
連休中に作る予定でWIN120をバラしていた。
しかしこのエンジンは懐かしいねぇ。
私も昔はこのエンジンではないがコピー品のLIFAN120を使っていたし、
そもそも昔のハイパワーな中華エンジンってコレかタイガー125くらいしか無かったから散々研究したもんだ。
それにこのエンジンはイージーライダースさんから6万以上の高値で販売されていて買えなかったんだけど、
今では安価に購入出来るのでウチにオーバーホールに入って来たりする。
そう言えばこのエンジンもピストンピンは14ミリだからモダンワークスさんの58ミリのキットを使えば145ccまでにはボアアップは可能。
と言うよりピストンがもう無いためリペアするにはこの方法しか無いのだ。

このエンジンもなぜかドラムストッパーアームが落ちていたから、
多分チェンジが出来なくなってジャンク扱いで売りに出されていたんでないかな。
当然だがこのエンジンも昨日記事にしたW190と同じ方法で修理する事が可能だ。
とりあえずバラしたから初めてギア比を調べてみた。

文字起こしする面倒だからいつものように紙に書いて写真を撮る。
調べてみて分かったし使っている時に気付いていたんだが3.4速が離れ過ぎていて大変使い辛いミッションだ。
もしこのミッションをウチのセミクロストップギアに変更してもクロス比1.292ではまだ離れていて、
今は部品が無いがCD90の4速で1.043にすると3.4速がCD90と全く同じギア比になるからやっとクロスとなる。
よってこのミッションは4速のオーバードライブ傾向が強く上り坂をスポーティに走るには向いていないし、
まだロンシン125のミッションの方が使い安いがWIN120はプライマリキックのため交換すら不可能と言う困ったミッションだ。
今はLIFAN150のミッションも売ってないからせめてセミスロスにして我慢してもらうしかないねぇ。
明日から4連休みたいだがウチは関係無いから明日部品が来ればエンジンを作りつつ休日を消化して、
来週の水曜日からまた新しいエンジンをバラしたりします。