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【Googleのロゴ】伊福部昭 生誕107周年

2021-05-31 01:23:00 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!

 

 

伊福部昭 生誕107周年

 

もちろん知ってる! ゴジラの主題歌を作曲した方!

とはいえ、毎度のWikipediaから引用

(Wikipediaは性質上、不確かな情報を含みます)

 

伊福部 昭(いふくべ あきら、1914年〈大正3年〉5月31日 - 2006年〈平成18年〉2月8日)は、

日本作曲家

ほぼ独学で作曲家となった。

日本の民族性を追求した民族主義的な力強さが特徴の数多くの管弦楽作品や、

ゴジラ』を初めとする映画音楽のほか、音楽教育者としても知られる

位階従四位

 

受勲されたってこと?🤔

しかし、さすがに情報量が多く、読むのも一苦労😵

もう眠いので、ザックリと抜粋😪

 

1914年(大正3年)、

北海道釧路町(釧路市の前身)幣舞警察官僚の伊福部利三、キワの三男としてうまれる。

小学生の時、父が音更村の村長となったため、音更村に移る

同地でアイヌと接し、彼らの生活・文化に大きな影響を受けた

 

1934年(昭和9年)、20歳。次兄の勲、三浦、早坂、

「札幌フィルハーモニック弦楽四重奏団」のメンバーらとともに、

「新音楽連盟」を結成

代表は伊福部の長兄の宗夫がつとめた

 

1935年(昭和10年)、21歳。大学を卒業後、北海道庁地方林課の厚岸森林事務所に勤務

アメリカの指揮者フェビアン・セヴィツキー(クーセヴィツキーの甥)の依頼により

日本狂詩曲』(当初全3楽章)を作曲し、ボストンへ送る

 

同年、パリでアレクサンドル・チェレプニン賞が催されると、

審査員の中にモーリス・ラヴェルの名を見つけ、ラヴェルに見てもらいたいという一心で

『日本狂詩曲』を賞の規定に合わせ第1楽章「じょんがら舞曲」をカットして応募する。

結局ラヴェルは病気のため審査員を降りたが、

チェレプニンを初めジャック・イベールアルベール・ルーセルといった

フランス近代音楽を代表する作曲家たちが審査にあたった。

 

1946年(昭和21年)、32歳。

自宅で静養中、知人から映画音楽の仕事の誘いがあり、栃木県の日光・久次良町に転居

その後間もなく、東京音楽学校(現東京藝術大学)学長に新任した小宮豊隆

伊福部を作曲科講師として招聘し、これを受けて就任

この作曲科では、初めて担当した芥川也寸志黛敏郎などから大変慕われた。

 

1954年(昭和29年)、40歳。『ゴジラ』の音楽を担当。

以後、『ビルマの竪琴』や『座頭市』シリーズなど多くの映画音楽を手掛けた。

 

2006年(平成18年)、2月8日、死去(91歳没)

従四位に叙された。

 

伊福部の死去に対して、

「日本の作曲界を牽引した功績はとても大きい」(作曲家・池辺晋一郎)、

「映画音楽の大山脈をなした方でした」(映画監督・熊井啓)など、

各界から追悼のコメントが寄せられた

 

ゴジラのことしか存じ上げなかったけど、かなりスゴイ方だった!😲

 

検索画面のロゴはこんな感じ

 

画面上ではこんな感じにデザインされている

 

お誕生日おめでとうございます!🎂

 

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【music】「FROM THE REHEARSAL ROOM:TOKYO」Part.2

2021-05-30 02:08:13 | music

【music】「FROM THE REHEARSAL ROOM:TOKYO」Part.2

 

2週に渡って配信されるラミン・カリムルー&ハドリー・フレイザーのスタジオライブ。日本時間の5月22日(土)に引き続き、本日5月29日(土)午前9時にPart.2が配信された。

 

動画が配信されることになった経緯は、前回の記事(コチラ)などに書いたけど、ザックリ説明すると、昨年開催予定だった「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー "The Reunion"」が、コロナ禍で延期となり二転三転。今年のGWにラミン&ハドリー出演の「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー "Old Friends"」として開催することになったものの、2人が来日し二週間の隔離期間に入って直ぐ、東京都に緊急事態宣言が出てしまい開催中止に😭 ならばということで、急遽スタジオライブを収録し、動画配信することになった。

 

ということで、早速見た✨ 感想をTweetしておいたので、追記する形で記事にしておく。

 

 

 

Part.1の終わりに、ハドリーが休憩時間だからアイス食べなきゃって言ってて、Part.2の冒頭「見果てぬ夢」を歌い終わった後のトークで、ラミンがアイス食べたのか聞いてて、ハドリーが食べたよって答えてた🤣 そしたらラミンがハイチュウ買いに行ったよ! ハイチュウが大好きだって言ってた🤣 

 

コロナ禍で舞台に出演できない中、ポジティブでいることが難しかったけど、ネガティブではいたくないと語り、不可能にチャレンジして可能にしていくと語っていたのが印象的。

 

「Til I Hear You Sing」を歌う前に、ハドリーからこの曲を歌う大変さを振られ、体力がなければ歌えないけど、そういう時にはこのチャンスが欲しかったんだと思うことにしていると語っていたのも印象的だった。ラミンやハドリークラスになっても、役を獲得するのは大変なことなんだよね。コロナ禍でなくても。そういう厳しい世界にいるということ。

 

『ラブ・ネバー・ダイ』の裏話を聞けたのは貴重! ザックリ書くと、アンドリュー・ロイド=ウエバーと会うように言われ、訪ねて行くと曲(「Til I Hear You Sing」)を歌うように言われたけれど、ラミンは楽譜が読めないので困ったそうで、30分かけて練習したらしい。ALWは情熱的だけどいい時と悪い時がある、アーティストだしプレッシャーも感じているだろう。ただ、とても協力的だった。稽古段階では「The Beauty Underneath」には名前がついておらず、どちらがいいか聞かれたので「The Beauty Underneath」がいいと答えたのだそう。( ゚Å゚)ホゥ

 

 

冒頭の「見果てぬ夢」とても良かった。Part.1、Part.2とも、それぞれのソロもとても良かったのだけど、今回デュエットがとても良かった。2人本当に仲が良くて、信頼し合っているからというのは大きいのかなと思う。2人ともこの曲を歌ったのは初めてとのこと。

 

その流れからハドリーが「Again」、ラミンが「Being Alive」を歌う。ハドリーは「Agian」を普段はあまり歌わないそうで、最後に歌ったのは日本とのこと。この時(記事はコチラ)だね! ラミンが「Being Alive」を最初に歌ったのも日本で「4 Stars」の時だったのだそう! この時(記事はコチラコチラ)かな? ちなみに、ハドリーの奥様は女性で初めてこの役を演じたのだそう。2人とも良かったけど、ハドリーの「Again」とても良かった😭

 

『レ・ミゼラブル』からは逃れられない。永遠の贈り物だと語り2人で歌った「Empty Chairs At Empty Tables」! 2人ともマリウス経験者で、ラミンはハドリーがマリウスの時の代役だった。その時のエピソードは前回に語ってくれた。ハドリーはこの曲を1人で歌うとちょっと退屈じゃない?と笑ってたけど、ラミンのお母様は大好きなのだそう。

 

今こそ人々に語りかけるべきだと「Empty Chairs At Empty Tables」を歌い出す。"Oh My Friends,my  Friends don't ask me~"のとこで目を見合わせて歌うのグッときた😭 歌い終わってグータッチ👊

 

好きなことを出来る機会を与えてくれてうれしいと語り、ピアノの森亮平氏のことをとてもホメていた。数日の打ち合わせで、音を合わせたのも今日なのに、こんなに合わせられるのは素晴らしいと語り、ベリースゴイ!と言っていた。アリガトゴザイマス!と何度も言っていたのも印象的。ハドリーの方がより言っていた感じ。森さんのブログ記事で、この曲のコードについて意見が一致して嬉しそうだったのは、ハドリーだったのかな?

 

『オペラ座の怪人』でも『レ・ミゼラブル』でも序曲を聞くと、初めて作品に出た時や、初めて客席から見た時のことを思い出すと語り、ステージでも客席でも戻りたいと言っていたのが切な過ぎる😭 ミュージカル俳優になったのは、当然ながらミュージカルが大好きだからでしょう。自分は客席にしか行ったことがないけど、大好きな作品を初めて見た時の衝撃や感動は忘れられないし、それをもう一度味わいたくて何度も足を運ぶんだよね😢

 

『レ・ミゼラブル』に自分たちが出演することはもうないだろうけれど、でも絶対にイヤとは言わないとハドリーが語ると、ジャベールのジャケットを着てみたかったとラミン。ヨージヤマモトみたいなジャケットと言って笑ってた🤣🤣🤣

 

ハドリーの提案で、前回と役を入れ替えて歌ってみようとのことで、ラミンが「Stars」、ハドリーが「Bring Him Home」を歌う。ラミンは『オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン』公演中に、プロデュサーのキャメロン・マッキントッシュから『レ・ミゼラブル』の出演依頼を受けたのだけど、その時ジャン・バルジャンのオファーだったのでためらったと、以前何かのインタビュー記事で読んだことがある。自分が出演するならジャベールの方だと思っていたからというのが理由だったと思う。

 

自分もラミンはジャベールだと思っていたのだけど、今回「Stars」を聞いてみると、やっぱりラミンはバルジャンなんだなと思った。イヤ、ラミンの「Stars」がダメだったわけではなく、とても良かった。ラミンがバルジャンを演じているのを見れていないのだけど、一見荒々しくも感じるけど実は繊細で優しいラミンの歌唱は、そのままラミンの人柄でもあり、そう考えるとバルジャンなんだなと。さすがキャメロン・マッキントッシュ!

 

逆に、自分の中ではバルジャンのイメージが全くなかったハドリーだけど、「Bring Him Home」の歌唱がとても良くて、これはバルジャンあるなと思った。とっても端正で知的なバルジャン。新演出版の前半はかなり荒々しいので、その辺りがどうなるか分からないけれど、後半特に晩年のバルジャンはとてもいいのではないかと思う。

 

2人また『レ・ミゼラブル』に出たいと考えているそうで、ラミンは(おそらくラミンがバルジャン、ハドリーがジャーベルで共演していた時に)1週間ごとにバルジャンとジャベールを入れ替えて演じたいと提案したことがあったらしく、バルジャンはハードワークだとハドリーが指摘すると、止めてくれたキャメロン・マッキントッシュに感謝するよと言っていた😅 でも、是非是非是非やってくれ!🙏🙏🙏

 

ラミンの「Til I Hear You Sing」は相変わらずすごかったし、白髪のある中年になってしまったけど、深いつながりを感じる。この年になり心に刺さると歌ったハドリーの「Solioquy」も良かった。そして、いつかこの役をやりたいと言うハドリーに、出来るよと答えるラミンが素敵🥰

 

ラミンがセットリストの作り方はどうしてるか質問すると、ハドリー場所や場合によるけど言いつつも、最近はピアノやギターのみのシンプルな構成をすることが多いと答える。ラミンはアーティストとオーディエンスのバランスを考えるとのこと。

 

最後の曲は「Steal Our Moments」は2人で作った曲とのことだけど、Sheytoonsの曲なのかな? 今回のまとめ的な曲だねとハドリーが言っていたけど、2人がギターを弾きながら歌うこの曲でしっとりと終わるのとても良かったと思う。

 

全体的なインパクトは前回の方があったと思うけれど、とても落ち着いて見れる今回もとても良かった。話題には出たけど『オペラ座の怪人』から全く歌わなかったのは、やっぱり来年以降にシエラと一緒に「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー "The Reunion"」をと考えているからなのかな? 是非やりたいって言ってたし!

 

最後は森さんも含めて、アリガトゴザイマスと連呼して終わった。とても素敵なライブだった。可能な限りリピする予定🤗

 

ネタバレになっちゃうけど、既にミュージカル・ミーツ・シンフォニー公式がセットリストをツイートしていたので、書いてしまう。

 

Set List

 

1.The Inpossible Dream(「Man Of La Mancha」):Ramin & Hadley

2.Again:Hadley

3.Being Alive(「Company」):Ramin

4.Empty Chairs At Empty Tables:Ramin & Hadley

5.Stars(「Les Miserables」):Ramin

6.Bring Him Home(「Les Miserables」):Hadley

7.Til I Hear You Sing(「Love Never Dies」):Ramin

8.Solioquy(「Carousel」):Hadley

9.Hushabye Mountain(「Chitty Chitty Bang Bang」:Ramin & Hadley

10.Steal Our Moments:Ramin & Hadley

 

配信チケットについて

 

チケットはMandolinで購入。全て英語なのでドキドキするけど、詳しくはミュージカル・ミーツ・シンフォニーのサイトや、ツイッターの公式アカウントでも紹介されているので大丈夫! $20+手数料。

 

配信開始から72時間視聴可能なので、本日55月29日午前9時に配信予定のPart.2は6月1日午前9時まで視聴可能! 

 

これだけ素晴らしい内容で、72時間見れてこのお値段は絶対お得だと思う! 

 

ただし、MMS公式アカウントがチケットはアーカイブ時間内でも購入可能だけれど、予告なく終了する場合があるので早めにとツイートしていたので注意!

 

ラミンがYouTubeの公式チャンネルで宣伝動画をUpしているので貼っておく。

 

From The Rehearsal Room : Tokyo - Ramin Karimloo and Hadley Fraser

 

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【cinema】『ミッドサマー』

2021-05-24 00:54:28 | cinema

2020.02.22 『ミッドサマー』鑑賞@TOHOシネマズ錦糸町オリナス

 

公開を知ってからずっと待ってた。試写会応募したけどハズレ😢 ということで、公開翌日見に行ってきた〜

 



ネタバレありです! 結末にも触れています!



「不安症の治療を受けている女子大生のダニーは、両親と妹を亡くしてしまう。恋人のクリスチャンはダニーを持て余していたが、別れることも出来ず、友人たちと計画していた仲間のペレの故郷スウェーデンの村への旅にダニーを誘う。5人は90年に一度の祝祭の準備をする村人たちから歓迎されるが・・・」という話。ホラーということになっているけれど、監督も言ってたようにこれは失恋の話なんだと思う。かなりとんでもないことになってしまうので、ホラーであることは間違い無いけど、白夜の晴天下で繰り広げられる儀式が、不気味ながらどこかコミカルで、時々クスッと笑ってしまう。前作の方が好みだけど、今作も好き。



アリ・アスター監督作品。長編作品は2作目。見たかった理由は前作『ヘレデタリー 継承』(感想はコチラ)が好きだったからで、公開年のベストに入れた。



作品について毎度のWikipediaから引用。『ミッドサマー』(Midsommar)は、2019年公開のアメリカ合衆国スウェーデン合作のホラー映画。監督はアリ・アスター、主演はフローレンス・ピュー。原題は、スウェーデン語夏至祭(ミィドソンマル)を意味する。

 

2018年5月8日、A24がアリ・アスター監督の新作映画の製作を開始しており、全米配給をも手掛ける予定だと報じられた。製作サイドから「スウェーデンを舞台にしたホラー映画の監督を務めて欲しい」とのオファーを受け取ったとき、アスターは「ストーリーを思いつけそうにない」という理由で断ろうとした。しかし、何とかアイデアを閃くに至ったため、そのオファーを受けることにしたのだという。7月30日、フローレンス・ピュー、ジャック・レイナー、ウィル・ポールター、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー、ヴィルヘルム・ブロングレンらがキャスト入りした

 

2019年3月5日、本作のティーザー・トレイラーが公開された。5月14日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された。6月18日、本作はニューヨークアラモ・ドラフトハウス・シネマでプレミア上映された。なお、アスター監督は現行版より30分以上長いエクステンデッド版を世に出すつもりだと述べている(元々、本作のファースト・カットは3時間45分にも及ぶ長大なものであった)。2019年8月17日、本作のディレクターズ・カット版(上映時間171分)が初めて上映された。日本では2020年2月21日からR15+指定で上映されたのち、ディレクターズ・カット版が同年3月13日からR18+指定で上映された。なお、本作の主要撮影ハンガリーブダペストで行われた

 

本作は『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』と同じ週に封切られ、公開初週末に700万ドル前後を稼ぎ出すと予想されていたが、その予想は的中した。2019年7月3日、本作は全米2707館で公開され、公開初週末に656万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場6位となった。本作は批評家から絶賛されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには71件のレビューがあり、批評家支持率は89%、平均点は10点満点で7.93点となっている。また、Metacriticには23件のレビューがあり、加重平均値は72/100となっている。なお、本作のシネマスコアはC+となっている



さて今作、アメリカからスウェーデンまで移動しているものの、場面というか舞台となる場所はあまり変化しない。いくつかショッキングな出来事はあるし、後半に向けていろいろ動くけど、基本特別"何か"が起きるわけではないのに全体的にどうかしていて、それがものすごく不安で不気味。その感じをジワジワと味わう作品となっている。なのでシーンごとに詳細を書いても伝わらない。新型コロナウィルスのおかげで、なんとなく感想書く気が起きず、見てから2ヶ月以上経ってしまったため記憶も薄れがち。ということで、ザックリとした感想になるかと思われます。毎度どうでもいいと思うけれど断り書きとして書いておく😌

 

冒頭、主人公である女子大生のダニー(フローレンス・ピュー)が誰かと電話しているシーンから始まる。精神が不安定な妹のことを恋人のクリスチャン(ジャック・レイナー)に相談しているのだった。どうやら、こういう相談は毎度のことらしくクリスチャンは少々うんざりしている様子。ダニーはそれを敏感に感じ取っており電話を切った後、友人に彼に嫌われてしまうのではないかと相談している。その割に不安からか再びクリスチャンに電話をしてしまう。

 

クリスチャンは友人たちと一緒に飲食店におり、友人たちもダニーにうんざりしている様子で、特にマーク(ウィル・ポールター)は早く電話を切るように言ってくる。クリスチャンは彼らのことも気にしつつ、それでもダニーと別れる決心もつかないらしい。一度電話を切るも、直ぐに電話がかかって来る。うんざりしながら電話に出ると電話口でダニーが泣き叫んでいる。

 

実はダニーの妹が両親を巻き込んで自殺してしまったのだった。このシーンはたしか実行しようとしているところから見せていたように思ったけどどうだったかな? とにかく、カメラが両親の寝室に入ると両親がベッドの上で眠るように亡くなっており、その部屋から廊下に出て妹の部屋に行くと、ガスマスクのようなものを付けた妹が倒れている。たしかガレージからホースのようなものをつないで車の排気ガスを吸って亡くなったんじゃなかったかな? 

 

この導入部からダニーの情緒不安定さや、クリスチャンの煮え切らなさ、マーク以外の友人たちの無関心さと、マークの嫌なヤツ感にイライラされされていたところに、いきなりのショッキング映像でビックリする。この妹による両親を巻き込んだ心中については、見ていた通りなのか、これにも意味があるのか明言されないので不明なのだけど、個人的にはこれも全体の流れの一つなのだと思っている。

 

さて、不幸な出来事で家族を失ってしまったダニーといよいよ別れられなくなってしまったクリスチャン。彼はダニーをパーティーに誘うが、その席でクリスチャンがマークたちと友人で留学生のペレ(ヴィルヘルム・ブロングレン)の実家のあるスウェーデンのホルガに旅行する計画があることを知る。全く知らされていなかったダニーはショックを受けクリスチャンを責めるけれど、クリスチャンと口論になると、彼を責めてはいないと言って見ている側をイラ立たせる。

 

イヤ、旅行の計画があるのに話してくれなかったのはクリスチャンが悪いと思うので、そこは咎めていいと思う。でも彼に愛されている自信がないダニーは、卑屈な態度をとってしまい、それがクリスチャンにさらに罪悪感と面倒くささを感じさせてしまう。不幸があったダニーと別れられないのは分かる気がするけれど、何事もハッキリしないクリスチャンにもイライラする。そしてこれは伏線でもある。

 

結果、クリスチャンはあろうことかこの旅行にダニーを誘ってしまう。イヤ、たしかにマークたちは恋人クリスチャンの友人だけど、この短い間に見せられていた感じだと、ダニー自身がマークたちと友人づきあいをしていたようには見えない。そんな中に女1人で参加するかね?と思ったりする。

 

その辺りがクリスチャンの思惑で、結局ダニーは断るだろうと思っていたのに、まさかの参加で友人たちをげんなりさせる。特にマークはあからさまに態度に表す。ジョシュ(ウィリアム・ジャクソン・ハーパー)はマークほどではないけれど、話しかけても素っ気ない態度。この辺りの人間関係の描き方が絶妙。こういう腹の探り合い的なことってアメリカ人でもあるのね。

 

そんな中、一人ペレだけは親切にしてくれる。ダニーの話を聞いてくれて、家族に起きた悲劇にも同情を寄せてくれる。そんなペレの言葉にこみ上げるものがあったダニーはトイレにこもってしまう。すると、そのトイレが飛行機内のトイレの映像になる。この見せ方はおもしろいのと同時に、時空の歪みのようなものを感じて不思議な気持ちになる。

 

どうやらダニーの家だったか、この時集まっていた部屋(クリスチャンの部屋?)だったかの壁に掛けられていた絵? タペストリー? にネタバレというか、その後を暗示する内容が描かれていたそうなのだけど、自分は全く気付いていなかった😅 タペストリーによるネタバレは後にもっと明確な形で示される。

 

スウェーデンに着いた5人は車でホルガへ向かう。この時、彼らの車が走るのを空から映した映像が逆さまになったりする。ここから不思議な世界への入り口ということなのだなと思ったりする。見ている側にそれを知らせるだけでなく、ぐるりと回転する映像を見ることで酔ったような感覚になる効果もあるのかも?🤔

 

途中のキャンプ地のようなところでペレの兄たちと落ち合う。兄はイギリスに留学しているらしく、友人のサイモン(アーチー・マデクウィ)とその恋人のコニー(エローラ・トルキア)を連れていた。彼らはそこでドラッグを楽しむようで、ダニーにも勧める。ダニーが断るとマークが楽しい雰囲気がぶち壊しだというようなことを言う。仕方なくダニーも参加する。ここでダニーのトリップと共に映像が乱れて、見ている側も同じ感覚を味わう。

 

このダニーとクリスチャンの友人たちの距離感、特にマークとの関係が絶妙。ダニーのように自己主張は激しいのに人の顔色をうかがうところがあるタイプの人にとって、露骨に態度に表すマークのような存在が気になって仕方がない。マークに好かれたいと思っているわけではないと思うけど、誰だって嫌われるのはイヤだし相手が露骨に自分に対して不快感を見せていればいい気はしない。たいていの人はそういう人物は避けるものだけど、ダニーはあえて空気を読まずマークの領域に踏み込んでしまうところがあるのかなと。もちろんマークのような人を肯定しているわけではない。

 

さてホルガに到着。そこは広めの草原のような場所で、ロッジのような建物がある。民族衣装姿の老若男女が4人を歓迎してくれる。早速、野外ステージのような場所で、彼らを歓迎する儀式のようなものが始まる。どうやら今年は90年に一度の祝祭が行われるらしい。タイトルのミッドサマーはMidsummerではなくて、Midsommarでこれは夏至祭という意味。ペレはこの夏至祭にクリスチャンたちを誘ったわけで、ジョシュはこの地方の夏至祭をテーマにレポートを書こうとしているのだった。

 

90年に一度って結構長いターンで、前回体験した人が生きていたとしても子供だよね? タイミング的に一度も体験できずに亡くなる人もいるわけで、後から考えるとかなり重要なお祭りのようなのだけど、何故90年なのかしら?🤔 しかもこの後起きるショッキングな儀式によると、ますます90年という長さの意味が分からない😅 これ何か説明あったかな? 忘れてしまった💦

 

村人たちは揃いの民俗衣装を着ているだけでなくて食事も一緒で、寝る場所も一緒だった。上手く説明でいないけど、大きな楕円形の納屋のような建物の壁に沿ってベッドが並ぶ。バルコニー状の2階部分にもベッドが並び、そこに男女の区別なく全員で寝るということらしい。不思議。つまり彼らにはプライベートはないということ。トイレやお風呂の事は全くストーリーに関係ないためか出てこなかったように思う。飛行機につながってたトイレ描写はこの辺りのことも暗示してたのかな?

 

夏至祭のことがよく分かっていないのだけど、季節は夏なのかな? この辺りでは白夜らしい。夜のシーンもあったと思うけれど、昼間のように明るい時間が続く。あえてそういう演出になっているのだと思うけれど、見ている側の曜日の感覚がなくなっていく。前述したとおり、ショッキングな出来事もあるけれど、何かが変だというような事がジワジワと続く感じで、それがより異世界に迷い込んだような感じになっていく。その感覚がおもしろい。ただし、それらをキチキチ書くことが出来ないし、順番などが違っているかもしれない。

 

いきなり起きたショッキングな出来事は、全員での食事のシーンから始まる。屋外にテーブルを並べて全員で食事をとる。不思議な配列の食卓は、何か意味があるのかもしれない。この食事のシーンは何度か出て来るけれど、都度フォーメーションが違っていたと思う。

 

食事の後、老齢の男女が輿のようなもので運ばれて行く。村人たちもそれに続き、ダニーたちにもついて来るように指示する。この指示の仕方もジェスチャー的というかニュアンス的というか。強要しているわけではないけど、断れない雰囲気。

 

男女は数人の村人と崖の上にいた。見ている側もダニーたちと共に嫌な予感がする。老婆が崖の上から飛び降りる。彼女は上手く死ぬことが出来た。次に老人が飛び降りるも脚から落ちてしまい、重傷を負うものの即死とはいかなかった。すると村人たちが木槌のようなもので、老人の顔を叩き潰す。当然ながらダニーたちはパニック。見ている側もどうかしていると思いつつも、あまりのことに笑ってしまう。ちょっと顔作り物感あったし😅

 

何故こんなことをするのかと問うと、この村では70歳になるとこの儀式を執り行い命を終えるのだそう。スウェーデンの法律がどうなっているのか不明だけど、自殺を推奨してはいないと思うし、あきらかに殺人行為をしているので、これは儀式であって、自分たちにとって正しいことだと言われても、とうてい許されることではない。

 

この出来事だけで十分とんでもない所に来てしまったと思うし、帰りたくなって当然だと思うけれど、何故だかダニーたちは留まっている。一度も帰ろうとしなかったように思うけど違ったっけ? 

 

2021年5月24日から続きを記載

 

見てから1年以上経ってしまったけど、せっかく途中まで書いたので書き上げることにする! でも、もう詳細は覚えていないし、順番もあやふや。なので覚えていることを適当に書いておく😌 

 

老人が崖から身投げするという衝撃的な出来事の後、カップルの男性が行方不明になり、女性が半狂乱で探すも見つからず、彼女自身もいなくなる。彼女の方はその後どうなったか忘れてしまったけど、男性の方は後に小屋の中で両手両足を四方にくくり、うつぶせに吊るされた遺体で発見される。生きたまま背中を裂かれたり、目をえぐられたりしたようだけど、明るい日差しの中で発見された遺体はグロテスクという意味での怖さではなく、何かが狂っている。しかも、どこか陽気というか妙な明るさを感じて不気味。

 

その後も論文の取材のために禁断の所に触れようとしたジョシュや、聖なる木とは知らずにオシッコをかけてしまったマークが遺体で発見される。それぞれおかしな装飾がされていたと思う。まぁ、みんな殺されちゃうんだろうなと思って見ているから別に驚かないし、その殺され方もどこかコミカルというか、前述したとおり妙な明るさがあるので、いわゆるホラーの陰湿な怖さではなく、全く理解できないおそろしさがある。

 

この感じがダメだと今作は全くダメかもしれない。理解不能なものを楽しむというか・・・ 人が殺されてしまうので不謹慎なのだけど、アトラクションを楽しんでいるような感覚。

 

さて一方、ある少女がクリスチャンに熱い視線を送って来る。この少女がクリスチャンに恋しているのは間違いないようだけれど、美少女ではあるものの、どこか病的な執拗さを感じてクリスチャンと共に見ている側も薄気味悪さを感じる。

 

少女の行動はどんどんエスカレートしていき、隙あらばクリスチャンに迫ってくるようになる。そして、それを周りの女性たちが後押ししている様子。じわじわと取り囲まれていく感じが不気味。

 

そしてとうとうクリスチャンはある儀式に参加させられてしまう。祭壇のようなところの床に、円形に花(だっかな?)が飾られており、その中央にあの少女が裸で寝ており、クリスチャンに向かって足を開く。そして、全裸の様々な年齢の女性たちが呪文のようなものを唱えながら、クリスチャンを取り囲む。最初は抵抗していたクリスチャンも、彼女たちとともにトランス状態となり、結局少女と交わってしまう。

 

ダニーはその一部始終を見てしまう。ショックを受けたダニーを別の女性たちが取り囲む。ダニーが泣き出すと、女性たちも一緒に泣き始める。こちらもクリスチャンと同様に、女性たちとともにエスカレートしていき、ダニーと女性は泣き叫び始める。これは一体・・・ もうわけが分からない😣

 

クリスチャンのことは性的な儀式として説明がつくけれど、ダニーのことは一体なんなのかさっぱり訳がわからない。何を魅せられているのか? とにかく妙な明るさと不気味さが本当に気持ち悪い。

 

クリスチャンはその後、どこかに監禁されたんだっけ? とにかく、その後ダニーも加わり女性たちは「花の女王」を決めるダンス大会を始める。円形になってぐるぐる回り、倒れた者が脱落していく。これを何度も繰り返し、結局ダニーが女王になる。ハッキリそう描かれはいないけれど、おそらくこれはやらせでしょう。何故ならこの後、女王となったダニーは残酷な決断をするハメになるから。

 

どの段階で種明かしがあったか忘れてしまったのだけど、この村では何十年かに一度外の血を入れるため、使命を帯びた者が外の人間を村に連れて来て、村の物と交わる儀式をしていたのだった。この年がちょうどその儀式の年であり、その任務を担っていたのがペレであったということ。

 

ダニーたちはその目的のために村に連れてこられたのだった。ペレの使命としては村の少女と交わる男性を連れて帰ればOKだったのかな? ペレはクリスチャンとは友人関係だったけど、ダニーはあくまでクリスチャンの恋人というだけであって、半ば強引について来ただけだし。でも、情緒不安定なダニーに親切だったのはペレだけだったので、ダニーを女王候補にという計画もあったのかしら?🤔

 

とはいえ、村には結構な人数の男女がいるわけで、何年だか何十年だかに一度、村の少女が外の男性との間に子供をもうけたとしても、そんなことくらで血が薄まりますかね? さらにたった一度の儀式で妊娠するとは限らないよね? もちろん、そういう確率の高い日を選んで儀式を行うのだろうけれど、それにしたって絶対というわけではないし・・・ とか思ったり。

 

さて、この儀式にはまだ続きがあった。村に来て直ぐにダニーたちが気にしていたあの建物。あれは神に対する捧げものの建物だった。彼らの中では神の捧げものになることは大変良いことのようで、ペレの兄ともう一人の男性が自ら志願して捧げものとなることが決まっている。ただ、彼らだけでなくメインの捧げものが必要なようで、どうやらそれに選ばれたのがクリスチャンらしい。そして、その決定をするの花の女王の役目。

 

必死に懇願するクリスチャンの姿に、ダニーは泣きながら拒否しようとはするものの、最終的に彼女がどういう答えを出すのかは、見ている側には分かっている。怖い😱 

 

例の建物の中央には熊の毛皮を着せられたクリスチャンが座らされている。クリスチャンは既に体が麻痺する薬を与えられているようで、意識はあるものの、体を動かすどころか声も出せない。建物の中にはクリスチャンと共に捧げものとなるペレの兄と別の男性もおり、村の男性たちが彼らにこれからの手順などを説明している。意識はあるのでクリスチャンには聞こえている。ペレの兄たちは望んで死ぬわけだけど、クリスチャンは当然死にたくはないわけで、さらにどうやら生きたまま焼かれるらしい。怖すぎる😱 

 

ペレの兄と男性には儀式担当者から飲み薬のようなものを与えられる。これを飲めば炎の熱さは感じないというのだった。本当かしら? そんな薬聞いたことないけど🤔 と思うけれど、もうペレの兄たちはウキウキなわけです。

 

このペレの兄たちの心の動きが"信仰"なのか、何なのかよく分からないのだけど、現在の人生に辛いことや苦しいことがあるわけではないのに、実態のない"もの"に対しての捧げものになるため、焼け死ぬことを幸せと思う気持ちが全く理解できない。理解できないから怖い😱 怖いのだけど、これって自爆テロとか現実で起きていることでもあるわけで、その辺りのことも描きたいのかなと思った。深読みか?

 

とにかくペレの兄たちが幸せそうなのが怖いし、熱さを感じない薬を与える男性たちも怖い😱 それが本当に効果があるのか確かめたことはあるのか? 効果があると思い込んでいるのか? 効果がないことを知っているのに嘘をついているのか? 

 

クリスチャンがどんなに助けて欲しいと思っても、火はつけられてしまう。どんどん火が燃え上がり、建物内に広がっていく。最初はウキウキしていたペレの兄たちも、煙と熱さに耐えられなくなっていく。彼らの絶叫が響く中、建物は燃え落ちていく。やっぱりね・・・

 

映画はダニーのなんともいえない笑顔のアップで終わる。ダニーは一部始終を見ていて、泣き叫んでいたけれど、最後の表情を見ると、この村のあらゆることを受け入れたのだなと思った。ダニーが今後も村の花の女王として生きて行くのか、用済みとなったらクリスチャンたちのように殺されるのかは不明。

 

でも、ずっと家族に問題を抱えていて自分も精神的に病み、クリスチャンにも疎まれ、さらに妹に両親を殺され、さらにその妹にも自殺されたダニーには、失うものも帰る場所もないわけで。しかも、いくら恋人の裏切りを目撃してしまったとはいえ、結果的に彼を殺す決断を下したわけだから、もうこのどうかしている社会を受け入れるしか自分を保てないかもしれない。

 

とにかく、終始どうかしているし、舞台がアメリカだった時から人間の嫌な部分を魅せられてどんより。なのに村ではずっといい天気で、村人たちはガーリーな服装だし、花の女王となったダニーが文字通り花で埋め尽くされた姿など、色彩がポップで妙に明るいので、なんだかそんなに酷いことをしているわけじゃない気がしてくる。そしてそれがとても怖い😱 

 

でも最後のダニーの表情に何故かホッとしてしまうというか、晴れやかな気持ちになっている部分もある。なんだろうやっと終わったってことかも😅

 

キャストは皆良かったけど、なんだか作品自体が強烈過ぎてもうよく分からない💦 とにかくフローレンス・ピューがすごかったとだけ書いておく。そうそう! 崖から飛び降りた老人を演じたのは『ベニスに死す』の美少年役ビヨルン・アンドレセン。全く面影なくてビックリ😅

 

ディレクターズカット版だっけ? 長尺の方も見てみたい気がするけれど、また見る勇気がない😣

 

見てから1年以上経ってしまったので、DVDなどレンタルできるし、有料放送や配信サービスなどでも視聴可能。なんとも言えない嫌な気持ちになりたい人オススメ!

 

『ミッドサマー』公式サイト

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【music】「FROM THE REHEARSAL ROOM:TOKYO」Part.1

2021-05-23 00:58:48 | music

【music】「FROM THE REHEARSAL ROOM:TOKYO」Part.1

 

これ、配信開始前に記事にしておこうと思ったのだけど間に合わなかった💦

 

GWに開催予定だった「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー 2021:"Old Friends"」が、 直前の東京都の緊急事態宣言により中止となってしまった。そもそも昨年開催予定だった企画が二転三転四転くらいしていて、その辺りの顛末についてはコチラにザックリ記載してある。

 

コンサートに備えて2週間の隔離期間を終えたラミンとハドリーが、ピアノの森亮平氏と共に都内のスタジオでのコンサート動画配信を企画してくれた。

 

配信は2本に分かれていて、1本目が日本時間の本日2021年5月22日午前9時、2本目は5月29日午前9時に配信される。もちろん両方チケット購入したので早速Part.1を見てみた! 

 

感想をTweetしておいたので、追記する形で記事にしておく😌

 

 

 

収録は世田谷スタジオ。グランドピアノとソファセット、そしてグリーンなども置かれていて素敵な雰囲気。2人も気に入ったようで、とても素敵だと言っていた。先日「深層News」の取材を受けていたのもこのスタジオだったと思う。

 

ソファセットの前にマイクと椅子が置かれていて、椅子に座って歌ったりトークしたり。ソロの時は1人が席を外す形。楽器は基本ピアノで、海宝直人さんのコンサートでおなじみ、作曲家・指揮者・ピアニストの森亮平さんが担当。2人がギターを弾きながら歌う曲もある。

 

今回の事態についても、世界的な状況についても、思うところはいろいろあると思うけれど、その辺りは少し笑いも交えて冒頭ではサラリと触れ、今回来日が叶わなかったシエラ・ボーゲスについても言及。是非、3人での企画"Reunion"も実現したいと語る。是非お願いします🙏🙏🙏

 

印象的だったのは2人のバンドSheytoonsの話と、「レ・ミゼラブル」で最初に共演した頃の話。

 

Sheytoonsというバンド名はペルシャ語で、子どもの頃に勝手なことをした時に親に言われたシェイトゥーンバサが由来で、直訳すると「悪いロバから降りなさい」という意味なのだそう。そこにハドリーが付け足したRusty Nickelを加えて、Sheytoons and Rusty Nickelだった時もあったそうで、2人楽しそうに話していた。

 

このSheytoonsの曲「Losing」を披露。2人で一緒に作った最初の曲なのだそう。その頃と状況が色々変わってしまったと語り、ラミンが歌との関係性と、オーディエンスとの関係性があるが、現在はその1つが失われていて、歌の感覚を取り戻すのが難しいと語ってたのが印象的だった。

 

「レ・ミゼラブル」については、たしか2人が出会ったのはこの作品だったんじゃなかったっけ? 当時、ハドリーはマリウスを演じていて、ラミンはフイイ役で出演しながらマリウスの代役でもあった。

 

ある日ハドリーから電話があり「今日よろしく」と言われたので、てっきり体調不良で代役を頼まれていると思ったら、ラミンがアンジョルラス役で出ることになっていると言われたそうで、リハーサルもしてないのに?と驚いた。その後、スタッフからも連絡があってどうするか聞かれたけれど、やるしかないと思ったとのこと。ぶっつけで出演したってこと?🤔

「Anthem」での2人の故郷についての考え方が興味深かった。イランで生まれ、イタリアに移り、さらにカナダに移住し、今はイギリスに住んでいるラミンには故郷がないため、故郷がある人をうらやましく思いつつも、地球市民でいることも楽しんでいると語る。一方、ハドリーは好戦的過ぎる愛国心には違和感があるとのこと。

 

 

リハーサルっぽい雰囲気でというコンセプトのようだけれど、そこはもちろん本気の歌唱。とはいえ、スタジオ内なので広い劇場とは発声の仕方も違うのかなと思う。もちろんフルパワーの歌唱がいいけれど、抑えたトーンの感じもとてもいい。

 

2人は歌手ではなくミュージカル俳優なので、曲によって表情や表現が変わる。例えばハドリーは「Maria」と「Stars」では全然表情が違っていた。衣装も着けず椅子に座ってスタジオ内で歌っていても、世界を作り出すのはさすがだなと思う。

 

歌唱はもう2人本当に上手いし、声量もすごいのでどの曲も素晴らしかった。前述の「Maria」は13歳の時に、お兄さんがベルナルド役を演じているのを見て、自分もやってみたいと思ったそうで、今回是非歌いたいと加えた曲だったらしい。思い入れが強いだけありとても良かった。ラストの高音も素敵✨

 

ただ、今回一番感動したのはラミンの「Bring Him Home」だった。なんと歌う前に"心も美しく、信じられないような才能の持ち主が他界された。日本の私の友人、三浦春馬さんに捧げます"とのメッセージ。全く想定していなかったのでビックリした。

 

三浦春馬さんは、ラミンが兄弟のように親しくしている城田優さんの親友だった。その縁でラミンと一緒にご飯を食べたりと交流があったことは、ラミンのツイッターやインスタで知っていたし、訃報を知ったラミンがインスタでメッセージを寄せてくれたのも知っている。でも、まさかこんな形でふれてくれるとは思っていなかったのでビックリした。

 

その後のラミンの歌唱が優しくて、しかも歌詞の内容がリンクしていて、不意打ちのメッセージと共に心に響いて涙が止まらなくなってしまった。もちろんラミンの歌唱が素晴らしかったからでもある。

 

ラミンはとても情に厚い人だと感じていたけれど、コンサートや作品で関わる機会はなかったのに、曲を捧げてくれるほど心に残っていたのは、やっぱり三浦春馬さんのお人柄だったのでしょう。

 

三浦春馬さんの舞台を拝見したことはなかったし、出演映画やドラマもそんなに見たわけではなかったけれど、MCを務めていた「世界は欲しいモノにあふれてる」が大好きでよく見ていた。とても品の良い美しい人だなと思っていた。とても惜しい。

 

そんな「Bring Him Home」からの、前述した"故郷"のトークからの「Anthem」のデュエット。これは素晴らしかった。特に最後のハモリは2人の声量と圧がスゴイ!!

 

約1時間なのであっという間。既に2回見たし、またリピする予定。これは本当に素晴らしい✨

 

ネタバレになっちゃうけど、既にミュージカル・ミーツ・シンフォニー公式がセットリストをツイートしていたので、書いてしまう。

 

Set List

1.Old Friends(「Merrily We Roll Along」):Ramin & Hadley

2.Maria(「West Side Story」):Hadley

3.If I Can't Love Her(「Beauty and The Beast」):Ramin

4.Funny(「City Of Angels」):Hadley

5.Still(「Anastasia」):Ramin

6.Edelweiss(「Sound Of Music」):Ramin & Hadley

7.Losing :Ramin & Hadley

8.Stars(「Les Miserables」):Hadley

9.Bring Him Home(「Les Miserables」):Ramin

10.Anthem(「Chess」):Ramin & Hadley

 

配信チケットについて

 

チケットはMandolinで購入。全て英語なのでドキドキするけど、詳しくはミュージカル・ミーツ・シンフォニーのサイトや、ツイッターの公式アカウントでも紹介されているので大丈夫!

 

Part.1とPart.2それぞれ$20。個別に購入可能だけどセットだと$35なので、両方見たい方はこちらがお得✨ その他に手数料$5.25がかかる。なのでセットの場合は合計$40.25で、本日のレートでは1ドル=108.93円なので4,385円。

 

配信開始から72時間視聴可能なので、本日5月22日午前9時に配信されたPart.1は25日午前9時まで、5月29日午前9時に配信予定のPart.2は6月1日午前9時まで視聴可能! 

 

これだけ素晴らしい内容で、72時間見れてこのお値段は絶対お得だと思う! 

 

ただし、MMS公式アカウントがPart.1のチケットはアーカイブ時間内でも購入可能だけれど、予告なく終了する場合があるので早めにとツイートしていたので注意!

 

ラミンがYouTubeの公式チャンネルで宣伝動画をUpしているので貼っておく。

 

From The Rehearsal Room : Tokyo - Ramin Karimloo and Hadley Fraser

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【cinema】『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』オンライン試写

2021-05-18 00:54:23 | cinema

2021.02.22 『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』シネマカフェ オンライン試写

 

シネマカフェさんのオンライン試写に当選 いつもありがとうございます! チラシのホワイトライオンのかわいさに惹かれて応募。楽しみに見てみた。

 

 

ネタバレありです! 結末にも触れています!

 

「南アフリカでライオンファームを営む家族と暮らすミアは、家業を嫌い、以前住んでいたロンドンに帰りたがっていた。しかし、ファームで生まれたホワイトライオンの赤ちゃんと心を通わせて・・・」というあらすじは導入部で、実はかなり重い問題をテーマとした映画だった。一見、少女の成長と家族の再生を描いているように見せて、本当に描きたいのは別にある。そのため、軸になっている家族の物語部分がとってつけたようだったり、いろいろ強引だったりもするのだけど、子どもでも見やすい作品になっていると思う。是非、いろんな層の人に見て、ライオンや動物たちの現状を知ってもらいたいと思った。

 

ジル・ド・メストレ監督作品。正直、全く存じ上げなかったのだけど、どうやらドキュメンタリー作品を多く手掛けてきたそうで、なるほどドキュメンタリータッチではあった。映画について毎度のWikipediaから引用。

 

『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』(原題: Mia et le lion blanc) は、ジル・ド・メストレ監督がメガホンをとり、ダニア・デ・ヴィラーズ、メラニー・ロラン、ラングレー・カークウッドが出演した。この映画は、2018年12月26日にフランスで公開され、2019年4月12日に米国で公開、日本では2021年2月26日に公開されることが決定した。この映画は、監督の妻であるプルーン・デ・メストレが南アフリカのライオン飼育場を訪れた後に書いたオリジナルの物語に基づいている。脚本はプルーン・デ・メストレとウィリアム・デイヴィスが担当している。

 

とのことで、後はあらすじとキャスト情報のみ。今作の情報として一番重要な部分が抜けているので、公式サイトから抜粋。

 

少女とライオンの関係性をリアルに描くため、ヨハネスブルグ近郊で野生動物保護区を所有・運営している動物研究家で保護活動家のケビン・リチャードソンが撮影に参加。実際に3年を超える年月をかけて撮影され、少女とライオンの友情はもちろん、南アフリカの大自然が映し出されたCGなしの圧巻の映像が完成した。

 

主人公・ミアには、300人以上から抜擢されたダニア・デ・ヴィラーズ。11歳だったオーディションの日の出会いから時間をかけて築き上げられた小さなホワイトライオンとの信頼関係を元に表現されるフレッシュかつ体当たりの演技で、多感な時期の少女の成長の機微が説得力を持ってフィルムに収められた。

 

とのこと😌 今作で一番伝えたいことについては、感想の中で書いていくことにする。

 

11歳のミア・オーウェン(ダニア・デ・ヴィラーズ)は、父親のジョン(ラングレー・カークウッド)、母親のアリス(メラニー・ロラン)、兄ミック(ライアン・マック・レナン)の4人家族。祖父が残したライオンファームを引き継ぐため、ロンドンから移住してきた。兄のミックは心に問題を抱えており、母親は彼にかかりきり。父親は仕事で忙しく、新しい環境に馴染めず友達のできないミアは孤独だった。

 

11歳というそろそろ思春期という時期に、ロンドンからいきなりアフリカの荒野への移住という環境変化はキツイ💦 兄が何故心に問題を抱えてしまったのかというのは、後に種明かしがされるのだけど、それなら何故戻って来たのかと思ったりするし、いろいろ粗い部分もある。反抗期でもあるミアもかわいくない😅 

 

一家が何故南アフリカに来たのかという詳しい説明はなかったように思う。後に唐突にミアの祖父が経営を始めたというセリフがあり、なるほど家業を継ぐために来たのかとも思うのだけど、ちょっと取って付けたようではある。でも、描きたいテーマが先ずあって、そこに持っていくための道筋として、少女とライオンの友情を描くことにしたのだろうから、取って付けた感は仕方がない。正直、前半は退屈だったりするけど、そこは我慢して欲しい😅

 

ライオンファームの仕事内容としては、ライオンを飼育して動物園などに売るというもの。この仕組みは知らなかった。なるほど、動物園にいる動物たちは、いきなり野生動物を捕まえて動物園に連れて来られたわけではなく、専用に育てているというわけなのね。などと呑気に考えていたら、後に衝撃的な事実が判明する。

 

ライオンファームでは現地の黒人スタッフも働いており、家では黒人の家政婦もいる。後に、両親たちよりも、この家政婦の方が正しい意見を言うのは、人種差別的な部分についての配慮もあったりするのかしらと、思うのは考え過ぎかな?🤔

 

さて、前述したとおり孤独感から反抗期に拍車がかかって、誰にでも突っかかっていくスタイルのミア。クリスマスの夜、父親がファームで生まれたホワイトライオンの赤ちゃんを連れて来る。ミックは喜びチャーリー(トール)と名付ける。ミアは興味がないという態度だけれど、チャーリーはミアに懐いてしまう。

 

チャーリーどんな時もミアから離れない。最初は迷惑がっていたものの、そのうちミアの方でも情が移り、かわいがるようになる。前述したとおり、今作は3年間かけて撮影し、チャーリーはじめ動物とのシーンはCGなしとのこと。チャーリーとミアの友情は実際に育まれたもの。とにかくチャーリーがかわいくて、次第にミアの表情もやわらかく、かわいくなっていく。

 

ホワイトライオンという珍しさからファームの人気者となったチャーリー。チャーリー目当てで観光客がやって来るようになる。とはいえ、いくらかわいくてもチャーリーはライオンなので、体大きくも力も強くなってしまう。チャーリーはじゃれているつもりでも、従業員にケガをさせてしまう事態も起き、両親の悩みの種でもあった。

 

学校の旅行の途中でチャーリーが心配で帰って来てしまったり、カギをかけ忘れてチャーリーが脱走してしまったりと、ミアの勝手な行動や不注意が問題視される中、決定的な出来事が起きてしまう。

 

ミアがこっそりチャーリーに会いに行くと、そこへミックがやって来る。ミアはミックにチャーリーに触れてみるように言うけど、ミックは消極的。それでも強引にミックを誘う。イヤな予感しかしない。案の定、じゃれようとしたチャーリーに怯えたミックが転倒し頭を強打してしまう。

 

チャーリーは悪くないとミックも庇うけれど、結果として両親はチャーリーをもう置いておけないと考えて、売ることにしてしまう。この売る相手が大問題!

 

このダークという人物は早い段階からチラチラ出て来る。タンクトップ姿のアリスをいやらしい目つきで見たりと、絵にかいたような嫌な奴。そして、彼のやっている商売については、父親もよく思っていないので、何度も彼にライオンを売ることを拒否してきた。しかし、ファームの経営は厳しく借金がかさんでいたこともあり、父親はこの人物にチャーリーを売ってしまう。

 

チャーリーをサーカスに売ると聞いたミアは、別のライオンを運ぶトラックの荷台に潜り込む。到着したのはダークが経営する施設。この施設では観光客相手に、囲いの中に放した動物を銃で撃たせる「缶詰狩り」を行っていたのだった。

 

実際にライオンが撃たれるシーンこそ映さないものの、人の手で育てられ人間を信じているライオンに向かって、白人女性がライフルを構えるシーンは衝撃的で、本当に腹が立った。野生動物を狩るハンティングも容認しがたいのに、自分たちの楽しみにのために育てた動物を撃ち殺せる神経が分からない! 

 

ミアはチャーリーを自然保護区に連れて行くことを決意。これにはミックと家政婦も協力してくれて、トラックで出発するが、道のりは遠い。

 

一方、事情を知ったマリアはジョンに激怒。実は一家がロンドンへ移住したのは、マリアと幼いミックが「缶詰狩り」を目撃してしまい、ミックが精神的に病んでしまったことが原因だった。家業を継ぐため南アフリカに戻って来る際に、絶対に「缶詰狩り」のために動物は売らないと約束したのに、借金返済のためとはいえジョンはその約束を破ってしまったのだった。

 

イヤ、借金しなきゃ家業が成り立たないなら辞める勇気を持とうよ。ロンドンで一家がどういう暮らしをしていたのか分からないし、そもそも息子が精神的に病んでしまっているのに、そのトラウマとなった家業を継ぐ気持ちが全然理解できない。まぁ「缶詰狩り」について問題提起するため、そこに結び付けようと強引な展開となってしまったのかも。

 

さて、トラックで出発したミアとチャーリーは、早速ガス欠になってしまい徒歩で保護区を目指す。たしか、保護地区に向かうように教えてくれたのはミックで、その際に距離なども教えてくれたように思うけど、徒歩で向かうとどのくらい時間がかかるのかは不明。そもそも少女とライオンが歩いて行ける距離なのか? 

 

いくら百獣の王ライオンと一緒とはいえ、夜の平原は危険なのではと思うけれど、木の上で寝たりとそれなりに危険回避はしていた。しかし、途中で水が無くなったりと大変そう。

 

さらに、ミアがホワイトライオンを逃がそうとしていることはニュースになり、チャーリーを射殺する命令を受けた警察?軍?が派遣されてしまう。当然、父のジョンもミアを探しに向かい、さらにチャーリーを撃てると客を連れたダークも2人を追う。こいつホントにムカつく😡

 

まんまとダークたちに見つかってしまうミアたち。必死に抵抗するミアを突き飛ばすダークにチャーリーが襲い掛かる。これダークとハンターは逃げたんだっけ? 忘れてしまった😅 もともとハンティング目的で追ってきているわけだし、襲われたなら射殺してしまう気がするので、このシーンは完全にハラハラさせる目的だと思うけど、必要なかったかも。

 

さらに、ミアたちを探しにきたジョンが現れる。当然ながらミアは「缶詰狩り」にチャーリーを売ろうとしていたことを責める。ジョンは祖父の頃からやっていたことであり、それが南アフリカの収入源でもあるという衝撃的な発言をする。まさかの合法。ミアは麻酔銃を撃ちジョンを眠らせ、再びチャーリーと保護地区を目指す。イヤ、そのまま放置は危険じゃない? というツッコミはしちゃダメですかね😅

 

さんざん、何もない平原を通って来たミアとチャーリーだけど、何故か急にショッピングセンターを通り抜けることになる。ショッピングセンターがあるということは、それなりの街があるということだと思うけれど、保護区の近くにそんな街が? とはいえ、これは人間たちに対するミアとチャーリーのデモ行進ということかも。深読みか?🤔

 

ショッピングセンターを通り抜けるなど無謀なことをしたら、その時点で特殊部隊に取り囲まれそうだけれど、ハラハラさせつつも無事に通り抜ける。ここもホワイトライオンのトールが演じていると思われるけれど、大勢の人間が見つめる中、おとなしく歩いていてスゴイ!

 

それなりにハラハラさせる展開がありつつも、ミアとチャーリーは保護地区に辿り着く。しかし、そこには特殊部隊が待ち構えていた。ミアが保護地区に入ることが出来ないのか不明なのだけど、手前でチャーリーを放し歩いて行くように促す。保護地区の入り口では民族衣装的な服装の老人が待っている。ゆっくりと歩き出すチャーリー。

 

チャーリーを射殺するよう命令を待つ特殊部隊。そこに現れたのは父のジョン。どうやって助かったんだっけ?🤔 この保護地区が撮影用なのか不明なのだけど、手前側が土手のような感じになっていて、横断歩道のように保護地区の入り口まで道が伸びている。その道をジョンがガードする中、悠然と進むチャーリー。

 

当然ながらチャーリーは保護地区に入り、これで人間のエゴに巻き込まれることはなくなった。王道過ぎる展開ながらも威厳あるチャーリーの姿に泣いてしまった😭 

 

数年後、保護地区で幸せに暮らすチャーリーの姿を、ミアたち家族が見ているシーンで終了。こんな事件を起こしてお咎めなしだったのか?とか、借金はどうなっているのか?とか思うけれど、これはミアたち家族を描く映画ではなく、あくまでも「缶詰狩り」について知らしめる作品なのだと思うことにしておく😌

動物がメインの作品にありがちな、物語自体や展開が取って付けたようになりがちで、俳優たちの演技も浮いた感じであるのは否めない。逆にミアのダニア・デ・ヴィラーズは変に演技をしていない分、自然だったかもしれない。それを引き出したのは3年間ライオンと一緒に過ごした経験だと思うので、そういう意味では良かったと思う。

 

少女とライオンの心温まる物語を想像していたので、前半部分は王道で目新しい感じもないと思っていた。中盤で驚愕の事実が分かってからは、これが伝えたいことなのだろうと思いながら見ていたのだけど、まさかのロードムービー的な感じになり、最後はおとぎ話的な感じで着地😅

 

正直に言うと全てがあまりかみ合っていないように思う。家族の再生にしても中途半端な感じだし、少女とライオンの逃避行についてもご都合主義的、ただこれは子供にも見やすい感じになっているとは思った。とにかく缶詰狩りについて広い層に知って欲しいというような。

 

父親のセリフにあったように、缶詰狩りを含めて野生動物を狩りすることは、南アフリカでは合法で観光収入となっており、現時点で止める手段がないため、これを問題視する声を広めていくしかない。現在、ライオンは絶滅危惧種となっている。間に合わないかもしれない。

 

動物を殺すなど残酷なシーンはないし、少女とライオンをメインとした物語も王道で見やすい。少しでも多くの人に見てもらい「缶詰狩り」について、そしてライオンを始めとした野生動物たちが置かれている現状を知って欲しいと思う。

 

見てから3ヶ月ほど経ってしまったので既に公開も終了してしまった😣 DVD化されているのか不明だけど、見れる機会があったら是非!

 

『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』公式サイト

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【shopping】KINTO アロマオイルウォーマー カッパー

2021-05-16 01:19:04 | shopping

【shopping】KINTO アロマオイルウォーマー カッパー

 

 

 

北欧インテリアブロガーさんの記事で見かけて一目ボレ😍 検索してみたところブラックは在庫があったものの、カッパーは売切れ😭 楽天などいろいろチェックしたけど、入荷まで数ヶ月待ち。とりあえず、KINTOのサイトで入荷通知依頼をして再販を待ってた。

 

先日ようやく入荷メールが✨ ということで、早速ポチ👉 翌日には出荷メールが届き、その翌日には届いた😃

 

ちなみにコッパーってつぶやいちゃってるけど、正しくはカッパー。

 

 

 

半分寝ながらツイートしたからか再び誤字😣 こんな感じてって😫 各パーツばらばらに箱に入って届くので、こんな感じでセット。

 

お水30ml程度を入れて、アロマオイルを5~6滴ほど垂らす。キャンドルカバーにティーライトキャンドルをセット。

 

 

キャンドルに点火。部屋中にアロマのいい香りが広がる。アロマディフューザーよりも強く感じるかも🤔 

 

 

 

キャンドルホルダーではないので暗くする必要はないのだけど、灯りを消すと雰囲気がグッと出る。素敵✨ これは良い買物をした!

 

現在、KINTOのサイトでは在庫アリ! アロマオイルウォーマー ー KINTO

 

コチラ送料無料だった😣💦


 

 

コチラ5%OFFクーポンありだった😣


 

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【tv】ぶらぶら美術博物館「鳥獣戯画のすべて」

2021-05-16 00:45:22 | tv

【tv】ぶらぶら美術博物館「鳥獣戯画のすべて」

 

 

開催中の美術展や博物展を紹介する番組。今回は、東京国立博物館平成館で開催中(2021.5.15現在、緊急事態宣言により休館中)の「国宝 鳥獣戯画のすべて」を取り上げていた。見たいと思っていたのでメモ取りながら鑑賞。備忘メモとして残しておく。

 

甲巻・乙巻・丙巻・丁巻の4巻の全場面を一挙展示するという、史上初の企画展。


講師は東京国立博物館 絵画・彫刻室の土屋貴裕さん。今回の企画は土屋さんによるもの。


「鳥獣戯画」(Wikipedia)は国宝の中でも最も謎が多い作品。いつ誰が描いたのか全く分かっていない。高山寺に伝わっているが、いつ来たのかも不明。開祖である明恵上人(Wikipedia)が亡くなった際に、寺所有の美術品目録を作ったが記載がない。

 

【甲巻】

 

 

今展の話題でもある動く歩道での鑑賞。本来、絵巻物は巻き取りながら広げて鑑賞するもので、これにより物語が動いているように見える。それを再現するためには、動く歩道を導入した。


最も有名なのが「甲巻」だが、前半と後半で画力に違いがある。前半は動物たちもズングリしているが、後半はスマートで上手い。おそらく描き手が違うが、どちらが先に描かれたのかは不明。

 


①異時同図

平安時代後半の絵巻物に多用された"異時同図"で描かれる。例えば兎と蛙が相撲をしている場面で、取組みから投げ飛ばすシーンが同じ図の中に描かれている。別の2組を描いているわけではない。

 

 

②逆行性の構図

通常、絵巻物は右から左に向かって描かれるが、兎が猿を追いかける場面が左から右に向かって描かれている。

 

 

③土屋さんオススメの場面

甲巻と丙巻にしか登場しない猫が登場しており、兎に隠れて2匹の鼠が猫の様子をうかがっている姿が描かれている。後半の兎が猿を追いかける場面の直ぐ後。

 

【乙巻】

平安時代。動物が動物として描かれている。前半は日本にもいる動物、後半は外国もしくは空想の動物が描かれている。「動物生体図鑑」のような感じ。動物の並びの順番の理由はよく分からないが、甲巻と乙巻に登場する動物は重複していない。棲み分け?

 


犀(玄武):当時の人は空想だと分かっていた? 曖昧だったのではないか?

 


麒麟:花の角の方はメス。女子力がある。

 


:敷物として輸入されていた。手本帳を見て描いたのではないか?

 


山羊:もともと日本にはいなかった。飛鳥時代に海外から献上された。

 


:子供は犬化している。大人の虎は手本帳にあったが、子どもはなく身近な動物を手本にしたのではないか?

 十二神将の織物なので、乗るスペースが必要なため胴長に描かれている。

 


獅子:阿形と吽形で描かれる。背景に牡丹が描かれている。獅子と牡丹は定型。

 


:雨を呼ぶと言われているので、雲とセットで描かれている。

 


:普賢菩薩の乗り物。仏画を見ていたのではないか? :霊獣。獏 vs 象。霊獣と動物。

 

【丙巻】

新事実発見! 前半は人物、後半は動物が描かれる。

 


前半、ボードゲーム始まり。賭け双六で身ぐるみはがされた人、妻が泣いている。

 

耳に紐をかけて競う。次の選手が準備している。

 

首引き。若い僧と老尼が首に紐を賭けて競う。尼が若い僧の足をくすぐっている。

 


濃い線と薄い線がある。濃い線は後世に描き足したと思われる。丙巻は鎌倉時代に描かれたと思われていたが、実は平安時代なのでは? 鎌倉時代よりも前に描かれた可能性が出て来た。


後半は動物。鹿の上に猿が乗っていて、兎が鹿の爪をチェックしている。競馬の蹄鉄チェックのようなイメージ。レース前?


実は2009年に解体修理を行った際、前半と後半は表裏に描かれていたものを、剥がして1枚ずつにしたことが分かった。相剝ぎという作業で、江戸時代に行われた。表裏どちらが先に描かれたのかは不明だが、タイムラグがあると思われる。

 

【丁巻】

鎌倉時代。描かている人物を見ると、あまり上手くない? かなり早いスピードで描いている。墨の濃淡を計算している。

 

 

甲巻 法会場面


法会の場面。甲巻の兎と蛙の法会シーンと一致。甲巻を見て描いている。狐がお経を読んでいるシーンは、鼻をかむシーンに変えていたりとパロディの要素が見られる。

 


複数の侍が描かかれたシーンでは、一人だけ侍が振り返っており、顔がきちんと描かれている。本来はちゃんと描けるという自己主張? 
ただの下手ではない? 適当なんだよねという出演者の意見もあり。味という評価はあった? 丁巻が後世に残っているということは、単なるイタズラ描きではないのは?

 

【明恵上人ゆかりの美術品】

 

「重文 明恵上人像」


28年振りに公開される秘仏。60歳で死去。亡くなった後、50代の姿を彫る。平安時代終わり、1173年和歌山生まれ。東大寺で修行し、後鳥羽上皇より高山寺を賜る。


高山寺は学問寺であった。図書館や大学のような場所。そこに何故「鳥獣戯画」が伝わったのか? 書物などが持ち込まれた中に含まれていた?


明恵上人は厳しい修行をした人で、耳を切り献上した。像も右耳の上部分が欠けて表されている。CTスキャンにより胎内に巻物が収められていることが分かったが、重要文化財は簡単に解体できない。解体修理の機会があれば、その際に取り出して調査することになると思うが、いつになるかは分からない。

 

「夢記」


明恵上人は22歳から60歳で亡くなるまで、夢を記録していた。夢はお釈迦様からのメッセージだととらえており、仏教に結び付けて解釈していた。例えば、女性の姿を見た場合、女性は毘盧遮那仏を表しているのだと考え、その場面を絵に描いている。


女性と親しい関係になったなど赤裸々な記述もあり、明恵上人は焼き捨てるように指示して亡くなったが、弟子たちが残してしまう。

 


「重文 子犬」


明恵上人が運慶の息子である湛慶に作らせた。江戸時代には「重文 明恵上人像」と一緒に安置されていた。肉球も彫ってある!


この肉球を土屋さんが推しているそうで、壁に「重文 子犬」の肉球の画像を展示しているので注目!

 

昨年の7月に開催予定だったけれど、新型コロナウィルスの影響で開催延期となり、2021年4月に開催されたばかり。しかし、4月25日からの緊急事態宣言による東京都の休業要請により現在休館中💦 国宝は年間で展示できる日数の制限があるそうなので、再開されるかどうか微妙なところ🤔

 

美術品の管轄は文化庁なのかな? こういう時期だけに、なんとか特別ルールでお願いしたい🙏 是非見たい🙏🙏🙏

 

ぶらぶら美術博物館:毎週火曜日 20:00~21:00 @BS日テレ

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【play news】「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー 2021」メッセージ動画配信決定

2021-05-09 01:21:36 | play news

【play news】「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー 2021」メッセージ動画配信決定

 

 

 

記事書こうと思っているうちに事態が二転三転してしまい、もはや何から書いていいか分からなくなってしまった💦

 

そもそもは、2020年9月17-19日に、ラミン・カリムルー、ハドリー・フレイザー、シエラ・ボーゲスの「オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン」の主演3人を迎えて開催する予定だった。(開催決定時の記事はコチラ

 

しかし、新型コロナウィルスのパンデミックの影響により延期となった(記事はコチラ

 

そして、2021年5月3-5日の3日間での公演が決定! チケットも発売された。一応チケットは購入したものの、そもそも3人は来日できるのかと不安に思っていた。

 

 

その予感は的中し、まずはアメリカから来る予定のシエラの来日が叶わず😢 しかし、既にラミンとハドリーは来日しており、二週間の自主隔離に入っており、タイトルを「Old Friends」として2人での公演とするとのこと。

 

しかし、2021年4月23日に政府は東京都の要請を受け、4月25日-5月11日までの緊急事態宣言を発令。劇場にも休業要請が出されてしまった😫これを受けて予定していた東京芸術劇場も休業を決定。

 

 

ということで、開催中止となってしまった😭 

 

開催中止は自分も悲しかったけれど、それよりも来日して自主隔離してくれているラミンとハドリーに申し訳なくて😭😭😭

 

 

自主隔離期間が過ぎた2人がインタビューに応じ、その様子がBS日テレの「深層NEWS」の中で流れた。ほぼスタジオ内での討論で、2人の映像は10分もなかった感じだけど、芸術を不要不急としてしまうことへの思いに共感し、それでも前を向く姿に勇気づけられた🙂

 

コロナ禍で仕事を失ったり、休業を余儀なくされている人は、自分が想像しているよりも多いのだと思う。そうでなくてもテレワークや外出自粛でストレスを感じている人がほとんど。そういう状況でも前を向くことはとても難しい。

 

前置きが長くなり過ぎたけど本題!

 

 

せっかく来日してくれたのに、そのまま帰国することになってしまったラミンとハドリーだけど、メッセージ動画を残してくれたのだそう😭 現在編集中で、近々公開されるとのことなので、楽しみに待ちたいと思う😃

 

しかも、来週には重大発表があるのだそう! ワクワク😍

 

ちなみに、チケットの払い戻しは既に始まっていて、それぞれのプレイガイドによって払戻方法が違うので詳しくは公式サイトで要確認!

 

最後に、これだけ状況が日々変わる中、来日してくれたラミンとハドリーはもちろん、様々な調整や変更などに対応して下さった関係者の皆様、お疲れさまでした! そして、ありがとうございました。重大発表期待しております🤗

 

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【Googleのロゴ】2021年 母の日

2021-05-09 00:29:38 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!

 

 

2021年母の日

 

毎年書いてるけど、毎度のWikipediaから引用!

(Wikipediaは性質上、不確かな情報を含みます)

 

母の日(ははのひ)は、日頃のの苦労をねぎらい、母への感謝を表す

アメリカでは以下のアン・ジャービスへの教会での追悼にさかのぼり、

毎年5月の第2日曜日に祝い、日本もそれに倣っているが、

その起源は世界中で様々であり日付も異なる。

例えばスペインでは毎年5月第1日曜日、北欧スウェーデンでは毎年5月の最後の日曜日に当たる。

 

ということで、起源は様々なので、

日本が倣っているアメリカの起源のみ引用しておく😌

 

アメリカでは南北戦争終結直後の1870年

女性参政権運動家ジュリア・ウォード・ハウが、

夫や子どもを戦場に送るのを今後絶対に拒否しようと立ち上がり

「母の日宣言」(Mother's Day Proclamation)を発したが、普及には至らなかった。

 

ハウの「母の日」は、南北戦争中に、

敵味方問わず負傷兵の衛生状態を改善するために地域の女性を結束させた

アン・ジャービス(Ann Jarvis)の活動にヒントを得たものだった。

 

このジャービスの死後2年経った1907年5月12日

その娘のアンナ・ジャービスは、亡き母親を偲び、

母が日曜学校の教師をしていた教会で記念会をもち、白いカーネーションを贈った。

これが日本やアメリカでの母の日の起源とされる

 

1908年5月10日に同教会に470人の生徒と母親達が集まり最初の「母の日」を祝った。

アンナは参加者全員に、母親が好きであった白いカーネーションを手渡した。

このことから、白いカーネーションが母の日のシンボルとなった。

 

1914年に「母の日」はアメリカの記念日になり、5月の第2日曜日と定められた

 

日本では・・・

 

大日本連合婦人会1931年昭和6年)に結成された。

その際、同組織は皇后香淳皇后)の誕生日である3月6日地久節)を「母の日」としたが、

普及しなかった。

 

1937年(昭和12年)5月8日に、

第1回「森永母の日大会」(森永母を讃へる会主催、母の日中央委員会協賛)が豊島園で開催された

その後、1949年(昭和24年)ごろからアメリカに倣って5月の第2日曜日に行われるようになった。

 

とのこと😌

 

検索画面のロゴはこんな感じ

 

例によって画面上はこんな感じになっている

 

お母さん、ありがとう💐

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【cinema / DVD】2021年4月鑑賞まとめ

2021-05-05 01:03:37 | cinema / DVD

【cinema / DVD】2021年4月鑑賞まとめ

 

鑑賞レビューを書く時間がないDVDやTVで鑑賞した映画の記録を残しておきたいってことで、レビュー投稿している映画サイトcocoの投稿をもとに残しておく企画。

 

ということで感想をドゥゾ♪(っ'ω')っ))

 

#34.『楽園』@WOWOW(2021年4月3日鑑賞)

coco投稿

原作未読。

実際の事件が元ネタだから 作中の事件の過程も顛末も辛い。

限界集落独特の閉塞感と、陰湿さ、そして集団心理の恐ろしさがじっとり嫌な感じ。

ラスト少し希望が見えるがしこりが残る。

役者たちの演技がスゴイ👏🏻

 

#35.『宇宙戦争(1953)』@WOWOW(2021年4月7日鑑賞)

coco投稿

原作が同じだからスピルバーグ版と結末の原因は同じだけど、

全く別モノなのがおもしろい。

原作未読なので、どちらが忠実なのか不明だけど、

コンピューターの無い時代のSFがおもしろく、味わい深い作品👽🛸

 

#36.『暗数殺人』@WOWOW(2021年4月8日鑑賞)

coco投稿

おもしろかった!

実際にあった連続殺人事件が元ネタ。

徹底的に無能か悪徳に描かれることが多い韓国警察だけど、

こんなに地道にコツコツ捜査する人もいるのね!

犯人役のチュジフンは少しやり過ぎな気もしたけど、役者たちが皆良かった。

 

#37.『his』@WOWOW(2021年4月8日鑑賞)

coco投稿

先日見た『楽園』とは真逆の集落でのゲイカップルの話。

今泉監督の目線はやっぱり優しい。

少しご都合主義的な部分もあるけど、社会がこうあるといい。

田舎の風景も良かった。

役者たちが良かった。

宮沢氷魚くんの透明感がスゴイ✨

 

#38.『ブラック・クランズマン』@WOWOW(2021年4月11日鑑賞)

coco投稿

白人至上主義集団kkkに黒人とユダヤ人のコンビが潜入するってかなりビックリ😲

とてもテンポよくコミカルに進むので軽快に見ていると、最後に強烈なメッセージ😐

70年代の映像と、主演2人と役者たちが良かった。

 

#39.『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』@WOWOW(2021年4月11日鑑賞)

coco投稿

親目線で見てしまい、イケてない女子中学生のままならない日常が、もどかしくも切なかった😢

心配性過ぎる父親ともどもコミカルに描いているけどホロリとさせる良作。

 

#40.『15年後のラブレター』@WOWOW(2021年4月17日鑑賞)

coco投稿

良かった。かっこよくはない大人の恋愛。

大人だって悩むし、ドタバタもする。

その感じをイーサンホークとローズバーンが好演。

クリスオダウトのオタクダメ男ぶりも良かった。

イギリスの風景も良く、コミカルでホロリの良作。

 

#41.『少女』@WOWOW(2021年4月18日鑑賞)

coco投稿

原作未読。

百合っぽい感じは原作どおりなのかな?

その感じは良かったけど、全体的に嫌な感じが足りないかな🤔

そういう演出はしているし役者もそう演じているけど、

なんとなく唐突というか、取ってつけた感があったかも。

 

#42.『イーダ』@WOWOW(2021年4月25日鑑賞)

coco投稿

知らなくていいこともある。

でも、真実の一端を知ってしまったら、知らずにはいられないかもしれない。

全てを知ったうえでの叔母とイーダの決断は、

それぞれとても重いが、モノクロ映像で生々しくなく見れた。

なかなか良かった。

 

ということで4月は9本鑑賞。オンライン含めた試写会の当選はなしで、劇場鑑賞もなし。映画は変わらず好きだけど映画館で見る機会も減り、新作チェックもほとんどできていない💦 4月は毎年楽しみにしているアカデミー賞もあったのに、すっかり忘れている始末😅 GW中も映画見れてないし、なんだかさびしい😢 5月は何本見れるかな?

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