団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

結婚したくてもできない。 そういう経済、社会状況をこしらえ、解決策を見つけられなかったのは彼らではない。 

2019-12-09 02:43:48 | 日記
 中日新聞の「中日春秋」というコラムに下記のことが書かれていました。



 「なんだって、あんなやつと一緒になってンだい」。
そう聞かれたおかみさん、
「だってさぶいンだもん」。
おなじみ、古今亭志ん生の「厩(うまや)火事」のまくら。
見込みのない男だろうと一緒にいれば、
冬の晩でも身も心も温かい。

 笑いとともにしみじみとした夫婦の情愛が伝わってくる。

 娘の美濃部美津子さんが「おしまいの噺(はなし)」に貧しい時代の寒さしのぎ策を書いていた。

 すきま風が入ってくる寒い家だが、火鉢は使わぬ。
火にくべた炭を3つほど入れた台に布団をかけて「みんなであたるの。もう体くっつけあって」。
あの「さぶいンだもん」につながる。

 原因は未婚化の加速。
そう聞けば、温め合えず、
「さぶい」ままの若者たちが浮かぶ。

 厚労省によると2019年に生まれた赤ちゃんの数が1899年の統計開始から初めて90万人を
割り込むことが確実になったという。

 ベビーブームの1947年から49年の出生数は260万人台。
それがついには90万人にも届かぬ。深刻さが分かる。

 社会制度が維持できぬと若い人に文句を言うのはお門違いである。
結婚したくてもできない。
そういう経済、社会状況をこしらえ、解決策を見つけられなかったのは彼らではない。

 「令和」を待って結婚する風潮があったと噂に聞く。
さすれば、来年あたりの出生数も少しはと期待したくなるが、日本の「さぶい」は厳しい。


 以上です。


>社会制度が維持できぬと若い人に文句を言うのはお門違いである。
結婚したくてもできない。
そういう経済、社会状況をこしらえ、解決策を見つけられなかったのは彼らではない。 

 政権を担う政治家は、大手企業を優先する政策を推進している。
人件費を安く上げるために非正規社員を認めている。
それじゃ、結婚したくても、結婚出来ない。

 非正規社員を正規社員にする政策よりも、安く働かせることができる外人を雇い入れようとしている。
大手企業を守るよりも、少しは日本人を優遇したらいかがでしょうか。
ますます日本人の出生率は減り、外人だらけになってしまうのでは。(苦笑)





 <今日はコメントを閉じさせていただきます>










You Don't Have To Say You Love Me - Dusty Springfield (Original Soundtrack with Lyrics♪)
コメント
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