中日新聞の読者投稿欄に「禁煙していて良かった」というタイトルで、74歳の男性が投稿されていました。
たばこを好奇心で吸い始めたのは二十歳のとき。
その十年後、毎日十〜二十本吸っていた。
結婚して誕生した娘が成長するにつれ、受動喫煙が心配になってきた。
漠然と「たばこをやめなくては」と思いつつも、自宅ベランダで紫煙をくゆらせてきた。
四十歳になっても無意識にたばこをくわえる自分が不快になり、禁煙しようと心に誓った。
吸う本数を減らし、一週間ほどで喫煙をやめることに成功した。
常に胸ポケットには二、三本を入れておいたのが功を奏した気がする。
出費が減った上、煙による家族への影響を考えなくてよく、まさに一石二鳥以上だった。
禁煙して三十年余り。
あのとき決断して良かったと思っている。
以上です。
私も会社に就職してから、手持ち無沙汰でたばこを吸っていました。
でもたばこを美味しいとは思った事はなかったです。
かみさんと付き合っていた頃、誕生日にライターを貰った事があります。
ずっしり重たいシルバー色のライターでした。
火をつける時、カチといい音がしました。
結婚後もたばこを吸っていましたが、子供が出来た時にやめました。
かっこ付けで吸っていただけなので、やめるのは簡単でした。
息子は大学時代から吸っていました。
先輩から「〇〇君は、美味しそうにたばこを吸うね」と言われたそうです。
そんなに大好きなたばこなので、子供が出来た時やめるのに苦労したようです。
たばこの夢にうなされたそうです。
今は、たばこを吸いません。
私の上司は、たばこをやめると言って1年間やめられていました。
ところが飲みに行って、つい部下に「たばこを一本くれ」と言われたそうです。
その一本で、再びたばこを吸われるようになりました。
それほど禁煙はむつかしいものです。
薬師丸ひろ子『メイン・テーマ』