はじめに...
初日撮影の画像が、デジカメ不調のため、無事なのかどうかも怪しい雲行きで、涙...
なので、この初回、可能になりしだい、画像UP予定♪翌日からは、幸いにも携帯で撮影したものがあるので、ガンガン使用します!
では、つたなき愚文ではありますが、お汚しいただければマンモスうれPです♪
大阪へ向かう高速バスに乗る前に、来ていくはずだった黒いネルシャツを忘れたこと、i-podの音楽がちゃんと録れてないことに気づいて、あっちょんぶりけ~!ああ~幸先が良くないなあ、と旅のスタート時点で、早くもヤな予感&不安に襲われる。
関空発、オランダ・スキポール空港行きの飛行機には、お昼前に搭乗。
機内は空席が目立ち、窓際席の私の隣席二つも無人。なので、かなりゆったり。私の後ろの席の女性(まさにバックパッカーって感じ)は、堂々と空いた席を占領して、寝転がってた。
機内食その①クリーム煮チキン&ざるそば。少量で、味も悪くなく、食べやすかった。
席のTVでは、日本公開前の最新映画が観られる。さあ、どれ観よっかな。映画ファンにとっては、至福の時間だ。
まず、「クィーン」を鑑賞。面白かった!ちょこっと休憩を挟みながら、立て続けに「ディパーテッド」“Flyboys”を観る。一日で、しかも一気に3本も映画を観たのなんて、生まれて初めてだ。さすがに、ちょっと目が疲れた...でも、まだ観たい映画、ある~!
ウトウトしてると、機内食その②が。親子丼弁当?これも少量で美味しかったです。
ガイドブックなどで現地情報の復習などしているうちに、定刻通りにオランダに到着。12時間近くのフライトでしたが、そんなに苦ではなかったです。むしろ、快適でした。
オランダのスキポール空港は、噂通り、きれい、でもやたら広い!ゴーカート?キックボード?みたいなのに乗って、空港職員や清掃係が走り回ってるし。
プラハへの乗り継ぎ便まで、3時間近く時間がある。搭乗ゲートを確認して、まるでショッピングモールみたいな空港内を、のんびり見て回る。
さすがオランダ。花の種や球根などが、土産店で美しく面白くディスプレイされてる。ガーデニング好きな人には、さぞ楽しいことだろう。
カジノや美術館、マッサージ、寿司バー!まである。カフェやデリもいっぱいあるし、待ち時間、客が手持ち無沙汰にならないような配慮がされてる空港です。
いよいよ、プラハへの便に乗る。
こじんまりした飛行機。配られたハムチーズパンは、一見コンビニの安物っぽいが、味は絶品♪プラハ、食い物には期待できそうだぜ。
トイレに行きたかったけど、隣席の兄ちゃん(たぶんチェコ人)が、何だか怖そうだったので、我慢する...
1時間ちょっとで、【プラハ・ルズィニェ空港】に到着。
プラハは夜の9時。日本は、早朝5時頃?さすがに、疲れた~!
荷物受け取りの辺りで、うっ!?何だ、こ、この胸の痛みは!?突然の激痛に、私は胸を押さえ、倒れそうになる。まさか私、心臓に欠陥が!?ムヒョク、わ、わしも心臓くれ~!(韓ドラファン以外には意味不明なネタで、すみません...)
まじで死ぬかと思ったが、何とか治まる。ちょっとしたエコノミー症候群だったのかしらん。
この、チェコ唯一の国際空港。まだ夜の9時過ぎだというのに、ガラ~ンと閑散としてて、(怖いくらい)ひと気がない。
両替所で、1万円ほど日本円をチェココルナに替える。係りのオバさんの、スゴい無愛想さに驚くが...ああ、思えば、それがチェコで味わい尽くした、怒涛の困惑&たじろぎの始まりだったのだ...
バスターミナルから、市内へ向かう市バス119番に乗る。
ああ~ずっと憧れていたプラハに、とうとうやって来たのだ!バスの窓外に流れる風景が、そんな感慨に浸らせる...はずだったが、外は真っ暗。まだ10時にもなってないのに?その寂れた暗さに、何だか不安に襲われる。
バスの終点が、地下鉄の駅。そこから、プラハ中心地へ。
バス、地下鉄、トラム(市内電車)は、すべて共通券。乗り換えなしの1回券が14コルナ。乗り換え可券が20コルナ。安いけど(1コルナ≒5円)、時間制限があって、オーバーしてるのを検札係に見つかったら、スゴい罰金を取られるらしい。様子をうかがっていると、無人改札だし、タダ&インチキ乗車は容易そうだ。でも、日本ではその達人な私も、来たばかりの異国では、さすがに勇気が...空港でバスに乗るため買った券が有効だったので、そのまま地下鉄に乗る。
Můstekという駅で降りる。
ここは確か、賑やかな大通り、【ナ・プシーコピェ通り】のはず。おお。中世そのままな建物、石畳の地面。まさにヨーロッパの古都って感じ!でも、暗いし寂しいなあ。ほんとに繁華街なのかしらん。とりあえず、トコトコ&キョロキョロと、ホテルを探して歩を進める。
寒いことは寒いが、思ってたほどの厳寒ではない。この程度なら、広島でも珍しくない(後に、エスキモーな防寒ルックで来なくて良かった!と痛感)。
歩いてるうちに、何だかワケワカメになってくる。こ、ここはどこ!?私は松嶋なな子!?状態に。
だって、暗い!し、同じような建物ばかり!だし、標識も位置が高い!ので、見えにくいし。あわわ、完全に、迷宮のアンドローラ~♪by キョンキョン
フラフラさまよってると、わりと賑やかな場所に辿り着く。あ!ここは有名な、【ヴァーツラフ広場】では!?
端っこまで行ってみると、ガイドブックでもおなじみの、【聖ヴァーツラフの騎馬像】発見!
ここね、“プラハの春”で知られる広場は。ここに、ロシアの戦車が侵攻してきて...大好きな映画「存在の耐えられない軽さ」の場面が思い出される。
が、映画のトマシュ(ダニエル・デイ・ルイス)のような男が、迷子の私に救いの手を差し伸べることはなかった。疲労感で今にも倒れそうだったが、頑張れ自分!と言い聞かせ、ホテル探しを続ける。
どうやらプラハの中心地、【旧市街広場】へ着いたようだ。目の前には、暗黒の中に聳え立つ、【ティーン教会】の不気味なまでに威容な姿が。
ホテルは確か、ティーン教会の裏の通りにあるはず。
裏通りは、観光地の夜とは信じられないほど、うら寂しく閑散としてる。出会うのは、酔っ払いと、日本では滅多に見られない、道端に額づいてる哀れな物乞い...
さんざん探し回って、ついにホテル発見!こ、こんな分かりにくい場所!
おそるおそる、ホテルに入る。レセプションルームには、若い男が。かったるげに、TVを観てる。私に気づいても、顔だけ向けて座ったまま。
あの~ネットでシングルルーム、予約したんですけど...
シングル?うちにはシングルなんか、ないよ。
え!?だ、だってこれ、ほら、ちゃんとシングル予約受け付けたって(プリントアウトしたメールの返事を、差し出す)...
ないったら、ない。ドミトリーなら空いてるけど。
ええ~相部屋?断固抗議する気力体力英語力もなく、もういい!とにかく休みたい!の一念&あきらめで、それでもOKしてしまう私。
オフシーズンだし、ひょっとしたら誰もいないかも...って考えは、甘~い!by 足立ユミの夫
入った部屋のベッドは、ひとつしか空いてなかった。しかも真っ暗で、部屋の様子も、誰が誰だかも、さっぱり判らない。みんな爆睡してるので、電気つけるどころか、物音も立てられない。ああ~こんなハズでは...ぐったりベッドに倒れて耳を澄ませば...げ!?男のイビキ?!ギョエー!ここは、男女共同なのかよ!?
もう泣いたり怒ったりする元気もなく、着替えもせず風呂も入らないまま、私は布団に潜り込む。ここを二晩も予約したのは、失敗だった~!
こうして、プラハ初日を終えたのだった。
つづく。
初日撮影の画像が、デジカメ不調のため、無事なのかどうかも怪しい雲行きで、涙...
なので、この初回、可能になりしだい、画像UP予定♪翌日からは、幸いにも携帯で撮影したものがあるので、ガンガン使用します!
では、つたなき愚文ではありますが、お汚しいただければマンモスうれPです♪
大阪へ向かう高速バスに乗る前に、来ていくはずだった黒いネルシャツを忘れたこと、i-podの音楽がちゃんと録れてないことに気づいて、あっちょんぶりけ~!ああ~幸先が良くないなあ、と旅のスタート時点で、早くもヤな予感&不安に襲われる。
関空発、オランダ・スキポール空港行きの飛行機には、お昼前に搭乗。
機内は空席が目立ち、窓際席の私の隣席二つも無人。なので、かなりゆったり。私の後ろの席の女性(まさにバックパッカーって感じ)は、堂々と空いた席を占領して、寝転がってた。
機内食その①クリーム煮チキン&ざるそば。少量で、味も悪くなく、食べやすかった。
席のTVでは、日本公開前の最新映画が観られる。さあ、どれ観よっかな。映画ファンにとっては、至福の時間だ。
まず、「クィーン」を鑑賞。面白かった!ちょこっと休憩を挟みながら、立て続けに「ディパーテッド」“Flyboys”を観る。一日で、しかも一気に3本も映画を観たのなんて、生まれて初めてだ。さすがに、ちょっと目が疲れた...でも、まだ観たい映画、ある~!
ウトウトしてると、機内食その②が。親子丼弁当?これも少量で美味しかったです。
ガイドブックなどで現地情報の復習などしているうちに、定刻通りにオランダに到着。12時間近くのフライトでしたが、そんなに苦ではなかったです。むしろ、快適でした。
オランダのスキポール空港は、噂通り、きれい、でもやたら広い!ゴーカート?キックボード?みたいなのに乗って、空港職員や清掃係が走り回ってるし。
プラハへの乗り継ぎ便まで、3時間近く時間がある。搭乗ゲートを確認して、まるでショッピングモールみたいな空港内を、のんびり見て回る。
さすがオランダ。花の種や球根などが、土産店で美しく面白くディスプレイされてる。ガーデニング好きな人には、さぞ楽しいことだろう。
カジノや美術館、マッサージ、寿司バー!まである。カフェやデリもいっぱいあるし、待ち時間、客が手持ち無沙汰にならないような配慮がされてる空港です。
いよいよ、プラハへの便に乗る。
こじんまりした飛行機。配られたハムチーズパンは、一見コンビニの安物っぽいが、味は絶品♪プラハ、食い物には期待できそうだぜ。
トイレに行きたかったけど、隣席の兄ちゃん(たぶんチェコ人)が、何だか怖そうだったので、我慢する...
1時間ちょっとで、【プラハ・ルズィニェ空港】に到着。
プラハは夜の9時。日本は、早朝5時頃?さすがに、疲れた~!
荷物受け取りの辺りで、うっ!?何だ、こ、この胸の痛みは!?突然の激痛に、私は胸を押さえ、倒れそうになる。まさか私、心臓に欠陥が!?ムヒョク、わ、わしも心臓くれ~!(韓ドラファン以外には意味不明なネタで、すみません...)
まじで死ぬかと思ったが、何とか治まる。ちょっとしたエコノミー症候群だったのかしらん。
この、チェコ唯一の国際空港。まだ夜の9時過ぎだというのに、ガラ~ンと閑散としてて、(怖いくらい)ひと気がない。
両替所で、1万円ほど日本円をチェココルナに替える。係りのオバさんの、スゴい無愛想さに驚くが...ああ、思えば、それがチェコで味わい尽くした、怒涛の困惑&たじろぎの始まりだったのだ...
バスターミナルから、市内へ向かう市バス119番に乗る。
ああ~ずっと憧れていたプラハに、とうとうやって来たのだ!バスの窓外に流れる風景が、そんな感慨に浸らせる...はずだったが、外は真っ暗。まだ10時にもなってないのに?その寂れた暗さに、何だか不安に襲われる。
バスの終点が、地下鉄の駅。そこから、プラハ中心地へ。
バス、地下鉄、トラム(市内電車)は、すべて共通券。乗り換えなしの1回券が14コルナ。乗り換え可券が20コルナ。安いけど(1コルナ≒5円)、時間制限があって、オーバーしてるのを検札係に見つかったら、スゴい罰金を取られるらしい。様子をうかがっていると、無人改札だし、タダ&インチキ乗車は容易そうだ。でも、日本ではその達人な私も、来たばかりの異国では、さすがに勇気が...空港でバスに乗るため買った券が有効だったので、そのまま地下鉄に乗る。
Můstekという駅で降りる。
ここは確か、賑やかな大通り、【ナ・プシーコピェ通り】のはず。おお。中世そのままな建物、石畳の地面。まさにヨーロッパの古都って感じ!でも、暗いし寂しいなあ。ほんとに繁華街なのかしらん。とりあえず、トコトコ&キョロキョロと、ホテルを探して歩を進める。
寒いことは寒いが、思ってたほどの厳寒ではない。この程度なら、広島でも珍しくない(後に、エスキモーな防寒ルックで来なくて良かった!と痛感)。
歩いてるうちに、何だかワケワカメになってくる。こ、ここはどこ!?私は松嶋なな子!?状態に。
だって、暗い!し、同じような建物ばかり!だし、標識も位置が高い!ので、見えにくいし。あわわ、完全に、迷宮のアンドローラ~♪by キョンキョン
フラフラさまよってると、わりと賑やかな場所に辿り着く。あ!ここは有名な、【ヴァーツラフ広場】では!?
端っこまで行ってみると、ガイドブックでもおなじみの、【聖ヴァーツラフの騎馬像】発見!
ここね、“プラハの春”で知られる広場は。ここに、ロシアの戦車が侵攻してきて...大好きな映画「存在の耐えられない軽さ」の場面が思い出される。
が、映画のトマシュ(ダニエル・デイ・ルイス)のような男が、迷子の私に救いの手を差し伸べることはなかった。疲労感で今にも倒れそうだったが、頑張れ自分!と言い聞かせ、ホテル探しを続ける。
どうやらプラハの中心地、【旧市街広場】へ着いたようだ。目の前には、暗黒の中に聳え立つ、【ティーン教会】の不気味なまでに威容な姿が。
ホテルは確か、ティーン教会の裏の通りにあるはず。
裏通りは、観光地の夜とは信じられないほど、うら寂しく閑散としてる。出会うのは、酔っ払いと、日本では滅多に見られない、道端に額づいてる哀れな物乞い...
さんざん探し回って、ついにホテル発見!こ、こんな分かりにくい場所!
おそるおそる、ホテルに入る。レセプションルームには、若い男が。かったるげに、TVを観てる。私に気づいても、顔だけ向けて座ったまま。
あの~ネットでシングルルーム、予約したんですけど...
シングル?うちにはシングルなんか、ないよ。
え!?だ、だってこれ、ほら、ちゃんとシングル予約受け付けたって(プリントアウトしたメールの返事を、差し出す)...
ないったら、ない。ドミトリーなら空いてるけど。
ええ~相部屋?断固抗議する気力体力英語力もなく、もういい!とにかく休みたい!の一念&あきらめで、それでもOKしてしまう私。
オフシーズンだし、ひょっとしたら誰もいないかも...って考えは、甘~い!by 足立ユミの夫
入った部屋のベッドは、ひとつしか空いてなかった。しかも真っ暗で、部屋の様子も、誰が誰だかも、さっぱり判らない。みんな爆睡してるので、電気つけるどころか、物音も立てられない。ああ~こんなハズでは...ぐったりベッドに倒れて耳を澄ませば...げ!?男のイビキ?!ギョエー!ここは、男女共同なのかよ!?
もう泣いたり怒ったりする元気もなく、着替えもせず風呂も入らないまま、私は布団に潜り込む。ここを二晩も予約したのは、失敗だった~!
こうして、プラハ初日を終えたのだった。
つづく。