猛暑の日 次男の孫が、先週の日曜日 甲子園愛知県予選の2回戦に出場しました。
振り返って見ますと、2年生の夏以降 野球に参加していませんでした。
去年の夏休み 練習試合で盗塁した際、足を痛めてしまいました。
整形外科に通いましたが良くならず、整形外科の先生が「手術以外ないだろう」ということで、総合病院を紹介されました。
嫁さんは手術となると1ヶ月は送り迎えをしなければいけない為、運動で治す施設に通わせました。
秋に孫が自転車で横断歩道を渡ろうとしていた時、猛スピードで走ってきた車に轢かれました。
自転車とともに、10メートルぐらい吹っ飛ばされたようです。
自転車は粉々になりましたが、自転車がクッション代わりになったのか孫は打身だけで後はなんともなかったようです。
中年の加害者の男はそのまま走ろうとしましたが、ご近所の人が救急車を呼ばれました。
警察も一緒に来ましたので、止むえず加害者の男は事情を話したようです。
孫を見た医者はMRIの結果を見て「こんなことは奇跡だ、本当なら死んでもおかしくない」と言われたそうです。
加害者の男は処理を保険会社に任せつきりでお詫びにも来なかったので、嫁さんはカンカンで保険会社の係員に「こんな態度では示談に応じない」と怒ったそうです。
それを聞いた加害者は、いやいや保険会社の係員とやってきたそうです。
横断歩道を猛スピードで突っ走る奴なんて、警察が捕まえて免許を取り上げればいいのに。
幸い奇跡的に孫がなんともなかったので、捕まらなかっただけなのに。
それはともかく、施設で週2回ほど通いましたが、足の痛みが去らず野球の練習に参加出来ない状況でした。
孫はこれじゃいつまで経っても治らないということで、嫁さんに訴えたようです。
嫁さんも送り迎えを覚悟して、冬休みの後半手術しました。
手術後3日ほど入院したそうです。
コロナ禍という事もあり病室に家族は入れず、年配の方ばかりいる病室で退屈な日々を過ごしたようです。
松葉杖を使っていますので、ひと月ほど嫁さんは学校の送り迎えをしたようです。
孫の学校は、自転車でも遠いです。
結局はそんなことになるなら、余分な施設など通わせず、早く手術をさせれば良かったのにと私は思いました。
嫁さんは嫌がるでしょうが、同居していれば早く手術をさせたのにと思いました。
そんな訳で2年生の後半は、野球の練習が出来ませんでした。
3年生の最後の夏、やっと試合に出られるようになりました。
1回戦は奇跡的に勝ちました。
孫は2安打を打ちましたが、熱中症にかかり足が動かない状況になりました。
それでも出場し続けました。
なんでも試合後監督が新聞社のインタビューを受け、孫の事を少し話したようで、監督から「お前の事を話しておいたぞ」と言われたそうです。
孫の家は新聞を取っていないし、うちは中日新聞を取っているだけです。
息子が「図書館に行けば朝日新聞を読めるので、図書館で読む」とかみさんに言ったそうです。
この前の日曜日、相手はシード校でした。
前半は1対2と、なかなか善戦しましたが、やはり実力差は隠しようもなく大敗しました。
その中でも孫は健闘し、最初の1打席はレフト前ヒット、2打席目はライト前ヒットを打ち、頑張りました。
解説者は「広角打法ですね、振りが鋭い」と褒めていました。
私はスマホに全部録画しましたので、孫が我が家へ来て見れば解説者の褒めた事を知るでしょう。
孫はLINE登録していないので、息子にLINEで「良く頑張ったね、良い思い出になったのでは」と書きました。
息子のLINEの返答では、孫は最後の3打席目、三振に終わったので、それが心残りだったそうです。
2試合で、8打数4安打、5割の成績で、その内2塁打3本。充分健闘したと思いました。
グリーンフィールズ ブラザース・フォア 1960