中日新聞の「今週のことば」に「我々は互いに助け合わなければならない チャプリン『独裁者』より」というタイトルで、NPO法人・くだかけ会代表 和田 重良さんが投稿されていました。
チャプリンの「独裁者」という映画は第二次対戦前のヒトラーによるユダヤ人への弾圧を皮肉ったことで有名ですが、ヒトラーとそっくりなユダヤ人の床屋がひょんなことで独裁者と入れ替わってしまいます。
そこでこの映画の最後で有名な長い「演説」が始まります。
これが全部素晴らしいのですが、中でも「ソルジャー」と強く兵隊たちに呼びかける所は、独裁者による心の支配から目を覚ませようとする語り掛けです。
「支配より助け合うこと」なのです大切なのは・・・と。
映画の中では、独裁者の小心者ぶりがユーモラスに描かれていて「さもありなん」と納得するのです。
どこぞの国の権力の座に居座っているあの人たちの顔を思い浮かべました。
あれから八十年も経っているのに、宗教家も教育者も力不足だったのです。
庶民の願いの「みな助け合わなければならない」を実現できなかったのです。
以上です。
学生の頃 リバイバルでチャプリンの「独裁者」を、映画館で観た事があります。
この有名な「演説」に感動した覚えがあります。
第二次対戦前に作られた映画ということにビックリしました。
下記に有名な演説シーンを貼り付けます。
チャールズチャップリン独裁者