団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

気持ちの切り替えはなかなかむつかしいと思いますが、希望の光に向かって頑張っていただきたいです。

2019-12-21 05:28:08 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「希望の光」というタイトルで76歳の男性が投稿されていました。





 令和元年、残す日数も少なくなり、今年も過ぎようとしている。
妻が逝ってまもなく1年。
気持ちが吹っ切れることなく、時としてぼんやりしていると、
肩をたたかれたとはっと振り向くときがある。
夢の中でも妻に話しかけられ目が覚め、辺りを見渡す。

 まさか妻が先に逝くとは想像もしなかっただけに、ショックは大きかった。
一人になって初めて、二人でいた良さがしみじみ感じられる。

 相談する相手もなく、帰宅しても空虚である。
愚痴をいつまでも言っていると、かえって体に悪いかもと思う。
自分の体は胃がんでやせほそり、気持ちはさらにへこむばかり。

 息子の嫁さんは「お父さん、しっかりしてください」と激励してくれ、
実の娘以上である。ありがたい。

 以前は口調の強い人に言い返す気力もあったが、今は皆容認である。
テレビも見たくない。
植木いじりもやりたくない。
友に会いたくない。

 しかしだ。
体力をつけてもう一度頑張らなくては、と思うように最近なってきた。

 「やるぞ」と半分涙声。
誰もいない部屋で大声を張り上げる。
負け犬の遠ぼえのごとく。

 希望の光はまだあった。
気持ちの切り替えに努力している昨今。

 負け犬と笑わないでください。
頑張ります、読経しながら、よっしゃやるぞ。


 以上です。


 投稿者さんは、奥様を亡くされ大変落ち込まれたようです。
一年経って、ようやくもう一度体力をつけて頑張るという気持ちになられたようです。
気持ちの切り替えはなかなかむつかしいと思いますが、希望の光に向かって頑張っていただきたいです。

 








言葉にできない -オフコース-
コメント (8)
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