「ブロークン・イングリッシュ」
故ジョン・カサベテス監督と名女優ジーナ・ローランズの娘、ゾエ・カサベテスが演出を手がけた恋愛映画。
ニューヨークのホテルでVIPの応対係をしている30歳のノラは、仕事にも喜びを見出せず恋愛も上手くいかず、情緒不安定気味。そんな中、彼女はパーティーで知り合ったフランス人青年ジュリアンと恋に落ちるが...
ううーん。いわゆる“負け犬の遠吠え”系もの?恋も仕事もドンづまりなアラサー女性がヒロインの映画やドラマって、もう食傷気味というか...よっぽどユニークな切り口じゃないとねえ。あんましリアルなのも、見たくないものを見せられるような居心地の悪さを覚えるし、かといって現実味のないスウィートなのも、バカバカしくて返って不快になるし。なので、アラサーとかアラフォーものは苦手。 この映画は、どっちかといえばスウィート系?ルックスも性格も良いフランス人の美青年と恋、なんて設定だけで非現実的なドリーミーさで、ぜんぜん負け犬じゃないです。
ヒロインのノラに、あまり共感できなかった。何もかもに不満を抱きすぎで、いろんなことに期待しすぎ?容姿にも仕事にも友情と家族愛にも恵まれてるし、自分で言うほど男に不自由もしてないし。男がいないくらいで人間失格、この世の終わり、みたいな顔するなよなあ。もうちょっと落ち着いて、不足してることを嘆くより恵まれてる部分に感謝しなよ、と思いました。警戒心が強い割には、すぐに男と寝る尻軽さも、いかがなものかと。
この映画は話よりも、ジュリアン役のメルヴィル・プポーの存在のほうが見どころ♪
シェーメルヴィルってやっぱ、おフランス男ざます。同じイケメンでも、アメリカ人とはイケてる質が違うもん。アメリカ人がサイダーやオレンジジュースなら、メルヴィルはワインかシャンパンって感じです。酔える美男。アメリカ映画でも、そのクールでダークな美貌は不変ですが、フランス映画でのいつもの彼とは違って、明るくてオチャメな演技が新鮮でした。あんなに優しい笑顔ふりまくメルヴィル、初めてかも。珍しく、素直に楽しんでイケメンぶりを発揮してました。それに、すごくロマンチックで情熱的だった。メルヴィルって、いつもは冷めてて低温っぽいし、女を追いかけるより女に追いかけさせるキャラなイメージですが、この映画では積極的に強引に可愛らしく女を口説いてて、ほんとノラが羨ましかったです。あんなイケメンなら、すぐにポイ捨てにされてもいいので情事したいです♪
これもパリジャンの魅力なのか、別にキメキメにキメた格好してるわけではないのに、すごく小粋に見えるメルヴィル。帽子が可愛かった。いつもどこでも煙草プカプカ、なのがいかにもフランス人。若い頃は、少女漫画の美少年な長髪の天然パーマだったメルヴィルですが、最近は坊主に近い短髪を貫いてるのはなぜ?
ジュリアンが、フランス男らしからぬ(?)恋愛にも誠実で真摯な男なところが、返って映画を嘘くさい陳腐なスウィーツものにしてたような。ひとときのアヴァンチュール!とクールに割り切ってる遊び人のほうが、そうだろうなあ現実は、と納得できたかも。ノラがパリで彼と偶然再会するなんてのも、韓流も真っ青なありえねー!運命でした。げっこんなところまで追っかけてきやがった!なジュリアンにしてほしかったかも。そっちのほうがメルヴィルらしいし(笑)。ってのはあくまで映画のイメージで、来日インタビューとかでのメルヴィルご本人は、明るくて気さくな人って感じでジュリアンに近そうな男性ですが。
監督のママ、ジーナ・ローランズがノラの母役で愛情出演してます。
↑美男子レベルの低下が嘆かれる中、メルヴィルは稀少なモノホン美男♪その顔に、ブサイクかも?とか、案外フツーだよな、と思わせる部分が、どこにもない!
故ジョン・カサベテス監督と名女優ジーナ・ローランズの娘、ゾエ・カサベテスが演出を手がけた恋愛映画。
ニューヨークのホテルでVIPの応対係をしている30歳のノラは、仕事にも喜びを見出せず恋愛も上手くいかず、情緒不安定気味。そんな中、彼女はパーティーで知り合ったフランス人青年ジュリアンと恋に落ちるが...
ううーん。いわゆる“負け犬の遠吠え”系もの?恋も仕事もドンづまりなアラサー女性がヒロインの映画やドラマって、もう食傷気味というか...よっぽどユニークな切り口じゃないとねえ。あんましリアルなのも、見たくないものを見せられるような居心地の悪さを覚えるし、かといって現実味のないスウィートなのも、バカバカしくて返って不快になるし。なので、アラサーとかアラフォーものは苦手。 この映画は、どっちかといえばスウィート系?ルックスも性格も良いフランス人の美青年と恋、なんて設定だけで非現実的なドリーミーさで、ぜんぜん負け犬じゃないです。
ヒロインのノラに、あまり共感できなかった。何もかもに不満を抱きすぎで、いろんなことに期待しすぎ?容姿にも仕事にも友情と家族愛にも恵まれてるし、自分で言うほど男に不自由もしてないし。男がいないくらいで人間失格、この世の終わり、みたいな顔するなよなあ。もうちょっと落ち着いて、不足してることを嘆くより恵まれてる部分に感謝しなよ、と思いました。警戒心が強い割には、すぐに男と寝る尻軽さも、いかがなものかと。
この映画は話よりも、ジュリアン役のメルヴィル・プポーの存在のほうが見どころ♪
シェーメルヴィルってやっぱ、おフランス男ざます。同じイケメンでも、アメリカ人とはイケてる質が違うもん。アメリカ人がサイダーやオレンジジュースなら、メルヴィルはワインかシャンパンって感じです。酔える美男。アメリカ映画でも、そのクールでダークな美貌は不変ですが、フランス映画でのいつもの彼とは違って、明るくてオチャメな演技が新鮮でした。あんなに優しい笑顔ふりまくメルヴィル、初めてかも。珍しく、素直に楽しんでイケメンぶりを発揮してました。それに、すごくロマンチックで情熱的だった。メルヴィルって、いつもは冷めてて低温っぽいし、女を追いかけるより女に追いかけさせるキャラなイメージですが、この映画では積極的に強引に可愛らしく女を口説いてて、ほんとノラが羨ましかったです。あんなイケメンなら、すぐにポイ捨てにされてもいいので情事したいです♪
これもパリジャンの魅力なのか、別にキメキメにキメた格好してるわけではないのに、すごく小粋に見えるメルヴィル。帽子が可愛かった。いつもどこでも煙草プカプカ、なのがいかにもフランス人。若い頃は、少女漫画の美少年な長髪の天然パーマだったメルヴィルですが、最近は坊主に近い短髪を貫いてるのはなぜ?
ジュリアンが、フランス男らしからぬ(?)恋愛にも誠実で真摯な男なところが、返って映画を嘘くさい陳腐なスウィーツものにしてたような。ひとときのアヴァンチュール!とクールに割り切ってる遊び人のほうが、そうだろうなあ現実は、と納得できたかも。ノラがパリで彼と偶然再会するなんてのも、韓流も真っ青なありえねー!運命でした。げっこんなところまで追っかけてきやがった!なジュリアンにしてほしかったかも。そっちのほうがメルヴィルらしいし(笑)。ってのはあくまで映画のイメージで、来日インタビューとかでのメルヴィルご本人は、明るくて気さくな人って感じでジュリアンに近そうな男性ですが。
監督のママ、ジーナ・ローランズがノラの母役で愛情出演してます。
↑美男子レベルの低下が嘆かれる中、メルヴィルは稀少なモノホン美男♪その顔に、ブサイクかも?とか、案外フツーだよな、と思わせる部分が、どこにもない!