【動画】三宅星南選手 四大陸フィギュアスケート選手権 2022 FS
エストニアの首都タリンで開催された四大陸フィギュアスケート選手権での三宅星南選手のFS演技。既に一週間近く経ってしまいましたけれども😅
SPの記事にも書いたけど、四大陸選手権というのは、アフリカ大陸、アメリカ大陸、アジア大陸、オセアニア大陸の4つの大陸の選手が出場権を持つISU(国際スケート連盟)主催のチャンピオンシップ大会。
なので、本来はこの4つの大陸の都市で開催される。今回は中国で開催予定だったけれど、新型コロナの影響で中止に💦 直前にヨーロッパ選手権を開催したタリンが代替開催してくれたのでした! ありがとうございました😃
実は今回出場した日本人選手が全員素晴らしい演技を披露! 三原舞依選手が金メダル、アイスダンスの村元哉中・髙橋大輔組が銀メダル、男子も友野一希選手が銀メダル、三浦佳生選手が銅メダルを獲得🙌🙌🙌
メダルは逃したものの松生理乃選手、横井ゆは菜選手もFSでそれぞれ自己ベストを更新して5位と6位👏 理乃ちゃんはFSは3位でスモールメダル獲得🥉
前置きが長いのだけど、要するに全員記事にしたいのだけれども時間がなくて無理💦💦 ということでSP記事を書いた三宅星南選手の演技を、代表として記事に残しておく😌
フリーは「白鳥の湖」冒頭大技4Sからのコンビネーションは、4S+3Tの予定だったのかな? 4Sはとても良かったと思うのだけど、2Tは耐えた感じとなりGOE-0.65点。次も4Sでこちらは斜めになりながらも着氷。GOE0.16。さらに大技が続き3A+1Eu+3Sは1本目の3Aの幅が素晴らしい! GOE0.80。全日本で転倒してしまった3Aも着氷! こちらは1.47点の加点。
後半3本。1本目は3Lz+3Tだったのかな? 3Lz+2TとなりLzのエッジにアテンションがついてGOE-0.69。3Fは0.97、最後3Loも着氷して0.65。
スピン3本中2本がレベル3💦 でも最後の1本でレベル4が取れたのは大きい! それぞれ0.56、0.35、0.93の加点が付いた。しかしステップが0.65の加点がついたものの、レベル2💦💦 これは何故だろう?
PCSは8点台も出て、SPではいくつか出ていた6点台はなし! これは大収穫だと思う。自己ベストの160.35点を出し、トータル240.02点で4位! 憧れの高橋大輔選手も村元哉中選手と日の丸を掲げて大喜びしていた🤩 よかったねぇ😭
星南くんの持ち味は伸びるスケーティング! あと指先のやわらかい表現がとても良いと思う。品のいい演技。そしてルックスの良さ。パフスリーブの王子様衣装がこんなに似合う人は、フィギュア界広しといえどもそういないでしょう!
指先まで神経が行き届いているとは思うけれど、今はまだプログラムをこなすことで精いっぱいという感じもある。トップ選手は複数の4回転を跳ぶし、トップオブトップは後半に4回転や、高難度のコンビネーションを跳びつつ、スピンやステップのレベルも取りこぼさないし、一つ一つのポーズもビシっと決めてくる。それには体力が必要。
でも今回の大舞台でジャンプの大きなミスがなく滑り切れたことは、とても大きかったと思う。ジャンプに自信がついて安定してくれば、スピンやステップはもちろん、体の使い方などに表現面を磨く余裕が出て来ると思う。
かなだいのFDを長光歌子コーチと見ていた星南くん。憧れの高橋大輔選手の演技を見て、とても勉強になったのだそう。例えば手を上げるポーズでも、手先だけ上げるのか、腕を使って上げるのかでは見え方が全然違う。トップに行くにはその辺りのことも必要なのかなと思う。
正統派王子様を演じることが出来る選手というのは、日本人では稀な存在だと思うので、このまま頑張って欲しいと思う! 来季とっても楽しみ✨
三宅星南【四大陸フィギュア2022】男子FS <ノーカット>
SNSをにぎわせたフィニッシュポーズ😍
4位入賞おめでとう👏