中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」で「おうち」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセーを書かれていました。
保育園に子どもを迎えに行った母親が、優しい声音でこう言う。
「さあ、おうちに帰ろうね。おうちに帰ったらお風呂に入ってご飯だよ」
子どもは「おうち、おうち」と跳びはねた。
「おうち」といえばこんな情景が思い浮かぶ。
つまり、「おうち」とは車を「ブーブー」というのと同じ、幼児言語なのだ。
そんな幼児に対する言葉を為政者がワシらに向かって、作り笑顔で使っている。
「おうち時間の充実を図ってください。感染予防のため、外に出ることなく、なるべくおうちで過ごすようにしてくださいね」
「おうちご飯」「おうち飲み」とか、ワシを幼児扱いした言葉が飛び交っている。
誰も「なめるな」と怒る人はいない。
まるで国民みんながヒツジの「メエメエ」になってしまったかのようだ。
おじさんは感染予防対策に異論を唱えているわけではない。
だが「おうち」という言葉を使ってあやされたくないのだ。
某所に『おうち』という店名の酒場がある。
お上から猫なで声で「おうちで飲みましょうね」と言われると、おじさんは「はい、わっかりました」と勇んでその店に飲みに行く。
以上です。
>「おうち時間の充実を図ってください。感染予防のため、外に出ることなく、なるべくおうちで過ごすようにしてくださいね」
これって、小池都知事のことを言われているのかな?
築地市場移転問題も結局は何もしなかったし、東京オリンピックも最初は反対のそぶりをしただけで、コロナ禍を心配して国民が大反対しても結局は反対せずに菅さん同様の態度に終始した。
彼女は口だけで何もしない人でした。
都民が2度も彼女に騙されるとは・・・・。
残念至極です。
秋の気配 / オフコース