「怒り」
東京の住宅街で、夫婦が惨殺される事件が発生する。逃亡中に整形した容疑者の若い男を警察が追う中、ゲイの優馬、元風俗嬢の愛子とその父親、沖縄に住む女子高生の泉は、それぞれに謎めいた男と出会い、関わりを深めていくうちに、恐ろしい疑惑にかられるようになるが…
「パレード」「悪人」そして「横道世之介」に続く、芥川賞作家・吉田修一の小説の映画化です。試写会にて鑑賞。
全国の腐の皆さ~ん!ひと足お先に観ましたよ~!腐は絶対、公開されたら劇場に駆けつけましょう!腐マスト映画です!もちろん、腐じゃない方々もぜひ!でも、筋金入りの腐じゃない人、もしくは生粋のゲイでない方が観たら、ちょっとショッキングだったり気持ち悪い思いをするかもしれません。私の席周辺に座ってたマダムたちも、BLシーンでは動揺のあまり軽い悲鳴、ヘンなうめき声を上げてましたし私なんかからすると、けっ!これぐらいで狼狽えるんじゃねーよ!でしたが、確かにBL慣れしてない保守的な人は、気まずい思いをするかもしれません。家族とは絶対、一緒に観ないほうがいいです
最近の邦画、それも有名スターが出演してる映画にしては、かなり思い切った挑戦的なゲイシーンでした。かなりゲイゲイしいので、ライトなBLファンにもキツいかも。ほとんどファンタジーなBLと違い、リアルなゲイの世界が今の邦画で見られるとは、嬉しい想定外。優馬がはっちゃけるゲイパーティ、優馬が直人と関係をもつ発展場のサウナ、優馬と直人のむさぼるようなディープキス、全裸での絡み…洋画では珍しくもないけど、邦画だとすごく新鮮に、かつドキっともさせられた。特に発展場のサウナは、隠微で秘密めいた地下世界の妖しい雰囲気がよく出てました。そこはまさに、男たちの汗と吐息で充満した完全女人禁制の秘園。ほんとにこんな場所があるのか~潜入してみたいな~なんて思ってしまいましたあの発展場シーンは、映画化の際はきっとカットされると思ってたので、忠実な再現には驚嘆させられました。それにしても…三島由紀夫の「禁色」の時代に比べると、アメリカほどではないけど日本のゲイ社会も、かなり明るくオープンになってきてるんですね~。優馬なんかすごい堂々としてて、後ろ暗さとかコソコソ感とか全然なかったし。
ゲイ描写すごく頑張ってた!けど、あくまで“今の邦画にしては”という前置き付きなので、あしからず。ゲイ一色な映画では決してありません。むしろ、欲張りな腐は物足りなさを感じるかも。ゲイの恋人たちを演じた妻夫木聡と綾野剛の健闘は、心から讃えたいです。
吉田修一の原作小説が映画化され、優馬役はブッキーと聞いた時、ついにキター!!ブッキーがゲイ役キター!!と、腐的興奮に心乱れてしまった私散々じらしてくれたなブッキー!今までゲイ役やらなかった理由、この映画を観て何となく解かったよ!あまりにもハマっちゃうからだろ!
ブッキー、何がきっかけで思い切ったのでしょう。結婚して、もう疑われる心配がなくなったから?モノホンとしか思えぬゲイゲイしさ全開で、その魅力を遺憾なく発揮してました。こういうブッキーが、見たかったんですよね~。初登場シーンから、掴みはOK!裸で汗だくになって、男たちに囲まれ踊るブッキーの、ハンパない色っぽさときたら!小柄で痩せてて、肉体美って感じではないのに、すごいエロいんですよね~。発展場での、ピッチリしたビキニパンツ姿も、超絶エロい!発展場で出会った直人を押し倒して、ほとんど犯すノリでセックスする野獣なブッキーもエロい~。あの可愛かったブッキーが、若い男を後ろから前から攻めるワイルドなタチ野郎の役だなんて、嬉しい隔世の念だわ。ああ~美少年になって、ブッキー兄さんに攻められたいわ~。
ラブシーンでは、ケツも堂々と披露してるブッキー。同じ事務所の後輩である池松壮亮に、負けられない!邦画でエロい脱ぎ男といえば俺!そんなブッキーの脱ぎっぷりも、この映画の見所のひとつです。久々に適役、魅力を発揮できる役にめぐり会えたブッキーです。エロい脱ぎだけでなく、予期せぬ本気の愛による戸惑いや多幸感、不安や嫉妬に揺れる、情熱的で繊細な演技もなかなか胸に迫るものがありました。都会の享楽的で空疎なゲイライフに倦んだ気怠さも、ちょっと演技を超越したモノホンのかほりがしました…
ただちょっと、いや、かなりワタシ的に残念だったのが、やはり相手役が綾野剛だったこと…綾野くん、個性的な良い役者なんですが、いかんせん爬虫類系の顔がタイプじゃないという、ミもフタもない超個人的な理由で、せっかくのBLシーンも萌えなかった…直人役は、やっぱ池松くんにやってほしかったな~。ブッキーと池松くんのBLシーンなんて、想像を絶するエロさ、切なさになりそう♪
優馬と直人の数奇で悲しい恋物語だけで、一本映画が作れそう。ていうか、ぶっちゃけ他のパート要らん、とさえ思ってしまった同じ墓に入ろうと誓い合うまでになった、もう二度とめぐり会えないような運命の愛だったのに、コップの中の澄んだ水に一滴落とされた墨汁のように、どんどん広がって真っ黒になっていく優馬の不信と保身が、何ともやるせなさすぎて。私でも優馬と同じことをすると思う。でも、優馬には信じ抜いて試練に打ち克ってほしかった。でも、直人は薄命だけど薄幸ではなかったような気がします。刹那的でも、深く優しい愛に生きることができたし。長生きしたって、そんな経験できる人はほとんどいませんしね~…
とまあ、優馬と直人のカップルばかり気になって、千葉と沖縄のパートは早送りしたくなりましたが(^_^;)群像劇はかなり公平に、偏りなく時間も割かれ、見せ場も作られてるのですが、腐はどうしてもゲイカップルのほうに感情移入しちゃうし、役者の好き嫌いで、どのパートに感動し衝撃を受けるかが左右されてしまう。
キャストの中で、最もインパクトがあり、演技も存在感も群を抜いてたのは、沖縄編に出てくる謎の放浪者、田中役の森山未來です。
未來くん、久々に見ましたが、やっぱ演技うまいですね~。怪しい役、怪しい風貌でも、ヘンにエキセントリックな演技ではなく、クールで優しそうなキャラにしてたのが、返ってユニークで好感を抱けた。森山未來、綾野剛、松山ケンイチ、殺人犯かもしれない男を演じた3人の中では、文句なしに未来くんが頭ひとつ抜けてました。演技力の差が顕著に出てました。未来くんの役がいちばんの儲け役!とも言えるけど、あの放浪者の役を綾野くん、松山くんにやらせてたら、たぶん残念な結果になってたはず。並み居る人気スターを食って場をさらった未來くん、ちょっと鈴木誠也に似て見えたのは私だけ?
そんな未來くんを凌ぐ好演だったのは、意外な人でした。泉のボーイフレンド、知念辰哉役の男の子こそ、この映画のMVPかもしれません。朴訥な沖縄弁も、素人っぽい素朴な顔も、演技してる役者とは思えぬ自然さ。佐久本宝くんという、実際にも沖縄出身、地元の演劇で活動している役者さんだとか。賞あげたいわ~。
愛子の父役、キャストの中ではいちばんの大物であり、見た目もいちばん濃ゆい渡辺謙が、意外なほどフツーでした。謙さんじゃなくてもいい役でしたが、大スターの俺がやるんだかからもっと見せ場増やせ!なんて、無茶な特別扱いを要求せず抑え気味だったところは、高く評価できるのではないでしょうか。愛子役の宮崎あおいは、殺人犯より不気味だった。イタすぎる幼女おばさん役。白痴みたいな喋り方と服装、そしていつも浮かべている薄ら笑い、虚ろな目つきは、ほとんどホラーでした。すっぴんに近いメイクは容赦なく年齢を感じさせて、心と体のアンバランスをある意味、果敢に表現してたとも言えます。松山ケンイチは、可哀想なぐらい影が薄かった。
キャストの中では、最も厳しい目で見てやろうと姑視線を向けた広瀬すずが、想定外に良かったのがちょっと拍子抜け顔も喋り方も苦手ですが、リアルすぎるレイプシーンはかなり迫真の大熱演で、めっちゃ怖かった沖縄の強姦鬼畜米兵、ほんと許せんわ~。
あと、事件を追う刑事役のひとり、三浦友和&百恵の次男、三浦貴大がイケメンでした。
彼もチョコチョコいろんな映画やドラマに出てるわりには、なかなかブレイクできませんよね~。すごくカッコカワイいのにね。いっそのこと、直人役は三浦くんにやらせてあげてほしかったかも。直人の友人役で、とと姉ちゃんこと高畑充希がチョコっと登場。彼女も働き者ですよね~。可愛くなった野沢直子、みたいな顔?ブッキーとは「バンクーバーの朝日」でも共演してましたね。また歌い出すんじゃないかとヒヤヒヤしました(笑)。
坂本龍一の音楽が、ちょっと大仰で押し付けがましいかも…殺人犯の指名手配写真、森山未來+綾野剛+松山ケンイチの合成写真で笑えます。
この映画の元ネタとなった、逃亡整形殺人犯の市橋達也は今、獄中で何を思って生きてるんでしょうね~…
原作小説を映画を観る前に読むと、どうしても犯人役の俳優を注視してしまうことに。なので、未読のまま映画をご覧になることをお勧めします♪
数ある吉田修一原作の映画の中では、吉田先生ご自身が監督したショートフィルム「Water」がいちばん好きかも…
「怒り」ぜひTVで連ドラ化希望!その際は、優馬は向井理、直人は池松壮亮がいいな~♪
東京の住宅街で、夫婦が惨殺される事件が発生する。逃亡中に整形した容疑者の若い男を警察が追う中、ゲイの優馬、元風俗嬢の愛子とその父親、沖縄に住む女子高生の泉は、それぞれに謎めいた男と出会い、関わりを深めていくうちに、恐ろしい疑惑にかられるようになるが…
「パレード」「悪人」そして「横道世之介」に続く、芥川賞作家・吉田修一の小説の映画化です。試写会にて鑑賞。
全国の腐の皆さ~ん!ひと足お先に観ましたよ~!腐は絶対、公開されたら劇場に駆けつけましょう!腐マスト映画です!もちろん、腐じゃない方々もぜひ!でも、筋金入りの腐じゃない人、もしくは生粋のゲイでない方が観たら、ちょっとショッキングだったり気持ち悪い思いをするかもしれません。私の席周辺に座ってたマダムたちも、BLシーンでは動揺のあまり軽い悲鳴、ヘンなうめき声を上げてましたし私なんかからすると、けっ!これぐらいで狼狽えるんじゃねーよ!でしたが、確かにBL慣れしてない保守的な人は、気まずい思いをするかもしれません。家族とは絶対、一緒に観ないほうがいいです
最近の邦画、それも有名スターが出演してる映画にしては、かなり思い切った挑戦的なゲイシーンでした。かなりゲイゲイしいので、ライトなBLファンにもキツいかも。ほとんどファンタジーなBLと違い、リアルなゲイの世界が今の邦画で見られるとは、嬉しい想定外。優馬がはっちゃけるゲイパーティ、優馬が直人と関係をもつ発展場のサウナ、優馬と直人のむさぼるようなディープキス、全裸での絡み…洋画では珍しくもないけど、邦画だとすごく新鮮に、かつドキっともさせられた。特に発展場のサウナは、隠微で秘密めいた地下世界の妖しい雰囲気がよく出てました。そこはまさに、男たちの汗と吐息で充満した完全女人禁制の秘園。ほんとにこんな場所があるのか~潜入してみたいな~なんて思ってしまいましたあの発展場シーンは、映画化の際はきっとカットされると思ってたので、忠実な再現には驚嘆させられました。それにしても…三島由紀夫の「禁色」の時代に比べると、アメリカほどではないけど日本のゲイ社会も、かなり明るくオープンになってきてるんですね~。優馬なんかすごい堂々としてて、後ろ暗さとかコソコソ感とか全然なかったし。
ゲイ描写すごく頑張ってた!けど、あくまで“今の邦画にしては”という前置き付きなので、あしからず。ゲイ一色な映画では決してありません。むしろ、欲張りな腐は物足りなさを感じるかも。ゲイの恋人たちを演じた妻夫木聡と綾野剛の健闘は、心から讃えたいです。
吉田修一の原作小説が映画化され、優馬役はブッキーと聞いた時、ついにキター!!ブッキーがゲイ役キター!!と、腐的興奮に心乱れてしまった私散々じらしてくれたなブッキー!今までゲイ役やらなかった理由、この映画を観て何となく解かったよ!あまりにもハマっちゃうからだろ!
ブッキー、何がきっかけで思い切ったのでしょう。結婚して、もう疑われる心配がなくなったから?モノホンとしか思えぬゲイゲイしさ全開で、その魅力を遺憾なく発揮してました。こういうブッキーが、見たかったんですよね~。初登場シーンから、掴みはOK!裸で汗だくになって、男たちに囲まれ踊るブッキーの、ハンパない色っぽさときたら!小柄で痩せてて、肉体美って感じではないのに、すごいエロいんですよね~。発展場での、ピッチリしたビキニパンツ姿も、超絶エロい!発展場で出会った直人を押し倒して、ほとんど犯すノリでセックスする野獣なブッキーもエロい~。あの可愛かったブッキーが、若い男を後ろから前から攻めるワイルドなタチ野郎の役だなんて、嬉しい隔世の念だわ。ああ~美少年になって、ブッキー兄さんに攻められたいわ~。
ラブシーンでは、ケツも堂々と披露してるブッキー。同じ事務所の後輩である池松壮亮に、負けられない!邦画でエロい脱ぎ男といえば俺!そんなブッキーの脱ぎっぷりも、この映画の見所のひとつです。久々に適役、魅力を発揮できる役にめぐり会えたブッキーです。エロい脱ぎだけでなく、予期せぬ本気の愛による戸惑いや多幸感、不安や嫉妬に揺れる、情熱的で繊細な演技もなかなか胸に迫るものがありました。都会の享楽的で空疎なゲイライフに倦んだ気怠さも、ちょっと演技を超越したモノホンのかほりがしました…
ただちょっと、いや、かなりワタシ的に残念だったのが、やはり相手役が綾野剛だったこと…綾野くん、個性的な良い役者なんですが、いかんせん爬虫類系の顔がタイプじゃないという、ミもフタもない超個人的な理由で、せっかくのBLシーンも萌えなかった…直人役は、やっぱ池松くんにやってほしかったな~。ブッキーと池松くんのBLシーンなんて、想像を絶するエロさ、切なさになりそう♪
優馬と直人の数奇で悲しい恋物語だけで、一本映画が作れそう。ていうか、ぶっちゃけ他のパート要らん、とさえ思ってしまった同じ墓に入ろうと誓い合うまでになった、もう二度とめぐり会えないような運命の愛だったのに、コップの中の澄んだ水に一滴落とされた墨汁のように、どんどん広がって真っ黒になっていく優馬の不信と保身が、何ともやるせなさすぎて。私でも優馬と同じことをすると思う。でも、優馬には信じ抜いて試練に打ち克ってほしかった。でも、直人は薄命だけど薄幸ではなかったような気がします。刹那的でも、深く優しい愛に生きることができたし。長生きしたって、そんな経験できる人はほとんどいませんしね~…
とまあ、優馬と直人のカップルばかり気になって、千葉と沖縄のパートは早送りしたくなりましたが(^_^;)群像劇はかなり公平に、偏りなく時間も割かれ、見せ場も作られてるのですが、腐はどうしてもゲイカップルのほうに感情移入しちゃうし、役者の好き嫌いで、どのパートに感動し衝撃を受けるかが左右されてしまう。
キャストの中で、最もインパクトがあり、演技も存在感も群を抜いてたのは、沖縄編に出てくる謎の放浪者、田中役の森山未來です。
未來くん、久々に見ましたが、やっぱ演技うまいですね~。怪しい役、怪しい風貌でも、ヘンにエキセントリックな演技ではなく、クールで優しそうなキャラにしてたのが、返ってユニークで好感を抱けた。森山未來、綾野剛、松山ケンイチ、殺人犯かもしれない男を演じた3人の中では、文句なしに未来くんが頭ひとつ抜けてました。演技力の差が顕著に出てました。未来くんの役がいちばんの儲け役!とも言えるけど、あの放浪者の役を綾野くん、松山くんにやらせてたら、たぶん残念な結果になってたはず。並み居る人気スターを食って場をさらった未來くん、ちょっと鈴木誠也に似て見えたのは私だけ?
そんな未來くんを凌ぐ好演だったのは、意外な人でした。泉のボーイフレンド、知念辰哉役の男の子こそ、この映画のMVPかもしれません。朴訥な沖縄弁も、素人っぽい素朴な顔も、演技してる役者とは思えぬ自然さ。佐久本宝くんという、実際にも沖縄出身、地元の演劇で活動している役者さんだとか。賞あげたいわ~。
愛子の父役、キャストの中ではいちばんの大物であり、見た目もいちばん濃ゆい渡辺謙が、意外なほどフツーでした。謙さんじゃなくてもいい役でしたが、大スターの俺がやるんだかからもっと見せ場増やせ!なんて、無茶な特別扱いを要求せず抑え気味だったところは、高く評価できるのではないでしょうか。愛子役の宮崎あおいは、殺人犯より不気味だった。イタすぎる幼女おばさん役。白痴みたいな喋り方と服装、そしていつも浮かべている薄ら笑い、虚ろな目つきは、ほとんどホラーでした。すっぴんに近いメイクは容赦なく年齢を感じさせて、心と体のアンバランスをある意味、果敢に表現してたとも言えます。松山ケンイチは、可哀想なぐらい影が薄かった。
キャストの中では、最も厳しい目で見てやろうと姑視線を向けた広瀬すずが、想定外に良かったのがちょっと拍子抜け顔も喋り方も苦手ですが、リアルすぎるレイプシーンはかなり迫真の大熱演で、めっちゃ怖かった沖縄の強姦鬼畜米兵、ほんと許せんわ~。
あと、事件を追う刑事役のひとり、三浦友和&百恵の次男、三浦貴大がイケメンでした。
彼もチョコチョコいろんな映画やドラマに出てるわりには、なかなかブレイクできませんよね~。すごくカッコカワイいのにね。いっそのこと、直人役は三浦くんにやらせてあげてほしかったかも。直人の友人役で、とと姉ちゃんこと高畑充希がチョコっと登場。彼女も働き者ですよね~。可愛くなった野沢直子、みたいな顔?ブッキーとは「バンクーバーの朝日」でも共演してましたね。また歌い出すんじゃないかとヒヤヒヤしました(笑)。
坂本龍一の音楽が、ちょっと大仰で押し付けがましいかも…殺人犯の指名手配写真、森山未來+綾野剛+松山ケンイチの合成写真で笑えます。
この映画の元ネタとなった、逃亡整形殺人犯の市橋達也は今、獄中で何を思って生きてるんでしょうね~…
原作小説を映画を観る前に読むと、どうしても犯人役の俳優を注視してしまうことに。なので、未読のまま映画をご覧になることをお勧めします♪
数ある吉田修一原作の映画の中では、吉田先生ご自身が監督したショートフィルム「Water」がいちばん好きかも…
「怒り」ぜひTVで連ドラ化希望!その際は、優馬は向井理、直人は池松壮亮がいいな~♪