団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

♪泣きたい日もある 絶望に嘆く日も そんな時そばにいて  寄り添うあなたの影♪

2020-04-23 05:20:25 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「あたたかい手」というタイトルで、51歳の女性が投稿されていました。




 温室メロン農家へ嫁いで一年がたった。
夫も私も子育ての終わった再婚同士。
気楽に関わり合いながらも、仲良く過ごしている。

 農業とは無縁の生活をしていた私にとり、嫁いだ当初は戸惑うことばかりだった。
拙い私の作業を、夫はもちろん、義父母も長男も温かく見守り、優しく指導してくれた。

 今年も桜の季節がやってきた。
数日前の夜のこと、風邪をひいたことに加え、蓄積していた疲れが重なって体調を崩した私は、
気持ちが不安定になり、涙が止まらなくなってしまった。

 不安でいっぱいになり、悲しくてどうしようもなかった。

 すると突然、泣きじゃくる私の手を、夫がぎゅっと握ってくれた。
何も言わず、ただただ静かに。

 その手のぬくもりは、私の心を落ち着かせてくれた。
おかげでその夜は、安心して眠りにつくことができた。

 最愛なる夫へ。
思いがけない優しさをありがとう。
普段はすごく不器用で、気の利いた言葉をかけてくれることもないけれど、
あなたのそのあたたかい手がある限り、この先どんなにつらいことがあっても大丈夫と信じている。

 そして、もしこれからあなたにつらいことがあったら、
今度は私があなたの手を、ぎゅっと握ってあげるからね。


 以上です。


>数日前の夜のこと、風邪をひいたことに加え、蓄積していた疲れが重なって体調を崩した私は、
気持ちが不安定になり、涙が止まらなくなってしまった。
不安でいっぱいになり、悲しくてどうしようもなかった。

 家族全員に優しくされても、慣れない仕事の疲れから体調を崩されたようですね。
これからやっていけるかどうか、不安になられたのは分かるような気がします。

 普段はすごく不器用で、気の利いた言葉をかけてくれることもないご主人が、
あたたかい手で奥様の手をぎゅっと握ってくれた、その優しさに奥様の心が落ち着かれた。
ご主人、なかなかやりますね。(笑)

 このご夫婦なら、この先どんなにつらいことがあっても乗り越えられると思います。
とても良いご夫婦ですね。(笑)

 この奥様の投稿文を拝読して、竹内まりやさんの歌詞の一節を思い出しました。
♪泣きたい日もある 絶望に嘆く日も そんな時そばにいて  寄り添うあなたの影♪





いのちの歌

コメント (10)
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