団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

まさに「女の敵は、女ですね」。

2020-04-14 02:46:25 | 日記
 中日新聞のサンデー版「おじさん図鑑」に「国民の敵」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセーを書かれていました。




 政治状況は千変万化で、本コラムにもあまりなじまない。
が、たとえ古びてしまっても「絶対に忘れないからな!」という記録として残しておきたい。


 今年一月の衆院代表質問で、
国民民主党の玉木代表が「選択的夫婦別姓」についての質問をした。

 彼が、結婚が同性を余儀無くされていることによって結婚をためらう人がいる事例を挙げると、
議場からこんなヤジが飛んだという。

 「だったら結婚しなくていい!」

 新聞の第一報では自民党の女性議員として、名は伏せられていた。
この記事を読んで、おじさんは怒るのを通り越してグッタリしてしまった。

 結婚は国民の大事な権利の一つだ。
それを議論の前提もなく「文句があるのならやめろ」とは耳を疑うヤジだ。

 国会で総理大臣自ら「意味のない質問だ」とヤジを飛ばす愚劣さにも驚いたが、
それ以上に人間性を疑うひどいヤジだ。

 しかも、これが女性議員だったとは言葉を失う。
むやみに威張りちらし、人を見下してモノを言う某大臣に匹敵する傍若無人さであろう。

 ワシらの国会は、いつからこんな人品卑しい議員たちのやりたい放題の
たまり場に成り果てたのか。


 以上です。


 この自民党の女性議員は、Sさんのようです。
比例で当選回数 2回の自民党の衆議院議員さんのようです。
1回目の当選は、日本維新の会より出馬し、
2回目の当選は、自民党からのようです。

 ジャーナリストの桜井よしこさんは自身のインターネット番組で
「安倍さんがSさんって素晴らしいというので、萩生田さんとかが一生懸命になってお誘いして」
と公認をいち早く公表したというエピソードを語られているようです。

ウィキペディアでSさんの政策・主張の一部を読んでみますと、

政策・主張


教育・育児

幼稚園や保育所から大学までの教育無償化について「反対」と回答。

「ゼロ歳児に社会性なんてあり得ません!」と主張。

「保育所は子供を家庭から引き離し、洗脳教育を施す施設である」とし、学童保育についても「共産党の陰謀である」とし、
保育所と学童保育について普及に反対であり、両者ともコミンテルンや共産党が日本を弱体化させるための施設と主張。

新しい歴史教科書をつくる会で2017年から理事を務めている。

シングルマザーについて父親による暴力が離婚の原因であっても「そんな男性を選んだのはあなた」などと主張している。


保育所・待機児童問題

保育所の増設に反対し、「『誰もが利用できるのが当たり前、利用する権利があると考える』のは、大きな間違いである」
「『保育園落ちた』ということは『あなたよりも必要度の高い人がいた』というだけのこと。
言い換えれば『あなたは必要度が低いので自分で何とかしなさい』ということ」と主張。

保育所の少なさへの不満の噴出や増設の要望は、「旧ソ連崩壊後、弱体化したと思われていたコミンテルンが息を吹き返しつつあり、
そのターゲットが日本になっている」などとし、日本を貶める勢力による陰謀、工作活動、「世論操作」であると主張。

保育所は「子供を家庭から引き離し、保育所などの施設で洗脳教育をする。
旧ソ連が共産主義体制の中で取り組み、失敗したモデルを21世紀の日本で実践しようとしている」と主張。

「世の中に『待機児童』なんて一人もいない。子どもはみんなお母さんといたいもの。
保育所なんか待ってない。待機してるのは預けたい親でしょ」と主張している。


学童保育

「学童保育所は鍵っ子が可哀想だということで、共産党が主導してつくったサービス」であるとし、
「”学童保育"は共産党用語であり、自治体では用いません」と主張。


 Sさんの政策・主張のほんの一部を羅列しましたが、
まさに「女の敵は、女ですね」。
呆れてものも言えません。(苦笑)











大瀧詠一 LIVE1983/7/24@西武球場
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする