中日新聞の「くらしの作文」に「理由あり結婚!万歳!」というタイトルで、66歳の女性が投稿されていました。
「ウッソー」と言うのは、こういう時に使う言葉だろうと思ったことがある。
十二年前のある日、私は次男に思いっきり驚かされた。
「お母さん、僕結婚することに決めたから」
「あら、そうなの。で、どんな人?」
「三歳年上なんだ」
「へえ、いいじゃない」
「それにバツイチなんだ」
「いいじゃないの、そんなこと」
「あのネ、小学校二年生の男の子がいるんだ」
「ええー!」と絶句。
見事な三段論法?に驚かされた。
その時、私はお茶を飲んでいたのだが、湯のみ茶碗の中のお茶が波打っていたのを、今でもハッキリ思い出せる。
驚愕の事実を知らされても、結婚に反対する気持ちは、不思議なことに全く湧いてこなかった。
私など人一倍、甘ったれた性格ゆえに、夫にへばりつき、まるで寄生虫のように生きてきた人間だ。
反対するどころか、まだ見ぬ次男のお嫁さんが愛しく、これまでどんなにか苦労したんだろうなあと思った。
私は涙が溢れて止まらなくなった。
夫も私同様、当初から反対する気持ちなど微塵もなかったという。
あれから十二年が過ぎ、三人は今、呆れるほど幸せに暮らしている。おめでとう。
理由(わけ)あり結婚! 万歳! 万歳!
以上です。
投稿者のご夫婦、ご立派ですね。
驚かれても反対されなかったから、次男さんもお嫁さんもお孫さんも幸せに暮らされていると思います。
私はダメですね。 反対するでしょうね。
>「それにバツイチなんだ」
この言葉で「やめておけ!」と、言うでしょうね。
>「あのネ、小学校二年生の男の子がいるんだ」
こんな事を言われたら、怒りまくるでしょうね。
私は自分の価値観を、息子に押し付けると思います。
松任谷由実 - やさしさに包まれたなら (THE LAST WEDNESDAY TOUR 2006〜HERE COMES THE WAVE〜)