中日新聞の読者投稿欄に「母の言葉で、難題越えた」というタイトルで、16歳の女子高校生が投稿されていました。
私の字は汚かった。
上手に書こうと自分なりに努力を重ねたのに相変わらず落書きみたいな字だった。
書写の授業でのことだ。
課題が出されクラスで私だけ提出できないことがあった。
頑張って書いたが、自分の字が下手だと思われるのが嫌で恥ずかしくなったのだ。
その日の夜、母に相談した。
泣きじゃくる私には母こう言った。
「そんなにあなたが悔しいのなら、自信がつくまで頑張って見なさい」と。
私は習字を学ぶことにした。
母が私の背中を押してくれたのだ。
習い始めるとすぐに私のめちゃめちゃだった字は見違えるようになった。
自分でも字がうまくなった気がした。
日々胸を張ってしっかりと前を見られるようにもなってきた。
この先どんなに難題にぶち当たっても、母の言葉を思い返しながら私は自分を信じて行動しようと考えている。
以上です。
私はこの話は嘘だとかみさんに言いました。
私も字が下手で下手で。
それを多少上手くなりたいと思い、高校生の時選択科目に習字を選びました。
三年間習いましたが、ちっとも上手くなりませんでした。
かみさんに言いましたら、「もうあなたは字が固まってしまっていて、直らなかったんだわ」と言いました。😅
うちの孫も小学生の時に先生から「字が下手だ」と言われたので、習字を習いに塾へ行きました。
それでも字が下手です。
私がかみさんに「孫たち三人習字を習ったのに、ちっとも上手くなっていないじゃないか」と言いましたら、「違うよ、丁寧に書けば上手い字を書くよ。あなたみたいに読めない字なんて書かない!」と言いました。😅
かみさん宛に来る年賀状で、達筆な字を書かれる女性がいます。
私はいつもその年賀状に感心します。
字が綺麗なことは、得だなぁといつも思います。
大滝詠一 恋するカレン LIVE音源