中日新聞の読者投稿欄に「終活 身の回りスッキリ」というタイトルで、77歳の男性が投稿されていました。
引越しの際、置き場がもうなくなるとの理由で本四千冊以上を処分した。
断腸の思いだったが、今はそれで良かった気がしている。
喜寿を迎え、残された自分の時間を考えると、手元にずっと置いておく必要はもはやないから。
釣り道具にゴルフクラブと次々処分した。
年賀状や写真はどうすべきかと悩んだが、最近の年賀状と家族が納まった写真だけを残した。
身の回りをスッキリさせてから、遺言書の作成に取りかかった。
終活を進めたことで、残された時間をいかに有効に使うかがこの先の最大の課題ということが身に染みる今日この頃。
そのためにも、何はともあれ健康であり続けなきゃ。
以上です。
私は小林秀雄全集を持っていますが、9巻歯抜けでした。
これはいけないと思い、値段の安い中古品を1巻買いました。
あと8巻買うつもりでしたが、考えてみると今ある分さえ読めていません。
残り8巻買っても、読めないのは明らかです。
それに気付いて買うのをやめました。
年賀状は3ヵ年分残してあります。
何か調べる必要があった時、3ヵ年分はいるように思っています。
家族が納まった写真や旅行の写真は、私の手では処分するつもりはありません。
年寄りには思い出が必要だと思いますので。
昔の旅行先での写真は、思い出が甦るので生きるのに必要だと思っています。
年賀状や写真は、手を煩わせて申し訳ないですが、残された家族が勝手に処分してくれればいいと思っています。
いつ死んでもおかしくない歳なので、あまり必要のないものは買うのをやめるようにします。
森山良子/まごころ