


CIAの凄腕コンビ、タック&FDRは、任務中の失態のせいで内勤となる。ヒマを持て余した彼らは、出会い系サイトとナンパでそれぞれ魅力的な女性と知り合う。しかし、その女性がローレンという同一人物であったことが判明し、彼女をめぐって男二人の壮絶な恋のバトルが勃発!
面白かったです。金のかかったド派手なアクション+おバカなドタバタコメディ、という私の大好きな要素がドッキングされてたので。ハリウッド映画の美味しいところをゴチャ混ぜた特大ハンバーガーみたいな映画です。アメリカのハンバーガーはデカいだけで大味!でもありますが。楽しい!でオナカイッパイになりたいだけなら、まさにうってつけの映画です。あ~笑った!面白かった!ハイ終わり…と、すぐ忘れる映画でもありますが、そんなアメリカンハンバーガーみたいな映画も、たまにはガッツリ観たくなります。アクションもラブコメも、もうネタが尽きてるので、よほど斬新でユニークじゃないと傑作には成り得ず、この映画も凡庸ではあるのですが、そういう予定調和もヘンな意味で安心できます。

スウィートなラブコメは苦手な私ですが、この映画はラブコメというよりオバカコメディって感じでした。それがポイントの高い要因かも。明るく開けっぴろげでワイルドでアホでノーテンキで下品ってのは、もはやアメリカ人の美質のように思えます。こういう映画を観ると、アメリカ人が大好きになります。
CIAの職権を濫用しまくって恋路の妨害合戦をする&FDRの、おまえら中学生かよ?な大人げなさすぎる言動が笑えます。でも、あれがもし日本の警察官や政治家だったら、笑えないかも…
タック&FDR、見た目はそれこそ白と黒ぐらい違うのですが、キャラはどっちも似たような大人げないオトナコドモだったので、もう少し個性を描き分けてほしかった。それにしても。あの二人なら出会い系やナンパしなくても、女のほうからいくらでも言い寄ってきそうでしたが。それと…
タック&FDRはローレンが好き!というよりも、男としてどっちが上かムキになって競っている、あるいは一心同体同然な相方が自分より女を大事にしてることへの嫉妬、みたいな感じが中盤まではしてた。そっちのほうがワタシ的には面白いのに、フツーの三角関係ものになったので、軽く残念でした。
タック役は、my new 英国愛人、トム・ハーディ



ゴツい!可愛い!顔は優しく柔和な童顔で、体はガッチリムッチリしたゴリマッチョ。現在の映画界で最高のゴツカワ男



FDR役のクリス・パインは、イケメンなのかそうでないのか分からない顔ですが、長身でスタイルは抜群!モデルみたいでカッコよかったです。彼と並ぶと、トム・ハーディがすごく小柄に見えました。
ローレン役は、キューティブロンドことリース・ウィザースプーン。シャクレおばさんの彼女が、若い男前を二股!?ありえねー!納得できん!な方も多いと思いますが

もちろん、女優としても素晴らしいキューテュブロンドさん。ハリウッドきっての人気コメディエンヌにしてオスカー女優でもある彼女が、日本の女芸人でもやらないような顔芸や動きをしまくって、今回も大いに笑わせてくれました。いい男ふたりにガンガン迫られてウハウハ、でもどっちかなんて選べない~困っちゃうな~♪山本リンダも殺意を抱きそうな超おいしすぎる役も、キューティブロンドだと笑って許せます。なかなか真実に気づかない彼女のボケっぷりも見事です。さすがスターの威光というか貫禄というか、男二人が完全に位負けしてました。男二人が年下にしか見えない!と思ったら、やっぱ実際にもトム・ハーディより1つ、クリス・パインより4つ年上でした。ところで…一緒にDVDを観たピーターは、彼女の顔が前田あっちゃんに似てる、と言ってました。うーん、言われてみれば何となく…?

悪役で、独逸男前ティル・シュヴァイガーが登場したのには驚喜。彼もゴツくてカッコいいですね。どんな役でも悪人顔なのが素敵。彼ひとりだけ大真面目な演技で、気の毒なほど浮いてました。
あと、ローレンの親友が笑えた。何でもセックスがらみにする下ネタおばさん。よく次から次へ、あんなオゲレツなこと思いつくなあと感嘆。あんな友だちほしいかも。


↑ゴツいゴリマッチョになる前のトムも、超可愛い
