「ホロウ・クラウン 嘆きの王冠」第4話から8話、ヘンリー4世編を観ました~。
リチャード2世を退け即位したヘンリー4世は、息子であるハル王子の放蕩を苦々しく思っていた。そんな中、王に不満を抱くパーシーが一族と共に謀反を起こす。ヘンリー4世はハル王子に内乱鎮圧を命じるが…
ヘンリー4世役は、名優ジェレミー・アイアンズ。あまたいる英国俳優の中にあって、とりわけ身分の高い役が似合う人。ホームレス役でも高貴に見えてしまうほどです。英国王らしい気高さと威厳は、やはりハリウッドのスターとは違います。そして、相変わらずの美しさ!まさに美老人。美しく老いるには、やはり内面の美徳、知性と強さを保たなければならないんだろうな~。アイアンズおじさま、まさに高齢者の理想形です。
若かりしヘンリー・ボリングブルックが、年齢を重ねてヘンリー4世になったのですが。ローリー・キニアがジェレミー・アイアンズになるってのは、ちょっと???です。様変わりしすぎ!
ヘンリー4世の悩みの種である、ドラ息子ハル王子を演じてるのは…
「マイティ・ソー」シリーズのロキ役で人気、今や日本ではベネディクト・カンバーバッチと双璧の英国スターであるトム・ヒドルストン。私には正直、そんなに惹かれる存在ではなかったのですが、このドラマのトムヒには惚れた!今まで観た出演作の中では、断トツのカッコよさ、可愛さ、そして役者っぷりです。まず、スタイルが良すぎ~!超小顔、スラ~っとした長身、長~い手足。モデルも真っ青。現代で着てもオシャレな赤いレザーの衣装とか、スタイリッシュに着こなしてたり。颯爽と躍動感ある身のこなしとか、若々しいエネルギッシュさとか、気取らない気さくで親しみやすい笑顔とか、こりゃあ何しても誰にも憎まれない、愛されるよな~と納得できるトムヒの魅力が炸裂してます。
うつけのフリをしているハル王子は、さしずめ織田信長的キャラ?おバカな遊び人を演じて韜晦してるハル王子ですが、本当は爪を隠しているという本性の部分が、あまり描かれてなかったような。ハル王子の二面性が、もうちょっと見たかったかも。あと、ヘンリー4世との親子の葛藤や衝突も、あまりなかったのが物足りませんでした。父王が死んだと思ったハル王子が、王冠をかぶって泣きながら王座に座ったら、このヤロー王冠返せー!と死んだはずのヘンリー4世がベッドから起き上がって突進してくるシーン、コントみたいで笑えた。
ヘンリー4世とよりも、下々の者たちとハル王子が仲良くバカ騒ぎしてるシーンが多く、中でも百貫デブ老人フォルスタッフとの友情に重点が置かれてました。シェイクスピア劇のキャラの中でも人気が高いというフォルスタッフ、滑稽で悲しいキャラで笑わせ泣かせてくれます。ラスト、王座に就いたハル王子とフォルスタッフの別れは、苦くて切ないです。ハル王子と悪友ポインズとのサウナ?シーンが、ちょっと妖しくて腐はニヤリ。トムヒの肉体美も楽しめます。
トムヒも素敵でしたが、MYイケメンレーダーをビビビ!と反応させたのが、反乱を起こすパーシー役のジョー・アームストロング。
カッコカワイい!猛々しく激情的で反骨偏屈なパーシーのキャラ、言動、女房に対するスウィートなドSさも、男らしくてチャーミングでした。猛き者もつひには滅びぬ…なパーシーを熱演したジョー・アームストロングも、要チェキな英国イケメンの一人となりました。TVドラマ中心みたいなので、映画にもっと出てほしい!パーシーの父ノーザンバランド公役の俳優さんが、ジョーにそっくりなのでホントの父子みたいだな~と思って調べたら、アラン・アームストロングさんというベテラン俳優さん。実の父子共演でした。
↑若くてカッコカワいいパーシーに比べると、嫁がおばさんすぎ~
詩的で機知に富んだ台詞も美しく、あんな言葉を言ってみたい言われてみたいものです。戦場シーンでも見事な映像美で、こんなんに慣れたら日本や韓国の時代劇が、ほんとチャチく思えてしまいます。
ヘンリー5世編に、話は続きます…
↑ジョー・アームストロング、1978年生まれ(ガエル・ガルシア・ベルナルやリィウ・イエ、ドミニク・クーパーやジェームズ・フランコ、日本だと小泉孝太郎と同い年)、現在38歳。TVシリーズの「ロビン・フッド」の彼も超イケてます!観ねば!
リチャード2世を退け即位したヘンリー4世は、息子であるハル王子の放蕩を苦々しく思っていた。そんな中、王に不満を抱くパーシーが一族と共に謀反を起こす。ヘンリー4世はハル王子に内乱鎮圧を命じるが…
ヘンリー4世役は、名優ジェレミー・アイアンズ。あまたいる英国俳優の中にあって、とりわけ身分の高い役が似合う人。ホームレス役でも高貴に見えてしまうほどです。英国王らしい気高さと威厳は、やはりハリウッドのスターとは違います。そして、相変わらずの美しさ!まさに美老人。美しく老いるには、やはり内面の美徳、知性と強さを保たなければならないんだろうな~。アイアンズおじさま、まさに高齢者の理想形です。
若かりしヘンリー・ボリングブルックが、年齢を重ねてヘンリー4世になったのですが。ローリー・キニアがジェレミー・アイアンズになるってのは、ちょっと???です。様変わりしすぎ!
ヘンリー4世の悩みの種である、ドラ息子ハル王子を演じてるのは…
「マイティ・ソー」シリーズのロキ役で人気、今や日本ではベネディクト・カンバーバッチと双璧の英国スターであるトム・ヒドルストン。私には正直、そんなに惹かれる存在ではなかったのですが、このドラマのトムヒには惚れた!今まで観た出演作の中では、断トツのカッコよさ、可愛さ、そして役者っぷりです。まず、スタイルが良すぎ~!超小顔、スラ~っとした長身、長~い手足。モデルも真っ青。現代で着てもオシャレな赤いレザーの衣装とか、スタイリッシュに着こなしてたり。颯爽と躍動感ある身のこなしとか、若々しいエネルギッシュさとか、気取らない気さくで親しみやすい笑顔とか、こりゃあ何しても誰にも憎まれない、愛されるよな~と納得できるトムヒの魅力が炸裂してます。
うつけのフリをしているハル王子は、さしずめ織田信長的キャラ?おバカな遊び人を演じて韜晦してるハル王子ですが、本当は爪を隠しているという本性の部分が、あまり描かれてなかったような。ハル王子の二面性が、もうちょっと見たかったかも。あと、ヘンリー4世との親子の葛藤や衝突も、あまりなかったのが物足りませんでした。父王が死んだと思ったハル王子が、王冠をかぶって泣きながら王座に座ったら、このヤロー王冠返せー!と死んだはずのヘンリー4世がベッドから起き上がって突進してくるシーン、コントみたいで笑えた。
ヘンリー4世とよりも、下々の者たちとハル王子が仲良くバカ騒ぎしてるシーンが多く、中でも百貫デブ老人フォルスタッフとの友情に重点が置かれてました。シェイクスピア劇のキャラの中でも人気が高いというフォルスタッフ、滑稽で悲しいキャラで笑わせ泣かせてくれます。ラスト、王座に就いたハル王子とフォルスタッフの別れは、苦くて切ないです。ハル王子と悪友ポインズとのサウナ?シーンが、ちょっと妖しくて腐はニヤリ。トムヒの肉体美も楽しめます。
トムヒも素敵でしたが、MYイケメンレーダーをビビビ!と反応させたのが、反乱を起こすパーシー役のジョー・アームストロング。
カッコカワイい!猛々しく激情的で反骨偏屈なパーシーのキャラ、言動、女房に対するスウィートなドSさも、男らしくてチャーミングでした。猛き者もつひには滅びぬ…なパーシーを熱演したジョー・アームストロングも、要チェキな英国イケメンの一人となりました。TVドラマ中心みたいなので、映画にもっと出てほしい!パーシーの父ノーザンバランド公役の俳優さんが、ジョーにそっくりなのでホントの父子みたいだな~と思って調べたら、アラン・アームストロングさんというベテラン俳優さん。実の父子共演でした。
↑若くてカッコカワいいパーシーに比べると、嫁がおばさんすぎ~
詩的で機知に富んだ台詞も美しく、あんな言葉を言ってみたい言われてみたいものです。戦場シーンでも見事な映像美で、こんなんに慣れたら日本や韓国の時代劇が、ほんとチャチく思えてしまいます。
ヘンリー5世編に、話は続きます…
↑ジョー・アームストロング、1978年生まれ(ガエル・ガルシア・ベルナルやリィウ・イエ、ドミニク・クーパーやジェームズ・フランコ、日本だと小泉孝太郎と同い年)、現在38歳。TVシリーズの「ロビン・フッド」の彼も超イケてます!観ねば!