某大臣の問題発言で、喧々囂々の体ですが...
騒いでるのは国会だけで、ほとんどの国民は、バカバカしいと冷ややかに嗤ってるって感じ?
しかしながら。まさに、口は災いの元。エラい大臣とは違って、しがない小市民の私ですが、思っても口には出さないよう、気をつけねば...という教訓を革めて与えられた感が、なきにしもあらずです。
言葉狩りみたいな揚げ足取りが、怖い。小説などで発見した、残酷で淫靡だけど美しい表現なども、いざ使ったら攻撃の対象になるのが、残念だと思います。
女性はマシーンうんぬんより、私が激しい憤りを覚えずにはいられないのは...事故で亡くなった児童の写真や、生徒の裸の写真を自分のHPに載せたり、画像を同好者に送ったりしてた、最低最悪な教師。何で、そんなことができるの。人間じゃないよ。何で、こんな奴が教育者になれるの。私、何が一番許せないかって、いたいけな子供を傷つけたり汚したりする連中。こんな汚らしい鬼畜は、ほんと即刻死刑になってほしい、とマジで思ってしまいます。何て発言も、清廉潔癖な人権家の方々には、許しがたい暴言でしょうか...
「ローマの哀愁」
晩年のヴィヴィアン・リー主演作。
盛りを過ぎ、夫も亡くしたアメリカの有名女優が、ローマで隠遁生活を始める。孤閨を囲う彼女に、若いジゴロが接近してくるが...
「欲望という名の電車」と同じく、この映画の元も、テネシー・ウィリアムズの戯曲。欲電ほど病的に狂ってないけど、この作品も、かなりエグくてキツい内容です。
老境に差し掛かって、金はあるけど美貌も才能も衰えた、孤独な女の煩悶や渇きが、みじめで悲しい。騙されていると分かっていても、偽りの愛にすがらずにはいられないヒロインのイタい姿が、身につまされます。醜悪!と嗤うことはできません。
ヴィヴィアン・リー、まるで当時の自分自身のような役?もうホント、見るからに精神が不安定そうで、危なっかしく怖いです。それに女の渇きが加わり、でも上品にそれを抑制しようともがく内面の葛藤が、リアルです。
イタリアン・ジゴロ役は、これが映画デビューらしい、ウォーレン・ビーティ。わ、若い!男前です。かつてはハリウッドきってのコマシ男だったビーティ氏、金目当てで金持ちババアをたぶらかすジゴロ役が似合ってます。ヒロインへの気持ちは、本当の恋なのか、それともやっぱ金目当てなのか。ちょっと掴めないところが、おんな心を甘く撫で、痛く掻き乱します。イタリア男には、ちょっと見えないのが難だけど。
ジゴロの手練手管も、興味深い。金持ちババアに、心にもない甘事を囁いて機嫌を取ってるだけじゃ、ダメ。時には何でもないことに怒ったり傷ついたフリをして、まあ可愛い子ね、私が悪かったわ許して!と、女(特に、知性や名誉、金がある高慢な女)の中にある“屈したい”願望も満たしてあげないと。なので、ただ顔や体が良いだけじゃなく、そういった女の機微も感知できる聡さがないと、勤まらない仕事です。バカじゃ無理。
金持ちに売春を斡旋する公爵夫人のキャラが、面白かったです。彼女の醜悪な人柄と、辛らつで残酷な台詞が、歪んだ笑いを誘います。
この映画、数年前には、TVドラマ化もされてます。こっちのほうが観たい!だって、主演がヘレン・ミレンとオリヴィエ・マルティネスなんだもん!
↓ ヘレン・ミレン&オリヴィエ・マルティネス主演版 “The Roman Spring of Mrs.Stone”
あいや~!イタリアのスケコマシジゴロだなんて、マルちゃんのためにあるような役じゃん!こんなイカしたジゴロに、コマされたい~
騒いでるのは国会だけで、ほとんどの国民は、バカバカしいと冷ややかに嗤ってるって感じ?
しかしながら。まさに、口は災いの元。エラい大臣とは違って、しがない小市民の私ですが、思っても口には出さないよう、気をつけねば...という教訓を革めて与えられた感が、なきにしもあらずです。
言葉狩りみたいな揚げ足取りが、怖い。小説などで発見した、残酷で淫靡だけど美しい表現なども、いざ使ったら攻撃の対象になるのが、残念だと思います。
女性はマシーンうんぬんより、私が激しい憤りを覚えずにはいられないのは...事故で亡くなった児童の写真や、生徒の裸の写真を自分のHPに載せたり、画像を同好者に送ったりしてた、最低最悪な教師。何で、そんなことができるの。人間じゃないよ。何で、こんな奴が教育者になれるの。私、何が一番許せないかって、いたいけな子供を傷つけたり汚したりする連中。こんな汚らしい鬼畜は、ほんと即刻死刑になってほしい、とマジで思ってしまいます。何て発言も、清廉潔癖な人権家の方々には、許しがたい暴言でしょうか...
「ローマの哀愁」
晩年のヴィヴィアン・リー主演作。
盛りを過ぎ、夫も亡くしたアメリカの有名女優が、ローマで隠遁生活を始める。孤閨を囲う彼女に、若いジゴロが接近してくるが...
「欲望という名の電車」と同じく、この映画の元も、テネシー・ウィリアムズの戯曲。欲電ほど病的に狂ってないけど、この作品も、かなりエグくてキツい内容です。
老境に差し掛かって、金はあるけど美貌も才能も衰えた、孤独な女の煩悶や渇きが、みじめで悲しい。騙されていると分かっていても、偽りの愛にすがらずにはいられないヒロインのイタい姿が、身につまされます。醜悪!と嗤うことはできません。
ヴィヴィアン・リー、まるで当時の自分自身のような役?もうホント、見るからに精神が不安定そうで、危なっかしく怖いです。それに女の渇きが加わり、でも上品にそれを抑制しようともがく内面の葛藤が、リアルです。
イタリアン・ジゴロ役は、これが映画デビューらしい、ウォーレン・ビーティ。わ、若い!男前です。かつてはハリウッドきってのコマシ男だったビーティ氏、金目当てで金持ちババアをたぶらかすジゴロ役が似合ってます。ヒロインへの気持ちは、本当の恋なのか、それともやっぱ金目当てなのか。ちょっと掴めないところが、おんな心を甘く撫で、痛く掻き乱します。イタリア男には、ちょっと見えないのが難だけど。
ジゴロの手練手管も、興味深い。金持ちババアに、心にもない甘事を囁いて機嫌を取ってるだけじゃ、ダメ。時には何でもないことに怒ったり傷ついたフリをして、まあ可愛い子ね、私が悪かったわ許して!と、女(特に、知性や名誉、金がある高慢な女)の中にある“屈したい”願望も満たしてあげないと。なので、ただ顔や体が良いだけじゃなく、そういった女の機微も感知できる聡さがないと、勤まらない仕事です。バカじゃ無理。
金持ちに売春を斡旋する公爵夫人のキャラが、面白かったです。彼女の醜悪な人柄と、辛らつで残酷な台詞が、歪んだ笑いを誘います。
この映画、数年前には、TVドラマ化もされてます。こっちのほうが観たい!だって、主演がヘレン・ミレンとオリヴィエ・マルティネスなんだもん!
↓ ヘレン・ミレン&オリヴィエ・マルティネス主演版 “The Roman Spring of Mrs.Stone”
あいや~!イタリアのスケコマシジゴロだなんて、マルちゃんのためにあるような役じゃん!こんなイカしたジゴロに、コマされたい~