今日は注文してあったGPXエンジンが20機届いた。
と言うよりアローズさんがハイエースでわざわざ岐阜県からこんな山奥まで運んで下さり、
送料はかからなかったんだが運んでいただきありがとうございました。
しかし深く考えず20機も買ってしまったが、
10機以上売ってやっとエンジン代は返せたくらいで、
そこから売り切れまでだと長くかかりそうだから、
我ながらいばらの道を選択してしまった機がするなぁ。
GPX125エンジンを買ってそのまま使う方は先ず見ておいてほしいんだが、
テンショナーの先に取り付けてあるゴムのキャップが走り出して1日でいきなり割れちゃったりするから、
必ず強化テンショナーを取り付けてからエンジンを始動して欲しくて、
それまでは始動禁止と私は言っている。
ウチではモダンワークスさんの強化テンショナーを装着しているが、
このキットはローラーはベアリング入りでアームはアルミ製で軽く、
さらにテンショナーゴムに当たる部分が平らに作られており、
ゴムキャップの代わりにジュラコンで出来たキャップが付いてくるから、
これに交換するだけで一気にテンショナーの不安が払拭される。
そしてたまにベアリング入りのローラーを割ってしまう人がいるが、
その方はエンジンの使い方が大きく間違っており絶対に回し過ぎだから、
もしローラーを割った方は必ずエンジンの使い方を改める必要がある。
と言うかどんな使い方すればこんな硬い物が割れるんだろ、と思うが、
数日だけエンジンが持てば構わないからブン回したいって方は、
ゴム製の物の方が割れずに減っていくだけだから安心かも。
エンジンの使い方なんて人それぞれたから私の知った事ではない。
あと、GPXエンジンを過大評価する方がいるみたいで、
でも私に言わせてもらえればノーマルなんてクソみたいなエンジンだからね。
最低限でもセミクロスとBタイプ化、強化テンショナーは入れておかないと、
GPXエンジンって評判の割には全然良くないよね、みたいな誤った考え方が広まってしまう。
あと耐久性を気にして超ハイコンプピストンを入れない方もたまにいるんだが、
残念ながら逆で普通に使うならハイコンプにした方が下からトルクが出るため、
回さなくなり耐久性が上がると言う逆転現象が起こる。
ただ超ハイコンプピストンを入れてブン回すと当たり前だが耐久性はガクっと落ちるから、
超ハイコンプピストンは入れておいて回さず使っていただきたいかな。
ちなみに私はエンジンの中を良く知ってるから自然と自分にリミッターがかかるんだよねぇ。
とりあえず今日も無事1機完成した。
そして明日もエンジンを作りたかったが腰下の部品が届かなかったため来週からになり、
エンジンをバラして待つ事にしようと思う。
おまけ
椎名林檎さんの歌舞伎町の女王と言う曲なんだが、
かなり前の物だが今だに好きで聞いている。
しかし1999年の曲って椎名林檎さんがまだ19歳の頃にリリースしたみたいね。
そしてこの曲の歌詞の中に、
「女になった私が売るのは自分だけで、同情を欲した時に全てを失うだろう」とあるんだが、
まだ19歳な小娘の何処をどうどついたらこんな詩が出るのか不思議でならん。
て言うかこの曲全ての作詞と作曲をを本人が書いたみたいなんだが、
もし実体験だったらと思うとかなり複雑な思いになるわ。
まぁかなり売れたシンガーソングライターだしそれは無いと思うがw
