'09.12.12 鎌倉散歩♪
この日は茅ヶ崎市民文化会館で行われるMJことみうらじゅんのソロ活動(?) 「BEST OF SLIDE」の日。せっかくわざわざ茅ヶ崎まで行くんだから、鎌倉でも散策しましょってことで、baruと2人でお散歩してきた。
奈良旅行でもお世話になった"ことりっぷ"を購入。円覚寺の佛日庵でお抹茶飲みながらbaruと考えたプランは、円覚寺をお参りして、鎌倉街道をトコトコ歩いて鶴岡八幡宮へ。途中、明月院や建長寺に寄れたら寄る。若宮大路の「段葛こ寿々」で、こ寿々そばを食べるもよし。小町通りをプラプラした後、由比ヶ浜方面へ行きショッピング。最後は鎌倉マルシェを楽しもうってことで「鎌倉市農協連即売所」でしめというもの。
朝早く起きられないので11時にJR北鎌倉駅待ち合わせて円覚寺へ向かう。以前来たことがある静かで素敵なお寺。鎌倉幕府8代執権、北条時宗が弘安5(1282)年に建立。あの夏目漱石も坐禅を組んだことがあるのだそう。ことりっぷには紅葉がキレイとある。駅を出てすぐ左手にかなり長い石段がある。上がりきったところに2階建ての山門。そんなにビックリするほど大きくないけれど、二重屋根の美しい造詣。この山門、漱石が"門"で描写しているんだとか。"門"は未読。今度読んでみよう。紅葉は終わっちゃったかなと思っていたけど、けっこう残っている。うれしい。そしてキレイ! 山門をくぐって仏殿へ。外観は古そうだけれど、中は結構新しく見える。大きな仏様は説明がないので、どなたなのか不明。かなり高い台座に坐しておられて、ちょっと宇宙的。しかし、この境内ホントに閑静な佇まい。
以前は、仏殿からすぐに洪鐘のある弁天堂茶屋へ行ってしまったけれど、今回は佛日庵へ向かう。紅葉がキレイ。池とお庭のある方丈や、妙香池なんかも風情があって素敵だけど、石積みの上に瓦屋根を載せた白い塀に囲まれた、正続院は昔の偉い人のお屋敷みたいに見える。お侍様が出てきそう(笑) 正続院の塀を左に行くと突き当たりが舎利殿。こじんまりとした佇まい。舎利殿というからには、お釈迦様の骨(と言われているもの)が安置されているのかな? まぁ、いいけど(笑) そして、佛日庵へ。境内で唯一公開されている塔頭。こじんまりとした境内では拝観料込み500円でお抹茶がいただける。もちろんお抹茶つきにする。小鳥の形をした干菓子がかわいい。木々に囲まれたここは北条時宗の廟所で、鎌倉三十三所観音霊場の三十三番札所なのだそう。落ち着く。そんな静かな佇まいの中、baruと2人で円覚寺の僧侶に人気(baru持参のガイドブックのまま)のお好み焼きのお店はどうだろうかなど、ランチやお買い物計画を立てるのだった。
トコトコ歩いて黄梅院まで行く。ここ紅葉キレイ。いろんな木や草花があっていい。仏殿まで戻って、急で長い階段を上った先に洪鐘がある。関東最大級と言われるこの鐘は、国宝とのこと。これはデカイ! デカイけれどもわりと縦長なのでスッキリと美しい。鋳物名人、物部国光作とのことだけど、この方のことは知らなかった。ことりっぷによると鎌倉三名鐘の1つだそうで、残りは建長寺と常楽寺にあるとのこと。だいぶ石段を上がったので見晴らしがいい! 天気が良かったので富士山がキレイに見える。弁天堂茶屋からの眺めもいいのだけど、けっこう混んでたし、お抹茶飲んだので今回はなし。以前来た時は5~6月頃だったので、木々の緑がきれいだった。リスが柱の上を走ったりしてかわいかったけど、この時期もいるのかな。
円覚寺を出てJRの線路を渡り、鎌倉街道を鶴岡八幡宮へ向かう。あんなに話したのに結局お店は決まらず。ホントは江ノ電に乗って腰越に行って「しらすや」で二色丼食べたいんだけど、時間的にムリ(涙) 鎌倉街道にはいろんなお店が並んでいるけど・・・ と物色していると、かわいらしいお店を発見! 「cafe meshi PoocH」というペットOKのカフェ・レストラン。カレーセットに惹かれてここに決定。baruはグリーン・カレーセット、私は豆のカレーセットにした。店内はちょっとアジアンな感じでかわいらしい。そんなに広くないけど、ご夫婦2人でやってらっしゃる感じなので、混んでくると大変らしく、少しお時間いただきますとのこと。後があるので少しは焦ったほうがいいけど、特別急ぐわけではないのでOK。しかし、本来の目的はMJなのに鎌倉のことで頭がいっぱいになってしまい、会場を調べるのをすっかり忘れていたので検索しながら待つ。まぁ、普通よりは待った感じだけど、そんなに気にならない。そして、カレーが激ウマだったので全然OK。ひよこ豆など数種類の豆と、ひき肉や野菜などを煮込んだカレーはこくがあっておいしかった! 野菜のフリッターと、先を少し赤くしたゆり根の盛り付けもいい。ということでオススメです。
ついつい話が盛り上がってしまったけれど、意外にも2時半頃! あわてて出発。時期ではないので今回のプランにはないけど、途中の道を左に入るとあじさい寺として有名な明月院がある。さらに進むとビーフシチューのお店「去耒庵」 古い日本家屋の店内も素敵らしいけれど、いつも混んでいるし、ランチ2,625円は・・・ ってことで、憧れのまま。この辺りはガラス工芸のお店や、けんちん汁の「鎌倉五山」などが並ぶ。精進料理の「鉢の木」もこの辺り。って、食べ物のことばっかりだな(笑) 坂を上がったところにある校舎が鎌倉学園で、その隣が建長寺。北条時頼が建長5年に建立した日本初の禅寺で、けんちん汁発祥の地。唐破風造りの山門や、鎌倉三名鐘の梵鐘など見所も多いし、方丈から眺めるお庭が美しいのだけど、今回は時間の関係で諦め。一応、門からチラ見しておいた。
建長寺から10~15分くらいで鶴岡八幡宮へ到着。本来はきちんと正門から参拝すべきなのでしょうけど、今回は脇から入ってしまう。源頼義が京都の石清水八幡宮を由比ヶ浜に祀ったものを、源頼朝が現在の場所に移し、幕府の儀式の中心としたとのこと。2002年から大規模な修復中。以前来た時は修復中だった本宮もすっかりキレイになっていた。KさんとBちゃんと来た時、おみくじ引いたらBちゃんと私が凶、近くにいたおねえさんも凶、そして別のおにいさんが大凶と、凶入れすぎだろうとツッコミたくなるくらい凶連発だった。今回は吉。これまた微妙(笑) 朱塗りも鮮やかな本宮。baruに言われて気づいたけど、八幡宮と書かれた看板(?)の"八"は向かい合う2羽の鳩になっている。かわいい! 長い階段の脇、本宮に向かって左手に大銀杏がある。源実朝を暗殺する際、公暁が身を隠したと言われている。みごとに紅葉して黄金色!
八幡宮を出て若宮大路へ。右側の方がお土産屋さんなどが多いけど、左側を行く。こちら側にこ寿々そばの「段葛 こ寿々」がある。ランチ食べてしまったので、おそばはムリだけど、ここのわらび餅がお目当て。わらび餅のみでも購入可能。外観は古いお蕎麦屋さんと言う感じなので、ちょっと分かりにくいけど、思い切って引き戸を開けて中に入ると、冷蔵ケースの中にわらび餅の箱が並ぶ。これをレジに持っていけばOK。黒蜜ときな粉でいただくこのわらび餅はスゴイ弾力。12個入りと9個入りがある。9個入り(735円)を購入。お土産を買ったので小町通へ。狭い通りの両側に和やアジアの雑貨屋さんや食べ物屋さんが並ぶ人気スポット。やっぱり混んでる。たぶんこの通りから少し入ったところに大好きな鏑木清方の住まいを改築した、鏑木清方記念美術館があるはず。とりあえず「鎌倉山納豆」で毎回購入するドライ納豆を購入。一袋500円くらいだったかな。結構量があって、適度な塩味でぽりぽり食べられるので大好き。トコトコ歩いて鎌倉駅のロータリーが見えてきた辺りの右側に、いろんなショップが入った2階建てのビルがある。円形の中庭を取り囲むように小さなお店が並ぶ。2Fはバルコニー状になっている。お目当ては2Fにある「香紙堂ペーパーパーク」 和紙やポストカード、猫の小物なども並ぶ雑貨屋さんという感じだけど、今回狙っていたのはことりっぷに載ってた亀の柄のてぬぐい。たしか鎌倉限定だったような・・・。最近、てぬぐいのよさに目覚めたけど、目覚めたてで数が不足しているので、これをご購入。1,000円くらい。
駅ロータリー内には鎌倉カスターの「鎌倉ジャーマン」や鳩サブレーの「豊島屋」(本店は若宮大路)もある。鎌倉駅の地下道を通って反対側へ。江ノ電の駅の脇、御成通りを由比ヶ浜方面へ。この通り、ちょっと吉祥寺とかにあるナチュラル系のかわいい雑貨屋さんが、普通の商店街の中にチラチラあるような感じ。お目当ては「KIBIYAベーカリー」と「菊一伊助商店」 パン屋さんと刃物屋さん。「KIBIYAベーカリー」は御成通りにあるはずだけど見つからない。踏切まで来てしまって御成通り終了。ということで、カーブを描くけっこう急な坂を上がり六地蔵方面へ。六地蔵とはホントに6人(?)のお地蔵様がいらっしゃるみたいだけど、お店はその手前。道の右側を行くと「由比ヶ浜 こ寿々」が。こっちで買えばよかったのか(笑) 「菊一伊助商店」は昔ながらの店構えの刃物屋さん。ガラスの引き戸を開けるのは、少しだけ勇気が要るけど、思い切って中へ。そんなに広くない店内には包丁や鋏などの刃物がズラリ。小さなレジ台の隣の一段高くなった畳の上では、ご主人と息子さんかな、2人並んで刃研ぎをされている。お目当てはことりっぷに載ってた眉抜き(1,500円) ずっと愛用していたHENCKELESの眉抜きが壊れてしまったので、いい眉抜きを探していた。コレいいです。そんなに力を入れなくてもスッと抜けるので、ぜんぜん痛くない。オススメ。
地図を再確認して御成通りを鎌倉方面へ戻る。右側に看板を発見! 実はお店は小さな路地の奥。ちょっと分かりずらいので注意! 12月なのでクリスマス・リースの飾られたガラス扉がかわいい。こじんまりとした店内の家具も手作りなのだそう。木を基調にしたシンプルな内装同様、素材の味を生かしたシンプルなパンが並ぶ。プレーンのスコーン(140円)、プレーンのベーグル(120円)、カンパーニュ小(320円)、紅茶といちじくのパウンドケーキ カット(100円)を購入。どれもおいしかったけど、スコーンがスゴイおいしかった。スコーンはポソポソなのが持ち味だけど、適度にしっとりしてて、適度にポソポソ。って、変な言い方だけど(笑) 塩加減もちょうど良くてほのかな甘み。ベーグルもおいしかった! 店を出てかわいらしいお店の入口の写真を撮ってたら、チャリで戻ってきた男性スタッフの方が撮りましょうかと声を掛けてくれた。お言葉に甘えてbaruと2人で撮っていただく。ありがとうございました。猫が描かれた木の看板が目印! ちなみに若宮大路に「KIBIYAベーカリー come va?」もあり。こっちのほうが分かりやすいかも。
駅まで戻って再び若宮大路へ。「鎌倉市農協連即売所」へ向かう。ことりっぷによると、名前の通り約30戸の生産者がローテーションを組んで、自家栽培の野菜を販売しているそうで、確か葉山のシェフ(誰?(笑))がここで買っているのをテレビで見たような・・・。野菜おいしそうだけど、この後MJなので、ここで買ってしまうわけにはいかないし(笑) 実はこの市場内におしゃれなハーブのお店や、ケーキ屋さんなどが入っていて、お目当てはこちら。切り売りのピザ(300円~)があるとのことなので、これをイート・インしてMJへ向かう計画だったのだけど、見つからない。この記事を書くにあたり、改めてことりっぷを見直したら、このお店「CHICCHIRICHI」は若宮大路の向こう側、「丸七商店街」の中だった(涙) というわけで、こっちも気になった「鎌倉やきとり秀吉」で、もも肉(115円)と地ビール(350円)をオーダー。歩道に置かれたテーブルでイート・イン。もも肉やわらかい! そして鶏の味がしっかりする。黒っぽい地ビールはほんのり甘くておいしい。夕暮れ時、ちょっと気持ちよかった。ハーブのお店「Heartsease」や、手作りシャツのお店「nui-nui 1st」を見るのを忘れてしまったので、次回是非!ここちょっといいです。反対側から写真撮ったら、台湾っぽい仕上がりになってて、ちょっとお気に入り。
というわけで、時間が来たので茅ヶ崎へ向かう。途中、行けなかったり、はしょったりした所もあったけど、大好きな鎌倉を満喫した。大満足!
*この後、MJレポを書く予定だけど、先に書かないといけない記事があるので、順番が逆になるかと・・・
★cafe meshi PoocH:鎌倉市山ノ内375 tel:0467-22-0281
POOCH(食べログ)
KIBIYAベーカリー★鎌倉市御成町5-34 tel:0467-22-1862
KIBIYAベーカリー(treep)
★菊一伊助商店:鎌倉市由比ヶ浜1-3-7 tel:0467-23-0122
菊一伊助商店(treep)
★鎌倉やきとり秀吉:鎌倉市小町1-13-10 tel:0467-24-1616
やきとり秀吉(食べログ)
この日は茅ヶ崎市民文化会館で行われるMJことみうらじゅんのソロ活動(?) 「BEST OF SLIDE」の日。せっかくわざわざ茅ヶ崎まで行くんだから、鎌倉でも散策しましょってことで、baruと2人でお散歩してきた。
奈良旅行でもお世話になった"ことりっぷ"を購入。円覚寺の佛日庵でお抹茶飲みながらbaruと考えたプランは、円覚寺をお参りして、鎌倉街道をトコトコ歩いて鶴岡八幡宮へ。途中、明月院や建長寺に寄れたら寄る。若宮大路の「段葛こ寿々」で、こ寿々そばを食べるもよし。小町通りをプラプラした後、由比ヶ浜方面へ行きショッピング。最後は鎌倉マルシェを楽しもうってことで「鎌倉市農協連即売所」でしめというもの。
朝早く起きられないので11時にJR北鎌倉駅待ち合わせて円覚寺へ向かう。以前来たことがある静かで素敵なお寺。鎌倉幕府8代執権、北条時宗が弘安5(1282)年に建立。あの夏目漱石も坐禅を組んだことがあるのだそう。ことりっぷには紅葉がキレイとある。駅を出てすぐ左手にかなり長い石段がある。上がりきったところに2階建ての山門。そんなにビックリするほど大きくないけれど、二重屋根の美しい造詣。この山門、漱石が"門"で描写しているんだとか。"門"は未読。今度読んでみよう。紅葉は終わっちゃったかなと思っていたけど、けっこう残っている。うれしい。そしてキレイ! 山門をくぐって仏殿へ。外観は古そうだけれど、中は結構新しく見える。大きな仏様は説明がないので、どなたなのか不明。かなり高い台座に坐しておられて、ちょっと宇宙的。しかし、この境内ホントに閑静な佇まい。
以前は、仏殿からすぐに洪鐘のある弁天堂茶屋へ行ってしまったけれど、今回は佛日庵へ向かう。紅葉がキレイ。池とお庭のある方丈や、妙香池なんかも風情があって素敵だけど、石積みの上に瓦屋根を載せた白い塀に囲まれた、正続院は昔の偉い人のお屋敷みたいに見える。お侍様が出てきそう(笑) 正続院の塀を左に行くと突き当たりが舎利殿。こじんまりとした佇まい。舎利殿というからには、お釈迦様の骨(と言われているもの)が安置されているのかな? まぁ、いいけど(笑) そして、佛日庵へ。境内で唯一公開されている塔頭。こじんまりとした境内では拝観料込み500円でお抹茶がいただける。もちろんお抹茶つきにする。小鳥の形をした干菓子がかわいい。木々に囲まれたここは北条時宗の廟所で、鎌倉三十三所観音霊場の三十三番札所なのだそう。落ち着く。そんな静かな佇まいの中、baruと2人で円覚寺の僧侶に人気(baru持参のガイドブックのまま)のお好み焼きのお店はどうだろうかなど、ランチやお買い物計画を立てるのだった。
トコトコ歩いて黄梅院まで行く。ここ紅葉キレイ。いろんな木や草花があっていい。仏殿まで戻って、急で長い階段を上った先に洪鐘がある。関東最大級と言われるこの鐘は、国宝とのこと。これはデカイ! デカイけれどもわりと縦長なのでスッキリと美しい。鋳物名人、物部国光作とのことだけど、この方のことは知らなかった。ことりっぷによると鎌倉三名鐘の1つだそうで、残りは建長寺と常楽寺にあるとのこと。だいぶ石段を上がったので見晴らしがいい! 天気が良かったので富士山がキレイに見える。弁天堂茶屋からの眺めもいいのだけど、けっこう混んでたし、お抹茶飲んだので今回はなし。以前来た時は5~6月頃だったので、木々の緑がきれいだった。リスが柱の上を走ったりしてかわいかったけど、この時期もいるのかな。
円覚寺を出てJRの線路を渡り、鎌倉街道を鶴岡八幡宮へ向かう。あんなに話したのに結局お店は決まらず。ホントは江ノ電に乗って腰越に行って「しらすや」で二色丼食べたいんだけど、時間的にムリ(涙) 鎌倉街道にはいろんなお店が並んでいるけど・・・ と物色していると、かわいらしいお店を発見! 「cafe meshi PoocH」というペットOKのカフェ・レストラン。カレーセットに惹かれてここに決定。baruはグリーン・カレーセット、私は豆のカレーセットにした。店内はちょっとアジアンな感じでかわいらしい。そんなに広くないけど、ご夫婦2人でやってらっしゃる感じなので、混んでくると大変らしく、少しお時間いただきますとのこと。後があるので少しは焦ったほうがいいけど、特別急ぐわけではないのでOK。しかし、本来の目的はMJなのに鎌倉のことで頭がいっぱいになってしまい、会場を調べるのをすっかり忘れていたので検索しながら待つ。まぁ、普通よりは待った感じだけど、そんなに気にならない。そして、カレーが激ウマだったので全然OK。ひよこ豆など数種類の豆と、ひき肉や野菜などを煮込んだカレーはこくがあっておいしかった! 野菜のフリッターと、先を少し赤くしたゆり根の盛り付けもいい。ということでオススメです。
ついつい話が盛り上がってしまったけれど、意外にも2時半頃! あわてて出発。時期ではないので今回のプランにはないけど、途中の道を左に入るとあじさい寺として有名な明月院がある。さらに進むとビーフシチューのお店「去耒庵」 古い日本家屋の店内も素敵らしいけれど、いつも混んでいるし、ランチ2,625円は・・・ ってことで、憧れのまま。この辺りはガラス工芸のお店や、けんちん汁の「鎌倉五山」などが並ぶ。精進料理の「鉢の木」もこの辺り。って、食べ物のことばっかりだな(笑) 坂を上がったところにある校舎が鎌倉学園で、その隣が建長寺。北条時頼が建長5年に建立した日本初の禅寺で、けんちん汁発祥の地。唐破風造りの山門や、鎌倉三名鐘の梵鐘など見所も多いし、方丈から眺めるお庭が美しいのだけど、今回は時間の関係で諦め。一応、門からチラ見しておいた。
建長寺から10~15分くらいで鶴岡八幡宮へ到着。本来はきちんと正門から参拝すべきなのでしょうけど、今回は脇から入ってしまう。源頼義が京都の石清水八幡宮を由比ヶ浜に祀ったものを、源頼朝が現在の場所に移し、幕府の儀式の中心としたとのこと。2002年から大規模な修復中。以前来た時は修復中だった本宮もすっかりキレイになっていた。KさんとBちゃんと来た時、おみくじ引いたらBちゃんと私が凶、近くにいたおねえさんも凶、そして別のおにいさんが大凶と、凶入れすぎだろうとツッコミたくなるくらい凶連発だった。今回は吉。これまた微妙(笑) 朱塗りも鮮やかな本宮。baruに言われて気づいたけど、八幡宮と書かれた看板(?)の"八"は向かい合う2羽の鳩になっている。かわいい! 長い階段の脇、本宮に向かって左手に大銀杏がある。源実朝を暗殺する際、公暁が身を隠したと言われている。みごとに紅葉して黄金色!
八幡宮を出て若宮大路へ。右側の方がお土産屋さんなどが多いけど、左側を行く。こちら側にこ寿々そばの「段葛 こ寿々」がある。ランチ食べてしまったので、おそばはムリだけど、ここのわらび餅がお目当て。わらび餅のみでも購入可能。外観は古いお蕎麦屋さんと言う感じなので、ちょっと分かりにくいけど、思い切って引き戸を開けて中に入ると、冷蔵ケースの中にわらび餅の箱が並ぶ。これをレジに持っていけばOK。黒蜜ときな粉でいただくこのわらび餅はスゴイ弾力。12個入りと9個入りがある。9個入り(735円)を購入。お土産を買ったので小町通へ。狭い通りの両側に和やアジアの雑貨屋さんや食べ物屋さんが並ぶ人気スポット。やっぱり混んでる。たぶんこの通りから少し入ったところに大好きな鏑木清方の住まいを改築した、鏑木清方記念美術館があるはず。とりあえず「鎌倉山納豆」で毎回購入するドライ納豆を購入。一袋500円くらいだったかな。結構量があって、適度な塩味でぽりぽり食べられるので大好き。トコトコ歩いて鎌倉駅のロータリーが見えてきた辺りの右側に、いろんなショップが入った2階建てのビルがある。円形の中庭を取り囲むように小さなお店が並ぶ。2Fはバルコニー状になっている。お目当ては2Fにある「香紙堂ペーパーパーク」 和紙やポストカード、猫の小物なども並ぶ雑貨屋さんという感じだけど、今回狙っていたのはことりっぷに載ってた亀の柄のてぬぐい。たしか鎌倉限定だったような・・・。最近、てぬぐいのよさに目覚めたけど、目覚めたてで数が不足しているので、これをご購入。1,000円くらい。
駅ロータリー内には鎌倉カスターの「鎌倉ジャーマン」や鳩サブレーの「豊島屋」(本店は若宮大路)もある。鎌倉駅の地下道を通って反対側へ。江ノ電の駅の脇、御成通りを由比ヶ浜方面へ。この通り、ちょっと吉祥寺とかにあるナチュラル系のかわいい雑貨屋さんが、普通の商店街の中にチラチラあるような感じ。お目当ては「KIBIYAベーカリー」と「菊一伊助商店」 パン屋さんと刃物屋さん。「KIBIYAベーカリー」は御成通りにあるはずだけど見つからない。踏切まで来てしまって御成通り終了。ということで、カーブを描くけっこう急な坂を上がり六地蔵方面へ。六地蔵とはホントに6人(?)のお地蔵様がいらっしゃるみたいだけど、お店はその手前。道の右側を行くと「由比ヶ浜 こ寿々」が。こっちで買えばよかったのか(笑) 「菊一伊助商店」は昔ながらの店構えの刃物屋さん。ガラスの引き戸を開けるのは、少しだけ勇気が要るけど、思い切って中へ。そんなに広くない店内には包丁や鋏などの刃物がズラリ。小さなレジ台の隣の一段高くなった畳の上では、ご主人と息子さんかな、2人並んで刃研ぎをされている。お目当てはことりっぷに載ってた眉抜き(1,500円) ずっと愛用していたHENCKELESの眉抜きが壊れてしまったので、いい眉抜きを探していた。コレいいです。そんなに力を入れなくてもスッと抜けるので、ぜんぜん痛くない。オススメ。
地図を再確認して御成通りを鎌倉方面へ戻る。右側に看板を発見! 実はお店は小さな路地の奥。ちょっと分かりずらいので注意! 12月なのでクリスマス・リースの飾られたガラス扉がかわいい。こじんまりとした店内の家具も手作りなのだそう。木を基調にしたシンプルな内装同様、素材の味を生かしたシンプルなパンが並ぶ。プレーンのスコーン(140円)、プレーンのベーグル(120円)、カンパーニュ小(320円)、紅茶といちじくのパウンドケーキ カット(100円)を購入。どれもおいしかったけど、スコーンがスゴイおいしかった。スコーンはポソポソなのが持ち味だけど、適度にしっとりしてて、適度にポソポソ。って、変な言い方だけど(笑) 塩加減もちょうど良くてほのかな甘み。ベーグルもおいしかった! 店を出てかわいらしいお店の入口の写真を撮ってたら、チャリで戻ってきた男性スタッフの方が撮りましょうかと声を掛けてくれた。お言葉に甘えてbaruと2人で撮っていただく。ありがとうございました。猫が描かれた木の看板が目印! ちなみに若宮大路に「KIBIYAベーカリー come va?」もあり。こっちのほうが分かりやすいかも。
駅まで戻って再び若宮大路へ。「鎌倉市農協連即売所」へ向かう。ことりっぷによると、名前の通り約30戸の生産者がローテーションを組んで、自家栽培の野菜を販売しているそうで、確か葉山のシェフ(誰?(笑))がここで買っているのをテレビで見たような・・・。野菜おいしそうだけど、この後MJなので、ここで買ってしまうわけにはいかないし(笑) 実はこの市場内におしゃれなハーブのお店や、ケーキ屋さんなどが入っていて、お目当てはこちら。切り売りのピザ(300円~)があるとのことなので、これをイート・インしてMJへ向かう計画だったのだけど、見つからない。この記事を書くにあたり、改めてことりっぷを見直したら、このお店「CHICCHIRICHI」は若宮大路の向こう側、「丸七商店街」の中だった(涙) というわけで、こっちも気になった「鎌倉やきとり秀吉」で、もも肉(115円)と地ビール(350円)をオーダー。歩道に置かれたテーブルでイート・イン。もも肉やわらかい! そして鶏の味がしっかりする。黒っぽい地ビールはほんのり甘くておいしい。夕暮れ時、ちょっと気持ちよかった。ハーブのお店「Heartsease」や、手作りシャツのお店「nui-nui 1st」を見るのを忘れてしまったので、次回是非!ここちょっといいです。反対側から写真撮ったら、台湾っぽい仕上がりになってて、ちょっとお気に入り。
というわけで、時間が来たので茅ヶ崎へ向かう。途中、行けなかったり、はしょったりした所もあったけど、大好きな鎌倉を満喫した。大満足!
*この後、MJレポを書く予定だけど、先に書かないといけない記事があるので、順番が逆になるかと・・・
★cafe meshi PoocH:鎌倉市山ノ内375 tel:0467-22-0281
POOCH(食べログ)
KIBIYAベーカリー★鎌倉市御成町5-34 tel:0467-22-1862
KIBIYAベーカリー(treep)
★菊一伊助商店:鎌倉市由比ヶ浜1-3-7 tel:0467-23-0122
菊一伊助商店(treep)
★鎌倉やきとり秀吉:鎌倉市小町1-13-10 tel:0467-24-1616
やきとり秀吉(食べログ)