録画してたスペシャル時代劇「だましゑ歌麿」を観ました...
寛政の改革真っ只中の江戸。人気絵師・喜多川歌麿の愛妻おりよが他殺死体で発見される。悲しみで惑乱する歌麿。同心の仙波は、事件の背後にある大きな権力の影を察知するが...
先入観なく観たので、お江戸サスペンス劇場みたいな内容に軽く肩透かし。てっきり、芸術と女に命を燃やした画家の破滅的で退廃的なドラマ、と思ってたもので。でも、ミステリー調のチャンバラで面白かったです。
歌麿より、仙波のほうが主役っぽかったような?出番は明らかに仙波のほうが多かった。歌麿を、もうちょっと謎めいた男にしたほうが良かったと思う。復讐のための演技だと丸分かりだったし、エキセントリックすぎてただのヘンなおぢさんにしか見えなかったのが残念。ラスト近く、天知茂の明智小五郎も真っ青な歌麿の変装に唖然&爆笑。
キャストは、かなり豪華でシブかった。最近のNHKの大河ドラマより、はるかに時代劇ファンも安心して楽しめるメンツだったのでは。
歌麿役は、時代劇は十数年ぶりだという水谷豊。「相棒」で再ブレイクしちゃった水谷さん、演技が独特すぎるというか、かなりオーバーでちょっとキモかったかも...絵だけでなく腕っ節も強いなんて、キャラと見せ場を作りすぎ。
仙波役の中村橋之助は、たまに歌舞伎調になって???でしたが、危なげなく余裕で演じてた感じでした。
主役二人よりも、イケてる男たち&強烈な存在感のベテラン、の脇役陣が良かったです。
私も大好きな男前たちが、なかなか美味しかった♪
仙波の手下役、山本太郎が可愛かった。あんなにゴツくて強そうなのに、ヘタレなところとか。仙波の後輩役、田中実が珍しく陽気で軽い役だったのも新鮮。
後の葛飾北斎である若い絵師役、原田龍二が男前だった。彼もすっかり時代劇が板につきましたね。同心役、保阪尚希も怪しい好演。彼もすっかり悪役が板につきましたね。太郎も龍二も尚希も実も、さすがにオッサンになったけど、若い頃より質の高い男前に成長してるのではないでしょうか。
ベテランが、何とも濃ゆい&贅沢!
岸部一徳、小野武彦、古谷一行、そして藤田まことまで!まこちゃんは、かなりチョイ役でしたが。
極めつけが、市原悦子!仙波の母上役で、枕絵を欲しがったり歌ったり、武家の女にしては庶民的でオチャメすぎるキャラで笑えました。仙波と歌麿の密談を襖越しに盗み聞き?なんて、家政婦は見た!へのオマージュ?セルフパロディ?
それはそうと。水谷豊と市原悦子とえいば、「青春の殺人者」じゃん!ワタシ的には、スゴすぎる驚愕の、あってはいけないような禁断の再競演だわ。二人一緒のシーンは短かったけど、顔を合わせた瞬間はこっちがドキっとしてしまった。ぎゃー母ちゃん生きてたのか!死ねー!と、歌麿が包丁で仙波ママをブスブス刺しちゃうのでは?!痛いよォ~!!と仙波ママが血まみれでのたうち回るのでは?!なんて想像しちゃいました(笑)。
吉原の花魁の着物とか、色彩がカラフルで鮮やかだったのも印象的でした。
寛政の改革真っ只中の江戸。人気絵師・喜多川歌麿の愛妻おりよが他殺死体で発見される。悲しみで惑乱する歌麿。同心の仙波は、事件の背後にある大きな権力の影を察知するが...
先入観なく観たので、お江戸サスペンス劇場みたいな内容に軽く肩透かし。てっきり、芸術と女に命を燃やした画家の破滅的で退廃的なドラマ、と思ってたもので。でも、ミステリー調のチャンバラで面白かったです。
歌麿より、仙波のほうが主役っぽかったような?出番は明らかに仙波のほうが多かった。歌麿を、もうちょっと謎めいた男にしたほうが良かったと思う。復讐のための演技だと丸分かりだったし、エキセントリックすぎてただのヘンなおぢさんにしか見えなかったのが残念。ラスト近く、天知茂の明智小五郎も真っ青な歌麿の変装に唖然&爆笑。
キャストは、かなり豪華でシブかった。最近のNHKの大河ドラマより、はるかに時代劇ファンも安心して楽しめるメンツだったのでは。
歌麿役は、時代劇は十数年ぶりだという水谷豊。「相棒」で再ブレイクしちゃった水谷さん、演技が独特すぎるというか、かなりオーバーでちょっとキモかったかも...絵だけでなく腕っ節も強いなんて、キャラと見せ場を作りすぎ。
仙波役の中村橋之助は、たまに歌舞伎調になって???でしたが、危なげなく余裕で演じてた感じでした。
主役二人よりも、イケてる男たち&強烈な存在感のベテラン、の脇役陣が良かったです。
私も大好きな男前たちが、なかなか美味しかった♪
仙波の手下役、山本太郎が可愛かった。あんなにゴツくて強そうなのに、ヘタレなところとか。仙波の後輩役、田中実が珍しく陽気で軽い役だったのも新鮮。
後の葛飾北斎である若い絵師役、原田龍二が男前だった。彼もすっかり時代劇が板につきましたね。同心役、保阪尚希も怪しい好演。彼もすっかり悪役が板につきましたね。太郎も龍二も尚希も実も、さすがにオッサンになったけど、若い頃より質の高い男前に成長してるのではないでしょうか。
ベテランが、何とも濃ゆい&贅沢!
岸部一徳、小野武彦、古谷一行、そして藤田まことまで!まこちゃんは、かなりチョイ役でしたが。
極めつけが、市原悦子!仙波の母上役で、枕絵を欲しがったり歌ったり、武家の女にしては庶民的でオチャメすぎるキャラで笑えました。仙波と歌麿の密談を襖越しに盗み聞き?なんて、家政婦は見た!へのオマージュ?セルフパロディ?
それはそうと。水谷豊と市原悦子とえいば、「青春の殺人者」じゃん!ワタシ的には、スゴすぎる驚愕の、あってはいけないような禁断の再競演だわ。二人一緒のシーンは短かったけど、顔を合わせた瞬間はこっちがドキっとしてしまった。ぎゃー母ちゃん生きてたのか!死ねー!と、歌麿が包丁で仙波ママをブスブス刺しちゃうのでは?!痛いよォ~!!と仙波ママが血まみれでのたうち回るのでは?!なんて想像しちゃいました(笑)。
吉原の花魁の着物とか、色彩がカラフルで鮮やかだったのも印象的でした。