
これも昨日の話なんだが御贔屓していただいてるハーレーのカスタムショップさんからの依頼のエンジンが完成した。
ベースエンジンはミニモトさんで販売されている125ccの1次側遠心クラッチで、
いつものように初期オーバーホールとシルバー塗装の剥離とブラストをして、
ヘッドはハイカムを入れてサイドのカバー類はハーレーのエボリューションやツインカム88をイメージした結晶塗装を施してある。
このエンジンをまたコテコテにカスタムされたカブに搭載されるらしく、
完成したらまたメールを送っていただこうと思ってはいる。
実際見に行きたいけど九州じゃ遠いわなぁ。
ここのショップさんはハーレー専門店なんだけどあんな大きなアメリカンで近所のコンビニには行けないからって事で、
サイドバイクとしてカブを製作する事がかなりあるらしく、
今まで何機納めたか分からないくらい製作させていただいたが、
もしご要望があるならセル付きではなくなるけどJAZZやマグナフィフティに搭載出来る仕様にも変更は出来る。
ダブルクレードルフレームだと下セルエンジンはアンダーボーンに干渉して無理だがセル無しのエンジンならどうにでもなるからねぇ。

そう言えば田中商会さんからこんなカブ用ステップがリリースされていて、
今回作ったエンジンやタイガー125エンジン、上セルの125ccロータリーミッションエンジンなど、
クラッチカバーが横に張り出ているエンジンをカブに搭載しても、
エンジンやマフラーに干渉されない作りになっているみたい。
丸い逃げの部分にマフラーが来るレイアウトのようで、このステップがあるって事は需要があるって事なんだろうね。
ただ今回のエンジンはクラッチカバーをC50の純正に交換出来るからこっちの方が人気で、
エンジンがレッグシールドに隠れていて横からの見た目だとC50にしか見えないのが良い。
つまり横からだと125ccエンジンになってるのも分かり難いし、
見た目50ccエンジンなんだが100キロ近くで走ってたら面白いからね♪
しかし今週は本業が本当に多く明日も半日は拘束されるから、
早く帰って来てモトラのエンジンを組み立てたいと思う。