「マイティー・ソー バトルロイヤル」
アベンジャーズから離れて、インフィニティ・ストーンの調査をしていたソーが故郷アスガルドに戻ると、死んだはずの弟ロキが父オーディンに成りすましていた。地球に追放されたオーディンに会うため、ロキを連れニューヨークに来たソーの前に、行方不明の父の居場所を知るドクター・ストレンジが現れるが…
アベンジャーズの一人である雷神ソーの単独主演シリーズ第3弾。大好きなアベンジャースですが、劇場での鑑賞がこれが初!こういう映画はやっぱ、DVDでよりも大きな劇場で観るほうがいいですね。もともとコメディ色が強いアベンジャーズシリーズですが、このマイティー・ソー最新作はコメディっぽいどころか、コッテコテのコメディになってました!惑星や宇宙空間で、うる星やつらちっくにおバカで愉快な大騒ぎ!ポップなノリとか出てくる宇宙人とか、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に近い感じになってました。
ソーも、どんどんおバカなキャラに進化?しちゃってますよね~。かつてないほどのアホな言動やボケかましまくるソー。笑えるシーンはたくさんありましたが、特に私が好きなのはバトルロイヤル前に無理やり自慢の長髪を切られそうになり、やめてー!!と半泣き絶叫するソーが、アホ可愛くて胸キュンでした。何だかもう懐かしの筋肉マンみたいなギャグ男になってしまったソーですが、最強っぷりは不変。電撃ビビビ!で大暴れする勇姿は、もう痺れるほどカッコいいです。
ソーといえば、弟のロキも人気キャラ。屈折したダークプリンスのはずだったロキも、今回はソーと共に完全にお笑い芸人になってました。宿敵だったソーとの仲良し共闘も、この映画の見どころです。仲良くケンカするソーとの関係は、まるでトムとジェリーみたいで微笑ましかったです。憎みきれない、裏切りきれない兄弟愛は、ここまでコメディじゃなかったら、結構オイシいBL映画になってたかも。
そして、アベンジャーズからはハルクが友情出演。キャプテン・アメリカの「シビル・ウォー」にソーとハルクが不在だったのは、宇宙に飛ばされていたからだったのね。なぜハルクがあの惑星にいたのかが謎。そして、ハルクがフツーに喋ってたり、フルチン姿になったりな掟破り!いろいろ???な部分がありましたが、細かいことを気にさせないワヤクチャさが楽しかったです。
米倉涼子がもうドクターXにしか見えないように、クリス・ヘムズワースももう何やってもソーにしか見えなくなってしまってる、というのは役者としてはどうなんでしょう?一世一代の当たり役に恵まれ、しばらくは食いっぱぐれない安定感を得たとも言えるし、別の役だと不満不足がられて仕事が狭まってマンネリの危険性がある、とも言えるし。クリヘムはでも、おバカだけどカッコいい、というフィールドで無敵になれそう。いま最高の“おバカッコいい俳優”ではないでしょうか。ヘンにシリアスな役者を目指してヘタこくよりも、しばらくはコメディ街道を邁進してほしいかも。
アホっぷりに加えて、いい男っぷりもアゲアゲなクリヘムでした。脳筋イケメンとしても、いま無双かもしれないクリヘムです。短髪になると男らしさが際立って、ゲイからの人気もますます上昇したのでは。クリヘムといえばの見事すぎる肉体美も、もちろんバッチリ見せてくれてます。ただ、すごい小顔とムッキムキなゴツいマッチョボディとは、ちょっとアンバランスな感じも。
ロキ役のトム・ヒドルストンも、おちゃっぴーな好演でした。彼のコミカル演技もなかなか堂に入ってましたが、ちょっとキャラが違う方向へ向かってしまってるため、ロキファンにはちょっと不満かも?他の作品や素のトムヒは好きなのですが、メイクと髪型のせいか、個人的にはロキのトムヒはちょっと苦手。クリヘムとの兄弟漫才も息ぴったり。ソー&ロキの地球人ファッションでのツーショットもイケてました。
サブキャラや敵役、そしてカメオ出演者も超豪華!ハルク/ブルース・バナー役のマーク・ラファロも、え!?バナーってこんなキャラだったっけ?!なコメディアンぶりでした。精神不安定気味で、ぼ~っとしてたりオロオロしてたりなマークが、めっちゃ可愛かった!
ソーの姉で最強の敵ヘラ役は、2度のオスカーに輝く大女優ケイト・ブランシェット。彼女も、一見大真面目に演じてるようで、何か笑える珍妙さ。ベテラン悪役女子プロレスラーみたいな風貌のせい?ブランシェット姐さんほどの大女優が、よく引き受けたな~。何でもやっちゃうノリのよさに感嘆。ソー&ロキの父役の名優アンソニー・ホプキンスまでも、アホ爺さんになってました。
そして、何といっても最大のサプライズは…
アスガルドで偽オーディンが見物してる芝居で、ロキの役を演じてる俳優。ロキとは似ても似つかぬゴリラみたいな男。何と!マット・デーモン!黒い長髪が異常なまでに似合わない!マットも大スターなのに、ノリがよすぎ!そういう気取らないところが好き!同じアメコミ映画で、大親友ベン・アフレック主演のジャスティ・リーグのほうではなく、アベンジャーズ系のほうにマットが出演したはWHY?ちなみにソー役は、クリヘムの実兄ルーク・ヘムズワースでした。オーディン役は、クリヘムと同じオーストラリア出身のサム・ニールでした。
あと、サカール星の支配者グランドマスター役のジェフ・ゴールドブラムが、そこはなとなくオネエっぽくて笑えた。ベネディクト・カンバーバッチasドクター・ストレンジもゲスト出演。ソー&ロキ兄弟とミニコントを披露してます。
↑ アベンジャーズの最新作、楽しみですね
アベンジャーズから離れて、インフィニティ・ストーンの調査をしていたソーが故郷アスガルドに戻ると、死んだはずの弟ロキが父オーディンに成りすましていた。地球に追放されたオーディンに会うため、ロキを連れニューヨークに来たソーの前に、行方不明の父の居場所を知るドクター・ストレンジが現れるが…
アベンジャーズの一人である雷神ソーの単独主演シリーズ第3弾。大好きなアベンジャースですが、劇場での鑑賞がこれが初!こういう映画はやっぱ、DVDでよりも大きな劇場で観るほうがいいですね。もともとコメディ色が強いアベンジャーズシリーズですが、このマイティー・ソー最新作はコメディっぽいどころか、コッテコテのコメディになってました!惑星や宇宙空間で、うる星やつらちっくにおバカで愉快な大騒ぎ!ポップなノリとか出てくる宇宙人とか、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に近い感じになってました。
ソーも、どんどんおバカなキャラに進化?しちゃってますよね~。かつてないほどのアホな言動やボケかましまくるソー。笑えるシーンはたくさんありましたが、特に私が好きなのはバトルロイヤル前に無理やり自慢の長髪を切られそうになり、やめてー!!と半泣き絶叫するソーが、アホ可愛くて胸キュンでした。何だかもう懐かしの筋肉マンみたいなギャグ男になってしまったソーですが、最強っぷりは不変。電撃ビビビ!で大暴れする勇姿は、もう痺れるほどカッコいいです。
ソーといえば、弟のロキも人気キャラ。屈折したダークプリンスのはずだったロキも、今回はソーと共に完全にお笑い芸人になってました。宿敵だったソーとの仲良し共闘も、この映画の見どころです。仲良くケンカするソーとの関係は、まるでトムとジェリーみたいで微笑ましかったです。憎みきれない、裏切りきれない兄弟愛は、ここまでコメディじゃなかったら、結構オイシいBL映画になってたかも。
そして、アベンジャーズからはハルクが友情出演。キャプテン・アメリカの「シビル・ウォー」にソーとハルクが不在だったのは、宇宙に飛ばされていたからだったのね。なぜハルクがあの惑星にいたのかが謎。そして、ハルクがフツーに喋ってたり、フルチン姿になったりな掟破り!いろいろ???な部分がありましたが、細かいことを気にさせないワヤクチャさが楽しかったです。
米倉涼子がもうドクターXにしか見えないように、クリス・ヘムズワースももう何やってもソーにしか見えなくなってしまってる、というのは役者としてはどうなんでしょう?一世一代の当たり役に恵まれ、しばらくは食いっぱぐれない安定感を得たとも言えるし、別の役だと不満不足がられて仕事が狭まってマンネリの危険性がある、とも言えるし。クリヘムはでも、おバカだけどカッコいい、というフィールドで無敵になれそう。いま最高の“おバカッコいい俳優”ではないでしょうか。ヘンにシリアスな役者を目指してヘタこくよりも、しばらくはコメディ街道を邁進してほしいかも。
アホっぷりに加えて、いい男っぷりもアゲアゲなクリヘムでした。脳筋イケメンとしても、いま無双かもしれないクリヘムです。短髪になると男らしさが際立って、ゲイからの人気もますます上昇したのでは。クリヘムといえばの見事すぎる肉体美も、もちろんバッチリ見せてくれてます。ただ、すごい小顔とムッキムキなゴツいマッチョボディとは、ちょっとアンバランスな感じも。
ロキ役のトム・ヒドルストンも、おちゃっぴーな好演でした。彼のコミカル演技もなかなか堂に入ってましたが、ちょっとキャラが違う方向へ向かってしまってるため、ロキファンにはちょっと不満かも?他の作品や素のトムヒは好きなのですが、メイクと髪型のせいか、個人的にはロキのトムヒはちょっと苦手。クリヘムとの兄弟漫才も息ぴったり。ソー&ロキの地球人ファッションでのツーショットもイケてました。
サブキャラや敵役、そしてカメオ出演者も超豪華!ハルク/ブルース・バナー役のマーク・ラファロも、え!?バナーってこんなキャラだったっけ?!なコメディアンぶりでした。精神不安定気味で、ぼ~っとしてたりオロオロしてたりなマークが、めっちゃ可愛かった!
ソーの姉で最強の敵ヘラ役は、2度のオスカーに輝く大女優ケイト・ブランシェット。彼女も、一見大真面目に演じてるようで、何か笑える珍妙さ。ベテラン悪役女子プロレスラーみたいな風貌のせい?ブランシェット姐さんほどの大女優が、よく引き受けたな~。何でもやっちゃうノリのよさに感嘆。ソー&ロキの父役の名優アンソニー・ホプキンスまでも、アホ爺さんになってました。
そして、何といっても最大のサプライズは…
アスガルドで偽オーディンが見物してる芝居で、ロキの役を演じてる俳優。ロキとは似ても似つかぬゴリラみたいな男。何と!マット・デーモン!黒い長髪が異常なまでに似合わない!マットも大スターなのに、ノリがよすぎ!そういう気取らないところが好き!同じアメコミ映画で、大親友ベン・アフレック主演のジャスティ・リーグのほうではなく、アベンジャーズ系のほうにマットが出演したはWHY?ちなみにソー役は、クリヘムの実兄ルーク・ヘムズワースでした。オーディン役は、クリヘムと同じオーストラリア出身のサム・ニールでした。
あと、サカール星の支配者グランドマスター役のジェフ・ゴールドブラムが、そこはなとなくオネエっぽくて笑えた。ベネディクト・カンバーバッチasドクター・ストレンジもゲスト出演。ソー&ロキ兄弟とミニコントを披露してます。
↑ アベンジャーズの最新作、楽しみですね