まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

モーニング珈琲のもうよ

2013-08-06 | 韓国映画
 今日は原爆の日。鎮魂の朝、今年も静かに厳かに世界平和を祈念しました…
 話は全然変わるのですが。最近、交通事故に遭ってしましました…しかも2回。
 夕方、フラフラ歩いてコンビニへ向かってたら、3、4歳ぐらいの男の子が乗った三輪車にクラッシュ!弾き飛ばされ、地面に尻もちをついてしまった私。男の子は何ごともなかったかのように、さっさと走り去って行ったのでした。男の子が無事でよかったけど、三輪車に轢き逃げされるだなんて…
 さらに。たまには車じゃなくてと思い、久々に流星号(ママチャリ)に乗ってフ○バ書店へ。到着したものの、何かもう暑くてレンタルどころじゃなくなり、もう帰ろう…とフラフラ駐輪場へ。流星号にまたがって、ちょっと携帯いじってると…はっと視線を感じて顔を上げると、店のほうから高校生ぐらいの男子ふたりが、私をじっと見てるではないか!な、な、何?!ビビって固まる私に、男の子たちが近づいてくるではないか?!ひー!は、早く逃げなきゃ!拉致られて灰が峰に遺棄されちまうー!!不敵な笑みを浮かべながら、どんどん私との距離を縮めていく少年AとBに、私は恐怖のあまり硬直して…
 つづく。

 お松の第3回韓国映画祭⑤
 「GABI ガビ 国境の愛」
 日清戦争直後の朝鮮。ロシアを後ろ盾とする王の高宗を危険視する大日本帝国の陰謀で、義賊だったイルリッチとターニャは王暗殺計画に加担するが…
 韓国では大コケしちゃったとか。どんな駄作なのかなと、ある意味楽しみにしていたのですが…思ってたほど酷くなかったです。当時の朝鮮やロシア、日本の関係について無知だったので、世界史の勉強になりました。朝鮮って、いつの時代も内憂外患、混沌としていて不安定な国なんですね。
 壮大な歴史スペクタクルや、緻密でスリリングなスパイ映画を見慣れてる映画ファンからすると、どこかチャチさ、ショボさを端々で感じずにはいられないのも事実です。ロシアでの列車強盗シーンとか、明らかに合成。戦闘シーンとかでの爆破など、西部警察レベルだし。手に汗にぎる迫力とか、目を奪う驚異のアクションとかは皆無。同じスパイものでも、やっぱ007とかって金のかけかたやアイデアの発想が違うんだなあ、と思わずにはいられませんでした。
 イルリッチとターニャの運命や悲恋も、ありきたりというか…いかにも韓流ドラマっぽい甘さ、ユルさが。もうちょっとハラハラする崖っぷち感とか、予想外の展開とかほしかったです。
 歴史に翻弄される人々の悲しい物語なのに…日本人が観たら苦笑、失笑してしまうところが致命的な映画。出てくる極悪な日本人が、何かヘンだし。当時のファッションとかよく分かりませんが、軍服姿の日本人の中に侍みたいな人が混じってたり。最大のツッコミどころは、帝国軍人になりすましてるイルリッチの喋る日本語。たどたどしすぎて何言ってんのか解かんない時もあって、あれで日本人はないだろ~ぷぷっと吹いちゃうこと必至です。
 チュ・ジンモのファンなら、内容の残念さは気にならない映画だと思います。

 ジンモ、やっぱチョンマルかっちょE~精悍だけど可愛らしい顔。長身でガッチリムッチリした体格。顔が素朴で優しすぎて、激したりスゴんだりしても全然怖くないのが演技的にはアレなジンモなんですが、女に一途な愛を捧げるキャラは似合ってて胸キュンです。長髪がワイルドな義賊ルック、凛々しい軍服、ダンディなスーツなど、ジンモの七変化コスプレも楽しめます。何といっても、彼の日本語がヘンで可愛い!

 ジンモのコスプレだけでなく、ファッションはとても目に楽しかったです。王宮の女官とか、軽やかに清楚な白い装束が素敵。
 高宗のコーヒー給仕係となったターニャが、朝鮮初のコーヒーバリスタ、という設定なのですが。高宗がターニャに心を開くきっかけになり、高宗暗殺計画の手段ともなるコーヒーが、重要な小道具として巧く活かされていなかった感があるのも、少し残念でした。

 ↑こんな男前とモーニングコーヒーのみたいのお「ハッピーエンド」と「霜花店」また観たくなってきた♪今度は韓国版「失楽園」みたいなの、たのむぜジンモ!
 
 
 
 
コメント (5)
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