団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

新郎が思ったより軽かったので

2022-06-26 01:48:15 | 日記
 中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「勝ってくるぞ・・・」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセーを投稿されていました。

 
 今は見なくなったものに「駅のホームでの歓送会」がある。

 おじさんの若い頃には、よく見かけた。

 会社員の異動で勤務地が変わる時、プラットフォームに背広姿が居並んで万歳三唱したり「頑張ってな」と口々に声を掛けたりしていた。

 また、新婚旅行の出発時にも礼服姿の人々が輪になって、ホーム上で新郎を胴上げするなどして騒いでいた(取り落として大ケガさせた事故もあった)。

 いわば季節の風物詩のようなイベントだったが、現在は全くと言ってもいいほど見ることはなくなった。

 おじさんはその行事とは無縁だったので助かったが、見送られる方はずいぶん恥ずかしく苦痛な時間だったのではなかろうか。

 これは、先の戦争で出征する兵士たちを駅頭で見送った行事の名残りだったのかもしれない。

 「勝ってくるぞと勇ましく・・・」と戦争にかり出される兵士を激励したのだ。

 戦後の企業戦士たちも同じように「戦場」へ送り出された。

 いずれも個人の意思とは無関係の、有無を言わせぬ旅立ちだった(新婚旅行は少し違うか)。

 これは”汽車”の時代の話。

 電車や新幹線での旅立ちに万歳三唱は似合わない。

 それだけ日本は成熟したということか。


 以上です。


 直属の上司が東京転勤になった時、新幹線ホームまで見送った事があります。

 もちろん万歳三唱なんてしませんでした。

 新婚旅行の出発時、ホームで新郎を会社の仲間と胴上げしました。

 新郎が思ったより軽かったので、上へ上がりすぎてもう少しで取り落としそうになりました。😅

 今から思っても冷や汗ものでした。







オフコース/君住む街へ
コメント (4)
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