韓流イケメン映画祭③
「暗殺」
日本統治下の朝鮮半島。韓国臨時政府の指令を受けた警務隊長ヨム・ソクチンは、狙撃手のアン・オギュンら3人を日本の要人暗殺のため招集する。日本側の密偵でもあったヨムは、計画を阻止するため凄腕の殺し屋であるハワイ・ピストルを雇い、オギュンたちを抹殺しようとするが…
チョン・ジヒョン、イ・ジョンジェ、ハン・ジョンウ、3大スターが競演した戦争映画。内容が反日、ということでも日本公開前から話題に。噂通り、日本人は残虐で卑劣な斃すべき悪人、仇敵として描かれていました。朝鮮の人って、本当に心の底から日本人が憎いんですね~。いつまで経っても赦し合えない、わかり合えないことが悲しい…のを通り越して、あまりにも頑なで後ろ向きな彼らには、この人たち大丈夫なのかな~と心配になってしまいます。朝鮮半島を占領し、やりたい放題の暴虐を尽くす日本人ですが、何だか水戸黄門の悪代官、悪商人レベルというか、スケールの小さいセコい悪人だったせいで、壮大なレジスタンス物語になり損ねていたような気がします。日本人への狭量な悪意から、あえて日本人を闇の深い巨悪として描かなかったのでしょうか。そこまで深謀的な意図があったとは思えませんが…
豪華スターの競演、セットや衣装にお金かけた大作なのですが、何だろう、なんか惜しい!感が拭えないんですよね~。戦隊ものの悪を倒すに近いノリではなく、もっと反日感情を複雑に痛烈に描けていたら、日本人の胸をも衝く、心揺さぶる映画になってたでしょうに。最大の敗因は、悪い日本人をなぜか韓国人の俳優が、めっちゃ下手くそな日本語で演じてたこと。これで日本人のつもり?!な、何かの冗談としか思えないレベルなんですよ。ヘンな日本語に失笑しまくりで、シリアスなシーンもとんだお笑い化。
あと、今も昔も朝鮮の人たちってまとまりがないな~と、てんでバラバラ、団結できないレジスタンスたちの戦いぶりを見ていて思いました。あまりのまとまりのなさ、感情的な行動のせいで、崇高なはずの愛国心が感じられず、カッコいい英雄に見えなかった。日本人との戦い以上に身内同士で争って血で血を洗うレジスタンスたちに、南北半島の現在がカブりました。あと、無駄に多いアクションシーン、銃撃戦シーンにも辟易。派手すぎると、返ってチープになってしまう悪例です。
裏切者ヨム・ソクチン役のイ・ジョンジェは、相変わらずいい男彼、老けないですね~。清潔感があって優しそうだけど、男らしくどこかミステリアスなところが好きです。当時の衣装も似合ってて、韓国スターにしては珍しくファッションセンスがいいジョンジェらしかったです。スラッとした長身なので、まるでモデルのように中国服とかも素敵に着こなしてました。祖国を裏切って日本人の走狗となる悪役だけど、ぜんぜん悪人に見えませんでした。ジョンジェならもっと、何を考えてるのか分からない、不気味に謎めきながらカリスマを備えた悪役を演じられたはずなのに。彼の末路も、安易すぎてトホホでした。
ほぼ紅一点、ヒロインであるアン・オギュン役のチョン・ジヒョンも、もうずいぶんなベテラン女優なはずなのに、あまり老化劣化しない女優ですね~。「猟奇的な彼女」の頃と、そんなに変わってないのが驚異。清楚で透明感があって薄幸そうだけど、決して折れないしなやかさが彼女の魅力です。私の苦手な可愛い子ぶりっこ女優じゃないところも高得点。けだるげでニヒルなところが好きかも。たまに井上真央に似て見えたのは私だけ?チョン・ジヒョンとイ・ジョンジェといえば、あの名作「イルマーレ」が懐かしい。「10人の泥棒たち」でも共演してましたね。次に顔を合わせる時は、フランス映画みたいな大人のドラマでお願いしたいものです。
さすらいの暗殺者ハワイ・ピストル役のハ・ジョンウは、今や韓国トップクラスの映画俳優ですが、私はあまり惹かれないんですよね~。大鶴義丹に見えて仕方ないから?ハ・ジョンウよりも、彼の部下役のオ・ダルスのほうが目立ってたかも。風貌から、どうしてもコミカルになってしまう彼ですが、たまにはシリアス真っ向勝負な彼も見たいものです。
↑タフでストイック、かつスマートな男ジョンジェには、韓国版007みたいな役が似合いそう!スーツも裸も任せとけ!だもんね
「暗殺」
日本統治下の朝鮮半島。韓国臨時政府の指令を受けた警務隊長ヨム・ソクチンは、狙撃手のアン・オギュンら3人を日本の要人暗殺のため招集する。日本側の密偵でもあったヨムは、計画を阻止するため凄腕の殺し屋であるハワイ・ピストルを雇い、オギュンたちを抹殺しようとするが…
チョン・ジヒョン、イ・ジョンジェ、ハン・ジョンウ、3大スターが競演した戦争映画。内容が反日、ということでも日本公開前から話題に。噂通り、日本人は残虐で卑劣な斃すべき悪人、仇敵として描かれていました。朝鮮の人って、本当に心の底から日本人が憎いんですね~。いつまで経っても赦し合えない、わかり合えないことが悲しい…のを通り越して、あまりにも頑なで後ろ向きな彼らには、この人たち大丈夫なのかな~と心配になってしまいます。朝鮮半島を占領し、やりたい放題の暴虐を尽くす日本人ですが、何だか水戸黄門の悪代官、悪商人レベルというか、スケールの小さいセコい悪人だったせいで、壮大なレジスタンス物語になり損ねていたような気がします。日本人への狭量な悪意から、あえて日本人を闇の深い巨悪として描かなかったのでしょうか。そこまで深謀的な意図があったとは思えませんが…
豪華スターの競演、セットや衣装にお金かけた大作なのですが、何だろう、なんか惜しい!感が拭えないんですよね~。戦隊ものの悪を倒すに近いノリではなく、もっと反日感情を複雑に痛烈に描けていたら、日本人の胸をも衝く、心揺さぶる映画になってたでしょうに。最大の敗因は、悪い日本人をなぜか韓国人の俳優が、めっちゃ下手くそな日本語で演じてたこと。これで日本人のつもり?!な、何かの冗談としか思えないレベルなんですよ。ヘンな日本語に失笑しまくりで、シリアスなシーンもとんだお笑い化。
あと、今も昔も朝鮮の人たちってまとまりがないな~と、てんでバラバラ、団結できないレジスタンスたちの戦いぶりを見ていて思いました。あまりのまとまりのなさ、感情的な行動のせいで、崇高なはずの愛国心が感じられず、カッコいい英雄に見えなかった。日本人との戦い以上に身内同士で争って血で血を洗うレジスタンスたちに、南北半島の現在がカブりました。あと、無駄に多いアクションシーン、銃撃戦シーンにも辟易。派手すぎると、返ってチープになってしまう悪例です。
裏切者ヨム・ソクチン役のイ・ジョンジェは、相変わらずいい男彼、老けないですね~。清潔感があって優しそうだけど、男らしくどこかミステリアスなところが好きです。当時の衣装も似合ってて、韓国スターにしては珍しくファッションセンスがいいジョンジェらしかったです。スラッとした長身なので、まるでモデルのように中国服とかも素敵に着こなしてました。祖国を裏切って日本人の走狗となる悪役だけど、ぜんぜん悪人に見えませんでした。ジョンジェならもっと、何を考えてるのか分からない、不気味に謎めきながらカリスマを備えた悪役を演じられたはずなのに。彼の末路も、安易すぎてトホホでした。
ほぼ紅一点、ヒロインであるアン・オギュン役のチョン・ジヒョンも、もうずいぶんなベテラン女優なはずなのに、あまり老化劣化しない女優ですね~。「猟奇的な彼女」の頃と、そんなに変わってないのが驚異。清楚で透明感があって薄幸そうだけど、決して折れないしなやかさが彼女の魅力です。私の苦手な可愛い子ぶりっこ女優じゃないところも高得点。けだるげでニヒルなところが好きかも。たまに井上真央に似て見えたのは私だけ?チョン・ジヒョンとイ・ジョンジェといえば、あの名作「イルマーレ」が懐かしい。「10人の泥棒たち」でも共演してましたね。次に顔を合わせる時は、フランス映画みたいな大人のドラマでお願いしたいものです。
さすらいの暗殺者ハワイ・ピストル役のハ・ジョンウは、今や韓国トップクラスの映画俳優ですが、私はあまり惹かれないんですよね~。大鶴義丹に見えて仕方ないから?ハ・ジョンウよりも、彼の部下役のオ・ダルスのほうが目立ってたかも。風貌から、どうしてもコミカルになってしまう彼ですが、たまにはシリアス真っ向勝負な彼も見たいものです。
↑タフでストイック、かつスマートな男ジョンジェには、韓国版007みたいな役が似合いそう!スーツも裸も任せとけ!だもんね