団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

毎週の提出は大変だったが、添削してもらうのはうれしく楽しかった。

2019-12-15 03:01:02 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に、「添削ノート」というタイトルで、53歳の女性が投稿されていました。




 同居していた義父が亡くなった。
義父は寡黙な人で、一緒に暮らしていても、長くおしゃべりなどしたことはなかった。

 だが、私には大事な思い出の品がある。
「添削ノート」だ。

 生前、義父は音楽や本を愛し、俳句や短歌も好きだった。
自身も詠み、時に作品の応募もしていたようで、毛筆の清書を頼まれたこともある。

 ある時、ふと私も短歌を作ってみようと思いたった。
義父に言うと、添削してくれるという。
そうして短歌の個人レッスンが始まった。

 私が見よう見まねで作った短歌をノートに書いて提出すると、
義父が添削し、コメントを書いて返してくれた。

 毎週二作品を提出する約束で、
時には、あまりの駄作に義父を困らせたこともあったようだ。

 三年半ほど続いただろうか。
毎週の提出は大変だったが、添削してもらうのはうれしく楽しかった。

 だが、いつしか日常の忙しさにかまけて提出が滞るようになり、
やがて自然消滅してしまった。

 義父の百か日法要が終わった先日、添削ノートを読み返した。
ノートは途中で終わっている。

 いつか新作を書き入れ、天国の義父に読んでもらいたいと思っている。
もう添削はしてもらえないけれど。


 以上です。


 義父さんとお嫁さんの短歌を通しての交流。
それも義父さんが添削されて。
義父さんとお嫁さんの良き交流だったようですね。

 義父さんとお嫁さんの間で、このような関係ってなかなかできないですよね。
日常の忙しさにかまけて提出が滞るようになり自然消滅になったのは残念でしたが。

 それでも義父さんは何も言われなかったようで、義父さんは暖かい目でお嫁さんを見られていたのでは。
「いつか新作を書き入れ、天国の義父さんに読んでもらいたいなんて」というお嫁さんのお気持ち。
天国の義父さんも、お喜びなのでは。










今井美樹 - 瞳がほほえむから
コメント (8)
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