中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「すくすく」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセーを書かれていました。
努力してもどうにもならないものはたくさんあるが、身長はその中の大きな一つだ。
おじさんは180センチを超える身長になる予定だったが、残念ながら一生を小さいままで終わることになった。
若いときから今に至るまで、ずっと見上げる姿勢で生きてきた。
これが物の見方や考え方に影響しないはずがない。
ひがみ・ねたみ・そねみの傾向が強いのは多分に身長のせいかもしれない。
うまく作用すれば豊臣秀吉のように世渡り上手で向上心の強い人間になるのに、そんなこともなかった。
某日、電車の中で女子高校生たちに囲まれる状態になった。
全員がおじさんをずっと上回る身長で、スタイルも美しい。
顔がおじさんのはるか上方にあるのだから、彼女らの見る景色はおじさんとは全然違うものだろう。
だが、全員がスマホを見つめていた。
ある女性プロゲーマー(何をする人なのかはおじさんには分からない)が「ちっちゃい男に人権があるわけないだろう」と、ネットで発言して大問題になったという。
発育が良く高身長だとしても、この高校生たちには、人を見下げて生きるような女性にはならないでほしい。
スマホからも顔を離してほしい。
以上です。
私は足が短いので背が低く見られますが、若い頃は自称171センチありました。
当時は平均ぐらいでしたので、身長のコンプレックスはありませんでした。
私は若い頃、オードリー・ヘプバーンのような女性に憧れていましたので、高身長の女性にコンプレックスより、好きなタイプだと思っていました。
当時、身長の高い女性は、逆にコンプレックスを持っていたのでは?
今の私は背をかがめて歩くし、坊主頭なので169センチしかありません。
まぁ、それでも女子高校生全員が私より背が高いという事はないですね。
あの場所から・愛の国から幸福へ 2曲 (唄) 朝倉理恵 YouTube