中日新聞の読者投稿欄に「思い出詰まったバッグ」というタイトルで、中学3年の女生徒が投稿されていました。
幼稚園の頃に欲しかったイチゴ柄のバッグをおばあちゃんに買ってもらった。
世界一の幸せ者ではないかと思った。
どこにでも持って行き、幼稚園では先生に怒られたこともあった。
家に置いておくと誰かに取られるのではと思って手放したくなかったのだ。
ある時、バッグを持って出かけようとして、ひもがちぎれてしまった。
「直して」と親に頼んだが、修復不可能だった。
「新しいのを買ってあげるよ」と言われたが、断った。
どうしてだろう。
当時は分からなかったけど、今は分かる気がする。
バッグを買ってもらったのがうれしかったのではなく、おばあちゃんに買ってもらったのが、うれしかったのだ。
バッグを捨ててはいない。
たくさんの思い出が詰まっているからだ。
たくさんの物を持つより、思い出が詰まっている一つの物を長く使いたい。
以上です。
>バッグを買ってもらったのがうれしかったのではなく、おばあちゃんに買ってもらったのが、うれしかったのだ。
こんなことをかわいいお孫さんに言われたら、おばあちゃんはとてもうれしいでしょうね。
私も孫たちが小さい頃いろんな物をプレゼントしましたが、このお孫さんの様に大事にしてよろこんでくれた物が一つでもあったらいいですが。
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