係ありませんが、プレゼンターとして登場したペネロペ・クルス。この日は夫のハビエル・バルデム同伴での授賞式参加とのこと。ブルーグレーのシフォン・ドレスが素敵。浅黒い肌で、出産経験したからか、より女っぽくなって色っぽい!

ウィル・フェレルー!! Posted at 10:29 PM



まぁ、こちらも賞とは関係ないけど、『ハングオーバー』の人とプレゼンターを務めたウィル・フェレル。おそろいの白のタキシード姿で、シンバルを鳴らしながら登場! 受賞者にオスカー像を手渡す時にはシンバルを落とすなどのギャグを真顔で披露(笑) この落とすタイミングが絶妙! こういうのを芸っていうんだよねぇ・・・

この2人もよかった! 『アイアンマン』コンビ ロバート・ダウニーJr & グウィネス・パルトロウ




アンジーのこのポーズは?!Σ(゚ロ゚ノ)ノ Posted at 10:33 PM
アンジー… 痩せすぎ… どうした? Posted at 10:35 PM



こちらもプレゼンターとして登場したアンジェリーナ・ジョリー。このポーズね(笑) これが出来るということがハリウッド・スターたるゆえんなんだと思うけれど、やっぱりこれちょっとおもしろいね( ・´ー・`) なんでも、twitterでは"アンジェリーナ・ジョリーの脚"というアカウントが出現! 20,000人を超えるフォロワーがついたとか(笑)

こんなこともされちゃったしね・・・


で、ポーズと共に話題になっているのが、tweetにもある激ヤセぶり・・・ どうしたんだろう?

ジャン・デュジャルダン… 舌噛みそう(笑)すでに涙目… Posted at 11:11 PM



よく考えると、受賞者や受賞作品についてほとんどtweetしてないね(笑) ということで、主演男優賞受賞のジャン・デュジャルダン! 個人的に今一番見たい映画『アーティスト』での受賞! プレゼンターのナタリー・ポートマンから紹介されている時点ですでに涙目・・・ おめでとうございます

主な受賞作品・受賞者

作品賞:『アーティスト』
監督賞:ミシェル・アザナヴィシウス(『アーティスト』)
主演女優賞:メリル・ストリープ(『マーガレット・サッチャー 鉄の女』)
助演女優賞:オクタビア・スペンサー(『ヘルプ 心がつなぐストーリー』)



・・・授賞式観覧中に見たくなった作品・・・
『裏切りのサーカス』ゲイリー・オールドマンとキリアン・マーフィー出てるのね!見る! #eiga Posted at 11:12 PM



作品内容は全く不明だけど、ゲイリー・オールドマンとキリアン・マーフィー出てるなら見たい! ゲイリー・オールドマン主演男優賞ノミネート作品!

と、書いちゃいましたけど・・・ チラシ画像探してみたら、これベネディクト・カンバーバッチだった!!(*pωq*) BBCの現代版シャーロック・ホームズ「SHERLOCK」の人ね! これは見たい見たい!!

★4月21日公開
『裏切りのサーカス』Official site

あ!もちろん『アーティスト』も! #eiga Posted at 11:14 PM



これは監督来日試写会に応募した! 当たりたい!(人'д`o)

★4月7日公開
『アーティスト』Official site

『ヘルプ』も試写会応募した!これは見たい!当たりたい! #eiga Posted at 11:27 PM

チラシ見つからない・・・

オクタビア・スペンサーが助演女優賞受賞! 作品賞ノミネート作品! ノミネートされる前から気になってた作品。これshowbizで紹介されてたんじゃないかなぁ・・・ ずいぶん前に見た覚えがある。公開遅すぎるよねぇ・・・

★3月31日公開
『ヘルプ 心がつなぐストーリー』Official site

http://twitter.com/maru_a_gogo


コメント (6)
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【play】「オペラ座の怪人」@電通四季劇場海

2012-02-25 00:00:00 | play
四季劇場の中、全然電波入らなくてツイできなかった… 先週オススメされたキャスト高井ファントム&佐野ラウルだったー☆ http://t.co/hvVbFnmL #pikubo Posted at 11:24 PM



先日のオフ会で、ちょうどその日鑑賞されたお2人が、高井治 VS 佐野正幸のファントム経験者同士の対決が熱かった! しかも、高井ファントムにはRamin効果で感情表現が豊かになった気がするとのこと! ものすごく気になった・・・ その後、twitterでも盛り上がり、勢いでチケ買ってしまった(笑)

最近の当blogの記事といえば、『オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン』の話題ばかりだけど、実はそもそも「オペラ座の怪人」が好きになったきっかけは劇団四季の公演から。WEやBWと違い、1~2年のロングランの後、各地でロングラン公演を行うため、戻ってくるたび見ていた。でも、いつも何か物足りなかった・・・ 約10年前に赤坂ミュージカル劇場(現ACTシアター)で見た際、A列の最前列だったけど、S席がビックリするくらいガラガラで、閑散とした状態での観劇だった。つまり、自分の前がほとんど空席だった。

キャストの方々はもちろん手を抜くことなく、素晴らしい演技をしてくれたのだけれど、そもそもの四季版のこの作品の演出が感情を抑え気味だったため、その距離感も作用して感情移入しにくく、1つ1つの場面が"型"という感じがしてしまった。歌舞伎を通り越して能のイメージ・・・ この時にはそこまで考えなかったし、腑に落ちてもいなかったのだけど、多分この演出が苦手だったんだと思う。ごめんなさい! あくまで個人的な好みです!

思えば、この公演から「オペラ座の怪人」熱は冷めていった気がする。自分がこの作品に求めていたイメージがどこまで形になっていたかは微妙だけど・・・ 期待したシューマッカー版の映画も自分は満足できなかった。これもあくまで個人的な感想。映画ファンの方ごめんなさい

で、昨年POTO25に出会った! WE版やBW版を何度もご覧になった方々によると、この公演は本公演とは演出が違っていて、別モノであるとのことだけれど、ほとんどの記憶が四季版で、しかもその記憶もおぼろげになってきた自分にとって、この公演はまさにキタ━━━(゚∀゚)━━━!! という感じだった。特にRaminとSierraのPOTO、MOTN、PONR! 全てが自分が求めていたファントム&クリスティーヌだった! これもあくまで個人的な意見・・・

なので、正直とっても不安だった・・・ チケット取った後も・・・

この席、天使像のファントム全く見えなかった(涙)高井さん声量スゴイ!いい声!高井ファントムには日本の… 妖怪… 違うな… 日本のクリーチャーの悲しみが感じられた。佐野ラウルかっこよかった! http://t.co/NvrS5R5D #pikubo Posted at 11:28 PM



tweetにもあるとおり、高井さんの声量、声の厚み、美しさ、朗々とした歌唱。素晴らしかった! 高井ファントムを見たのは初めてだったので、Ramin効果が出ていたのかは不明だけど、感情表現も豊かだったと思う。tweetにも書いたけれど、高井ファントムには日本の妖怪というか、クリーチャーを感じた。自分でもよく分らないけれど、地下でファントム・フェイスで佇む高井ファントムを見て、唐突に"耳なし芳一"という言葉が頭に浮かんだ(笑) 小泉八雲の「怪談」の・・・ 芳一自身は妖怪ではないけれど、そういう切なさや悲しさ、そして暗さを抱えた日本の怪談を思わせる。やっぱり日本人なんだなと思った。そういう部分も面白かった。

佐野さんのラウルはとってもノーブル。品があって、クリスティーヌを愛する紳士。実年齢をお聞きしてビックリしたけれど、身のこなしが美しく若々しい。全く気を抜いたところがなく、全てに神経が行き届いている。細過ぎる気もするけれど、背が高く姿勢がいいので見栄えがする。

で、ここからは正直に書きます! クリスティーヌの高木さんは歌は良いのですが、終始無表情で感情のないお人形さんの印象。どうやらこれは四季版演出の伝統らしいけど、以前見たクリスティーヌはもう少し感情表現していたような・・・ まぁ、いつも弱いと思っていたので、そういう演出だったとは思うけれど。あと、高木さんはポワントでは立てないようで、トウシューズではなくバレエシューズだったのが、個人的にちょっと残念 クリスティーヌはバレエ・ダンサーでもあるので・・・ もちろん、歌や演技が重要なので、冒頭のわずかなシーンでポワントで立てないからといって、演じる資格なしとまでは思わないけれど(笑) 全体的にお人形クリスティーヌに徹していたので、四季版演出がそうなのであれば、演出に忠実に演技されているので、素晴らしいと思うけれど、個人的にはお人形演出はやっぱり物足りなく感じた。

劇団四季の発声法はセリフの1つ1つがきちんと聞き取れて素晴らしいけれど、やっぱり"型"という気がしてしまう。全体的に感情を押さえいる印象で、例えば支配人を演じたお2人は背が高くてスタイルがよく、容姿も素敵だったので、その個性を生かした演出や演技をしてもいいように思うけれど、そうはしていなく淡々とセリフを言っている印象。イヤ、下手なのではなくて上手いんです! セリフはきちんと聞こえるし、歌も上手い。でも、淡々としている・・・ そういう演出だから。そもそも、スター制を取らないので、誰が演じても大きく変わらないというところを目指しているのもあるのでしょう。一応、この場面ではこの動きというのは全世界共通で、勝手に変えてはいけないのだろうけれど、四季版は感情を押さえた演出ということなのかな。例えば同じく去年見た「CATS」では、そんな印象はなかったので、おそらくこの作品は意図的にそうしているのだと思う。勝手な憶測だけど・・・

あと、PONRの両腕バーンは四季はやってないんだね・・・ これは何で入れてないのかな? YTでWE版のGina Beck & JOJもやってたから、WEはやってるんだよね? これは入れないと・・・ だって、コレそういう意味だよね? 個人的にコレはかなり残念だった(涙)

RaminやSierraをはじめとしたキャストたちの演技も、RAHの大きさに合わせたものだろうし、あのテンションも3公演だからだろうと思うので、劇場の大きさや毎日公演していることを考えれば、単純にバレエ・ダンサーの数だけとっても、POTO25の豪華絢爛さと比べてしまうのは間違っているのは分っている。そして、私は多分あの公演の映像を見過ぎだと思う。それを差し引いて考えても、やっぱり個人的にこの"型"という感じの演出は苦手かも・・・ 別モノとして楽しむところまで至らず・・・ 多分、頭が固いんだと思う。ごめんなさい! キャストの方々や四季版演出がダメだと言っているわけではなく、個人的に合わなかったというだけです! 気を悪くされた方がいらしたらごめんなさい

あと1つ単純な疑問として、10列目の右端で見たけどtweetにもあるとおり、天使像の怪人が全く見えなかった。これはA席なので見えない部分があっても仕方ないと思うけど、2つ隣の席はS席だったけど見えたのかな? 個人的に見えないように感じたので、S席でそれはどうかと思ったんだけど・・・ まぁ、余計な心配(笑)

オペラ座の怪人|劇団四季


http://twitter.com/maru_a_gogo


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【cinema】『ヤング≒アダルト』(試写会)

2012-02-24 01:06:47 | cinema
'12.02.13 『ヤング≒アダルト』(試写会)@パラマウント試写室

migちゃんのお誘い。自分でも応募したけどハズレ シャーリーズ・セロン好きだから見たかった! ありがとう(人’▽`)

この日はパラマウント試写室での女性限定試写会ということで、上映後、伊藤さとりさんの司会でゲスト(お名前を失念)を招いてのトークセッションがあった。時間の都合で途中で失礼してしまった。ごめんなさい・・・

*ネタバレありです!

「人気ドラマのゴーストライターをしているメイビス。30代バツイチ彼氏なし。しかも番組は打切り。そんな時届いたのは、人生で最も輝いていた頃つき合っていたバディからのメール。彼と結ばれる運命だと思い込んだメイビスは・・・」という話。これはおもしろかった! シャーリーズが演じるのは勘違いでイタイ女というのは知っていたので、その辺りは楽しみつつ、共感したり反省したり(笑) でも、見終わってふと考えてみたら、表面はコミカルだけど意外とテーマは深いのではないかと思った。

冒頭からメイビスのダメっぷりがスゴイ(笑) メイクも残った寝ぼけ顔でダラダラ起き出し、飼い犬にエサ。いつもエサをあげているらしいベランダには、ドッグフード・パックの残骸が山積み・・・ 部屋はワイドショーなどで見るゴミ部屋とまではいかないけど、だらしなく散らかっている。メイビスの人となりそのままの部屋。きちんとしていればゴージャスなのに、どこかだらしがない。まぁでも、毎日普通に働いていると、いろいろ疲れるから部屋がこんな状況になっちゃう日もあったりする・・・ 散らかしちゃうと後が大変だから、なるべくそうしないようにはしているけど、どうにもならない一角があったり(笑) その辺りは反省・・・ でも、いくらプリンターのインク・カートリッジがないからって、ツバたらしてインク湿らすとか絶対しない!(笑)

バディが送ってきたのは子供が生まれましたメール。地元に残り同級生と結婚したバディは、ご丁寧に赤ちゃんの写真添付して送ってきた。前述のインク・カートリッジのシーンはココ。いくら、地元で同級生と結婚したからって、元カノに写真添付してメールするかねと思うけど、メイビスは何故かこのメールは彼からのヨリを戻したいというメッセージだと思い込む。まぁ、この辺りがイタイってことだと思うけど、演じているのがシャーリーズなので、あながちなくはないかと思ってしまう。

で、結局ミニ(シャーリーズ & ミニといえば『ミニミニ大作戦』!好き)に乗り込んで、音楽ガンガンかけて地元へ帰る! 思い込んだらまっしぐらなこういうバカ行動ってなんなんだろう(笑) イヤ、人生の中でたまーにあるじゃない、バカ行動(o´ェ`o)ゞ 新聞の悩み相談読むと、わりと年配の方が急に昔の彼氏を思い出して、会ってみたいと思っているという投稿って意外に多い。まぁ、それをバカ行動といってしまっては失礼だけど、第三者目線ならば回答者と同じく、美しい思い出はそのままにしておきましょうと思うけれど、当人にとっては切実なのでしょう。そしてきっと、回答者のおっしゃるとおり、現実が辛いもしくは満足できなくて、一番自分が輝いていた頃を取り戻したいと思っているのでしょう。もちろんメイビスもそうなんだと思う。

すごくおもしろかったのは、まず地元のモーテルにチェックイン。この時点ではノーメイク、キティT、スウェット上下という力の入ってないいでたち。シャーリーズなので、それでも全然美人だけど・・・ で、部屋でメイクしたりネイルサロンに行ったり、いろいろやってゴージャス美女完成! その変身していく過程を細かいカット割りで見せるんだけど、これが楽しい♪ 女子なら絶対わくわくする。でも、この変身シーン、たしか3回出てくるけど、だんだん痛々しくなってくる。最初は勘違いとはいえ、希望に胸膨らませての戦闘モードだけど、最後は自分でもみじめなの分ってるし、別の意味での戦闘モード。っていうか、もう戦地に赴いちゃってるし・・・ この辺りの見せ方が上手い。

で、戦闘モードで出掛け、さり気ない様子でバディを呼び出すも、子育て中の彼が急に出てこれるはずもなく玉砕。バーへ入り、一人カウンターで飲んでいたら、偶然同級生のマットに遭遇。小太りでイケていない彼のことを全く思い出せないメイビス。実はマットは高校時代に壮絶なイジメにあっていて、ニュースになるくらいの事件に発展、それが原因で障害者になってしまった。何ということ・・・ 彼はその事をもちろん忘れられないし、やはりどこか卑屈になってしまっている部分はあるけれど、自分の身の丈を知っていて、メイビスにもバディの幸せを壊すのはよくないと諭す。イケメン彼氏の外見に惑わされて失恋したあげく、求めていた理想の彼氏は外見はイケていないけど、自分の全てを受け入れてくれる人でしたという、お決まりパターンなのかなと思ったらそうじゃなかった。マットはメイビスに憧れていたと思うし、今は友人として好きだと思うけど、恋をしてはいなかったと思うし、メイビスは確かにあの時、自分を受け入れてくれる人を求めたけれど、マットを男としては見ていない。それは別にマットがイケてないからじゃないし、メイビスがイタイ女だからでもない。まぁ、でもそういうカップルっていうのもアリだとは思うけれど。この関係は良かったと思う。

バディは元イケメンで、若干オッサンになってきているけれど、今でも同世代の中では、そこそこイケてる方でしょう。でも、普通の人。彼がメイビスと会うために指定してきたのはファミレスみたいなお店。メイビスが思い描いたバーでのシャレた会話じゃない。つまり彼は家庭を持った夫であり父親であるということ。メイビスが幻想を抱いていただけ。実際の彼は田舎では美しい妻と、生まれたばかりの娘と普通に暮らしている30代の元イケメン。それが彼の人生であり彼の幸せ。ゴージャス美女との都会的な暮らしを望んではいないということ。実際には、結婚して子供を生むということを"普通のこと"だと思っていて、自分がそれを出来ずにいることにコンプレックスを持っているメイビスだけど、彼と田舎で暮らすという生活は向いてないと思う・・・ だって彼女が選んだ戦闘モードのメイクや服装は、このタイプの男性が求める女性のものではないと思うし(笑)

うーん。これを書いていいのか悩むけれど、この作品を見て感じたことは、やっぱり大なり小なり、集団社会ではピラミッド型の人間関係の構図ができるということ。これは動物でもそうだと思うので、集団で生きるにはリーダーがいて、サブリーダーがいて・・・ という構造を取ると、統率が取りやすいということなんだと思う。それは分る。だから集団行動を取る動物には、人間を含めてそうプログラミングされいてるのかも。勝手に思っただけで、全く調べてないので何の根拠もないけど(笑) で、ハイスクール・クィーンだったメイビスは、イケてる人ピラミッド型人間関係の頂点にいた。多分、バディも頂点、バディの妻とそのバンド仲間は中間もしくは、中間よりやや上。こんな言い方は何だけれどマットは底辺。もちろんマットが頂点にくるピラミッド型も存在するけど、残念ながらハイスクールという狭い社会では、(外見が)イケてるかイケてないかという単純で分りやすいピラミッド型が主流。そして、このピラミッド型は差別を生みやすい。事実、マットはいじめにあってしまったし、バンド仲間が戻って来たメイビスに向ける「女王気取りのビッチ女」という発言や視線は、確かに当たっている側面はあるものの、やっぱりコンプレックスであり妬みだと思うし。

話が少しそれるけど、以前、たしかお笑い芸人の方(どなたかは失念)が、自分が中学生の頃所属していた野球部は市内でも強く、同級生はすごいピッチャーで野球推薦で高校に入った。でも、レギュラーにはなれなかった。その高校は結局、甲子園には出場できず、県から出場したチームからプロ野球選手は出なかった。だから、プロ野球の選手になるということはスゴイことなのだという話をされていた。ちょっと脳内で変換されている部分はあると思うけど、大体の主旨は合ってると思う。ハイスクール・クィーンで文才もあったメイビス。でも、そういう人たちが集まってくる都会では、ピラミッド型の頂点に行くのは大変なこと。"鶏頭となる者、牛後となるなかれ"ということわざもあるけど、鶏頭じゃない! 牛頭を目指す! と思っているのであれば、牛後であえいでいたとしても、それはその人の人生だと思う。

よせばいいのに、バディの赤ちゃんの誕生パーティーに出掛け、彼に言い寄りこっぴどくふられてプライドボロボロ・・・ お酒をあおってとうとう爆発! 醜態を晒して周囲は迷惑顔・・・ 確かに、このメイビスはヒドイけど、彼女がここで暴露した過去が本当ならかわいそう ここでのバディの対応が、いかにもよくある男性の対応って感じで(#・∀・)ムカッ!! 自分だけ被害者で急にいい人になるのはズルイよね! 「本当は招待などしたくなかったけど、妻が友達のいないメイビスがかわいそうというので、嫌々招いた」とおっしゃいますけど、悪いのは全部メイビスなの? 確かに勝手に勘違いしたのはメイビスだけど、何故急にメールなんか送ったの? この状況で彼女をさらに落とすのは大人の対応じゃないし、自分の夫に気があることが明白な女性を、妻がパーティーに呼ぶのは宣戦布告だと気づかない? 言い寄られて迷惑したなら、いくら妻に言われてもキッパリ断るべきでは? あなたの妻は"優しくてかわいいオレの嫁"ではなくて、しっかり"女"であって、家庭という自分の居場所を守ったのだけど・・・ まぁ、バディはメイビスが必死で追い求めていた男性ではなかったということなのでしょう。

と、いろいろツラツラ書いてきた人間の業みたいな部分を、笑わせつつサラリと見せるのが上手い。テーマは意外に深い。とっても共感してしまったのは、傷ついてしまったメイビスがマットの家に泊まってしまい、彼女に憧れるマットの妹に語る「みんな普通の幸せを簡単に手に入れているのに」というセリフ。この場合の普通の幸せというのは、結婚して子供を生むということ。いくら女性の社会進出が進み、生き方が多様化しても、子供を生めるリミットがある以上、リミットが近づくと一度は考えるテーマなんじゃないかと思う。結婚したから、子供を生んだから、家庭を持ったから幸せっていうことではないし、どんな状況でも幸せになるのは"自分"だし。でもねぇ・・・ メイビスはマットの妹と話しているうち、自分の居場所や幸せはここにはないことを悟り、また都会に戻る決心をする。一緒に行きたいという妹に、あなたの居場所はココだと言う。うーん。( ̄― ̄)ニヤリ

キャストは良かった! ちょっと太ってきた元イケメンのパトリック・ウィルソンは、登場時にはメイビスには理想的に見えつつ、見ている側にはそんなにいいかな?と思わせる。普通の"幸せな家庭を築くオレ"キャラをきちんと演じていた。メイビス暴走シーンでの発言は見ている側をムカつかせて正解だと思うので、その辺りも良かった。マットのパットン・オズワルドは、過去の辛い経験から、やや屈折しているところも見せつつ、唯一まともなことをメイビスに言ってくれるキャラを好演。妻役の人も良かった。こういう人がこの映画で言われているところの"普通の幸せ"を掴むんだと思う。ただし、ちゃんと闘っているので本当は強いけど(笑) 何と言っても、シャーリーズ・セロン! どんなにヒドイ状態の時でも美女! この役、文句なく美女のシャーリーズだからこその説得力がある。イタイ女ではあるけれど、どこか共感してしまう。やっぱりシャーリーズは演技上手い! キティちゃんTシャツが意外と似合う

意外に根深い人間の業みたいなところを軽いタッチで見せる。なので重くなったり、イヤな気になったりせずに見れる。単純にイタイ女の話としても楽しく見れると思う。

30代以上の独身女子オススメ! でも、男性にも見て欲しい・・・

『ヤング≒アダルト』Official site


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【Agatha】02.22(にゃんにゃんにゃん)の日のアガサ

2012-02-23 00:00:00 | Agatha
【Agatha】02.22(にゃんにゃんにゃん)の日のアガサ


今日は2月22日にゃんにゃんにゃんで猫の日かー☆帰ったらアガサとハグする♪ Posted at 08:37 AM

2月22日は"にゃんにゃんにゃん"ってことで、猫の日なのだそうな。猫の日だから、特別な何かがあるのかは不明・・・ まぁ、いいか(笑) とうことで、宣言どおり帰ってからアガサをハグして写真を撮った

【猫の日のアガサ】2.22 にゃんにゃんにゃんの日のアガサ 美人に撮れたうれしいo(^-^)o http://t.co/we888ymr #pikubo Posted at 10:38 PM





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【Googleのロゴ】ハインリッヒ・ヘルツ生誕155周年

2012-02-22 12:11:13 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!


アニメーションだけど、Googleの文字にはならず・・・

ハインリッヒ・ヘルツ生誕155周年!
すみません・・・ どなたでしょう?

ハインリッヒ・ルドルフ・ヘルツ氏は、
1888年に電磁波の放射の存在を、
それを生成・検出する機械の構築によって初めて実証した。
との事です(笑)

詳しくはWikipediaへ!!

ラジオとかのHz(ヘルツ)のヘルツさんってことかしら?

Alles Gute zum Geburtstag!



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【cinema】『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(試写会)

2012-02-21 02:01:56 | cinema
'12.02.10 『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(試写会)@よみうりホール

rose_chocolatさんのお誘い。自分でも応募したけどハズレ 見たかったのでうれしい♪ ありがとうございました!

*ネタバレありです!

「9.11で父親を亡くしたオスカー。ある日、父のクローゼットから古い鍵を見つける。鍵が入っていた封筒には"Black"の文字。鍵にはきっとピッタリの鍵穴があるはず! オスカーはNew York中のBlackさんの中から、鍵穴を知る人物を探し始める・・・」という話。これは良かった。ジョナサン・サフラン・フォアの同名小説の映画化。原作は未読。どのくらい原作に忠実なのか不明だけど。とにかくオスカーが健気で泣けた。

実は、この作品の脚本家エリック・ロスとは何となく合わないものを感じていた。といっても見たのは『フォレスト・ガンプ』と『ベンジャミン・バトン』だけなので、一概には言えないのだけど、障害を持つ主人公が明るく健気に生きる姿や、彼らを温かく見守る人々を、おとぎ話的に描きつつ、反戦などの社会的メッセージを絡めてくる感じが、なんとなくあざとく感じてしまって・・・ 嫌な感じの人は出てきても、基本的にはいい人しか出てこないキレイなまとまり方も・・・ うーん。ごめんなさい 悪い人に出てきて欲しいわけじゃないし、おとぎ話的語り口も嫌いじゃない。軽いタッチで社会的メッセージや重いテーマを語る作品も好き。でも、何となく優等生っぽいというか・・・ 上手いし、見ている間は楽しいし、感動もしている。決して嫌いなわけじゃない。2時間超の作品も飽きることなく見れる。でも、あまり心に残らない・・・ とにかく、何となく合わないとしか言いようが無く、本当にこれはあくまで個人的な好みの問題。なので、決して前述の2作品がダメなわけでも、彼の脚本がダメと言っているわけでもありません! で、つらつら何が言いたいかといえば、今作はとても良かったということ。

今作の主人公オスカーは、頭は良いけど、人とコミュニケーションを取るのが苦手。アスペルガー症候群の検査を受けたことがあり、不確定と診断されたとのこと。アスペルガー症候群については、『モーツァルトとクジラ』『親愛なるきみへ』でも少し触れたと思うけど、「知的障害のない自閉症」と言われることが多い。主にコミュニケーションに問題があるが、知能が高く、ある分野に突出した才能を発揮する場合もあるらしい。でも、医学的には未整理である部分が多いのだそう。とっても難しいので詳しくはWikipediaで!(笑) オスカーは不確定。不確定とはその可能性があるのか、ないのか・・・ ただ、彼が人とコミュニケーションを取るのが苦手であることは、生前の父親がとても心配していて、New Yorkにかつて存在した第6区探しゲームをさせることにより、人とコミュニケーションと取るようにさせていたことから、事故によるトラウマだけではないことが分る。この探検ごっこがとてもよく考えられていて、少年が夢中になるのがよく分る。見ている側も本当に第6区が存在したんじゃないかと思ってしまう(笑)

このエピソードについては、オスカーがクローゼットで鍵を見つけた時、父の残した新たな謎だと思い込む伏線になっているし、彼がBlackさんを探す行為を冒険としてとらえていることに説得力がある。彼はこの冒険を楽しみたいと思っているわけではないけど、自分に与えられたタスクだと思っているのではないだろうか・・・ もちろん、やり遂げても父親が戻って来ないことは分っていると思うけれど。彼がアスペルガー症候群であるかどうかは別として、感受性が強過ぎるのは確か。感受性が強いと美しいものをたくさん見ることが出来るけれど、反面見たくないものも見てしまう。大人になって自分の感情を上手く出せるようになると、少し楽になるけど、自分の中に湧き上がった感情や思考が、自分でもコントロールできない子供の頃は、実は結構辛い 自分の中では思っていることがたくさんあって、ちゃんと全部分っているのに、言葉を知らないから、自分の思いを上手く伝えられず誤解されてしまう・・・ まぁ、子供の頃は誰でもそういう部分はあると思うのだけど、またちょっと違う。自分を例に取るとなんだかいやらしいけれど、実はblogを書くようになってすごく楽しくて、人ともコミュニケーションが取りやすくなったような気がする。と、書くと大げさで、何だか作家気取りみたいだけど、こんな拙いblogでも自分の思ったことを書くというのは、感じたことを整理できるし、それがどうすれば人に伝わるか一生懸命考えることは、実生活でコミュニケーションを取ることに役立っている気もする。って、自分のことはいいですね・・・(o´ェ`o)ゞ

オスカーはBlackさんを探す計画に夢中になる。子供の頃って基地を作ってみたり、自分ルールを作ったりするの好きだけど、オスカーはそれがハンパない! 徹夜でNew York中のBlackさんをピックアップ。地区ごとに分類。地図に印をつけて、1日で何件周るかペース配分を考える。正確な数は忘れちゃったけど450件近くあったんじゃないかな・・・ 1人1人カードにして分類したりして楽しい! こういう細かい作業好き 途中でキーッてなっちゃったりするけど(笑) とにかく、オスカーのこの準備作業がポップでかわいい! いくらオスカーが頭が良くても、クォリティー高過ぎでしょと思うけど、見ていて楽しいのでOK。納戸の秘密の部屋も好きだった。こういう感覚分る。自分で考えてしっかり荷造りして、リュック背負って出掛ける姿が、甥っ子1号(7歳)に重なっちゃって・・・ そう・・・ 書こうか迷ったんだけど、オスカーと甥っ子1号は似てる。もちろん甥っ子1号はアスペルガー症候群ではないけれど、やっぱり感受性が強過ぎるタイプで、自分の感情を持て余すところがある。オスカーのようにタンバリンで心を落ち着けなければならないというようなことはないけど、自分の思いが上手く伝えられないから「僕なんか・・・」ってなっている姿が見ていて辛い でも、自分で乗り越えないとね・・・ 最近あまりしないけど、こういう分類とか好きでよくしてた。何十冊も本を出版したり(笑) 自分のベッドを秘密基地にしたり。記憶力がすごくて1度見ただけで、完璧にお墓描いたりしてた。もちろんクォリティーは高くないけど・・・ また話がそれた(笑)

オスカーは初めての訪問で、ある黒人女性と出会う。彼女は精一杯優しく対応してくれるけど、今まさに夫が家を出て行こうとしている。彼女と夫は後に重要な役割を担い、オスカーも彼らに重要な影響を与える。こういうことがコミュニケーションの醍醐味なのでしょう。オスカーのBlackさん訪問の旅は、時々失敗もあるけど概ね好意をもって迎えられる。実は密かにあるミッションが進行していて、感動エピソードではあるのだけど、いつの間にっていう気がしないでもない(笑) ネタばらしは後ほど行われるので、この時点では見ている側も何も知らない。オスカーは「9.11で父親を亡くして・・・」と自己紹介するので、こんな言い方はどうかと思うけれど、ある種のキーワード的な感じなのかもしれない。当時、直接テロの被害に合っていなくても、アメリカ国民が悲しみを分かちあっていたのだと思う。だから、オスカーがそう自己紹介するたび、ハグしてくれる彼らの姿に説得力がある。

9.11については、ワールド・トレード・センターに偶然居合わせてしまった父からの留守番電話と、自分のオフィス・ビルの窓から夫の居るWTCを見守ることしか出来ない母の姿、そしてテレビのニュース映像で見せる。これは9.11そのものを描くのではなく、偶然そこに居合わせてしまったために、被害者となった家族の話。死を覚悟した父親が一番辛かったとは思うけれど、大切な人がそこに居ると分っているのに、何もできずにいた家族も辛い・・・ 何もできなかったのは仕方のないこと、でも自分を責めてしまうのだろうな・・・ 父親からの留守番電話は6回。6回目を聞いたのはオスカーだけ。これは辛かった・・・ 彼には勇気が足りなかったかもしれない。でも、誰も彼を責められない。あの日、こんな思いをした子供達は他にもたくさんいたかもしれない。テロ実行犯も、指示した人物も、犠牲者や彼らの家族の顔も知らない。やり切れない・・・ 9.11のこと自体の善悪は声高に語ってはいない。だから余計に響いてくる。この描き方は良かったと思う。

で、もう一人重要な人物が登場する。オスカーの向かいのマンションに住む祖母の家の間借人。彼は過去のある出来事により失語症になってしまった老人。偏屈だから気をつけてと言われて怖がるオスカー。オスカーと祖母との距離感も良かった。オスカーのベッドから祖母のベッドが見える。電話で話したり、光で合図したりカワイイ。どうしても祖母が起きてくれなかった夜、間借人から光のコンタクト。間借人を訪ねて筆談。間借人は一緒に鍵穴を探そうと言ってくる。この時点で見ている側には間借人が誰なのか分る。2人の感じがまた・・・ 自分の父親は口ベタで感情表現の下手な人だった。決して怖い人でも癇癪持ちでもなかったので、上手く愛情表現出来ず威張ってしまう日本オヤジではなかったけれど。愛情表現はとんでもなく下手だった。間借人とオスカーの姿が、甥っ子1号と自分の父親に重なる。時にコミカルに描かれる感受性豊か過ぎるオスカーのルールや、感情表現に戸惑う間借人。おかしくもあり切ない。オスカーもすぐに間借人の正体に気づく。その気づき方もいい。オスカーはある日、留守番電話の6回目を間借人に聞かせようとする。一緒に受け止めて欲しかったから・・・ でも、間借人には受け止めきれない。ここの2人の演技は素晴らしい!

オスカー最大の傷。6回目の留守番電話は意外な人物が受け止めることになる。これも良かったと思う。同じ痛みを抱えている家族だと、お互い辛過ぎて受止めきれないかもしれない。でも、第三者ならば受け止められるし、それが自身の癒しとなることもある。この辺りちょっとおとぎ話的ではあるけれど、オスカーの鍵は、持ち主の鍵を開けたし、オスカー自身の鍵も開けた。そして、彼自身を受け止めてくれる存在に気づく。心を開けばコミュニケーションを取ることはそんなに難しいことじゃない。

キャストが豪華。父親にトム・ハンクス。実はエリック・ロスとほぼ同じ理由でちょっと苦手。上手いので感動するけど、ちょっと優等生っぽい感じで・・・ この映画もトム・ハンクスがもっと前面に出てたら、個人的に印象違ったかも。ごめんなさい あくまで個人的な好みです! でも、この映画の登場の割合はすごく良かった。少ない出番ながらも、しっかり印象を残す。父親がちゃんと自分を見てくれている、愛してくれていることがオスカーに伝わってる感じ。やっぱり上手い!(←フォローじゃなく本心) 母親のサンドラ・ブロックも良かった。自身も傷を抱えていること、夫とオスカーとの結びつきなど、彼女自身がオスカーに接することに臆病になっている感じが伝わってきた。前半ちょっとかわいそうだけど、後半感動エピソードが! ちょっと盛り過ぎな気もするけど、サンドラなら出来る気がする(笑) ジェフリー・ライトも良かった。彼になら話せちゃう気持ち分る。間借人のマックス・フォン・シドーが素晴らしい! 失語症の役なので一言も話さない。なのにちゃんと感情が伝わってくる。愛情表現が下手過ぎて、かわいくてしかたがないのに表現できない・・・ 大げさな表情をするわけではなく、むしろ無表情なのに全部伝わる。イヤ、もう画面に居るだけでスゴイ存在感はさすが! 素晴らしい!

でも、この映画は何と言ってもオスカーのトーマス・ホーンくん! 実はクイズ番組に出演していたところをプロデューサーに発見されたそうで、何と演技は初めて。初めてでこの演技はスゴイ! 繊細で、頭の回転が早く、感受性が豊か過ぎる彼の、心の支えであり、感情を上手く吐き出させてくれた父親を失った悲しみ。その悲しみすら、ある事のために出すことができない。その辛さゆえバランスを崩したり、自傷行為をしてしまったり・・・ ちょっと背中を押したら崩れちゃいそうな危うさ。でも、鍵に思いを託して進む姿。リュック背負って、タンバリンを持って間借人と歩く後ろ姿がいい。感情のコントロールが出来ないから、時々キレてしまって厄介といえばそうだけど、それすら彼の感受性の豊かさゆえと思えてしまう。よく彼を見つけてくれました! プロデューサーGJ 子役出身はなかなか難しいと思うけど、彼にはこのままいい役者になって欲しい。

オスカーの部屋のデザインが好き。彼が好きなものを集めた感じ。訪ねたBlackさんの写真などをコラージュするスクラップ・ブックもカワイイ! ポップなオスカーに黒ずくめの間借人という画もいい。怖がって乗れなかったブランコを思い切り漕ぐオスカー。このラストいい。彼は冒険をして勇気を手に入れた。

そう、これちょっとロールプレイング・ゲームっぽいかも・・・ だから、おとぎ話的な感じやポップな感じがすごく合う。『リトル・ダンサー』のスティーブン・ダルトリー監督だけに少年を描くの上手い! 英語タイトルそのまま日本語にした邦題も(・∀・)イイ!!

3.11で傷ついた日本。勇気をもらえる映画! オススメ!

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』Official site


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【dairy】「Les Miserables」ウエストエンド公演 ラミン版パンフレット

2012-02-20 00:27:08 | dairy
【Ramin JVJ版】WE「Les Miserables」新パンフ

昨日のオフ会でRamin版のWE「Les Miserables」のパンフレットを見せていただきましたーヽ(・∀・)ノ♪ A4版より一回り大きいくらいのサイズで、全編カラー。文章などは少なめで舞台写真が多くて豪華! キャスト紹介などは別売りなのか、全くなかった。とりあえず、Ramin JVJの写真を全部撮らせていただいたので、ご紹介♪


囚人JVJ カッコイイ

I'm Jean Valjeanのトコ

Parisでティナルディエに襲われるトコ

One Day More♪

コゼットと

Bring Him Home

マリウス救出中!

私は父じゃない・・・

死にゆくJVJ・・・

LAST・・・。゚(PД`q。)゚。

前にも書いたけど、アンジョルラスのイメージが強かったのと、自分の中ではJVJ=コルム・ウィルキンソンだったので、Raminはどうなのかと心配だったのだけど、写真見るとイイね! 特に囚人ワイルドで素敵 そして意外に老けメイクがい(・∀・)イイ!! はぁ・・・ 3月末までとは言わず、もっと続けてくれたらWE行くのになぁ・・・


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【diary】『シャーロック・ホームズ』ジュード・ロウ舞台挨拶付き試写会(感想は後日)

2012-02-17 00:00:00 | dairy
おはよ☆曇天だ… しかも風冷たい… でも、今日は!ふっふっふ♪ #ohayo Posted at 08:30 AM

六本木に向かってます!そうです!ジュード・ロウ舞台挨拶つき『シャーロック・ホームズ』試写会だよー☆レッドカーペット中のmigちゃんと後ほど合流予定♪しかし、ゴミ入って現在、コンタクト右目のみ… ひどいガチャ目で、歩きにくい… Posted at 05:52 PM

ということで"ふっふっふ♪"の部分が、ジュード・ロウ舞台挨拶つき試写会! 実は前作もジュード舞台挨拶つき試写会で見ているので、今回も絶対舞台挨拶つきで見たかった! migちゃんのお誘いで行ってきたー☆

ジュードちらっと見えた! Posted at 06:17 PM
写メは失敗(>_<) Posted at 06:18 PM

migちゃんはレッドカーペットも見てたけど、自身は間に合わず・・・ ってことで、外から見ようと思ったんだけど、すでに人でいっぱい チラリと見えたけど、写真は失敗・・・

migちゃんがゲットしたジュードのサイン☆よく写らない… http://t.co/nfkMZBsa #pikubo Posted at 06:50 PM



migちゃんがゲットしたサイン! 黒地に黒で書いちゃってるからよく見えない・・・ でも、すごい紳士的でサインも一生懸命書いてくれたらしい! 素敵 

ジュード待ち☆ http://t.co/Vx8Q68dZ #pikubo Posted at 07:02 PM



ということで、試写会場入り。migちゃんが引き換えておいてくれた席はK-47。早めに行っても席はランダムだったらしい。端の方ではあったけど、遠くなかったのでよく見えた!

ジュード見たー!!かっこよかった!すごくゆっくり話してくれて紳士的!通訳中は手を振ったりファンサービス☆靴ピッカピカ!20分くらいいたかなぁ… 僕と話すより映画見た方が楽しいよ♪って、そんなことはないだろー(笑) Posted at 10:40 PM

すごくゆっくり丁寧に話してくれるので、単語は全部聞き取れる。脳内翻訳がおいつかないだけ。後日記事UPする予定なので、詳細はその際に♪ でも、これは書いとく! 一生懸命日本語で挨拶してくれたジュード、最後「ありがとうごんざいます」ってなっちゃった(笑) カワイイ

『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』おもしろかった!ただ、前作以上に映像で推理を見せるので、ついて行くのが大変… 画像が暗いので前半ウトウト… パリ・オペラ座出てきた!「ドン・ジョバンニ」バックの映像は楽しかった♪オリジナル・リスベット出てる! #eiga Posted at 10:48 PM

ざっくりした感想はtweetどおり。前半、ちょっと寝てしまったけど楽しめた! 前作より好き♪ 感想は後日UPします!! って、いろいろ溜めてるから頑張らなくちゃ(笑)

・・・ 東京純豆腐 ・・・
東京純豆腐でチーズスンドゥブ(1100円)+普通盛ごはんとナムルのセット(250円)スープは塩と味噌選べる。辛さは6段階から選べる!これは塩で辛さ1(レギュラー) http://t.co/Zi0yjALQ #pikubo Posted at 10:35 PM



スンドゥブのお店! スンドゥブ大好き☆ おいしかった! ごはん普通盛にしたけど、おなかいっぱい! 量は小盛~大盛まであるよ♪ 辛さは6段階まであって、1のレギュラーにしたけど、もう少し辛くてもよかったかなー migちゃんの3だと辛いので次回は2で(笑)

★東京純豆腐:港区六本木6-4-1 メトロハット・ハリウッドプラザB2 tel:03-6439-3577
東京純豆腐


http://twitter.com/maru_a_gogo


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【tv】「王様のブランチ」ラミン・カリムルー出演

2012-02-16 01:22:11 | tv
'12.02.11 Ramin「王様のブランチ」出演

どうやら、地方によっては放送されてなくて、見られなかった方が多かったようなので、記事書いておきます。動画UPされたら貼ります!

普段、番組自体見ていないし、3倍速で再生しながら編集してたので、登場したのが何コーナーで、いつもはどんな感じなのかは不明。多分、DVD紹介コーナーかと思われる・・・ トータルで6分くらい。

①作品データ紹介:これは、WOWOWの「ザ・プライムショー」とほぼ同じ。ただ、こちらの方が丁寧で分りやすかったかも。「ザ・プライムショー」での日本で映画化などの間違った情報もなし。

②ストーリー紹介:DVDからの映像を紹介しつつ、簡単なストーリーを紹介。POTOでSing!とガンガンにクリスティーヌを煽るファントムに、ゲストの原田泰造が「スゲエ」と笑ってた。ホントにスゴイと思っているっぽいし、バカにしているわけではないので、特に嫌な気はしなかったけど、ワイプでゲストや司会者などの反応を入れるのは正直いらない・・・ PONRの映像が出たのはうれしいけど、マスク取るところも流しちゃったので、ファントム・フェイスが見えちゃってるんだけど、いいのかな?

③DVD見どころ紹介:カーテンコールでオリジナル・クリスティーヌのサラ・ブライトマンや歴代ファントムが登場して豪華などを紹介。

④Raminデータ紹介:番組ではRaminさんに注目! とのことで、Raminのデータを紹介。WE版では史上最年少(28歳)ファントム、など詳しく紹介。ただ、最終的には「噂によるとかなりイケメンらしい」というアプローチ。仮面をつけているからイケメン度合いが分らないと言いつつ、POTOなどの映像が紹介され、エンドロールまで見たけど分らないと、カテコでSierraに後ろから抱きつかれて満面笑顔シーンでストップ!

ちなみに紹介されたRamin経歴は・・・

*2010年 レ・ミゼラブル25周年記念コンサート アンジョルラス役
*2011年 オペラ座の怪人25周年記念公演 ファントム役
*現在 レ・ミゼラブル ジャン・バルジャン役

現在まできちんと紹介したのはGJだと思う!

ここまで、女性・男性のナレーションが入ってて、特に男性はかなり軽めの口調ながら、全体的に伝えるべきことは伝えていたし、好意的な紹介だったと思う。映像紹介、特にRamin紹介で使われた映像を見ると、この編集した方、Raminのファンじゃないかと思われる(笑)

⑤出水アナウンサーのインタビュー:ホテルの1室でマスクをつけてイスに座っているRamin。マスクは劇団四季から借りたものらしい。マスクをつけるといっても手で押さえているだけ(笑) 出水アナウンサーが挨拶すると。マスクをはずして「こんにちは、Raminです」と言うRamin。あんまりちゃんと言えてなかったけど、そこもカワイイということで(笑) イケメン扱いで登場したわりに、アップ過ぎてちょっと良くなかった気もするけど・・・ ボタンがカワイイ白のシャツに、黒のスーツ。パンツはピチピチ(笑)

生歌が聴きたい!というナレーションの後、「大声になるけどいい?」と言いつつ、ちょっとワザとらしく発声練習。何かつぶやいて(聞き取れない・・・) Sing once again からのパートをアカペラで歌いだす。スゴイ声量! My power over you のyouがキュッと上がる! そして、Stronger yetのStronger↑上げだった! 四季のイベントでは普通に歌ってたのに、ここで上げるんだねRamin(笑) でも、アカペラで軽く歌った(手抜きってことではなく!)だけなのに、この歌唱! やっぱりスゴイ!

出水アナウンサーの是非日本で!に対して、「それはうれしいね!」「日本の方はこの作品が大好きですよね」「もし、英語のプロダクションがあれば是非来たい」と言っておりましたが、もちろんそんなプロダクションが存在するハズもなく・・・

で、よく分らないけど、『オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン』DVDは、"最優秀 日本でもぜひ見てみたいで賞"を受賞したもよう・・・(。´・д・)エッ?

以上でございます! 動画見つけたら貼りまーすヽ(・∀・)ノ♪

★王様のブランチ:毎週土曜日 9:30-14:00 TBS
王様のブランチ|TBS


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