まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

gang★ジョニーを寝盗りたい

2010-01-18 | 北米映画 08~14
 ゴールデングローブ賞が発表になりましたね。だいたい予想通りの結果でした。
 
 作品賞(ドラマ)アバター
  〃 (ミュージカル・コメディ)The Hangover
 監督賞 ジェームズ・キャメロン
 主演男優賞(ドラマ)ジェフ・ブリッジス
  〃   (ミュージカル・コメディ)ロバート・ダウニー・ジュニア
 主演女優賞(ドラマ)サンドラ・ブロック
  〃   (ミュージマル・ドラマ)メリル・ストリープ
 助演男優賞 クリストフ・ヴァルツ
 助演女優賞 モニーク
 
 ヤッタージェフ・ブリッジス、おめでとー大好きなジェフおぢさまの晴れ姿にI'm so happy驚いたことに、これが初受賞だとか。スピーチでの自虐的ジョークも、ベテランのウィット&貫禄で素敵でした。御年60歳のジェフおぢさま、今でも全然イケてますがな~カッコいいよ~青二才なイケメンよりも、シブい熟男のジェフおぢさまに抱かれたいです。受賞作“Crazy Heart”早く観たいです。コリン・ファレルも出てるし。ジェフおぢさま、オスカーにもこれで王手かな?ライバルのクルーニー兄貴、あんたもう受賞してるんだし、今年は遠慮して大先輩のジェフおぢさまに花をもたせなさいよ!
 ますますニューハーフ化してる?サンドラ・ブロックもおめでと!それにしても彼女が賞レースに絡んでくるようになるとは、隔世の感ありだわ。メリルおばさまは今さらオスカー受賞よりも、どんどんノミネート記録を更新していってほしいです。

 「パブリック・エネミーズ」
 my 妄想husband ジョニー・デップ主演最新作、去年末にやっと観ることができました...
 大恐慌時代のアメリカ。社会の敵として指名手配を受けながら、大胆不敵に銀行強盗を繰り返すジョン・デリンジャー。男の美学と一人の女への愛を貫いた彼の生きざまとは...
 ジョニー抱いてー!やっぱジョニーはええわあ。彼の子供を産みたいと今回も思ってしまいましたホントはM子の赤ん坊ジミーをジョニーと呼びたいんだけど、ジョニーを好きじゃないM子が許してくれず、やむなく...って、ヨタ話はサテオキ。ジョニーは相変わらず、いや、何を演じてもカッチョEですね~ジョニーもどき、バッタもんジョニーな男って多いけど、やっぱオリジナルは唯一無二な存在。まさにオンリーワンなジョニーです。
 30年代のスーツや帽子も小粋なジョニー。特殊メイクや珍奇なファッションで奇をてらわず、素顔のままコザッパリすると、やっぱ美男だな~とウットリ。シックなスーツで強盗や銃撃や逃走は、やりにくそうだなあとは思ったけど(笑)。香水のような男の色気が、画面から匂ってきそうでした。それにしてもジョニーってカッチョEのに、あまりカッコつけてるって感じがしないんだよなあ。ナルシーな雰囲気が希薄というか。そーいうところも素敵。大してカッコよくもないのにカッコつけてる男優や、ブサイクなくせに自分のことイケてると勘違いしてるような日本のお笑いタレントよりも、ジョニーのほうがルックスに関して謙虚で無関心っぽい。それに、もう40後半なのに、おっさん加齢臭がない。ヘンに若作りしてないのに若々しい、でもいろんなことを経験した男の歴史も感じさせる大人の成熟。まさに芳醇なワインのような男。理想的な男の年の取り方ですよね。
 
 仲間への仁義に厚く、愛する女に一途で命がけなデリンジャー。こんな男に惚れない女、いないよ!な、まさに映画のために作られたヒーローみたいでした。とても実在の人物とは思えません。演じるジョニーがねえ、何をしても何を言っても絵になるんですよ。ああ~私もジョニーのラブマシンガンから発射される愛弾に撃ち抜かれたい!ジョニーに手錠をかけてベッドに縛りつけたい!な~んて、はしたない妄想をとにかく、カッコ悪い姿など皆無なジョニーでした。ヒロインのビリーに惚れて口説くシーンなんかは、さすが元ヤンなジョニーらしいヴァイオレンスなスウィートさで、メロリンキュ~俺の女になりたければ言うことをきけ!みたいなこと、マジ顔のジョニーに命令されてみたいものです。
 トンがってた若かりし頃は、自分のやりたいことだけ、ひねくれて変わった役ばかり好んで演じてた夜露死苦ジョニーも、年齢を重ねてカタギになり(?)オスカー候補にも挙げられる俳優にまでなった近年は、ファンが喜ぶ役、ファンが楽しめる役を選んでくれているようで嬉しい反面、ちょっと保守的にもなってるかな、という贅沢な物足りなさも。封印した?かつての反逆的な面も、たまには見せて欲しいかも。ジョニーは私にとって、やっぱ白馬よりも黒馬のほうが似合う永遠の王子さまだから。
 ジョニーはカッチョE~けど、映画そのものは...あまり内容がなかったような?ただひたすらデリンジャーと仲間が銀行強盗を繰り返し、警察とドンパチ銃撃戦してるだけ、みたいだった。なので2時間半以上の上映時間が、けっこうキツかった。
 デリンジャーはハードボイルド・ヒーローとしてカッコよく描かれてたけど、冷静になって考えてみれば、一般人にとってはただの迷惑で危険な犯罪者。被害に遭う銀行が庶民を苦しめる悪として描かれてたのなら、義賊として応援できたかもしれませんが。デリンジャーはなぜ強盗になったんだろう。どんなにカッコよくても、やっぱ人間はまっとうに生きるのが一番。それが退屈で平凡でも...
 デリンジャーの恋人ビリー役は、今やオスカー女優のマリオン・コティアール。ちょっとジョニ嫁のヴァネッサ・パラディに似てる?ジョニーとラブシーンできていいなあ。デリンジャーを追う捜査官役は、クリスチャン・ベール。クリベーも男前ですが、今回はあまり印象に残らなかったような。
 
コメント (2)
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