衝撃!昼下がりの事件簿~屈辱の似て蝶(前編)~
我が職場の男ども。Kくんは阪神の金本、Yくんは藤原タツヤ、Sくんはドランクドラゴンのデブのほう、ボスのA氏は佐渡のジェ○キンスさんetc.と、有名人に似た連中が多い。え?わし?ふふ、よく言われるけど、それ自慢!?調子こいてんじゃねえよドブスが!と怒られちゃいそうなので、I should leave it unsaid♪
似てる有名人のことで、昼休みにハラハラさせられました。
よく行く食堂で、別の会社の女子社員と相席。やっぱ似てる有名人の話になって...
OL『うちは?うち、誰に似ちょる~?』
うう。いちばん訊かれて返答に困る娘が、きゃぴきゃぴ嬉しそうに訊いてくる。当たり障りのない答えを、脳内で必死こいて探す私を尻目に、無神経で冷酷な筋肉野郎K&不思議の国の王子さまYは、トンでもない人名を挙げたのだった...
つづく。
お松の独り華流男前映画祭⑤
「ブラッディ・レイン」
血は降りまくるけど、雨が降るシーンはないです。邦題は明らかに、同じショーン・ユーの「ベルベット・レイン」の二番煎じ。マフィアの血で血を洗う抗争は同じだけど、ちょっとスタイリッシュ系でトリッキーな構成だったベルベットに比べると、従来のオーソドックス系というか、バタ臭い香港極道もので、新鮮味はないです。
マフィアのボスが引退を決め、その後継と莫大な隠し金をめぐって、幹部たちの間で不穏な空気が。ボスを守るため、秘密裏に育成されていた護衛隊の若者たちの前で、次々と幹部たちが殺されていくが...
場所選ばずな銃撃戦、暗殺、拷問、仲間や上下関係の義理人情。香港黒社会もののお約束が、ちゃんと荒っぽく演出されていています。かなり、ありきたりですが。
キャラ設定や物語の展開に、???な粗い部分が多いのが、ちょっと...例えば、ボスの愛人。そばに置きたいので、メイドとして屋敷に住まわせてるって設定のはずなのに、いつの間にか豪華なマンションで暮らしてる、ペットショップの経営者になってるし?!
隠密なはずの護衛隊も、かなり大っぴらに動いてるし。精鋭に育てたにしては、ショーン以外は、あんまり強くないし、バカばっかだし。他にも、いろいろあるが...まあ、細かいことは気にしない♪系な映画なので、ま・いっか。
my 華流王子のひとり、ショーン・ユー。ちょっと翳りがあって、若いのに哀愁があるのが、胸キュン男子です。やっぱ彼には、暴力的な悲劇が似合うのでしょうか。過激で悲惨な血戦の最後に、彼を待ち受けている残酷な運命が、悲痛です。
銃をぶっ放し、殴る蹴るのケンカ三昧の中、ふと見せる寂しそうな表情や、悲しそうな目が、とても愛しいショーンです。サウナでの抗争シーンでは、上半身裸もかなり痩身なので、もうちょっと肉つけたほうが、セクシイかも。
でも、主役はショーンじゃないんです。香港マフィア映画といえば、この男。そう、エリック・ツァン御大の映画なのです。
またかよ~!とは、もう思わない。もはや、この手の香港映画に、エリックおぢさんは必要不可欠だから。彼が出てこない香港極道ものは、ジャイアンがいないドラえもん、みたいな物足りなさ、寂しさ。今回の役も、一見人がよさそうなチビのオッサンだが、実は怖くて狡猾な狸おやぢ、でも義理人情と愛情には厚い人って、毎度おなじみな役。血みどろ抗争の嵐の中心にドッカリ座って、ドス&愛嬌を振りまくエリックおぢさんの、ひと癖もふた癖もありそなキャラが、今回も老獪かつ可愛いです。眉毛の太さも、強烈なインパクト。
エリックおぢさんの愛人役、この奈美悦子を地味にした感じの女、「潜入黒社会」の妻と同じ女優?エリックおぢさんと癒着してる刑事役のオッサンも、よく見る顔。ゆえに、デジャブのような、“どっかで見たことある感”が強い映画です。
我が職場の男ども。Kくんは阪神の金本、Yくんは藤原タツヤ、Sくんはドランクドラゴンのデブのほう、ボスのA氏は佐渡のジェ○キンスさんetc.と、有名人に似た連中が多い。え?わし?ふふ、よく言われるけど、それ自慢!?調子こいてんじゃねえよドブスが!と怒られちゃいそうなので、I should leave it unsaid♪
似てる有名人のことで、昼休みにハラハラさせられました。
よく行く食堂で、別の会社の女子社員と相席。やっぱ似てる有名人の話になって...
OL『うちは?うち、誰に似ちょる~?』
うう。いちばん訊かれて返答に困る娘が、きゃぴきゃぴ嬉しそうに訊いてくる。当たり障りのない答えを、脳内で必死こいて探す私を尻目に、無神経で冷酷な筋肉野郎K&不思議の国の王子さまYは、トンでもない人名を挙げたのだった...
つづく。
お松の独り華流男前映画祭⑤
「ブラッディ・レイン」
血は降りまくるけど、雨が降るシーンはないです。邦題は明らかに、同じショーン・ユーの「ベルベット・レイン」の二番煎じ。マフィアの血で血を洗う抗争は同じだけど、ちょっとスタイリッシュ系でトリッキーな構成だったベルベットに比べると、従来のオーソドックス系というか、バタ臭い香港極道もので、新鮮味はないです。
マフィアのボスが引退を決め、その後継と莫大な隠し金をめぐって、幹部たちの間で不穏な空気が。ボスを守るため、秘密裏に育成されていた護衛隊の若者たちの前で、次々と幹部たちが殺されていくが...
場所選ばずな銃撃戦、暗殺、拷問、仲間や上下関係の義理人情。香港黒社会もののお約束が、ちゃんと荒っぽく演出されていています。かなり、ありきたりですが。
キャラ設定や物語の展開に、???な粗い部分が多いのが、ちょっと...例えば、ボスの愛人。そばに置きたいので、メイドとして屋敷に住まわせてるって設定のはずなのに、いつの間にか豪華なマンションで暮らしてる、ペットショップの経営者になってるし?!
隠密なはずの護衛隊も、かなり大っぴらに動いてるし。精鋭に育てたにしては、ショーン以外は、あんまり強くないし、バカばっかだし。他にも、いろいろあるが...まあ、細かいことは気にしない♪系な映画なので、ま・いっか。
my 華流王子のひとり、ショーン・ユー。ちょっと翳りがあって、若いのに哀愁があるのが、胸キュン男子です。やっぱ彼には、暴力的な悲劇が似合うのでしょうか。過激で悲惨な血戦の最後に、彼を待ち受けている残酷な運命が、悲痛です。
銃をぶっ放し、殴る蹴るのケンカ三昧の中、ふと見せる寂しそうな表情や、悲しそうな目が、とても愛しいショーンです。サウナでの抗争シーンでは、上半身裸もかなり痩身なので、もうちょっと肉つけたほうが、セクシイかも。
でも、主役はショーンじゃないんです。香港マフィア映画といえば、この男。そう、エリック・ツァン御大の映画なのです。
またかよ~!とは、もう思わない。もはや、この手の香港映画に、エリックおぢさんは必要不可欠だから。彼が出てこない香港極道ものは、ジャイアンがいないドラえもん、みたいな物足りなさ、寂しさ。今回の役も、一見人がよさそうなチビのオッサンだが、実は怖くて狡猾な狸おやぢ、でも義理人情と愛情には厚い人って、毎度おなじみな役。血みどろ抗争の嵐の中心にドッカリ座って、ドス&愛嬌を振りまくエリックおぢさんの、ひと癖もふた癖もありそなキャラが、今回も老獪かつ可愛いです。眉毛の太さも、強烈なインパクト。
エリックおぢさんの愛人役、この奈美悦子を地味にした感じの女、「潜入黒社会」の妻と同じ女優?エリックおぢさんと癒着してる刑事役のオッサンも、よく見る顔。ゆえに、デジャブのような、“どっかで見たことある感”が強い映画です。